【絶叫!ジャンピングクロコダイルクルーズ】想像以上の恐怖と迫力にも〜許して下さいというほど満足した

2019年3月9日

ジャンピングクロコダイルクルーズ
この2階建てボートの裏側に小さいボートが隠れていた / 生肉を奪うシーホーク / うわぁぁ〜ボートに這い上がって来た!

ども、グダイ、幼稚園児から小学生までの子供6人連れ(ほぼ男の子)でオーストラリア大陸をキャンピングカー縦断旅行中のイルカパパです。

キャンピングカー旅行最終日、カカドゥからダーウィンへ向かう途中、迫力満点のジャンピングクロコダイルクルーズに乗船しました。

今日は、その恐怖の体験を紹介します。うりゃー。

ジャンピングクロコダイルクルーズ

川面からジャンプしてに生肉に食らいつく巨大なイリエワニ
川面からジャンプしてに生肉に食らいつく巨大なイリエワニ

ジャンピングクロコダイルクルーズはアデレード川に棲息する野生のワニを観察する迫力満点のクルーズ。

そもそもこのアデレード川ってやつは、川幅が広いうえに、濁った水がごーごー流れているので、いかにもたこにも、何か出そーって雰囲気がぷんぷん漂っている。

ボート乗場には2階建ての立派なボートが停泊していた。

あれだあれだ、と「はい、今からあのボートに乗って行きまーす」なんてビデオに映りながら歩いてそのボートに乗り込んだら、あら違った。

もー恥かしいったらありゃしない。立派なボートの裏側に小さいボートがあって、それで行くらしい。

一瞬「騙されたー」と思ったが、よく考えたら小さなボートの方が、ワニが近くで見れて迫力度が高いぞ。

うーんこれはナイスなはからいと取るべきか。

クロコダイルベビー

出発するとボートはまず下流を目指した。川岸に寄って「あそこのマングローブの林の中に、最近生まれたばかりのクロコダイルの赤ちゃんがいる」と言う。

指差す方を見ると小さいワニの赤ちゃんが日向ぼっこしているではないか。おおー、なんて可愛らしい!!

イリエワニ

そこらじゅうでワニがジャンプする
乗客は恐怖で顔が引き攣っている / 濁った水からジャンプ

それからさらにしばらく下流に進んで、速度を落とす。するとあっちやこっちから大きな黒い岩のようなかたまりがボートに近づいて来たー。入り江ワニだ。アデレード川には小さくておとなしい淡水ワニと、大きくてどう猛な入り江ワニ、の2種類のワニが住んでいる。

特に入り江ワニは「人食いワニ」と恐れられ、大きいやつは体長7mにもなると言う。そりゃー恐いわ。そんなやつらが今4~5匹、このボートめがけて近づいて来てるのだ。

まるで東京湾に現れた火を吹くゴジラだ。

ガイドのお姉さんが生肉を竿につるして、ぶらんぶらんさせる。

おいおいやめてくれよー、でもやめないでくれよー、ってどっちだー。

それに刺激された1匹のワニが、一旦濁った水中に潜って姿が見えなくなったと思った次の瞬間、ガバーッとボートより高くジャンプして、吊るした生肉を食いちぎったのだ。

おおーあまりの迫力、あまりの恐怖に声も出ません。

それから次々とワニがジャンプ。中には生肉より、生子供の方が好みなのか、ボートめがけてジャンプしながら

這い上がってくるやつもいるぞー

もー想像以上の迫力に、大人も子供も許して下さい!っていうくらい大満足の1時間だった。

口を大きく開けて襲いかかってくるイリエワニ
恐ろしくて声も出ませーん

絶対こっち

さてこの「ジャンピングクロコダイルクルーズ」だが、アーネムハイウェイとアデレード川が交わる所に「元祖」があり、こちらは受付も待ち合い室も立派で冷房もがんがん効いている。

ところが我々はそれより2kmダーウィンよりにある「Window on the Wetlands Visitor Centre」からさらに未舗装道路を3kmほど走った所にあるクロコダイルクルーズにした。

UFOの来るキャンプ場で一緒に恥かしいくらい盛り上がったライトファミリーが「絶対こっち」とすすめてくれたからだ。

クルーズの待ち時間にへびを首に巻く子供達
クルーズの待ち時間にへびを首に巻く子供達

こちらはボート出発までの待ち時間、コーヒー/紅茶が無料で飲み放題、それからおじさんが飼ってるへびを触らせて、というより首に巻かせてくれるという大サービス?付きだ、うはは。

クルーズではシーホークが生肉を奪うところも見物出来る。

ジャンピングクロコダイルクルーズ乗り場の地図

ジャンピングコルコダイルクルーズ公式サイト:https://www.jumpingcrocodile.com.au

さよならキャンピングカー

とうとうキャンピングカーとお別れする日がやって来た。もうすっかりこの生活になじんでしまった我々は、日本に帰って元の生活に戻れるのだろうか?

すでに、毎朝何時の電車に乗ってたか、会社はエレベーターの何階を押してたか、さえあやふやになりつつある。大丈夫ですかー?

さよならキャンピングカー
道路にそびえ立つ巨大なアリ塚

朝靄に煙るカカドゥ。最後の宿営地となったこのキャンプ場で、緑のさわやかな空気を胸一杯に吸い込んだら出発だ。まずジャビルーを経由しそこからアーネムハイウェイにのりマムカラ湿原を目指す。

野鳥の楽園と形容される美しい湿原には睡蓮の花が咲き誇っていた。ここで朝食を取り、その後さらに西に向って走る。国立公園のゲートを出たら、最終目的地ダーウィンはもう目と鼻の先だ。

さよならキャンピングカー
ありがとう!そしてさよなら、僕らのキャンピングカー / お世話になったロンリープラネットのノーザンテリトリー編 / 楽しかったカカドゥのキャンプ場のプール

アリ塚

ハイウェイ沿いに大きなアリ塚があったので、車を止めてみんなで記念写真を撮る。はいチーズ、カシャ!そーアリ塚と言えば、アリススプリングスあたりではすっごく小さかったのに、北上するにつれだんだん巨大化してきたなー。ここではもうこんなに大きいんだ。ジャンピングクロコダイルではボートの出発を待ってる間、せっせとパッキングをする。ダーウィンのキャンピングカーのオフィスは午後4時に閉まってしまうのだ。

スチュアートハイウェイと再会

ジャンピングクロコダイルクルーズが終わり、しばらく走ると、なつかしいスチュアートハイウェイと合流した。しかしこのあたりではもう片側3車線もある立派な道路になっていて、アウトバックで走った時のような面影はない。スチュアートハイウェイにのってすぐ、走行距離を示すメーターが3000kmを越えた。おお!

ダーウィンが近づくとさらに交通量が増え、信号だらけになり、渋滞と行ってもいいようなノロノロ運転になる。速度無制限で走ってた頃がなつかしーなー。

旅の終着駅ダーウィン

キャンピングカーの思い出
カカドゥ国立公園の入園ゲート / イエローウォーターのサンセット / キャンピングカーの中での食事 

ダーウィンはオーストラリアで最も北にある州都。海に突き出た岬の先端に発展した美しい港町で、大陸を縦断するスチュアートハイウェイの終着点でもある。

エアーズロックからひたすら北を目指して走ってきた我々のキャンピングカーの旅もここで終わる。7日間お世話になった我々の「家」ともとうとうお別れだ。

坂越しに見るダーウィンの町並と青い海は、それまで走って来た過酷な環境がうそだったかのように、きらきらとおだやかにゆらめいて、南国の花の香りに包まれていた。

ありがとう!そしてさよなら、僕らのキャンピングカー。またいつか逢える日まで。。。

まとめ

ジャンピングクロコダイルクルーズは2つの会社が運営しているけど、私たちが乗船したアデレード川の方が断然エキサイティングらしい。「世界の果てまでイッテQ」では「元祖」の方へ行って取材してましたが、ワニが全然姿を現さないで終わりました。

アリススプリングスでキャンピングカーを借りて、エアーズロックからダーウィンまで3000km以上の道のりを駆けて着ました。

あわせて読もう(広告じゃないよ〜)

この記事があなたの子連れオーストラリア旅行の参考になったならとても嬉しいです。

それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!

このブログの中でひとつでも「いいな」と思ったことがあればSNSなどでシェアして熱い応援ヨロシクお願いします(^^)→それ行け!子連れ海外旅行:https://kidsvacation.net/