車椅子をレンタルして88歳高齢の母と大阪万博を楽しみました

大阪万博のシンボル大屋根大阪万博のシンボル大屋根ロングをバックに車椅子に乗る高齢の母をバックに車椅子に乗る高齢の母
大阪万博のシンボル大屋根リングをバックに車椅子に乗る高齢の母

大阪万博の開催期間は4月13日(日)〜10月13日(月)までの184日間です。「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、日本の他に158の国・地域、7の国際機関が参加しています。

こんにちは!88歳の高齢の母を連れて大阪万博に行ってきました。

今日は大阪万博での車イス体験を紹介します。このブログ記事があなたの大阪万博旅行の参考になればとっても嬉しいです!それでは夢と冒険の旅にヒヤ・ウィー・ゴー!

車椅子のレンタルはいくら?

1周2kmもある大屋根リング。車椅子で登ってぐるっと1周できますよ
1周2kmもある大屋根リング。車椅子で登ってぐるっと1周できますよ

88歳の母と妻と私の3人で大阪関西万博に行ってきました。

1970年の大阪万博では迷子にならないよう母は私の手を繋いでましたが、2025年は私が母の車椅子を押して一緒に楽しみました。

大阪関西万博2025では車椅子のレンタルを行っています。

車椅子は2種類のタイプがありますがいずれも

レンタル料は無料です!

レンタル車椅子はどこで借りれる?

レンタル車椅子を貸してもらえる東ゲートに隣接するアクセシビリティセンター
レンタル車椅子を貸してもらえる東ゲートに隣接するアクセシビリティセンター

無料車椅子は、会場内に2箇所あるアクセシビリティセンターで貸りれます。

アクセシビリティセンターはそれぞれ東ゲート、西ゲート付近にあります。

我が家は地下鉄夢洲駅で下車、東ゲートから入場しました。東ゲートに向かって右端にアクセシビリティセンターがあります。

一般入場者が並んでいる列とは別に

ゲートに向かって一番右側に優先入場ラインがあります

車椅子を借りる人はそこに並んでください。

貸出時間は【9:00~21:00】、返却は【当日22:00まで】。

9時になると(現在は8時50分)列に並んでいる順にアクセシビリティセンターに入室し整理券を受け取ります。そしてセンター内で自分の順番まで待ちます。アクセシビリティセンター内にはイスやトイレがあり快適です。

母の車イスを押して進む私
母の車イスを押して進む私

自分の整理券の番になったら係の人に呼び出され、実際レンタルする車椅子を見ながら簡単な操作方法や注意事項の説明を受けます。それが終わったら再び優先入場ラインに並び直しゲートから入場します。

優先入場ラインには自前の車椅子を持っている人やベビーカーの家族連れなども並んでいますが、一般入場ラインに比べると断然少ないのですぐに入場できます。

大屋根リングの下を車椅子で通る母。スマホで写真を撮ってます
大屋根リングの下を車椅子で通る母。スマホで写真を撮ってます

なお、レンタル台数には限りがあるため、9時前に並んでいないと借りれない可能性があります。

全ての車椅子が貸し出し中の時は、誰かが返却するまでずっとアクセシビリティセンター内で待機していなければなりません。どれくら待つのかわからない状態でただ時間を過ごすくらいなら、朝一番で出かけて確実に借りる方をお勧めします。

車椅子の予約はできる?

大阪・関西万博では東ゲート、西ゲート付近でそれぞれ150台、合計300台ほどの車椅子が用意されています。

8時50分頃から先着順で整理券が配られますが、事前の予約はできません。

ちなにみ整理券番号が150番だと貸出されるまで80分くらい待つことになります。貸し出すたびに操作方法や注意事項を丁寧に説明されるためです。時間を効率的に使うならなるべく早く到着して早い順番の整理券をゲットしてください。

車椅子は同行者が押す軽量タイプと、利用する本人も手で回すことができるしっかりタイプがあります。軽量タイプは手で握るブレーキも付いています。私は軽量タイプをレンタルしました。

パビリオンに入れるの?

人気のアメリカ館で巨大スクリーンを見上げる車いすの母
人気のアメリカ館で巨大スクリーンを見上げる車いすの母

どのパビリオンも車椅子で入れます。

カプコンのモンスターハンターブリッジのようなARゴーグルを装着するパビリオンでも車椅子で楽しむことができます。この辺は1970年の万博から大きく進歩した点だと思います。

大人気!大阪ヘルスケアパビリオンのモンスターハンターブリッジ
大人気!大阪ヘルスケアパビリオンのモンスターハンターブリッジ

予約不要のパビリオンは列に並ぶ事なく順番をとび越えて優先的に入場できます。海外パビリオンのほぼ全てがこれに該当します。アメリカ館やフランス館のような長蛇の列ができてるパビリオンでも全く並ぶ事なく優先入場できます。

中国パビリオン
中国パビリオン

予約必要なパビリオンでも「車椅子枠」が設定されています。ほとんどのパビリオンの車椅子枠は車椅子利用者と付き添い1名の予約が取れます。

ただこれだと我が家のように私、妻、車椅子の母では、車椅子枠の予約抽選に当たった2名だけ入れて、もう1名は別に抽選に参加しなければなりません。そして外れたり違う時間だったりすると一緒に入ることができません。

でも「ガンダムパビリオン」と「ガスパビリオンお化けワンダーランド」は入り口で事情を説明したら3人一緒に入れてくれました。

また大阪ヘルスケアパビリオンモンスターハンターブリッジでは車椅子枠に付き添い2名までとあるので、3人でも一緒に入場できました。

モンスターハンターブリッジは大阪万博で最も入る価値のあるパビリオンです

そして最も予約を取るのが難しいパビリオンでもあります。でも車椅子枠なら簡単に予約が取れました。そして3人いっしょに入れたのでとても感謝してます。

ガンダムと一緒に
ガンダムと一緒に

繰り返しになりますが大屋根リングにもエレベーターを使って車椅子で登れます。そしてぐるっと1周できます!

返却と帰り

帰りはアクセシビリティセンターで車椅子を返却します。

一般者は東ゲートから大回りして夢洲駅へ行かされますが、車椅子レンタルした人は返却後、最短コースで駅へ行けます。

うちの母は下りエスカレーターに乗れないでのエレベーターを探しましたが、これはかなり遠かったです。一般者と同じくらい大回りしないとダメでした、あちゃーー!

次に読むのにおすすめの記事