エティハド航空ビジネスクラス搭乗体験記2023年8月
2023年7〜8月、フランス、イタリア旅行に行ってきました。
- 往路：東京ーアブダビーパリ
- 復路：ローマーアブダビー東京
今回のブログでは日本〜ヨーロッパで利用したエティハド航空ビジネスクラス（東京ーパリ、ローマー東京）の搭乗体験を紹介します。このブログがあなたの海外旅行の参考になればとっても嬉しいです。
それでは夢と冒険の旅へヒアーウィーゴー！
エティハド航空ビジネスクラス・東京ーパリ、ローマ線の概要
エディハド航空（Ethihad Airways）は、アラブ首長国連邦/UAEの首都アブダビを拠点とする、UAEのフラッグキャリアです。
2023年のヨーロッパ旅行は、昨夏よりさらに日本からヨーロッパへの直行便が値上がりしていていたので、ビジネスクラスが最安値のエディハド航空（アブダビ経由）を利用しました。
エディハド航空はANAマイレージクラブと提携しているので、フライトマイレージはANAに加算することができます。
エディハド航空を選んだ理由
- 2023年夏の欧州線ビジネクスクラスでは最安値
- ANAマイレージクラブと提携
＊ちなみに2022年夏のヨーロッパ旅行では、当時最安値だったスリランカ航空を利用しました。
🛫スリランカ航空パリ線ビジネスクラスの搭乗体験はこの記事を参照して下さい↓
エディハド航空欧州線のフライトスケジュール
往路
- 東京・成田 16:30発
- アブダビ国際空港 23:10着
- アブダビ国際空港 02:25発
- パリ・シャルル・ド・ゴール 07:45着
復路（実際はアブダビでストップオーバーし５日間滞在しました）
- ローマ 20:20発
- アブダビ国際空港 18:25着
- アブダビ国際空港 22:10発
- 東京・成田 13:05着（翌日）
フライトスケジュールのポイント
- 成田空港発着
- アブダビでの乗り継ぎ時間は深夜の時間帯で約3時間
- パリではシャルル・ド・ゴール空港ターミナル1（不便）に到着
シャルルドゴール空港ターミナル1は、パリ市内へアクセスするRERやバス乗り場への移動がやや複雑ですが、この記事で解説してるので参考にして下さい↓
アブダビでの乗り継ぎは、ビジネスクラスラウンジを利用できるため楽ちんです。成田空港へのアクセスも日暮里からスカイライナーを利用すれば早くて快適だと思います。
飛行時間
飛行時間は往路、復路、以下の通りです。
往路
- 東京ーアブダビの飛行時間：11時間
- アブダビーパリの飛行時間：7時間
復路
- ローマーアブダビの飛行時間：6時間
- アブダビー成田の飛行時間：9時間
【エディハド航空ビジネスクラスのシート】仕様と乗り心地
東京ーアブダビのビジネスクラス
東京ーアブダビのビジネスクラスのシートはスタッガード式で、前向きシートと後ろ向きシートがあります。
仕様と特徴
- 約185センチの完全フルフラットベッド
- 前向きシートと後ろ向きシートがある
- 枕カバーと羽毛布団には、アルマーニ/カーザのマーク入りのプレミアム素材を用いたものを使用
- フルフラットベッドに合った低反発マットレス
- パーソナルモニターは18.5インチ
- 電源、USBポートあり
乗り心地
東京ーアブダビ間のフライトで使用される機材は若干古くてシートなどくたびれた感じがします。しかしシートピッチが長いのと、マットレス、布団、枕が新しくて快適なので、乗り心地はとても良かったです。
特に、私が予約した「窓側の前向きシート」は、個室感が高いです。
コントローラーは取り外し可能で、シートに寝てる状態でも、楽に操作できます。
ビジネスクラスでスリッパが提供されるのは、アブダビー東京間だけです。その先の欧州線ではスリッパがないので乗り継ぎの時持って行くといいですよ。
アブダビーパリのビジネスクラス
アブダビーパリ、ローマは全て前向き座席です。使用されている機材も新しいので快適でした。
仕様と特徴
- プライバシードアを備えた前向きのビジネスクラス用スイート
- 79インチのフルフラットベッドや豊富な収納スペース
- Bluetoothヘッドホンをペアリングして使用できる18.5インチのスクリーン
- ワイヤレス充電ポート
- ブックホルダーとヘッドフォンフックを備えた調整可能ダイニングテーブル
乗り心地
プライバシードアがあるで個室感がとても高いです。マットレスや布団、枕は東京ーアブダビ同様、アルマーニ/カーザのプレミアム素材を用いた新しいものを使用しています。
復路で搭乗したローマーアブダビも、パリ線と同じ機材、乗り心地でした。
ビジネスクラスのサービス
エディハド航空ビジネスクラスのサービスは下記のようなものがあります。
- ラウンジ利用（東京、アブダビ、パリ、ローマ）
- 優先搭乗
- 手荷物のプライオリティータグ
- 優先チェックイン
- マイレージの加算
- 預け入れ荷物の重量加算
- ビジネスクラス専用アメニティ
- アブダビでの無料リムジンサービス
- ドバイへの無料シャトルバスサービス
このうち1〜7は他社便でも同様のサービスがあります。
8.は帰国してエディハド航空のHPを見てるとき「ああ、こんなサービスがあったのか」と気づいたので、実際には利用していません。アブダビに滞在する旅客は、到着時の空港ーホテル、出発時のホテルー空港を高級リムジンカーで無料送迎してくれるようです。
9.はアブダビ国際空港からドバイへ無料送迎してくれるシャトルバスのサービスです。アブダビ空港ードバイとドバイーアブダビ空港の路線が1日数本あります。ドバイの発着場所は中心部のアル・ワスル・センターです。
エディハド航空のHPから便名を入れて予約できます。
私はアブダビに滞在したので利用していません。
ビジネスクラス専用アメニティ
アクア・ディ・パルマ製のアメニティセットには、アイマスク、耳栓、靴下、オーデコロン、ハンドクリーム、除菌ハンドジェル、歯磨きセットなどが含まれています。
搭乗ごとにもらえるので、成田に帰着した時は4セットゲットしていました、笑
機内食
フルコースの食事が1回のフライトで1回提供されます。コースは、前菜、メイン、デザートから１品ずつ選ぶスタイルです。
前菜２品とデザート1品、とか、前菜1品、メイン2品、デザート3品（そんなに食べるのか！）という変則的な選び方も可能です。
コース料理は自分の好みの時間を指定して食べることができます。
例えばアブダビーパリでは、私は着陸1時間前にサーブしてもらいました。アブダビ発が深夜だったので離陸後はすぐ寝たかったからです。
帰路のアブダビー東京でも、搭乗前にラウンジでしっかり夕食を食べ、離陸後はすぐに眠りにつきました。
そして成田に着陸する1時間前に（日本時間の正午）、夕食で食べるはずだったコース料理をサーブしてもらいました。
コース料理のほかにアラカルトメニューがあって、こちらも好きな時間に何度でもいくらでも食べることができるようです。
アルコールやソフトドリンク（ノンアルコールベリーにまでありました）の種類もとても豊富です。
ただ残念なのは、往路も復路も乗り継いだあとが深夜便になるので、食事より睡眠優先になりゆっくり味わうことができません。まあその分ラウンジでしっかり食べればいいのですが。
機内食は私の主観で言わせていただくと、美味しくなかったです。
美味しくなくても、ラウンジでの食事が美味しいのでさほど問題ないかとは思います。
ミックスナッツ、サラダ、フルーツ盛り合わせ、はなかなか美味しかったです。
予約方法と料金
スカイスキャナーで、ビジネスクラスの一番安い便を探したらエディハド航空がヒットしました。
料金はビジネスクラス往復で38万円。
昨年利用したスリランカ航空の10万円台、2019年夏のヨーロッパ旅行で利用したアシアナ航空ビジネスクラスの22万円、よりは高いですが、航空料金全体が値上がりしてるので仕方ありません。
行きパリ着、帰りローマ発、にしてもパリの単純往復と料金が変わらなかったので、パリin、ローマout、のオープンジョーにしました。
また帰路にアブダビでストップオーバーしても料金が変わらなかったので、アブダビに5日間滞在しました。
ネットで安く航空券を買うコツ
- 週末、週初に検索しない
- 夜に検索しない
- 出発日の一月半くらい前が一番安い
- 出発日、帰国日は週央にする
ANA特典航空券は1年前で満席
2023年夏のヨーロッパ旅行は、ANA便でのマイレージを使って行きたかったのですが、マイレージを使った特典航空券は、1年前に予約を入れた時点で全く空きがない状況でした。
機内エンターテイメント
18.5インチのテレビモニターで、好きな時に映画、テレビ、音楽、ゲームなどを楽しめます。
映画は、最新作、過去の名作、ディズニー、ボリウッドなどジャンルごとにたくさんの作品が用意されています。
私が出発した時期は、「ミッションインポッシブル」「インディージョーンズ」の最新作が封切りになった時期だったので期待していたのですが、残念ながら2つともラインナップにはありませんでした（ミンションインポッシブルは予告編のみありました）
日本語吹き替え作品がいくつか用意されていますが、数は少ないです。邦画は一本もありませんでした。
エティハド航空（東京ーアブダビーパリ）ビジネスクラス搭乗体験記のまとめ
🤗「エティハド航空（東京ーアブダビーパリ）ビジネスクラス搭乗体験記2023年8月」はこれでおしまいです。
今回の記事をまとめると
- 2023年夏の欧州ビジネスクラスでは最安値料金
- フルフラットベッドで窓側は個室感が高い
- アブダビ経由
- パリinローマoutのオープンジョーでも料金は同じ
- ANAマイレージクラブと提携
- アブダビ空港のラウンジの食事が美味しい
- 機内食、エンターテイメントは微妙
- アブダビ空港ードバイ間の無料シャトルバス
ということです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたの海外旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を！
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