【大阪・関西万博2025】目玉は「月の裏側の砂」中国パビリオン入館体験記

こんにちは!大阪万博に行ってきました。
大阪万博の開催期間は4月13日(日)〜10月13日(月)までの184日間です。「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、日本の他に158の国・地域、7の国際機関が参加しています。敷地の広さは東京ドーム33個分、あひゃぁぁ〜〜!
今日は大阪万博2025海外パビリオンの中でもダントツの大きさを誇る中国館を紹介します。このブログ記事があなたの大阪万博旅行の参考になればとっても嬉しいです!それでは夢と冒険の旅にヒヤ・ウィー・ゴー!
中国館の予約は必要?

予約不要です。というか予約することはできません。
なるべく空いてる時間帯を予想して並ぶしかありません。ちなみに我が家は車椅子の母がいたので全く並ぶ事なく優先入場できました。
空いてる時間帯はいつ?

では一番空いてそうな時間帯はいつなのか?それは朝一番です。
朝一番、多くのゲストが目指すのは東ゲートから近いアメリカ館、フランス館です。アメリカ館もフランス館も予約システムに対応してないため、とにかく早く入ろうと多くの人が並びます。するとアメリカ館やフランス館よりも奥にある中国館まで来る人は少ない。そんな理由で朝一番は空いているのです。
アメリカ館やフランス館を見た人が流れてくる午前の遅い時間帯には中国館も混み始めます。その時間帯は避けたほうが無難です。
また夕方以降は空く傾向があります。
中国パビリオンの見どころ
月の裏側の砂

中国の月探査機「嫦娥5号」「嫦娥6号」が2024年に人類史上最初に採取した月の裏側の土壌サンプルを観る事ができます。表側の砂と比較展示されています。
国宝のレプリカ

5,000~3,000年前に栄えた「古蜀文化」の遺跡「三星堆遺跡」から出土した青銅神樹(高さ約3.84メートル)や青銅仮面のレプリカなどが展示されています。
成都博物館所蔵の古琴生演奏
小型ロボット数台が演奏に合わせてダンスします。
外観

古代中国の書簡「竹簡」をモチーフに設計され、金文・篆書・隷書・行書・楷書の5書体で119句の漢詩が刻まれるパビリオンの外観も見どころのひとつです。
中国パビリオンのテーマ

中国館のテーマは「自然と共に生きるコミュニティの構築ーグリーン発展の未来社会」です。
敷地面積は3500平方メートル。各国が自ら設計する「タイプA」のパビリオンでも最大級で、圧倒的な存在感を放っています。
中国館の展示は以下、「天人合一」「緑水青山」「生生不息」の3つのストーリーラインに沿って展開されています。
「天人合一」エリア
「二十四節気」をテーマにした大型マルチメディア映像や、世界最古の農業百科全書『耕織図』のデジタル版など中国が古来より自然を尊重し愛してきた生態知恵が展示されています。
また、古代中国の代表的な文物(複製品)や、三星堆、良渚、殷墟などの遺跡から発掘された国宝級青銅器などのレプリカを鑑賞する事ができます。

「緑水青山」エリア
世界水利工事の先駆け「都江堰」や、千年を超える農業遺産である「桑基魚塘」、タクラマカン砂漠の生態修復、塞罕坝、厦門の篔簹湖(魚とエビの絶滅から白鷺の帰還)、湖南省十八洞村と貴州省黔東南の文化と生態の統合発展の展示を見学できます。
「生生不息」エリア
中国による宇宙探査、深海探査、人工知能などの成果を見学できます。展示エリアでは、月の表側と裏側の土壌の比較展示や、中国宇宙飛行士による天宮宇宙ステーションから観客と行うビデオ通話、「蛟竜号」の体験ブースでは海底7062メートルで撮影された映像が展示されています。
また中国文化で最も人気のある神話キャラクター「孫悟空」のAIモデルが、観客と共に多言語で古今を語り、詩を詠み絵を描く体験ができます。
中国館のイベトンカレンダー
省・自治区・直轄市+深圳市が週替わりでイベントや展示、プロモーションを行っています。気になる地域があればぜひチェックして見てください。

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