個人手配モルジブ子連れ旅行記(6才、9才)〜計画・準備編〜モルジブでコスパの良いリゾートホテルを選ぶ方法・行き方比較
🐬アッサラーム!マリンスポーツ歴40年のイルカパパです☆これまでパラオ、タヒチ、カンクン、マダガスカル、モロッコ、イースター島、シチリア島など世界中の海に潜りましたが、モルジブは格別です。
今回は6歳と9歳の2人の子連れ、家族4人でモルジブ旅行を楽しんできました。
モルジブ子連れ旅行のスケジュール
1日目 | 成田→シンガポール→モルジブ・ビヤドゥアイランドリゾート |
2日目 | モルジブ・ビヤドゥアイランドリゾート |
3日目 | モルジブ・ビヤドゥアイランドリゾート |
4日目 | モルジブ・ビヤドゥアイランドリゾート |
5日目 | 夜 モルジブ→ |
6日目 | →早朝 シンガポール |
7日目 | 深夜 シンガポール→セイシェル |
*この旅行では、成田>シンガポール>モルジブ>シンガポール>セイシェル>シンガポール>成田、という行程をたどっています。一度の旅行でモルジブ、シンガポール、セイシェルの3カ国を楽しんじゃおうという欲張りな内容ですが、すべてのフライトをシンガポール航空で統一出来たことで、旅行代金を安くすることに成功しました、うは。(6日目以降は「シンガポール子連れ旅行記」「セイシェル子連れ旅行記」でお楽しみ下さい)
子供と旅行に行ける機会はそう多くありません。子連れ海外旅行を計画するときはこのように少ないチャンスで効率的に工夫することも大切です。
モルジブでコストパフォーマンスの良いリゾートホテルを選ぶには?
モルジブにあるリゾートホテルの数はおおそ120。その中から自分の希望にピッタリあったリゾートを探仕出し予約、手配するのはこりゃまた思ったより大変だ。
気軽によその島へは行けない1島1リゾートホテルのモルジブでは、
「リゾート=島」を選ぶ際、
何を重視するのか自分の考えをはっきりさせておかないと、後悔することになる。
ここでは、リゾート選びの基準となる各要因について
見ていくことにしよう。
自然的要因(先天的要因)
その島がもともと持っているもの。
例)ビーチやハウスリーフ。
モルジブのリゾート料金の法則その1
「その島が持っている自然的要因は宿泊料金には反映されにくい」
自然的要因に含まれる用語解説
●ハウスリーフ
リゾートのある島を囲む珊瑚礁。リーフの外側は急に深くなり(ドロップオフ)、たくさんの魚が群れている。ハウスリーフで、無制限ダイビングやセルフダイビングを許可しているリゾートも多い。ダイビングやシュノーケルが旅の目的であれば、いいハウスリーフを持つリゾートを探すことは至上命題。
良いハウスリーフの条件 |
ビーチからリーフまでの距離が近いこと |
リーフがなるべく垂直に落ち込む壁であること |
リーフの外側の水深が深いこと |
魚影が濃いこと |
珊瑚が生き生きしていること |
パスに面したリーフであれば申し分ない |
●パス
環礁と環礁の間、または他の島のハウスリーフとの間。一般的にパスは潮通しがいいため、透明度が高く、魚影が濃く、大物回遊魚との遭遇チャンスも高い。
●ラグーン
ビーチとリーフの間にある環湖。波が穏やかで遠浅。リーフエッジまで歩いて行ってもほとんど深さは変わらない。ラグーンの底は基本的に砂地だが、ところどころ珊瑚礁や岩礁もある。
波がないのでサーフィンなどもできなが、小さなこどもが砂遊びをするには最適。また見た目がきれいなので、ラグーンを眺めて癒される効果は大きい。
モルジブのラグーンはどこもものすごくきれいだが、あえて差をつけると、大きいか小さいかの違いになる。ただしラグーンが大きいということは、ハウスリーフがビーチから遠いということになるので、両刃の剣。
●ビーチ
モルジブのビーチはどの島でもものすごく美しい。ただしビーチの形状やラグーンとの交わり方で「ロマンチック度」に差が出る。広いラグーンに囲まれた広いビーチは本当にロマンチック。一方、島によってはビーチが狭かったり、形が悪かったりしてロマンチックでないリゾートもある。
癒しが旅の目的の人や、ハネムーナーの方なら、ロマンチックなビーチを持つリゾート探しは必須だ。
●ポイント
シュノーケル、ダイビングのポイント。モルジブのボートダイビングは、リゾートから10分~30分程度の近場でおこなうことが一般的。遠くてもせいぜい1時間くらいの距離のポイントまでしか行かない。
従って、スキューバダイビングをガンガンやりたい人は、その範囲内に自分が潜りたいポイントがあるかどうかも、リゾートを選ぶときの条件にしょう。ビヤドゥ島やワドゥ島のように、ハウスリーフが絶好のダイビングポイントなら申し分ない。
●環礁
モルジブの島は火山の噴火口が水没しカルデラの外輪山部分に珊瑚礁が形成され出来上がった。その島々が大きなサークル状に連なったものを環礁という。環礁と環礁の間のパスは水深が深く潮通りが良いため、大物との遭遇率が高い。従って、シュノーケルやダイビングが目的なら、環礁のエッジにある島を選ぶべし。
●島の位置
26の環礁があり、総面積9万平方キロメートルにおよぶモルジブでは、その島がどこにあるかもけっこう重要なポイントになる。環礁のエッジにあれば、ダイビングやシュノーケルには申し分ないが、その島が環礁の西側にあるか東側にあるかで、マンタなど大物の出現率が季節によって異なる。*モルジブの環礁はどれも南北に細長い楕円形なので、西側か東側、というポジションが海流の流れや季節風の影響を受ける。
それから空港がある北マーレ環礁に近いリゾートなら、日本を出発した日にチェックインできるが、遠くの環礁のリゾートでは、空港近くのホテルで1泊する必要がある。 ただし空港から遠くの島ほど手つかずの自然が残されている可能性が高い。
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●ハウスリーフの解説写真
人為的要因(後天的要因)
人が作ったものやサービス。
例)客室がきれいとかスパがあるとか。
モルジブのリゾート料金の法則その2
「人為的要因は宿泊料金に反映する」
人為的要因に含まれるもの
●リゾートの雰囲気
高級リゾートとカジュアルなリゾート。高級リゾートは客室も豪華で快適。施設やアクティビティ、各サービスも充実している。その分料金もゴージャス!オーナーの国籍や、どこの国のゲストをメインターゲットにしているか、でもリゾートの雰囲気は異なる。
日本人が多いリゾートでは、ディナーの時のドレスコードが厳しくないというメリットもある。いずれにしても、リゾートの格は、客室のグレードと並び、旅行代金を左右する一番大きな要因だということを覚えておこう。
●水上コテージ
テラスにジャグジーがあるものや、2階建てとか、専用スパがあるとか、陸とつながってないものまで、最近はよりラグジュアリーになってゆく傾向にある。
定員2名の水上コテージは、子連れファミリーにとってはないのと同じ。水上コーテジがあるためにリゾートの格が上がり全体の料金が高くなっている島で、水上コテージに泊まらないのは損をしていることになる。また水上コテージのあるリゾートで、自分たちは陸上バンガローに宿泊してたら、なんとなく負けた気分になる。
●プール
モルジブにはハワイの離島やカリブにあるような、大規模なプールがあるリゾートはない。そのかわりデザインが凝っていたり、ゴージャスな雰囲気のプールが多い。プールがないリゾートがある一方、プライベートプール付きヴィラのあるリゾートもある。
●レストラン
美味しいまずいは、その人の味覚や体調、食べたときの雰囲気にもよるので、他人の評判はあまりあてにしないことにしている。そもそも1つのリゾートに何泊かするとき、そこの食事が美味しくなかったら滞在が苦痛になるはず。そんなことになったらお客が来なくなってしまうので、食事にはどのリゾートでも、細心の注意を払っているのではないだろうか。
比較要因としてレストランの評価を気にするなら、味に関する評判ではなく、どこの国系のゲストが多いか、従って何料理が多いか、ということと、そのリゾートにはレストランが何件あるか、に重点をおくべきだ。
●スパ
スパで心から癒されたいという人には、スパがあるかないか、どんなスパがあるのか、は重要なポイント 。
●その他
バスタブのあるなし、日本人スタッフが常駐しているか、医療スタッフが常駐しているか、ファミリールームのあるなしetc、、、
まあ欲張ればきりがありません
コストパフォーマンスの良いリゾートを選ぶ方法
以上、いくつか思い付くままにリゾートを比較できる要因をあげたが、このすべてにおいて満足のいくリゾートを探すのは不可能。せいぜい2~3つの要因に絞って探すのが現実的だ。
例えばハウスリーフがよくて水上コテージのある島、というように。
金額的に「お得」なのは、
ハウスリーフやビーチなど
自然的要因を重視する選び方。
人為的要因である、客室とか各施設は、豪華になれば料金も高くなるのは当たり前。
一方ハウスリーフなどの自然的要因は、
良くても悪くてもほとんど宿泊料には反映されていないので、
ここを重視すると
コストパフォーマンスがいいリゾートに行きつくというわけだ。
計画・手配の段階で「ハウスリーフ」重視
我が家が今回重視した要因も「ハウスリーフ」。
選んだリゾートは、モルジブ最高のハウスリーフと評価の高いビヤドゥだった。
ちなみにもう10年前になるが、前回モルジブへ行った時は、当時モルジブで最新の大型リゾートと言われた「パラダイスアイランド」に滞在した。この時重視した条件は「リゾートの豪華さ」と「潜りたいダイビングポイントからの近さ」。
その前は「ワドゥー」に滞在。
この時の条件は「ハウスリーフ」と「水上コテージ」だった。
🐬今回の旅行は計画、手配、予約をすべて個人でおこないました。個人でおこなうため煩雑な調査が必要でしたが、その分料金的に安くできたことと、こだわりワガママをスケジュールに繁栄させることができました。旅程の組み方等を参考にしていただければ幸いです。
モルジブに関するインフォメーション
「インド洋の宝石」と讃えられるモルジブは、そんな誰もがイメージする「南の島」が、26の環礁に1190島も点在する海洋国家。その領域は南北約820km、東西約130kmにおよび、面積はおよそ90000平方キロメートルに達する。
しかし「領土」の 99 %が海で、1190の島を全部足しても土地の面積は全体の1%にも満たない。この数字を見れば、1つ1つの島がいかに小さいかが理解できるだろう。
モルジブは領域のほとんどが「海」という珍しい国であり、
まさに地球が水の惑星であることを体感できる場所なのだ。
1190の島のうち、島民が住んでいるのが199島、リゾートになっているのが約140島ほど、残りの大半は無人島だ。リゾートの島と地元の人が住む島は完全に分離されており、観光客が滞在するリゾートの島で、ローカルの人々の生活を見ることはない。
海抜はどの島もせいぜい1~2メートル程度。
リゾート
モルジブのリゾートは1島1リゾートが基本。
1周5~15分くらいの小さな島全体が、まるごとリゾートになっている。
島の中には、村や町、ショッピングセンター、遺跡など、リゾート以外の施設はなく、つまり観光やショッピングをするところはなく、ハッキリ言って何もすることがない。
ただ目を疑うような美しい景色を眺めることと、とびっきりきれいな海で泳ぐことに没頭できる環境にあるのだ。
(注:アドゥー環礁のガン島は複数のリゾート施設や地元島民の村がある例外の島。ガン国際空港に隣接するビリンギリ島では、現在シャングリラモルジブリゾートが建設中)
1島1リゾートで島からほとんど出ない、ので、
賢明な読者なら察しがつくと思うが、
モルジブ旅行においては
リゾート選びが旅行の質を決定する上で非常に重要なポイントになる。
この重要なプロセスについては上記で詳しく解説しているのでそちらをご参照ください。
モルジブへの行き方比較
インドの南西600kmの沖合に浮かぶ海の楽園モルジブへは、スリランカ航空が週4便のフライト(コロンボ経由)を運行している。日・月・火・木・土曜日(火曜日は2019年7月16日より運航)。
*かってはスリランカ航空はモルジブへのダイレクト便を運行していましたが、現在(2019年6月)はすべてコロンボ経由になりました。
直行便とダイレクト便(ノンストップ便)は違います。例えば、成田からコロンボを経由してモルジブへ行くフライトでも機材変更(便名も変わらない)がなければ「直行便」と言います。これに対してダイレクト便は文字通りある都市からある都市までどこにも寄らないで直接飛ぶ便のことです。
現在は、自国のハブ空港からモルジブへのフライトを持ち、かつ日本へのフライト数が多い航空会社が増えているので、旅の目的や好みにより、選択肢はバラエティーに富んでいる。
以下でモルジブへ行く場合の経由地を紹介しよう。
経由地・エアライン・所要時間(短い順)
- バンコク:バンコクエアウェイズ、タイ航空・トータルの飛行時間およそ11時間10分
- コロンボ:スリランカ航空・トータルの飛行時間およそ11時間30分
- クアラルンプール:マレーシア航空、エアアジア・トータルの飛行時間およそ12時間10分
- 上海:中国東方航空・トータルの飛行時間およそ12時間15分
- 香港:キャセイパシフィック航空・トータルの飛行時間およそ12時間15分
- シンガポール:シンガポール航空・トータルの飛行時間およそ12時間40分
- インド:トータルの飛行時間およそ14時間半
- ソウル:大韓航空、アシアナ航空・トータルの飛行時間およそ14時間50分
- ドバイ:エミレーツ航空・トータルの飛行時間およそ16時間15分
- ドーハ:カタール航空・トータルの飛行時間およそ16時間50分
- アブダビ:エティハド航空・トータルの飛行時間およそ16時間50分
*帰国便は、気流の影響でフライト時間がおよそ1時間前後短くなります。
上記うち、例えばシンガポール航空は、東京(羽田、成田)、大阪、名古屋、福岡、札幌とシンガポール、シンガポールとマーレを結んでおり、東京以外にお住まいの方にも利用しやすいのではないだろうか。
またバンコク・エアウェイズは広島、福岡とバンコク、大韓航空、アシアナ航空は日本の複数の都市とソウルを結ぶフライトを運航している。
経由便の場合、時間と予算に多少の余裕があれば
乗り継ぎ都市での滞在を楽しむこともできる。
モルジブは素晴らしいだが、
シンガポールや香港といった大都会と組み合わせて旅行することで、
旅行の深みが増し、よりいっそうモルジブの魅力を堪能できるだろう。
時差
マイナス4時間。
(例)日本の午前零時 → モルディブ午後8:00 となる。
季節
12月~4月が、北東モンスーンの吹く乾季、
5月~11月が、南西モンスーンの吹く雨季とされるが、
雨季でも1日中雨が降り続くことはまれ。
(近年は地球規模の異常気象によりこの限りではない)
ダイビングやシュノーケルが旅の目的なら、遭遇したい大物の出現率の季節性をチェックすることが大切。例えばマンタは雨季は環礁の東側、乾季は環礁の西側での出現率が高い。
食事
モルジブでは、滞在しているホテルで食事をするのが一般的。
レストランが複数あるリゾートもあるがが、小さなリゾートでは通常ひとつで、朝昼晩同じレストランで食事をする。
食事の内容は、そのリゾートがどの国のゲストをターゲットにしてるかで多少異なるが、食べ放題のビュッフェスタイルが一般的だ。またいわゆる「ジャパニーズカレー」とは違うカレー料理が複数提供される。
手配
宿泊と航空券を個人で別々に手配することもできるが、食事も含めたオールインクーシブのパックのほうが、一般的に料金は安い。
オールインクルーシブの場合含まれるのは、
- 日本~モルジブの往復航空券
- マーレ~リゾートの往復送迎
- 滞在中の全食事
- 現地係員のヘルプなど
これにダイビングパックなら、数本のボートダイブの料金も含まれる。
また自分で好きなリゾートを2つ選んでオリジナルの2島滞在ツアーにすることも可能。モルジブなどビーチ旅行を専門に取り扱っている代理店などこでも手配できる。2島滞在のパッケージツアー等もある。
ただしいずれの場合も、リゾートからリゾートへ直接移動出来ず、いったん空港島を経由するので、移動に時間ロスが発生する場合が多い。
今回の旅行の手配は、数社見積もりを取った中で断トツに安かった「アクアラグーン」さんでお願いした。
*くれぐれも手間暇かけて格安航空券をゲットしても、パッケージツアーのほうが安いということがあるので中止して下さい。
参考記事✌️
【子連れ海外旅行節約テクニック10選】達人が教える1回分の旅行代金で2回も3回も行けちゃう驚きの方法
モルジブ観光局の公式サイト:https://visitmaldives.com/jp/
モルジブ基本情報
■国名
モルジブ共和国
■首都
マーレ
■人口
およそ41万人
■通貨
通貨単位はモルディブ・ルフィアRf(Maldives Rufiyaa)とラーリLa(Laari)。
Rf1=La100=約6.30円(2011年5月9日現在)。
紙幣はRf500、100、50、20、10、5。
硬貨はRf2、1、La50、25、10、5、1。
リゾートでの支払いは基本的にUS$かクレッジトカード。
■ビザ
30日以内の観光の場合は、モルジブ到着時に無料でビザが発給される
■電圧とプラグ
電圧は220~240Vで周波数は50Hz。プラグはBF。リゾートではBFとSEが多いが、ほとんどのリゾートでは、すべてのプラグを使用できるマルチプラグを用意している。
■税関
アルコール、わいせつ物、豚肉に持ち込みは禁止。アルコールは入国時に没収される
■言語
ディベヒ語Dhivehiが公用語。使用されている文字はターナThaana。リゾートでは英語、島によってはイタリア語、ドイツ語。日系のホテルなら日本語で問題なし。
■宗教
イスラム教
プロローグ〜水の惑星のラブソング・ボクたちにできること
部屋から数歩で竜宮城!子供達が生まれる前にママと2人で行った夢のような南国の楽園モルジブに、小学生2人の子連れでカムバック!子供達はモルジブをどう思うか?少し心配でしたがとんだ思い過ごしでした。毎日シュノーケル三昧で真っ黒に日焼けして「こんな楽しいとこ他にはない」と絶賛してくれました。
「モルジブっていう国ある?」
旅行が間近にせまった3月のある日、夕食のテーブルでカイが突然尋ねました。
「どうしてそんなこと聞くの?」
我が家では、旅行に行くことや行き先などについて、事前にこどもに話したり意見や希望を聞いたりしないことにしています。
なぜカイがそんなことを聞くのか不思議に思いました。
「今日学校で見た地図に、モルジブっていう国が海に沈んでなくなってしまうって書いてあったから」
それがどんな場所なのか、
どうして海に沈んでしまうのか、
とても興味を持ったのだと言います。
モルジブは、珊瑚の砕けた砂が、気の遠くなるような長い時間をかけ積み重なってできた、何千もの小さな島の集合体。それぞれの島の海抜はせいぜい1~2メートルしかありません。このまま地球温暖化が進み、北極や南極の氷が溶けて海の水面が上昇すると、モルジブは海に沈んでなくなってしまうのです。
今回の旅行では、こどもたちと思いっきり海で遊ぶ計画でした。しかしせっかくそういう事に興味を持ったのなら、地球の環境問題や温暖化について、こどもたちと話合う機会にもしたいと思います。
地球は液体のまま水が存在する宇宙でも稀な惑星だそうです。
海に囲まれたモルジブへ行くと、本当にわれわれは水の惑星の住人なんだということを実感するでしょう。
この旅行記が、これからモルジブ旅行を計画されている1人でも多くの子連れ旅行者の方の参考になれば、こんなにうれしいことはありません。また大それた考えかもしれませんが、この旅行記や写真を通じて、多くの人が地球温暖化について考えるきっかけになればいいなと思います。
それでは前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
水の惑星にある奇跡の島、
部屋から数歩の竜宮城
モルジブへ
少し詳細なスケジュール表
この記事があなたの子連れモルジブ旅行の参考になったならとても嬉しいです。
それでは世界のどこかでまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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