赤ちゃん連れ・子連れ海外旅行におすすめの地域と年齢・難易度
こんにちは、子連れ海外旅行の達人イルカパパです。
次男は生後2ヶ月、長男は生後8ヶ月の時から子連れで世界中を旅してきました。
今回のブログでは旅行の行き先と子供が楽しめる年齢の目安、子連れ旅行の難易度を紹介します。子供の年齢と行き先がマッチしていれば、充実度の高い子連れ海外旅行を楽しむことができます。子連れ旅行者の難易度は、その旅行先へ推奨する年齢で旅行したときの比較可能な基準で評価しています。旅行先を決めるときの参考にして下さい。
ハワイ
特徴
赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層に満足できるオールラウンドなリゾート地です。衛生面、治安面で不安が少なく、自然が豊なのに社会資本も充実していることは、旅行者にとって大きな魅力です。宿泊施設の選択肢の多さ、日本からのフライトの多さも計画のたてやすさを手伝っています。ワイキキ以外に目を向けると、子連れ旅行の楽しみ方も、ぐーーっと広がりますよ。
- 年齢 赤ちゃんから
- 飛行時間 7~8時間
- 子連れ旅行者の難易度 2(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ ボディボード、トレッキング、サイクリング、ビーチ遊び
おすすめの子供の年齢
ハワイでは赤ちゃんからお年寄りまでオールラウンドに楽しめます。我が家が最初に子連れ旅行でハワイを訪れたのは長男が10ヶ月のときです。それから11才になるまで8回訪れました。同じ旅行先に子連れで何度も行くのは、子供の成長を楽しめる魅力があります。
子供連れ旅行の難易度2
日本からのフライト数の多さ、ホテルやコンドミニアムの選択肢の多さ、現地ツアーの多彩さ、道路や都市インフラの成熟度の高さ、年中穏やかで温暖な気候、治安の良さ、保険や医療体制の整備。どれをとっても子連れ旅行にありがたい要素が高水準で整っており、英語が通じ日本語も通じやすい点も高ポイントです。また食事も比較的日本人の口にあったものが食べれるので外食が続いても苦になりません。ツアーでも個人旅行でも、選択肢が多く手配もしやすいです。
以上の理由からハワイの子連れ旅行者にとっての難易は「2」です。(5段階評価で数字が大きい程難易度が高い)
日本からの飛行時間と時差
日本とハワイの時差は19時間。ハワイへの飛行時間は7~9時間です。気流の強さによって飛行時間は変わってきます。日本からハワイへ向かう便はすべて夜行便です。子連れ旅行者にとってハワイ旅行の唯一とも言える難点は、夜行便での子供の過ごし方でしょう。
心配な方は「子連れ旅行のヒント」>「子供の機内対策」を参考にして下さい。
気候
ハワイの気候はとてもさわやかです。空気が乾燥してるため日差しは強くても日陰に入ると大変心地良く感じます。常夏の楽園と称されるハワイですが、12月後半~1月の天気が悪い日は、寒くて海やプールに入れないときがあります。
また7~8月でも夜風をあびていると半袖のシャツでは寒く感じます。
治安
良好です。
衛生状態
良好です。
おすすめのアクティビティ
4才以上の子供にはボディボードがおすすめです。太平洋の真ん中に位置するハワイは世界一いい波が押し寄せるエリアです。その波を使って遊ぶボディサーフィンはハワイで一番やるべきアクティビティです。もちろんサーフィンやウィンドウサーフィンでもかまいませんが、ボディボードはボードの上に立つ必要がないので誰でもすぐ始められるところが子供におすすめできる理由です。ボードはスーパーやABCマートで10ドル前後で売っています。
その他、カヤック(4才以上)、乗馬(4才以上)、シュノーケリング(4才以上)、トレッキング(短いものなら2才以上から可)、レンタサイクル(6才以上)、もおすすめです。ゴルフやテニスも安い料金で楽しめます。
4才未満のお子さんには、ホノルル動物園、ワイキキ水族館、チルドレンズディスカバリーミュージアム、が楽しめます。無料で遊ぶならプールやビーチで過ごすのが一番のおすすめです。
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旅行のスタイル
ハワイでは子供が小さいうちはコンドミニアムに滞在する旅行スタイルが最も快適です。ワイキキ以外やオアフ島以外のリゾートコンドにミアムを手配し、レンタカーでスーパーに行って食材を買って家族で料理を作って下さい。それはきっと今まで経験したどんな旅行より素敵な思い出になるはずです。
せっかく子供とハワイへ行くのに、ワイキキの狭いホテルに押し込まれて、有名な観光地や買い物に動き回るスタイルは赤ちゃん連れ・子供連れの旅行者にはおすすめできません。
予約と手配
安い時期と高い時期の差が大きいため、うまく手配できれば大きく節約できます。ネットで「ハワイ 格安航空券」とか「ハワイ 子供連れ ツアー」などと検索するとたくさんの会社がヒットしますので、ご自分の好みにあった条件のツアーを探して下さい。ポイントは「子供割引があるか?」です。
個人手配でたとえばマイレージを使って無料航空券をGETする場合は、航空料金が高い時期に旅行に出かけて下さい。安く買える時期にマイルを使うのはあまりにももったいないです。
それから個人で手配した場合はEASTの申請を忘れないで下さい。
オーストラリア
特徴
ダイナミックな自然や動物とのふれ合いなど、様々なアクティビティーに挑戦できます。食事も美味しく都市遊びも充実。旅行者がストレスを感じにくい国です。子供がある程度の年齢になってからこそ楽しめるでしょう。キャンピングカーでオーストラリア大陸を駆け回った旅は、我が家の子連れ旅行の中でも一番楽しかった旅行のひとつです。
- 年齢 5才以上
- 飛行時間 7~11時間
- 子連れ旅行者の難易度 2(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ 野生動物ウォッチング、シュノーケル、テーマパーク、サーフィン、キャンピングカー旅行
おすすめの子供の年齢
ケアンズでゆっくり滞在するなら赤ちゃんでも可能です。ただし、ケアンズには泳げるビーチはありません。また4~10月は海やプールに入るにはかなり寒いです。逆に12月~4月は殺人クラゲが出るので海には入れません。ケアンズの楽しさは珍しい動物と触れ合ったり、グレートバリアリーフでシュノーケルをしたりすることです。それを考えるとできれば5~6未満のお子さんには強くおすすめできません。
我が家が初めて行ったときは次男は3才でした。
子供連れ旅行の難易度2
温暖な気候、治安の良さ、ホスピタリティーの高い国民性など、オーストラリアは子連れ旅行者にとても優しい国です。時差がないこともありがたいです。子供と行く海外旅行の旅行先として最も難易度の低いエリアだと思います。ホテルやコンドミニアムも選択肢が多く、道路や都市インフラの成熟度も高いです。
日本からの飛行時間と時差
日本とオーストラリアの時差は1時間。オーストラリアへの飛行時間は、ケアンズでおよそ7時間、ゴールドコーストで8~9時間です。
日本からオーストラリアへ向かう便はほとんど夜行便です。飛行機の中でこどもがおとなしくできるか不安な方は「子連れ旅行のヒント」>「子供の機内対策」を参考にして下さい。
気候
オーストラリアはとても乾燥した大陸です。そのためほとんどの地域で日中は暑くても朝夕は涼しくなります。南半球にあるため日本と季節が逆になることに留意して下さい。7~8月は真冬、12月~2月が真夏です。
ケアンズでは6~10月は海やプールで泳ぐには寒いです。日本のゴールデンウィークにあたる5月でもかなりがまんしなければ水に入れません。ダーウィンやカカドゥ地域では年中泳げます。
治安
大変良好です。
衛生状態
大変良好です。
おすすめのアクティビティ
子連れ旅行者の多くが行くケアンズでは、珍しい動物と触れ合うアクティビティが一番のおすすめです。ツアーで行くと家族4人で4万円近くするので、ぜひレンタカーを借りて個人で行って下さい。そのほうが自分たちのペースで行動できるうえ安上がりです。
ケアンズで世界遺産に登録されてる世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフへ行くツアーもおすすめですが、最低でも船に片道1時間乗らなければなりません。
夜の動物園を探索する「ナイトズー」も超おすすめです。
我が家ではエアーズロックからダーウィンまでキャンピングカーでドライブ旅行をしましたが、こちらもおすすめです。
旅行のスタイル
子供が小さいうちはコンドミニアムに滞在する旅行スタイルが最も快適です。ゴールドコーストでもケアンズでたくさんのコンドミニアムがあります。コンドミニアムに泊まりレンタカーで自分たちの好きなへ場所へ出かける旅行のスタイルがオーストラリア、特にケアンズやゴールドコーストで最も快適です。
海外レンタカーについては「子連れ旅行のヒント」>「海外レンタカー」をご参照下さい。
予約と手配
ネットで「オーストラリア 格安航空券」とか「ケアンズ 子供連れ ツアー」などと検索するとたくさんの会社がヒットしますので、ご自分の好みにあった条件のツアーを探して下さい。ポイントはハワイと同じように「子供割引があるか?」です。
ヨーロッパ
特徴
子供が小さいうちはヨーロッパの田舎がおすすめです。南仏やイタリアにあるワイン農園(アグリツーリズモ)に滞在するファームステイは家族にとって忘れられない体験になるでしょう。またスイスやオーストリアのアルプスを歩くトレッキングもおすすめです。小学校高学年になると、美術館や世界遺産めぐりも楽しめるようになります。
- 年齢 10才以上
- 飛行時間 12~14時間
- 子連れ旅行者の難易度 3(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ アグリツーリゾモでファーステイ、アルプスでトレッキング、美術館めぐり、スキー、温泉、屋内型ウォーターパーク
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おすすめの子供の年齢
子連れでヨーロッパ旅行をするなら、お子さんの年齢は小学校4年生以上を推奨します。史跡や美術館めぐりはヨーロッパ旅行の楽しみですが、小さな子供には理解できません。東南アジアやハワイより高い旅費をかけてわざわざ遠くまで出かかるのに、これではもったいないです。
ところが我が家が子連れで初めて欧州を訪れたのは次男2ヶ月、長男3才のときでした。このときはまだ子連れ海外旅行の大変さを甘く考えていましたし、そもそも義姉の結婚式に出席するためだったので行くしかありませんでした。このときの苦労やトラブルに遭遇した体験が「それ行け!子連れ海外旅行」を書き始めるきっかけになっています。
子供連れ旅行の難易度3
国によっては英語が通じないことがあります。時差が大きい上、日本とは異なる習慣や文化があります。
リゾート地では夕食が始まる時間が遅く子連れには厳しいです。また人気リゾート地のホテルは1年くらい前から予約しても取れないことが珍しくありません。ホテルの料金は高く一方部屋は料金の割に狭いです。スペインをのぞけばコンドミニアムは少ないです。レンタカーの運転もハードルが高いです。
石畳の多い町中ではベビーカーやキャスター付きのスーツケースを押して歩くのは苦労します。
以上のことから子連れ旅行者の難易度3としています。
日本からの飛行時間と時差
日本とヨーロッパの時差はおおむね8時間。ヨーロッパへの飛行時間は12~15時間です。
ロンドンやパリ、フランクフルトなど主要都市以外へ行く時は乗り継ぎ便になります。乗り継ぎ時間によっては現地到着が深夜になることもあり、子連れ旅行者にはハードルが高いかもしれません。
参考記事:ドロミテ・ベネチア子連れ旅行記・空港編(成田ーフランクルフトーベネチア)
ヨーロッパ旅行は行きは日中のフライトなので楽ですが、帰りは夜行便が多くなります。子供の機内対策は「子連れ旅行のヒント」>「子供の機内対策」を参考にして下さい。
気候
地域によって異なりますが、夏はとても乾燥していて、日本の夏と比べるとはるかに過ごしやすいです。イギリスや北欧では夏でも気温が低く日差しがないと肌寒く感じます。
また夏は日没時刻が午後9時以降になります。
治安
おおむね良好です。
衛生状態
良好です。
おすすめのアクティビティ
子連れ旅行者に一番のおすすめは、夏のイタリアや南仏でワインやオリーブなどの生産農家に宿泊するファームステイです。イタリアでは「アグリツーリズモ」と言って人気の旅行スタイルになっています。
アグリツーリズモでは、イタリア家庭料理教室や、パン作り体験、陶芸教室、ワイナリー見学、オリーブ摘み、乗馬、等子連れで楽しめるバラエティー豊富なアクティビティが用意されています。
ウォーターパークのような温泉施設を巡る旅もおすすめです。
またスイスやオーストリアなどアルプスの山でトレッキングを楽しむのもとてもおすすめです。交通網が整備されている場所なら4才くらいの子供でも4000メートル級の山歩きをすることができます。
一方ビーチはあまりおすすめではありません。南イタリアやスペイン、ギリシャのようなヨーロッパで一番南の国でも、夏は確かに気温は高いですが、海の水はかなり冷たく感じます。
逆に冬のヨーロッパは以外とおすすめです。日本からの航空料金が安くなりますし、ホテルも手配しやすいです。それに場所によってはクリスマスのイルミネーションがきれいですよ。スキーやスノボーなどのウィンタースポーツも楽しめます。
旅行のスタイル
子連れヨーロッパ旅行で一番のおすすめはくりかえしになりますが、イタリアの農園「アグリツーリズモ」に宿泊するこです。アグリツーリズモで過ごす子供との時間は、我が家の子連れ海外旅行でも、オーストラリアキャンピングカー旅行、アフリカのサバンナでキャンプ旅行、と並んでトップ3に入る超おすすめの旅行スタイルです。
ヨーロッパの都市部のホテルは腰が抜けるほど高く予約も取りづらいのが現状です。どうにか人気のホテルを取れても、子供は窓から凱旋門が見えてもさほど喜びませんしホテルから一歩出たら車がひっきりなしに走っているような環境では、安心してくつろぐことができません。
またヨーロッパでは、ロンドン~パリ~ローマのように移動が多い旅行スタイルになりがちですが、子供が小さいうちはとても大変です。なるべく宿泊するホテルを変えない滞在型旅行をおすすめします。
予約と手配
人気のホテルは1年くらい前から予約でうまります。ですからヨーロッパ旅行を計画されるなら、手配は早くするにこしたことはありません。ツアーは数カ国、数都市を周遊するタイプが多いので子連れ旅行者向きではありません。
行きたい先の現地ツアー会社をネットなどで見つけて、プランや移動方法を相談するといいでしょう。
どちらにしろ個人で旅行を組み立てるテクニックが必要です。
アフリカ
特徴
飛行時間が長いことが難点ですが、野生動物や大自然の素晴らしさを体験でき子連れ旅行者に超おすすめです。アフリカベストシーズンの夏休みでも、料金が高くならない(元々高い)ことも魅力です。野生動物の楽園でキャンプをすれば、ご家族にとって一生忘れられない思い出になるでしょう。
- 年齢 4才以上
- 飛行時間 12~14時間
- 子連れ旅行者の難易度 4(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ サファリ、マサイ族の村訪問、プランテーション見学
おすすめの子供の年齢
4才以上をおすすめします。え?そんなに小さいうちから大丈夫なの?と驚かれる方がいらっしゃるかもしれません。小学校高学年とか中学生くらいになってからでないとアフリカへ子連れでいくなんて無理、と考えている方は多いのではないでしょうか。でも小さなお子さんにアフリカ旅行をおすすめできるのにはちゃんとした理由があります。
まずは旅行のスタイル。現地でおこなうこと、というかアフリカ旅行へ行く大きな目的は、その大自然とそこに生息する野生動物を観察すること、「サファリ」といいます、だと思います。現地ではサファリカーに乗って野生動物を探したり雄大な大自然を観察するのですが、通常は、早朝と夕方の1日2回行われます。時間は1回2時間程度。そして早朝のサファリから戻って来て夕方のサファリに出発するまでの間は、ホテルでゆっくり過ごします。
通常サファリロッジ・ホテルがある場所は、サバンナのど真ん中ですから、ちょっと歩いていけるような距離にはお店もレストランも民家さえもありません。見渡す限りの大草原、大自然。ですからアフリカではサファリ以外に「することがない」のです。
つまりアフリカのサファリ旅行というのは、1日の大半をホテルでゆったり過ごす「滞在型」、これが小さなお子さんにおすすめできる最大の理油です。例えばソウルと香港とか、日本から近いので子連れで旅行する方もたくさんいらっしゃいます。飛行時間が短いから小さな子連れでも大丈夫と考えるわけですが、実際ソウルや香港のような大都会へ行っても、大人はグルメやショッピングを楽しめるかもしれませんが、小さな子供が本当に楽しめるような場所は多くはありません。
それに比べてアフリカは確かに飛行距離は長いですが、現地に着いたら1日の大半をホテルのプールでのんびり過ごすスケジュールなので、子供には大喜び。しかも遺跡や有名観光地を巡るのと違って、野生動物を探すサファリは、言って見れば大きな自然動物園ですから、小さな子供でもものすごく楽しめるのです。
さらに人がいないので、スリとか誘拐とか交通事故とか、子供に関する治安や安全面での心配がないことも、おすすめできる大きな理由です。
*アフリカへは子供が中学生くらいになってから行こうと考えている方にアドバイス。アフリカ旅行では、人気のホテルは1年くらい前から予約で埋まってしまします。また日程的にも最低でも1週間、できれば10日程度欲しいところ。ところが中学生くらいになると、部活や習い事、友達との約束など勉強のほかに子供のスケジュールは過密になり、長い休みを確保することが非常に難しくなります。また1年前とかにあらかじめ予定を決めることもほぼ不可能。現実問題として、子供が中学生になってからアフリカ旅行を計画することはとっても難易度が高いのです。逆に前述したソウルとか香港などは、日本からのフライト、ホテルの選択肢が多く、直前に思い立っても旅行に行けます。短い日程でも問題ない上、グルメやショッピングも中学生なら興味を持って親と一緒に楽しめる年齢です。つまり世間の常識とは逆で、近場の観光地は子供が大きくなってから行くべき、アフリカこそ子供が小さいうちに行くべき、なのです。
子供連れ旅行の難易度は4
ここではケニア、タンザニアなど東アフリカをとりあげます。
マサイマラやセレンゲティのような自然保護区では、人がほとんどいないので治安の心配はありません。が、ライオンやチーターなどの猛獣に襲われる心配があります(笑)。ですがそれもちゃんとガイドの言う通りにしていれば問題ありません。
可能性は低いですが、マラリアや黄熱病の感染は親としてはものすごく心配です。黄熱病は日本で予防接種が受けれますが、実施している場所が少なくまた機会も少ないので、受けるのが大変です。
フライト時間は日本からケニアの首都ナイロビまでおよそ14時間、これに経由地(おもにドバイ)での乗り継ぎ時間が4~6時間加わります。また乗り継ぎの時間帯が深夜、早朝になるので、このあたりは子連れ旅行者にとってかなりハードルが高いです。
ホテルはある程度以上のクラスなら問題はありません。現地でやることが決まっているので手配は楽です。
総合的な難易度は5段階評価の4(多い方が難易度が高い)です。
日本からの飛行時間と時差
日本と東アフリカの時差は6時間。飛行時間は日本~ドバイ~ナイロビでおよそ14時間です。これに乗り継ぎ時間が4~6時間程度かかります。行きも帰りも夜行便でなおかつドバイでの乗り継ぎ時刻が午前2時とかかなりきびしいです
こどもの機内対策は「子連れ旅行のヒント」>「子供の機内対策」を参考にして下さい。
気候
動物観察=サファリをおこなう場所は標高1200~1800の高地です。ケニアは赤道直下の国ですが、このように標高が高いため日中はとても快適な気候です。朝晩は10度以下まで冷え込みます。
空気が乾燥していますが日差しは強烈です。
雨期と乾期がはっきり分かれます。雨期は天候が悪く視界も妨げられます。川が増水して道がなくなることもあります。一方サバンナの緑が美しく絵になる景色が見れます。
乾期は遠くまで見渡せ動物とたくさん遭遇することができます。そのかわり土埃がひどく、カメラやビデオはそれなりの対策をしていかないと壊れてしまうかもしれません。
治安
ナイロビなど都市部は危険。サバンナには人がいないため治安の心配はありません。
衛生状態
悪いです。ただし中級クラス以上のホテルは問題ありません。
おすすめのアクティビティ
サファリです。サファリはサバンナを専用サファリカーでドライブしてアフリカの野生動物を観察するアクティビティです。アフリカ旅行の目的そのものとも言えます。
サファリには車で回る「ゲームドライブ」と徒歩で回る「ウォーキングサファリ」、湖などを船で回る「ボートサファリ」、気球で上空からサバンナを見渡す「バルーンサファリ」があります。
サファリ以外のアクティビティでは、マサイ族の村を訪れる、地元の小学校を訪れる、プランテーションを訪れる、などが子連れ旅行者にはおすすめです。
体力があればキリマンジャロ登山に挑戦してみてはいかがでしょうか?登頂から下山までおよそ5日間、ガイド、ポーター付きの登山ツアーを手配できるので子連れでも安心して登れます。
参考記事:子連れ海外野生動物観察
旅行のスタイル
アフリカ旅行のメイン・アクティビティであるサファリは、動物の活動が活発になる早朝と夕方におこなわれます。それ以外の時間はホテルでのんびりできますので、意外と小さなお子さん向きの「滞在型」旅行スタイルになります。
日中はホテルのカフェやテラスで読書をしたり、プールで泳いだり、スパを受けたり。
あっちこっちに忙しく買い物や、観光に飛び回らない(まわるところがない)ので、前述したようにとても子連れ向きの旅行だと思います。
予約と手配
夏休みや年末年始のように繁忙期と閑散期のレートに差がないのが特徴です。また現地でやることはサファリが中心になるので、手配はとても楽だと思います。
もともと現地でのサファリが組み込まれているツアーにするか、航空券、ホテル、現地のサファリ、を個人で手配するか。良い代理店を見つければトータルの金額は個人手配のほうが安くなります。また好みの日程やホテルを選べるので、やはり個人手配がおすすめです。
ただし人気のホテルは1年くらい前から予約で埋まりますので、早めに計画しなければなりません。
<アフリカ、ツアー会社>、などで検索すると個人手配に対応している旅行会社がヒットしますので、メールや電話で問い合わせて、その中から自分たちの好みにあった旅行会社を選んで下さい。
東南アジア
特徴
飛行時間が比較的短く時差も少ないので、子連れにやさしい旅行先です。料金との見合いでホテルのコストパフォーマンスが良いこと、食事が比較的日本人の口に合いやすいことも大きな魅力です。
- 年齢 2才以上
- 飛行時間 5~7時間
- 子連れ旅行者の難易度 1(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ マリンスポーツ、ゾウのりサファリ、野生動物見学、ラフティング、シュノーケル
おすすめの子供の年齢
2~3才から。
子供連れ旅行の難易度1
日本からのフライト数の多さ、ホテルの選択肢の多さ、現地ツアーの多彩さ、飛行時間の短さ、時差がほとんどないこと、などから子連れ旅行の難易度は最も易しい1です。近年では治安や衛生面での不安も解消されてきています。
食事も日本人の口に合いやすいものが多いので外食が続いても苦にならないでしょう。
飛行機代やホテル代が安いのも魅力です。
日本からの飛行時間と時差
日本と東南アジアの時差は国によって異なりますがだいたい2時間です。
飛行時間は一番遠いシンガポールやインドネシアで7~8時間、近場のフィリピン、台湾だと3~5時間です。行きも帰りも日中のフライトを選択できます。ただし経由便になる時は乗り継ぎの時間帯に注意して下さい。
気候
1年中高温です。特に5~8月は日差しも強烈です。
冬は多少気温が下がってしのぎやすくなります。旅行を計画されるときは雨期と乾期に気を付けて下さい。同じ国でも地域によって雨期と乾期が異なることがあります。
治安
近年の目覚ましい経済発展によって所得水準が向上したため治安の心配も少なくなりました。特にシンガポールは1人当たりGDPで日本を抜いたため、あちらのほうが日本の治安を心配する立場になられています。
衛生状態
おおむね良好ですが、1人当たりGDPの低い一部の国では注意が必要です。
おすすめのアクティビティ
シュノーケリングなどのマリンスポーツやビーチ遊びはシンガポールや香港など都市部以外で楽しめます。
その他、ゾウ乗りサファリ、ラフティング、シーカヤック、野生動物観察、ジャングルリバークルーズ、パラセイリングなどが楽しめます。
参考記事:プーケット子連れ旅行記・ラフティング編
またシンガポールではナイトズー、セントーサ島、ユニバーサルスタジオが、香港ではディズーランドが楽しめます。
旅行のスタイル
ビーチリゾートに宿泊してのんびりすごすスタイルが一般的です。物価が安く買い物も充実しているので町遊びも楽しめます。
予約と手配
プーケットやバリ島などでは探せば安いツアーがたくさん見つかります。
一方で広めのヴィラに宿泊するような場合はツアーより個人手配のほうが安くなるケースが多いです。いずれにしてもフライトもホテルも選択肢が多いので、アフリカやユーロッパのように1年前から予約を入れないといけないというようなことはありません。直前でも手配できるケースのほうが多いです。
アジア方面は難易度が低いため一見、小さなお子さん連れにおすすめのようですが、上記のような理由からむしろこどもの予定が組みにくくなる小学校高学年以降に行かれることをおすすめします。
東南アジアへの子連れ旅行記
アメリカ
特徴
コンドミニアム&レンタカーで自由な家族旅行ができます。スケールの大きさに感動して下さい。テーマパークや巨大ショッピングモールだけでなく、世界自然遺産が多いことも魅力でしょう。冬はコロラドやユタ州でウィンタースポーツが楽しめます。我が家の一押しはフロリダ!
- 年齢 5才以上
- 飛行時間 7~14時間
- 子連れ旅行者の難易度 3(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ テーマパーク、世界自然遺産、スキー、ゴルフ、プレイグランド、スポーツ観戦
おすすめの子供の年齢
アメリカは広いので行き先にもよりますができれば5才以上がのぞましいと思います。
子供連れ旅行の難易度3
日本からのフライトや現地ホテル、コンドミニアムの数が多く旅行の手配はしやすです。また英語が通じる点や、公共交通、インフラが整っていることも高ポイントです。マイナス面は時差の大きさ、食事、などです。
子連れ旅行者にとっての難易度は3です。
日本からの飛行時間と時差
日本とアメリカの時差は8~12時間前後(夏と冬で異なります)
飛行時間は西海岸で7~9時間、東海岸で12時間、フロリダへは乗り継ぎ時間も入れて16~17時間です。
行きが夜行便になりますが、ハワイと違い機内で寝る時間は十分あります。
気候
地域によって異なりますが、全般的に空気が乾燥しておりさわやかな気候です。
西海岸や南部、フロリダでは冬でも温暖です。
東部、北部は冬にはマイナス20度近くなる地域もあります。
治安
良好ですがシカゴやロサンゼルのような都会では注意が必要です。
衛生状態
良好です。
おすすめのアクティビティ
ロッキー山脈で夏はトレッキングやサイクリング、冬はスキー/スノーボードが楽しめます。
カリフォルニアやフロリダにはディズニーやユニバーサルの巨大なテーマパークがあります。子供が小さいうちはプレイグランド巡りがおすすめです!
メジャーリーグなどのスポーツ観戦やミュージカル、サーカス、マジックなどのショー観ることもおすすめです。
イエローストーンやグランドサークルのような世界自然遺産を訪れるのもお子さんにとおて素晴らしい体験になると思います。
旅行のスタイル
アメリカでは南北の移動より東西の移動のほうが距離が長く時間もかかります。ですから西海岸のロサンゼルスと東海岸のフロリダを周遊するような旅行スタイルは時間的ロスが大きくおすすめできません。
1カ所に滞在しそのエリアを徹底的に楽しむスタイルが、特に子どもが小さいうちはのぞましいと言えます。
予約と手配
フライトもホテルも選択肢が多いので、手配がとてもしやすい旅行先です。一般的に旅行代金は冬が安く夏に高くなります。
エリアごとに楽しめる内容が異なるので、子供と何をしたいのか、よく考えて手配して下さい。情報も豊富なエリアですからネットなどでじっくりエリアの特色を調べて予約、手配して下さい。
南米
イースター島は日本からの距離が遠く子連れ旅行者にとって難易度が高いがそれだけの価値がある
特徴
日本からの飛行時間が長いうえ現地での移動頻度が多くなることが子連れ旅行者の難易度を高めています。その分自然も遺跡も素晴らしく密度の濃い時間をすごせるでしょう。せっかく行くのですから、遺跡や歴史に興味を持ちある程度理解できる年齢になってから行かれることをおすすめします。
- 年齢 11才以上
- 飛行時間 20時間以上
- 子連れ旅行者の難易度 5(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ 遺跡観光、野生動物観察、トレッキング
おすすめの子供の年齢
小学校高学年以上。日本からの飛行時間がとても長いうえ、現地に到着したあとも、毎日のように宿泊先を移動する周遊型の旅行スタイルになります。また遺跡の観光が旅行の大きな目的なので、古代遺跡や歴史に関心を持ち始める年齢以上でないと、わざわざ遠くまで行く価値が半減します。一方、同じ南米でもガラパゴス旅行では、自然や野生動物観察が旅行の目的になるため、小さな子供にもおすすめできます。さらにクルーズ船で複数の島を訪れるガラパゴスツアーを利用すれば、宿泊先を毎日のように変えなくてもすむため、ますます小さなお子さん連れにおすすめです。
子供連れ旅行の難易度5
日本から飛行時間がとても長く時差もきついため、子連れ旅行の難易度は最も厳しい5とします。
またせっかく南米まで行くのにイグアスの滝だけ見て帰る、というような1カ所のみに滞在するスタイルが取りにくいことも難易度が高い理由です。
インカ帝国の遺跡を観るには高山病の心配もしなければなりません。アフリカでマラリアや黄熱病に感染するより、ペルーで高山病にかかるリスクのほうがはるかに高いと言えるでしょう。
日本からの飛行時間と時差
日本の時差は12時間前後。
飛行時間はペルーまで、乗り継ぎ時間も考慮するとおよそ21~23時間。ブラジルやアルゼンチン、チリなどへはさらにかかります。
子供の機内対策では「子連れ旅行のヒント」>「子供の機内対策」を参考にして下さい。
気候
国や地域によって異なりますが、冬と夏が日本と逆になってることに注意して下さい。アンデスの国では赤道直下でも標高の高いところは気温が低くなっています。
治安
注意が必要です。
衛生状態
注意が必要です。
おすすめのアクティビティ
- エクアドル・アマゾンでの自然観察やピンクカワイルカ、ヘラクレスオオカブトムシを探す体験。
- ブラジル・パンタナールで野生動物観察。
- ガラパゴスで自然や珍しい動物を観察する体験。
- チリ・パタゴニアで氷河を見たりトレッキングやカヤック体験。
- ペルーでナスカの地上絵を見たり、マチュピチュやチチカカ湖を訪れる。
- ボリビアのウユニ塩湖やアタカマ砂漠で天体観測。
- イースター島でボディボードやシュノーケリング。
旅行のスタイル
複数のエリアをおとずれる周遊スタイルになりがちです。
予約と手配
日本から南米へのフライトはアメリカかカナダを経由するのが一般的です。アトランタやヒューストンで乗り継ぎをするケースが多いです。
周遊タイプの場合、特にペルーではツアーと個人手配はほとんど料金がかわりません。手配の煩雑さを考えるとツアーのほうが便利と言えるでしょう。日本人添乗員が同行するツアーも多くあります。
ガラパゴスでのクルーズが組み込まれたツアーは多くありません。ガラパゴスへ行かれる場合は、個人手配のほうが好みのクルーズ船を選べる可能性が高いでしょう。
チリやブラジル・パンタナール、エクアドル・アマゾンへ行くツアーは非常に少ないです。このような地域へ行く場合はその地域に特化している旅行会社をネットなどで探し直接交渉して下さい。
イースター島へはタヒチを経由して行く方法があります。
ビーチ
モルジブは子連れ旅行者におすすめのビーチリゾート
特徴
衣服が少なくてすみ、洗濯の必要も最小限ですむビーチリゾートは、子連れ旅行者にとって最高の行き先と言えるかもしれません。特にモルジブはきれいな海、たくさんの熱帯魚、完全ストレスフリーな滞在、など魅力度が完成品に近いリゾートです。ただひとつの難点は、モルジブを知ってしまったら、もうどこにも行けなくなることです。
- 年齢 赤ちゃんから
- 飛行時間 5~12時間
- 子連れ旅行者の難易度 2(5段階評価。高いほど難しい)
- 子連れにおすすめのアクティビティ シュノーケル、ビーチ遊び
ビーチを訪れる子連れ旅行は親子でのんびりリラックスできます。買い物や観光にあくせくしなければ赤ちゃん連れ旅行でも問題ありません。
おすすめの子供の年齢
赤ちゃんからオッケーです。
子供連れ旅行の難易度2
どの国のビーチへ行くかにもよりますが、旅行先のビーチでのんびり過ごすスタイルであれば子連れ旅行者の難易度は低いです。
日本からの飛行時間と時差
アジアやミクロネシア方面のビーチであれば日本との時差は2時間以内です。
飛行時間はグァム、サイパンで3時間半、パラオでおよそ5時間、マレーシアのレダン島やシパダンで8時間、モルジブやタヒチで12時間程度です。
気候
ビーチリゾートの気候は温暖です。雨期と乾期がありますが、雨期と言っても日本の梅雨のように1日中雨が降り続くわけではありません。ただし雨期では海の透明度が落ちます。
治安
良好です。
衛生状態
良好です。
おすすめのアクティビティ
子供が3~4才以上ならシュノーケルがおすすめです。
モルジブでは、スキューバダイビングでしか体験できないような海中世界を、小さな子どもでもシュノーケリングでカンタンに覗くことができます。時期とリゾートの場所によってはシュノーケルでマンタやジンベエザメと言ったスキューバでもめったにお目にかかれないような大物と遭遇できるチャンスもあります。
水より魚が多い!という絶叫体験をぜひモルジブの海であじわってみて下さい。
パラオは世界ナンバーワンのスキューバダイビングのスポットですがシュノーケルでも十分その魅力を満喫できます。
ボルネオ島にも素晴らしいビーチリゾートがあります。陸上の野生動物観察とシュノーケルで海中世界を堪能できます。
ニューカレドニアやフィジーも子連れにやさしいビーチリゾートです。
オーストラリア西海岸のシャークベイ~エクスマスもおすすめのエリアです。このあたりは毎年3月にシュノーケルでジンベザメと高確立で遭遇できます。
タヒチのルルツ島では6~8月に野生のクジラとシュノーケルができます。
アフリカの紅海やカリブ海、中米のバハカリフォルニアにも素晴らしいビーチリゾートがありますが、飛行時間が長いので子連れには大変です。
旅行のスタイル
目的のビーチリゾートへ行きそこでのんびり過ごすスタイルが一般的です。
予約と手配
ビーチ旅行専門の旅行会社にメールか電話で問い合わせるのが一番です。専門会社は、エリアごとのシュノーケルポイントやダイビングポイント、ビーチの状態、ホテルやフライトについてよく知っています。
相談すれば適切なアドバイスがもらえるでしょう。
子連れ海外旅行の年齢別おすすめの行き先
子連れ旅行をプランニングするとき、子供の年齢によって重視するポイントは違ってきます。ここでは、子供の年齢のどんなところに着目したらいいのか、「旅育」の観点にもフォーカスして年齢別の旅行における特色と、おすすめの旅行先を見て行きましょう。
気候が温暖でテーマパークや世界自然遺産がたくさんあるフロリダは子供の年齢に関わらず子連れ旅行におすすめの旅行先
0~7ヶ月くらいまで
赤ちゃんによって個人差がありますが、まだハイハイをしない頃までとお考え下さい。
この時期の旅行は、「子連れ」という趣旨ではなく、大人が行きたいところに赤ちゃんを連れて行く、旅行です。この時期は母乳かミルクの赤ちゃんが多いでしょうから、離乳食など持ち物の心配をする必要もありません。また子供が動き回る心配をしなくてもいいので非常に助かります。苦労が少なく、大人の楽しみ優先でプランニングできますから、旅行にお勧めの時期でもあります。
おすすめの旅行先
ビーチリゾート、ハワイ、ヨーロッパ
7ヶ月~2才
ハイハイやつかまり立ちをするようになると、本当の「子連れ海外旅行」が始まります。
子供は日々成長しており、毎日新しい発見がある時期でもあります。この時期の子連れ旅行は、離乳食の時期になるので、いっしょに持って行く荷物も一気に増えたりして、本当に大変ですが、驚きや感動も並ではありません。ハワイやグァムのビーチで子供が砂遊びをしただけで、ご家族にとっては、シーラカンスの発見くらい衝撃的な大ニュースになるでしょう。
旅行のスタイルとしては、1日の大半を部屋やリゾート内で過ごすスケジュールが望ましいです。
おすすめの旅行先
ビーチリゾート、ハワイ、東南アジア
2才~4才
歩き回って、走り回って、いろいろなことに興味を持つ年齢です。まだまだ大変な時期ですが、それもあとちょっと、なつかしい想い出になると考えてがんばって下さい。
旅行のスタイルとしては、やはり1日の大半を部屋やリゾート内のプール等ですごすことが望ましいでしょう。でも、ちょっぴりプレイグランドや公園、観光地、レストランなどに連れて行くことも可能になります。
おすすめの旅行先
ビーチリゾート、ハワイ、東南アジア(プーケット)
4才~7才
大人と同じ遊びやアクティビティに興味を持ち、やってみたいと考えるようになります。我が家でもこの頃から、リゾートのプールを飛び出して、川でカヤックをしたり、海でスノーケルやボディーボードに挑戦し始めました。初心者向けのトレッキングコースを初めて歩いたのもこの頃です。
おすすめの旅行先
アフリカ、オーストラリア、ハワイ
小学校1,2年生
子連れ旅行の大変さからだいぶ解放される時期です。反面、航空券が安い時期に旅行に行けないなど、プランニングにあたり、別の制約が出てきます。
子供は海外でいろんなことができるようになりますし、レストランでの外食もハードルが低くなります。野生動物を見たり、海外の珍しい文化に触れるなど、海外旅行本来の楽しみを、親子で追求できるようになります。
おすすめの旅行先
アフリカ、オーストラリア、ハワイ
小学校3,4年生
体力的にも大人と並ぶか越え始める時期です。子供自身がいろんなことに興味を持ち、実際大人と同じようにいろんなことができるようになります。アウトドアのアクティビティだけでなく、世界遺産観光とか、美術館や博物館を訪れるなど、ますます海外旅行の醍醐味を親子で体験できるようにもなります。
また小学校高学年と比べると、まだ旅行に行くことに制約が少なく子供料金の適応もあるので、子連れ海外旅行の黄金期と言えるでしょう。
おすすめの旅行先
アフリカ、アメリカ、オーストラリア
小学校高学年~
子供のスケジールや都合で、旅行に行ける機会が少なくなることは確実です。何の制約もなしに旅行に行けた、子供がもっと小さかった時に、もっともっと行っておけばよかったと後悔しないようにしましょう。
子供の成長はあっと言う間です。
おすすめの旅行先
ヨーロッパ、東南アジア、南米
我が家のおすすめの旅行先
「子連れ旅行の行き先としてどこがおすすめですか?」と尋ねられればわたしは躊躇なく「フロリダです」と答えます。フロリダには子供が喜ぶ我が家のお勧めプールの世界1位と2位があります。子供が喜ぶ世界のプレイグランドの1位と2位、6位、9位もあります。
そのためだけに行ってもフロリダはすごいところですが、なんとディズニーワールドとユニバーサルスタジオまであるのです。
ちなみにフロリダのディズニーワールドはどれくらい広かって言うと東京の山手線の内側の3分の2くらいの広さです。それが全部ディズニーなんですよ!
ユニバーサルスタジオフロリダにも2つの巨大なテーマパークがあります。その他シーワールドやNASAケネディ宇宙センターも子供必見の場所。
またマイアミの南西には世界遺産に登録されているエヴァーグレース湿原の大自然があります。
子連れで行って何日滞在しても遊び尽くせない程魅力的なアクティビティがてんこ盛りで襲いかかってくるすごいエリアです。
この記事を参照してね🐬
もうひとつおすすめの場所はモルジブです。
部屋から数歩歩いた先に宝石のような海中世界、まるで現代の竜宮城が広がっているのは奇跡と言えるでしょう。こんなに素晴らしい海の中の世界を小さな子供でもカンタンに見れるモルジブは「海に興味がない」と言う人までとりこにしてしまうでしょう。
人生観とかその後の生き方まで変えてしまうかもしれません。
モルジブにはひとつだけ大きな欠点があります。
それはモルジブに行ってしまったらもう今後いっさいの海外旅行はモルジブでいいという気持ちになってしまうこと。
それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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