クリーン活動(一斉地域清掃活動)でのPTA会長の挨拶事例

2021年6月7日

クリーン活動の様子
クリーン活動の様子

😊こんにちは、イルカパパです。

東京の公立中学校でPTA会長を4年、学校運営協議会会長を8年しています。

今日のブログでは、クリーン活動(地域清掃活動)での挨拶例文と、実施手順などを紹介します。

この記事が全国のPTA会長の皆さんのお役に立てば幸いです。またそれが子供達や地域の笑顔を増やすことにつながればこんなに嬉しいことはありません。

クリーン活動でのPTA会長の挨拶

みなさん、おはようございます。

本日はお休みのところ、こんなに大勢の方にお集まりいただきありがとうございます。

クリーン活動は年3回行われますが、今日は本年度最初のクリーン活動です。

ゴミを拾うことは運を拾うことです。

普段、私たちが通勤、通学、買い物などで歩いている道を、今日は、感謝の気持ちを込めてみんなでゴミを拾って回りましょう。

そしていっぱい運を拾って下さい。

みなさんが運を拾えば拾うほど街は綺麗になりますよ、うははは。

ただし夢中になって、車やバイクと接触したり、けがなど無いようにくれぐれも注意して下さい。それから今日は気温も高くなりますので、熱中症などにも十分気を付けて下さい。

では、この後、交通安全協会の橋岡さんの注意事項を聞いて、それから班に分かれて出発しましょう。

よろしくお願いします。

クリーン活動の概要

クリーン活動の受付
クリーン活動の受付

クリーン活動は、中学校校区内のエリアを参加者たちが一斉に清掃して回る行事です。

私たちの地区では、6月、10月、3月の年3回行っています。

主催は青少対で、予算、企画、運営も青少対が行いますが、近年では、各学校の学運協、PTA、生徒、児童も積極的に関わるようになってきています。街を綺麗にするというだけでなく、ボランティア体験や地域の防災意識の向上などの意義が浸透してきているのだと思います。

私たちの地区では東が丘中学校と第一小学校、ひばりヶ丘小学校、の3校がありますが、第一小学校は少し離れているため、東が丘中学校と第一小学校の2会場で行っています。

東が丘中学校には、中学校とひばりヶ丘小の教職員、児童、生徒、保護者の皆さんが集まります。クリーン活動は各学校でPTA行事になっているので、事前に保護者から参加者を募っています。でもみなさんイヤイヤ参加するのではなく「よし、今日は街を綺麗にしよう!」という前向きな気持ちが感じられます。それどころか、自主的に参加される児童、生徒、保護者が年々増えていきています。

マスコミではPTA不要論が話題になっていますが、マイナス面ばかりいたずらに強調するのではなく、良い面も積極的にアピールしたらいいな、と思います。

イヤイヤやるか、前向きにやるか、の違いは、PTA活動に限らず人生のすべてのことに共通するはずですね。

クリーン活動の出発式

いつの頃からか、出発式では私が司会をするのがお決まりのパターンになりました、アヒャ。

まずみなさに「これから○▽年第●回クリーン活動の出発式を行います」と宣言し、参加者に前の方に集まってもらいます。

最初に東が丘中学校校長、次に私、次に交通安全協会のリーダー、の話があり、それからそれぞれの班に別れて行動します。

受け持ちエリアを歩きながらゴミを拾い、中学校に戻ってきたら班ごとに反省会をして、参加賞の飲み物を受け取り解散になります。

出発式、反省会がそれぞれ5分程度、清掃活動が40分程度、合計でも1時間弱ほどの時間です。

用意するもの

クリーン活動は、青少対主催の活動です。

清掃活動では、参加者各自に、軍手、ゴミバサミ、ゴミ袋、飲み物を配ります。軍手は持ち帰り、ゴミバサミとゴミ袋は回収します。

受付の設営や、参加者募集のお手紙作成、印刷、配布、それから軍手、ゴミはさみ、飲み物などの用意、交通安全委員さんの手配なども、すべて青少対の委員がおこないます。

終了したあと集めたゴミの仕分けやゴミ出しもおこないます。

清掃して歩くルートをあらかじめ4つ決めておきます。参加者は4つの班に分かれて行動します。各班の班長さんには、自分の班が歩くルートの地図を用意します。

ところが、最近は参加者の小学生からこんな意見が多く聞かれるようになりました。それは

中学生と同じ班だとゴミを拾えない

という意見です。どういうことかというと、班ごとに歩いてゴミを拾うとき、どうしても中学生が列の前の方を歩きます。そして競ってゴミを探し拾って行きます。それはとてもいいことなんですが、中学生が歩いた後にはもうゴミが落ちてない、という状況になります。

歩く速度が中学生より遅い小学生にとっては、せっかく張り切ってクリーン活動に参加したのにゴミを全然拾えなかった、ということになってしまいます。

そこで私が考えたのは、班をもう一つ作ってそこは中学生だけにする、ということです。そして中学生班は学校から少し離れた場所に行ってたくさんゴミを拾います。

こうすることで小学生の不満を解消することができました。

終わりに

😀「クリーン活動(一斉地域清掃活動)でのPTA会長の挨拶事例」の記事はこれで終わりです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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