子連れ海外旅行・赤ちゃん/子供の持ち物~用途別、目的別リスト
子連れ海外旅行・赤ちゃん/子供の持ち物~用途別、目的別リスト
初めての子連れ旅行では、あれこれ考えすぎて不安になる人も多いのではないかと思います。不安が大きくなると荷物の量も大きくなります。それでなくても子連れ海外旅行では、子供(赤ちゃん)と大人の荷造りをしなければならないので、荷物の量はどんどん増えてしまいます。
でも、とんでもない秘境(そもそも子連れで行く人は少ないと思いますが)に行くのでなければ、たいていの必需品は現地で購入可能です。(とんでもない秘境でも、到着地の空港などではいろいろ買えます)。
足りなかったら向こうで買えばいい、というくらいの気楽な気持ちが、子連れ海外旅行における子供(赤ちゃん)の持ち物を用意するときには大事だと心得ましょう。
季節や旅行のスタイルで子供の持ち物は変る
子供の持ち物を考える前に、まずその旅行についてもう一度よく考えて下さい。日本を出発する時期は夏ですか?冬ですか?当然ですが、日本の夏に南の島へ旅行するときは少ない荷物ですみます。日本の冬に南の島へ旅行するときはそれより荷物が増えます。日本の冬に寒い国へ旅行するときはそれよりさらに荷物が増えます。こんな感じでまずそもそもの全体像をイメージするのです。
それから旅行のスタイルも重要な要素です。例えば自宅から自家用車で空港まで行き、現地に着いたら向こうの空港ですぐレンタカーを借りる、というようなスタイルの旅行なら、それこそ思いつくまま荷物を持っていっても負担になりません。
逆に、自宅から空港までバスや電車を乗り継いで行く、現地でもバスや電車を乗り継いで移動するケースが多いスタイルの旅行であれば、極力荷物は少なくしたほうが懸命でしょう。
でもそんな旅行でも、おじいちゃん(元気な)が一緒に参加するのであれば、少々荷物が増えたって喜んで分担してくれます。子供が男の子で小学生高学年なら、それこそ親の荷物も軽々運んでくれるでしょう。
また現地で宿泊地を移動するスタイルの旅行なのか、1カ所にずっと滞在する旅行なのか、によっても荷物の量に対する考え方は違ってきます。
つまり、まず荷物の総量を考えるわけですが、それは、日本や旅行先の季節、気候、それから旅行のスタイル、参加する人の顔ぶれ等で異なるため、まずそこから考えていくとすっきりするというわけです。
ウェイトパフォーマンス
荷物の総量がイメージできたら、次にそれぞれの荷物の必要度を考えます。
1)絶対必要、2)ないと困る、3)あったら便利、の3カテゴリーに仕分けするとよいでしょう。
絶対必要なものとは、パスポートやお金、クレジットカード、飛行機/列車などのチケット、ホテルなどのバウチャー、などでそれがないとそもそも旅行に行けないものです。カメラ/ビデオカメラは、それがなくても旅行に行けるので「絶対必要」なものではありませんが、我が家の場合、そもそも写真やビデオを撮らない旅行には行く意味がないと考えるので「絶対必要」のカテゴリーに入れています。
2)のないと困るものですが、なくても困るだけで、旅行には行けます。困るといっても一生続くわけではありませんし、現地で調達できる場合もあります。なので、基本的にはカットして持って行きません。ただしレンタカーで移動するなど荷物のキャパシティーが大きなスタイルの旅行であれば、逆にほとんど持って行きます。
3)のあったら便利なものですが、「ないと困る」カテゴリーのものをカットしてるので、あったら便利な程度のものを持って行くと、基準が支離滅裂になります。やはりキャパシティーの大きな旅行であれば、取捨選択して持って行きます。
2)、3)を全く、あるいはほとんど持って行けない旅行というのは、冬の日本から寒い国へ行く、旅程はずっと電車やバスで移動し、おじいちゃんのような助っ人もいなければ子供も戦力にならないくらい小さい、というケースの旅行です。
それよりキャパシティーが増えそうな旅行では、2)、3)から選択して持って行く物を増やすことができます。そのときその持ち物の重さとそれがないといかに困るか、あるいはあるといかに便利か、のコストパフォーマンスならぬ「ウェイトパフォーマンス」を考えると良いでしょう。まあまあ便利で重いもの、より、ものすごく困るけどとっても軽いもの、を優先して持って行く、という考え方です。
赤ちゃんのもの
紙おむつやベビーフードなど、普段の生活で使い慣れているものを持って行くかどうか、はとても悩ましいところです。タンザニアやマダガスカルにだって赤ちゃんは住んでいて、紙おむつもベビーフードも現地で買う事ができます。
ところが悲しいことに私たち日本人は世界最高品質の「日本製」にならされてしまっているため、そこまでの新興国じゃなくても、アメリカ製やヨーロッパ製のものでも、ずいぶん不良品に感じてしまうのです。
大人が使うものならまだ我慢できても、赤ちゃんの物をどう考えるか、これには完全な答えはないと思います。旅行の期間にもよると思いますし、それぞれのご家庭の考え方です。
我が家では、まず赤ちゃんの食に関するもの、粉ミルク、ベビーフード、離乳食、は、もうハワイでもアメリカ本土でもヨーロッパで、味だか品質だかは赤ちゃんはしゃべりませんので理由はわかりませんが、とにかく口にしてくれない、何も口にしないと大変ですからこれらの食に関するものだけは「絶対必要」アイテムとしていつも持って行きました。
紙おむつやおしりふきは「使用感」に問題がありますが、「食」ほど重要ではありません。我が家では、実は、これも大量に持って行きました。理由は「軽い」からウェイトパフォーマンスが良いためです。ものすごくかさばりますが、その分帰りはスーツケースにおみやげをたっぷり買えるスペースが生まれます。
この項では
こんな感じでこの項では赤ちゃん・子供の持ち物について、ご紹介していきます。少しでもお役に立てば嬉しいです。
・基本荷造りはテキトーでいこう
・仕分けが重要/機内持ち込みアイテム
・自炊する人用アイテム
・滞在を少しだけリッチにしてくれるアイテム
・お役立ちアイテム
・赤ちゃん用アイテム
・衛生関連アイテム
・洗濯関連アイテム
・食べ物系
・飲み物系
・子供のお勉強系
・服/水着系
・日本からのおみやげ系
・現地で買うもの系
・くすり系
・子供にも荷造りさせよう
・ベビーカーはどうしよう
・チャイルドシートはどする?