子連れ海外旅行の荷造りは4段階のカテゴリー分けでテキトーに
荷造りの4段階のカテゴリー分類
「荷造りはテキトーでいい」と言ってもしなくていいとか忘れ物だらけでいいという意味ではありません、あひゃぁー!
これはあまり魂つめて頑張りすぎる人への荷造りのこつです。旅行に行っている間は当然ですが日本を留守にします。仕事している方ならお休みを取るわけですから、その分普段より多めに仕事をするとか、引き継ぎとか、何かと忙しくなります。家事でも留守に対応して冷蔵庫の中身の整理とか新聞を止めるだとか、子供の幼稚園や学校への連絡とか、つきあいのあるお母さんやご近所さんへの説明とか、それはそれはいろいろやらなければならないことがあります。
旅行前はただでさえ普段の何倍も忙しいのに、そのうえ荷造りを魂詰めてやっていたら、いらいらがつのってあらぬ不幸を呼んでしまうかもしれません。子供にきつくあたったり夫婦げんかしたり、楽しいはずの旅行がきっかけで、悲しいことになるというまさに本末転倒のことが起きてしまいかねません。
こんなことを防ぐ意味でも特に何事も完璧にしないと気が済まない方に「荷造りはテキトーでいい」と肩の力を抜いて欲しいと思います。
実際、よっぽどの秘境(そんなところに子連れで出かける家族は少ないと思いますが)にでも行かない限り、たいていのもは現地でも調達できます。
我が家はタンザニアとかマダガスカルの秘境へ子連れで旅行しましたが、それでも日本からのフライトが到着する町では何でも買う事ができます。
またよしんば買えなかったとしても、「それ」がない状態が何ヶ月も何年も続くわけではありません。旅行が終わって日本に帰ったらまた使えるわけです。そのときのありがたみを実感出来るのが楽しみ、くらいに気楽に考えたほうが精神的に楽になります。
それをふまえたうえで荷造りのこつを挙げると、パスポートやお金、ホテルバウチャー、航空券、クレジットカード、国際運転免許証等それがないと旅行自体がなりたたないもの(第1カテゴリー)だけは、必ずチェックする、ということです。
それが済んだら荷造りは80%終わったと考えましょう。それだけあればとりあえず旅行には行けますから(笑)
次の段階としてその次のカテゴリー(重要レベルが最重要のひとつ下のレベル)をどうするかです。そのカテゴリーはご家庭によって品目が違うかもしれません。
我が家の場合は、カメラやビデオカメラ、スマホ、充電器、換えのメモリーチップ等です。(第2カテゴリー)
それから、赤ちゃん/子供がどうしてもそのメーカーのものでなければ受け付けないようなもの、例えば紙おむつとかベビーフード、粉ミルク、のようのうなものもそのカテゴリーに入ります。どの国のどのメーカーのものでも全然平気というお子さんならこれは気にする必要はありません。
次のカテゴリー(第3カテゴリー)は旅行の目的に合わせたものです。例えばビーチへ旅行するなら、水着、ゴーグル、ラッシュガード等。スキー旅行やトレッキングをするときもそれらの目的に合わせたものをリストアップして荷造りします。
そして最終カテゴリー(第4カテゴリー)はその他のものということになります。着替えとカ下着とか、身の回り品とか、ですね。これらはなくても旅行に行けないといほどのものではありませんし、現地でもあるいは経由地や乗り換え地でも買えるので、あまり魂詰めないようにしましょう。
まあそうは言ってもそもそも荷造り自体は旅行前の気分が盛り上がって楽しいものです。
完璧を目指していらいらいしそうになったら、荷物/持ちものを上記の4つカテゴリーに分けて、再チェックすれば大丈夫です。