マリア・ライヒェ博物館でナスカのミイラを見ました
💓ブエノスディアス、イルカパパです!
小4、中1の子供2人連れて家族4人でペルー旅行に行ってきました。
今日のブログ記事ではナスカの地上絵の研究と保護に生涯を捧げたマリア・ライヒェ女子の功績を称える「マリア・ライヒェ博物館」について子連れで訪問したときの体験を紹介します。記事の中段あたりにミイラの写真も掲載しているので苦手な方は飛ばしてください。
このブログがあなたのペルー旅行の参考になれば嬉しいです。
マリア・ライヒェ博物館の入館料と行き方
マリア・ライヒェ博物館は、女史の住居兼研究所の敷地と建物を利用して作られています。パンアメリカンハイウェイ沿いにあり、駐車場もあります。
入場料はs./5ですが、ナスカの町からおよそ30km近く離れているため徒歩で行くのは難しいでしょう。交渉してタクシーをチャーターするか、ツアーに参加するのが一般的な行き方・見学方法です。
私たちのように、あらかじめ旅程に組み込んでおくのも効率的でおすすめの方法です。
マリア・ライヒェ博物館基本情報
- 住所:1S, 11350 ペルー
- 電話:+5156521372
地図
ゲストブック
駐車場から歩いて塀の中に入ると、博物館の入り口があり、そこにゲストブックが置かれていて誰でも自由に閲覧/書き込みができます。
世界各地からの訪問者に混じって日本人の名前も書かれていてうれしくなりました。
館内は3つのエリアに分かれています
館内は以下の3つのエリアから構成されています。
- ナスカ文明
- 地上絵(マリア・ライヒェ女史の研究、保護活動)
- 住居兼研究室
入り口から入って一番手前は、ナスカ文明の遺跡やなりたちを解説するエリアで、発掘された土器やミイラなどが展示されています。
真ん中は地上絵に関するエリアで、マリア・ライヒェ女史の研究や保存活動の様子を写真などで知ることができます。
そして一番奥のエリアにはマリア・ライヒェ女史の研究室兼居室が再現されています。
また建物の外の庭園にはライヒェ女史と妹のレナーテさんが眠るお墓があります。
1.ナスカ文明のエリア
一番手前のエリアです。ナスカ文明の紹介と成り立ちを出土品やパネルを使って解説しています。
出土品と出土品が発掘された場所の解説をするコーナー。
昨日見学した「カンタヨ水路」の写真と解説パネルもありす。
遺跡から出土した土器も多く展示されています。いくつかの土器は保存状態も良く、美術品としての見応えもあります。
保存状態の良い土器はガラスケースに入っています。
ナスカのミイラも展示されていました。多くの観光客が集まっていました。
地上絵とマリア・ライヒェ女史の研究に関するエリア
次に中央の部屋にある地上絵に関するエリアへ移動します。
ここにはマリアライヒェ女史が地上絵の観測/測量に使用した巻き尺などの道具も展示してあります。
彼女が測量した地上絵の記録やメモ、ノートも展示されており、その精力的な研究活動や保存活動のいったんを垣間みることができます。
ロサさんが地上絵の航空写真を見ながら説明してくれました。
一番印象が深かったのは、ほうきを持ってナスカ平原の砂漠をはくマリア・ライヒェ女史の写真です。
保存活動を始めた当初は、ほとんどの人が地上絵の価値や存在そのもを知らず、
「頭のおかしいおばさんが砂漠をほきではいてまわっている」
と気味悪がられていたそうです。
実際、ガイドのロサさんのお母さんも、ほうきを持って砂漠を歩くマリア・ライヒェ女史を見た事があるそうです。
3.マリア・ライヒェ女史の研究室兼居室
一番奥の部屋には女史の研究室兼居室が再現されています。
こんなに質素で小さな部屋に寝起きしながら、来る日も来る日も灼熱の砂漠を歩き回り、地上絵保護と研究に没頭したマリア・ライヒェ。
現地の住民たちから頭のへんな人と指をさされあざけられても、遠い異国の地で私財を投じてまで地上絵の保護活動に情熱を注いだマリア・ライヘ女史の、あまりにも偉大で尊い足跡を知る事ができる、とてもとても貴重な博物館でした。
子連れで美術館、博物館を訪れることは旅育の観点からもおすすめです✌️
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庭園
建物の外には赤い花が咲いている芝生の庭園があります。そこにはマリア・ライヒェ女史が使用していたバンが展示してあります。
そして庭園のほぼ中央にマリア・ライヒェ女史と妹レナーテさんのお墓があります。
お墓参りの様子はこの記事を参照してください🐬
このブログ記事があなたの子連れペルー・ナスカ旅行の参考になったらとっても嬉しです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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