【ナスカの地上絵に触っちゃった!】パンアメリカンハイウェイから至近距離で見た地上絵
💓オラ、ブエノスディアス、古代遺跡が大好きなイルカパパです。
小4、中1の子供2人連れて家族でペルー旅行に出かけました。今日のブログはいよいよナスカでのメインイベント「地上絵を地上から見る」を紹介します。
ペルー滞在3日目。快適だったカンタヨリゾートホテルをチェックアウトし、ナスカの地上絵が描かれているナスカ平原を縦断するパンアメリカンハイウェイを目指しました。
子連れペルー旅行3日目の予定
- パンアメリカンハイウェイ
- ナチュラルミラドール
- ミラドール
- マリアライヘ博物館
- エルテラール(奥ナスカにあるもう一つの地上絵)
- ナスカ陶芸博物館
- ホテルニドコンドルでランチ
- 長距離バスでリマへ帰る
ナスカ平原を走るパンアメリカンハイウェイ
アメリカ大陸を南北に縦断する大動脈として1923年、チリのサンティアゴで開催された第5回米州国際会議において「パンアメリカンハイウェイ」の整備構想が提唱されました。そして現在はアラスカ/フェアバンクスから、南米大陸南端のフエゴ島ウシュアイアまで、およそ1万7848kmにおよぶハイウェイが建設されています。
ただ実際は、多くの国にまたがり、場所によって気候や地理的条件も異なるため、名称はもちろん、道路の規格や整備状況などについても統一的に管理されているわけではありません。
そのうえ国や地域によっては、「ここがパンアメリカンハイウェイだ」という認識自体なされていない箇所もあるというのが現状です、うひょー。
そんな中、ナスカにおいてはナスカ平原を南北に突っ切る道路を正式名称の「国道15号線」ではなく「パンアメリカンハイウェイ」と呼ぶことが一般的になってるようです。地元のガイドさんたちも「パンアメリカンハイウェイ」と呼んでいましたし、ガイドブックにもそう表示されています。
消え行く地上絵
パンアメリカンハイウェイはナスカ市街地北西に広がるナスカ平原をまっすぐ縦断しています。およそ20kmにも及ぶ直線コースです。そしてその両側に地上絵が点在しています。
残念なことに「トカゲ」など一部の地上絵はこのハイウェイによって消されてしまいました。ハイウェイの建設当時、すでに地上絵の存在は確認されていたのですが、その重要性が認識されていなかったため、
絵の上をハイウェイが分断して通ったり
建設作業中に消されてしまったのです、オーマイガー!
現在「ナスカの地上絵」は世界遺産に指定され手厚く保護されています。ハイウェイからはずれた場所での車の走行も禁止されているのですが。上の写真のように、複数のタイヤの跡がハッキリ残っている場所もあります。
このあたりはどこに地上絵があるかわからないほど、多くの絵が存在する場所ですから、このようにハイウェイ以外の場所を走ると、さらに多くの絵が消されてしまうかもしれません。
ナスカ平原を縦断するパンアメリカンハイウェイ。およそ20kmにおよぶ直線コースです。
そしてこのあたりでは過去1500年もの間、まとまった雨が降っていません。それがナスカ地上絵が現在まで消滅しなかった理由です。
この写真のように道路の高さから見たら、すぐ横に地上絵があったとしても、何の絵か認識することはとてもできません。
それどころか、前もって知らなければ絵だと気づくことも難しいでしょう。
ミラドールに登って少し高い場所から見るとこんな感じです。それにしても本当に乾燥した平原ですね。
至近距離でナスカの地上絵を見る
道路脇に車を止めて、ちょっと降りてみることにしました。
ナスカ平原を前にしてあらためてその広さにびっくり!
これじゃ絵がどこに書いてあるかなんてわかりませんね。
飛行機がなかった時代の人が
一体どうやって地上絵を書いたのか、現地でこの場所に立ってみて、益々その謎が深まりました、ぐぐ。
これが至近距離から見た「ナスカの地上絵」の「線」です。
表面の小石をどけてやや色の薄い地表を露出させただけの単純な構成になっていることがわかります。
ガイドさんの特別な許可をもらってちょっとだけ「線」の部分を触ってみました、あひゃ〜!
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それではまたお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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