【ヨーロッパレンタカー旅行】安く賢く借りる14の注意点
🤗チャオー!ヨーロッパレンタカー旅行が大好きなイルカパパです☆
今日のブログではヨーロッパでレンタカーを安く賢く借りるおすすめの方法を紹介します。ヨーロッパでレンタカーを借りるときは、日本で借りるのとは違う注意点があります。この記事があなたのヨーロッパレンタカー旅行の参考になれば幸いです。
レンタカーを賢く借りるための14の注意点
- 保険の掛け金を安くする方法
- 乗り捨て料金
- 国境を越えるときに必要なものは?
- 車の大きさとグレード
- ナビは必要か?
- 操作方法の確認を忘れずに
- 予約サイト利用法
- イベントに注意
- エアコン
- オートマ車
- 返却の方法の確認
- ガソリンスタンドの確認
- クレジットカードの利用限度額を上げておく
- 帰国後の注意点
それでは以下で具体的に説明します。
1.保険の掛け金を安くする方法
保険をフルカバーにすると1日当たり5000円〜7000円相当分くらい金額が加算されます。
でも免責金額を大きくすることで、カバーされる保険金を変えずに1日当たりの加算金額を大幅に下げることができます。
免責金額というのは事故を起こして車の修理に例えば50万円必要になったとき、最低いくら自己負担で支払うかという金額です。仮に免責が2万円なら保険金で50万円カバーされますが、2万円は自分で支払います。
免責がゼロなら保険金の範囲で自己負担はゼロですが、その分保険料も高くなります。逆に免責額を大きくするとそれだけ保険料の負担は小さくなります。保険料はレンタカーを借りる日数分で計算されるので1日の差額が仮に1000円だとしても長い期間借りると大きな負担になります。
負担とリスクのバランスを考えて免責額を決めるようにしましょう。
🐬「免責」は英語で「 exemption from responsibility」「免責金額」は 「deductible」です。例文:You are covered $200 deductible(免責金額200ドルの保険でカバーされます)
2.乗り捨て料金
ヨーロッパの複数の国をレンタカーで周遊旅行するのはとてもワクワクします。
しかし、パリで借りてローマで返却するとか、ブダペストで借りてベルリンで返却するなど、国境をこえてレンタカーを乗り捨てすると、とても高い乗り捨て料金がかかります。ナビなどをオプションで借りている場合はその機器の「乗り捨て料金」も
ついでに請求されます。
どの国からどの国へ乗り捨てるかで料金は異なりますが私の経験から言うと乗り捨て料金は大体5万円以上です。
パリーローマでもブダペストーベルリンでもLCCを上手に利用すれば1000円以下で航空券が購入できる昨今の状況を考えると、国境を越えるレンタカーの乗り捨ては経済的合理性が低いと言えます。
高額な乗り捨て旅行金に見合う価値を見出せな場合は、同じ国で返却できるような周遊旅行のルートを考えた方がいいでしょう。
市内のオフィスで借りて空港で返却するとか、同じ国の中の別の都市で返却する場合は乗り捨て料金がかからなかったり、かかっても安くすみます。
3.国境を越えるときに必要なものは?
レンタカーで国境を越える場合、シェンゲン協定加盟国間であれば国境での検閲はありません。一方協定加盟国でない国の国境を越える場合、レンタカーの運転許可証の提示などが必要になるケースがあります。
レンタカーを借りるときに発行してもらいましょう。また協定加盟国間の移動でも国外で運転する場合は「国外運転追加料金」が必要になるケースがあります。
レンタカー予約時に確認して下さい。
参考記事🚘
4.車の大きさとグレード
ヨーロッパをレンタカーで周遊旅行する場合、日数や移動距離の長さから車の居住性、運転性能の高い車を選択したくなります。
しかし昔と比べて自動車の性能が格段に向上しているので、3人くらいまでの人数なら、一番小さなカテゴリーのレンタカーでも全く問題ないと思います。もちろんお金に余裕があればグレードの高い車にしても構いませんが。
🐬参考までに、私は日本ではメルセデス・ベンツSL550に乗っていますが、ヨーロッパでレンタカー周遊旅行をする時は、コストを抑えることを最優先して軽自動車みたいな一番下のカテゴリーの車にしています。それもでレンタカーで快適に旅行をする、と言う趣旨においては全く不自由は感じませんし、むしろコンパクトで運転しやすいとさえ思います。
5.ナビは必要か?
ナビを借りると1日当たり10ユーロ程度加算されます。
しかし1日中運転しているのでない限り、ナビを使用していない時間もあるので、1日単位で追加料金を払うのは大損です。
私はスマホのデータ通信を海外でも使えるようにして、Googleマップのナビを使っています。
データ通信を海外でも使えるようにする方法は下記の3通りです。
- 海外で使えるWiFiをレンタルする
- 通信会社の契約を期間限定で変更する(海外ローミング)
- 現地でSIMフリーのチップ(スマホ)を買う
私はいつも2を利用しています。料金は1と比べて4分の1くらいです。
6.操作方法の確認を忘れずに
ヨーロッパの車は日本人の感覚からすると理解できないほど変わっていることがあります。これまで私が遭遇した
「ありえないだろー」
というまさかの操作方法を紹介します。
バックギア
一番苦労したのがバックギア。道路を間違えたのでUターンしようとしたところ1回では回りきれずバックして切り返そうと試みた。ところがシフトレバーをバックギアに入れたにもかかわらずアクセルを踏むとバックするどころか前進してしまう。
あやうく前の壁に激突する寸前。もう一度バックギアに入れ直し再度慎重にアクセルを踏む。ところがまたまた車はバックせず残り数センチに迫った前の壁すれすれまで前進。どうなっているんだ?と考えてもわけがわからない。もしもう一度試してそれでもだめで前進してしまったら今度は完全に壁に接触するだろう。
そのうち、道路の真ん中で道を塞いで立ち往生している私の車の左右から車が詰まってきて渋滞が発生。あせるはワケがわからないわで、脳みそから脂汗が吹き出していた。
バックギアのありえない入れ方の例
- シフトレバーを上から下へ押さえつけながら「R」の位置にシフトする
- シフトレバーの裏側にあるボタンを押しながら「R」の位置にシフトする
- シフトレバー上部の丸いカバーを下にスライドさせながら「R」の位置にシフトする
私が経験した難解なケースはこのはこの3通りだが、まだ見ぬ未知のタイプがあるのかもしれない。
窓の開閉
フランスでレンタルした車はドアの側面をいくら探しても窓を開けるボタンがなかった。もちろん手動で回して開けるためのハンドルもない。
窓を開けることができないので、駐車場から出るときや高速道路の料金所では、
ドアを開けて体を乗り出して料金を支払うはめに。
このとき体を伸ばしていると、マニュアル車のためクラッチから足が離れてエンストしてしまう。
🐬ここにあった!:窓の開閉ボタンは、センターコンソール下部のエアコン調整つまみのやや下あたりにあった。なぜそんなところにーー!?
トランクの開閉ボタン
これはまあわからなくても車から降りてキーを差し込めばなんとかなる。ちなみに一番難解だった車では助手席側のダッシュボードの中の奥のほうにひっそりとあった。なぜそこにーー???
給油口の開閉ボタン
基本的には「ない」車が多い。
車から降りて給油口を押したらパカっと開きます。ハンガリーで借りたドイツ車は、給油口の蓋は開けれてもキャップが開けられないタイプ。結局キャップにキーを差し込んで回して開けるが正解だった。なぜ、そこまでーー??
ウィンカーとワイパーのレバーが左右逆さま
まあこれくらいは実害なしということで。あせってるときに限ってウィンカーを出したつもりがワイパーがスカーっと窓を乾拭きするむなしさは、旅行が終われば良い思い出になります。
ライトの消し方がわからない
ヨーロッパの大半の国でライトは昼間でも点灯が義務付けられているので問題ないでしょう。
操作方法・まとめ
レンタカーを借りてもすぐには公道に出ず、操作方法や給油するガソリンの種類などをしっかり確認しよう。わかなかったら事務所で質問すること。
7.予約サイト利用法
直近の旅行で利用したサイトはハンガリーがRentalcars.com、フランスがCars-Scanner.comです。
複数のサイトを比べてみましたがどちらものサイトも同条件の中では最安値を表示していました。またどちらのサイトも予約、キャンセル、問い合わせ、必要書類の印刷は日本語で行えました。
レンタカーの料金は日々刻々と変わっているのでホテル予約サイトや格安航空券予約サイトのようにいつも最安値を提示するのは同じサイト、ということはありません。
またキャンセルポリシーもホテルや格安航空券の予約と比べると甘い、というかキャンセル無料のような状況なので、一度手配が完了している案件も度々料金を再チェックすることをおすすめします。
レンタカー予約サイトで手配する場合、実際に借りるのはローカルのレンタカー会社である場合がほとんどです。心配な人は、高額になりますがハーツやエイビスのような大手レンタカー会社のサイトで直接手続きをしましょう。
8.イベントに注意
せっかくレンタカーを借りてドライブ旅行の計画を立てても現地で大きなイベントがあって道路が閉鎖されていると計画が狂ってしまいます。
私が南フランスでレンタカーを借りたときはツールドフランスのレースが開催される時期と重なったので、丸2日間、およそ100km四方の
主要道路が閉鎖されていました。
かろうじて空いている道路はどこも大渋滞、おまけに必ずどこかで行き止まりになるという無意味な時間を過ごしました。
ヨーロッパでレンタカーを借りる時はその地域、日程で道路が封鎖されるようなイベントがないか事前に確認しましょう。
9.エアコン
アルプス山脈以北の国なら真夏のドライブでもエアコンの必要はほぼありません。
これらの国々では晴れていて日中の気温が25度を上回ると車内も暑くなりますが、そんなことはあっても昼間の1時間程度、しかも空気が乾燥しているので窓を開けて走ったら気持ちいいです。
コスタデルソル、南フランス、ミラノ以南のイタリア、南ギリシャではエアコンは必須。ただしこれらの地域でも朝夕は涼しいですよ。
10.オートマ車
オートマ車があまり普及していない国ではオートマ車をレンタルすることは難しいです。
ハーツやエイビスなどグローバルに展開しているレンタカー会社のサイトから直接予約すればオートマ車を手配できる可能性は高くなりますが、レンタカー予約サイトから手配するのに比べて料金も高くなります。
どちらを選択するかはあなた次第。
11.返却方法の確認
借りた場所で返却する場合、駐車場から走り出すとき、返すときのことも考えて道順などを覚えておきましょう。
特に空港から出発する場合、返却時には道に迷う可能性があるので、周囲の景色や標識、レンタカー会社の駐車場の場所などを記憶しておきたいです。
12.ガソリンスタンドの確認
また返却時に
ガソリン満タン返しの契約
があるケースでは、返却場所に近いガソリンスタンドの場所を確認しておきましょう。
私がフランスのニームという町で借りたときは、返却場所の駅前に戻って30分くらい車で探し回っても街中にガソリンスタンドが見つからず、結局また町から郊外に出てさらに30分くらい走ってやっと1件だけ見つけました、アヒャ〜。
ヨーロッパでは週末や祝日はお休みのガソリンスタンドも多い、うきゃー!
それから給油する油種の確認も忘れずに。
13.クレジットカードの利用限度額を上げておく
ヨーロッパでレンタカーを借りるとき「デポジット」を請求されます。金額は車種や日数によって異なりますが、10万円〜50万円程度です。
このお金はレンタカーを返却した後問題がなければ返金されますが、借りるときにクレジットカードの利用限度額を超えていたらそもそも手続きができません。
日本出国前にクレジットカード会社に連絡して利用限度額を引き上げておきましょう。
14.帰国後の注意点
ヨーロッパで右側通行、左ハンドルに慣れてしまったら、日本に帰国してからの運転が大変になります、うひょー!
特に駐車場や路地から何車線もある大通りに出て、出たその瞬間にはどの車線にも車が走っていない状態が一番危ない。
ヨーロッパで運転して事故がなかったことに感謝し
人や他の車に優しい気持ちを持って、また時間にたっぷりゆとりを持って、生まれ変わった心づもりで運転しましょう。
ヨーロッパレンタカーおすすめの借り方はここまで。
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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