【サントリーニ島の達人が伝授】2日で巡るおすすめ観光スポットベスト5とモデルプラン
😊ども、カリメラ、マリンスポーツ歴40年、スキー・スノボー歴30年のイルカパパです。
サントリーニ島は2008年に初めて行って以来10年以上「推し」続けています、わおー。達人が初めてサントリーニ島を訪れた2008年は、まだ日本ではサントリーニ島のことを知る人はよっぽどのギリシャマニアしかいませんでした。まして美しい夕日が観れるなんてことほとんどの人が知りませんでした。私が旅行ブログで紹介して有名になったようなもんです、うははは。
今回のブログ記事は、そんな世界一美しい夕日が見えるサントリーニ島の紹介です。最後まで見ていただけたら嬉しいです。
サントリーニ島のおすすめ観光スポットベスト5
1位 イア
サントリーニ島の北西端に位置するメルヘンチックな小さな街で、私が10年以上唱え続けてる「世界一美しい夕日」が見れる場所です。
イアに行かないのならサントリーニ島へ行く意味がない
とさえ言えるでしょう、あひゃー。
紺碧のエーゲ海に落ち込むような断崖絶壁に白い建物が折り重なり、街のどこを切ってもため息が漏れる絵葉書のような風景と出会えるイア。世界中のセレブが絶賛するデザイナーズホテルや、おしゃれなブティック、アクセサリーショップ、シーフードレストラン、居心地の良いカフェなどがあります。散策するだけでもワクワクしますよ、ひゃあ〜。
イアで抑えておきたい場所はトップ5は
- ニック・ノミコウ通り(卒倒するほど可愛くておしゃれで絶景のショッピングストリート)
- ブルードーム(3つの青い屋根の教会でイア定番のインスタ映えスポット)
- イアキャッスル(世界一美しい夕日が眺められる鉄板スポット)
- アモウディ港(美味しいシーフードレストラン&サントリーニ島で一番きれいなビーチ)
- フォーベル(ため息が漏れるフォトジェニックポイント)
です。
この記事を参考にしてね(広告じゃないよ〜)🐬
を見てね。
イアとサントリーニ島の位置関係がわかる地図
2位 火山島
サントリーニ島のカルデラ海(内海)に浮かぶ活火山の無人島です。ボートで上陸し噴煙が立ち上がる噴火口までのプチトレッキングが人気。頂上から見る雪山のようなフィラの白い街が幻想的でこの星の絶景ベスト10です!
送迎付きツアーに参加して行くのが一般的。
火山島「ネアカメニ」の地図
3位 パレアカメニ島の海中天然温泉
火山島のとなりにあるパレアカメニ島の入江には海底から源泉がぼこぼこ湧き出していて辺り一面、天然露天温泉になっています、わお〜。
泉質はサイコーじゃぁ〜〜、あっはっは。肌がつるつる美人肌になりまっせ。
入江に近づくと海の色がだんだん赤茶色に変わってきて水温もどんどん熱くなります。こんな不思議な体験ができる場所は世界中探してもめったにありませんよ、ふふ。しかも巨大な「露天風呂」から眺めるサントリーニ島の景色もここでしか見れません。
入江の一番奥には白い教会があります。
参考記事です🐬
海中温泉の地図
4位 ティラシア島
サントリーニ島を構成する島の一部ですが、イアやフィラがある本島とは繋がっていません。世界中から観光客が押し寄せる以前のサントリーニ島の古き良き素朴な姿を見ることができます。
港には新鮮なシーフード料理を堪能できるレンストランが数軒ありますぜ、へい毎度。
ティラシア島は三日月形のサントリーニ島(ティラ)の対岸にある島、紀元前236年の地震でサントリーニ本島から分離しました。
ティラシア島の地図
5位 フィラ
海抜300mの崖の上に立つ島の中心の街。バスターミナルや博物館の他、数多くのホテル、カフェ、レストラン、ブティック、ジュエリーショップ、ギャラリー等が、所狭しと軒を連ねます。
また街のいたるところからエーゲ海の目もくらむような絶景を望めることができますよ、ああ。
フィラの地図
2日でサントリーニ島を観光するモデルプラン
「1日でサントリーニ島を観光するモデルプラン」を考えたんですが、イアで夕日を見るなら「1日ですます」というのは
絶対ムリ!
夕日が沈んでから島を出ようとしても交通手段がないからです。*夏季は日が沈んで暗くなるのは午後9時半を過ぎてからです、うきー。
かと言って夕日を見ないならそもそもサントリーニ島へ行く意味がありません、うひゃぁ〜。というわけでサントリーニ島観光には絶対2日は必要だっちゅーことですだ、ふほふほ。
ただし2日間つまり1泊2日では、やはりこのブログ記事で紹介しているおすすめ観光スポットベスト5をまわるのはムリです、うう。
1日2泊の旅程なら、イアを見てフィラを見て、ワイナリーを見て、イアの夕日を見る、というモデルプランになります。まあそれでも一生に一度の素晴らしい感動体験になるでしょう。
2泊3日の旅程が確保できるなら次のような感じです。
サントリーニ島観光2泊3日モデルプラン
1日目:午前中の飛行機でサントリーニ島に到着。午前中はイアのホテルでくつろぐ。午後、イアの街を散策&ショッピング。夕食後イアの夕日を鑑賞する | |
2日目:火山島&海中温泉&ティラシア島ツアー、ツアー終了の夕方以降はイアのホテルでくつろぐ。夜はイアでショッピング(夕日を鑑賞してもよい) | |
3日目:フィラ&ワイナリー見学。夕方の飛行機でアテネへ移動 |
*夏季の日没時刻は午後9時前です。夕食を食べてからでゆっくり夕日観光ができます。
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サントリーニ島への行き方
エーゲ海に浮かぶサントリーニ島へは
- 飛行機
- 高速艇
- フェリー
- クルーズツアー
の4通りの行き方があります。
1.飛行機
アテネ空港からサントリーニ空港へ多くのフライトが運行しています。所要時間は約50分。ライアンエアーやオリンピックエアーなどLCC航空券は数千円で買えます。
またロンドンやパリ、ミラノ、マドリッドなど欧州主要都市からも多くのフライトがあります。これらの都市とサントリーニ島を組み合わせて個人手配旅行を計画できますよ。欧州はLCC天国なので「えっまじ?」と思うくらい安い航空券をゲットできる可能性があります、わぉ〜。それから冬期は便数が減ります、うう。
この記事を参考にしてね(広告ではありませんぞ〜)🐬
2.高速艇
アテネ・ピレウス港から高速艇で約5時間。料金は7000〜1万円です。
3.フェリー
ピレウス港から約8時間、料金は4000円〜6000円です。
高速艇、フェリーともシーズンや予約のタイミングによって料金が変わります。夏季は、サントリーニ島とクレタ島、ミコノス島との間にも定期便が運行されます。逆には冬季は便数がぐっと少なくなる上、天候によっては欠航になります。
高速艇、フェリーの予約はDirect Ferriesの公式サイト(日本語)が便利です。
DirectFerries公式サイト:https://www.directferries.jp/?dfpid=1822&affid=1&rurl=
4.クルーズツアー
ピレウス港発エーゲ海クルージングツアーに参加してサントリーニ島へ行く方法もあります。サントリーニ島は大変人気の高い観光地ですが、大型ホテルがないため夏季はホテルの予約が取りにくくなっています。またこどもの宿泊ができないホテルも多いため、ホテルの心配が無用のクルージングツアーを利用する価値はあります。ただしクルージングツアーの場合、島での滞在時間に制約があるケースが多いので利用する前に確認して下さい。
エーゲ海の島を巡るクルーズツアーは訪れる島の数や組み合わせによっていろいろなタイプがあります。またアドリア海のドブロブニク(クロアチア)やヴェネチア(イタリア)、イスタンブール(トルコ)などと組み合わせる国際クルーズも人気です。
我が家はエジプト、イスラエル、キプロスなどを周遊するクルージングツアーでサントリーニ島へ行きました。クルーズ船のスケジュールでは、朝サントリーニ島に上陸し、お昼過ぎにミコノス島へ向けて出航する内容だったのですが、私たちは残りのクルーズツアーを放棄しサントリーニ島で下船ししばらく滞在しました。
このようににクルーズツアーを応用する方法もあります。
この記事を参考にしてね✌️
島内交通
バスが便利です
サントリーニ島内の交通手段の主力はバスです。最大の観光拠点フィラに滞在するなら他の交通手段を考える必要はありません。
フィラからサントリーニ空港へは、1.8ユーロ、約10分、クルーズ船が発着するアティニオス港へは2.3ユーロ、約20分、夕日の綺麗なイアへは1.8ユーロ、約20分です。
もしフィラ、イア以外に滞在する場合は路線がなかったり運航頻度が少なかったりするのでバスはやや不便になります。
バスの運賃は乗車してから支払います。
タクシー
フィラやイアのバスターミナル、サントリーニ空港、アティニオス港などで待機しているタクシーに乗車できます。タクシーが見つからない場合はホテルやカフェの人に呼んでもらうこともできます。
我が家はアティニオス港からイアまでタクシーに乗車しましたが、料金は40ユーロでした。メーターはなく事前交渉です。
レンタカー
私は子連れ海外旅行者の最強アイテムとしてレンタカーの活用をひたすら提唱していますが、サントリーニ島では無用です。バスが安くて便利だから、ふは。それにサントリーニ島では火山島や海中温泉は別にして、わざわざレンタカーを借りてイア、フィラ以外へ行くのは時間とお金の無駄なような気がします。
それからレンタカーを借りてもホテルに駐車場がないケースがけっこうあります。イア、フィラ以外の観光客があまり来ない場所のホテルに滞在するのなら、バス便もないでしょうからレンタカーを借りるのは仕方ないですね。でもせっかくサントリーニ島へ行くのにイア、フィラ以外に泊まるのはもったいない気がします、うう。
ホテル送迎車
サントリーニ島のホテルは、特にフィラやイアは細い路地が入り組んでいるので、初めての場合わかりづらいと思います。ホテル送迎車ならホテルの前まで車で入れないケースでも場所を教えてくれるので安心です。(タクシーは「ここから先へは入れない」と降ろされます)
空港とイア、フィラを結ぶエアポートバスもありますが、路線バスの10倍くらいするのでおすすめしません。エアポートバスの料金はイアーサントリーニ空港で大人25ユーロ、子供は無料です。タクシーの方が安いですね、くく。
エクスカーションの送迎車
火山島や人気のビーチへ行くエクスカーションに参加したら、参加費に目的地までの交通費も含まれています。ホテルの前まで迎えに来てくれて帰りも送ってくれます。バス便がない場所へ行きたい時は一番安くて便利な移動手段です。
その他の交通手段
レンタルバギー、レンタサイクルは移動手段というよりそれに乗ること自体を楽しみましょう。
島のカルデラ側にはいくつかの港があり、それらの港間やカルデラ海の島々を結ぶ水上タクシーがあります。
車が入れない小さな港とフィラやイアとの移動にはロバタクシー、ケーブルカー(フィラのみ)があります。
ホテル
サントリーニ島には世界中のセレブや旅行関係者から「世界ナンバーワン」と讃えられるラグジュアリーホテルがいくつもあります。そのほとんどはカルデラ側の海を見下ろす断崖絶壁の縁にあり、部屋やプールから素晴らしい眺望を堪能できますよ、おお〜。
これらの絶景ラグジュアリーホテルは予約が大変取りにくいうえ、子供の宿泊が不可となっているところがほとんど、うう。
サントリーニ島のホテルの多くはフィラかイアに集中しています。イアのほうが料金は高め。また断崖絶壁からの眺望が良いほど料金は高く、逆にカルデラ側とは反対のビーチ側にあるホテルは料金が安い。
ピークシーズンは7月~9月中旬で、この時期は予約が取りにくいうえ、料金も腰が抜けるくらい高騰します。一方、冬期の11月~3月はローシーズンで、料金が安いうえ空き部屋が多いですが、冬期は休業するホテルもたくさんあります。
ベストシーズンは?
夏以外ありません!
夏季は冬期と比べてホテル代が高騰する、人が多い、観光するのに暑い、などデメリットがたくさんありますが、それでも夏以外にサントリーニ島で行く価値はない、断言できます。ホテル代などが高騰するのもそれだけ夏のサントリーニ島が素晴らしいからです。
毎日雲ひとつない快晴、真っ青な空と真っ青なエーゲ海、きらめく白い街並み、夏はサントリーニ島が最も輝く季節です。冬のどんよりした暗く冷たい風に吹かれながら見る景色とは全く別ものです。
👦6、7、8月の晴天率はほほ100%です。また夏季は日没時刻が遅いため1日を長く有効に使えます。
*2019年7月1日の日没時刻は午後8時51分。
アテネに住んでていつでも気軽に行ける人ならこんなアドバイスはしません。日本からわざわざ行く、そしておそらくほとんどの人にとって遠いサントリーニ島へ行くのは一生に一度の経験ではないでしょうか。その旅行に夏は高いからとお金をけちる意味はありません。
夏に行かないのなら、かつ断崖絶壁の絶景ホテルに泊まらないのなら、サントリーニ島へ行かない方がいいでしょう。
夏ですよ、うははは。
ベスト5以外の主な見所
考古学博物館
古代ティラの出土品が展示されている博物館。フィラの街中、ケーブルカー乗り場のそばにある。
ワイン博物館
サントリーニ島の火山性の土壌は、良質のぶどうを育てる。ワイン博物館ではサントリーニ島にしかないアシリティコというぶどうから作るワインなどのテイスティングも楽しめる。イア
バナキア・エピスコピ教会
メサ・ゴニア近くにあり、11世紀に建てられたサントリーニ島で最も美しいビザンチン教会のひとつ。
ペリッサビーチ
島の南東にある黒砂のビーチ。ホテルやタベルナ、キャンプ場などがある。
サントリーニ島について
紺碧の海から垂直に切り立つ赤茶けた断崖絶壁、その頂上に雪が積もったよう折り重なる白い建物。
南エーゲ海に浮ぶサントリーニ島は、世界有数の絶景ポイントがそこかしこに点在する奇跡の島です、あひゃ。
島の中央が火山の噴火で吹き飛び、外縁部分が大きなリングのように青い海を取り囲む。今回の旅行では、エジプトやイスラエルで合計150枚くらいの写真を撮ってずいぶん撮ったな~と思っていました。それがサントリーニ島のイアに到着したら、ほんの30~40分散歩する間に、
うっかり500枚以上の写真を撮ってしまう
という油断のなさ、ひえぇぇ~~!!。
「大きなリングのよう」と記述しましたが、それはイメージしやすいようにちょっと誇張した表現で、実際は完全なリング状ではありません。「リング」の右半分(東側)は原型をとどめているけど、左半分(西側)は切れ切れに繋がっている状態です。
つまり「サントリーニ島」とは、噴火で残った外輪山の残骸からなるいくつかの島の総称です、へぇ〜。一般的に「サントリーニ島」と呼ばれている三日月型をした右半分の島は、正式には「ティラ」という名称です。
サントリーニ島の形がわかる地図
サントリーニ島の歴史は古く、海中に沈んだ幻のアトランティス大陸の一部ではないか、という説を唱える人もいるよ、わお。
紀元前3000年頃にはキクラデス文明が栄え、島の南端付近にある古代遺跡アクロティリは、エーゲ海で最も保存状態が良い先史時代の遺跡です。
【サントリーニ島の達人が伝授】2日で巡るおすすめ観光スポットベスト5とモデルプランのまとめ
サントリーニ島で絶対押さえたい観光スポットベスト5を巡るには1日ではムリです。夕日を鑑賞したあとは島を脱出する交通手段がないからです(プライヴェートジェットとかあるなら話は別)。
かと言って夕日を見ないでサントリーニ島から日帰りするのはあまりにももったいないな〜。せっかく日本から遠い遠い遥かサントリーニ島まで行くのですから、それなりに旅程を確保して楽しみたいですね。
一生に一度の感動体験が待ってますよ!
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このブログ記事があなたのサントリーニ島旅行計画のお役に立てならとっても嬉しいです。
それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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