高校説明会でのPTA会長の挨拶例文と実施手順・準備
💓こんにちは、イルカパパです。
東京の公立中学校でPTA会長を4年、学校運営協議会会長を8年つとめています。今回はPTAが主催する活動の中で一番人気がある「高校説明会」での会長の挨拶例文を紹介します。私たちの学校ではどうのように高校説明会の準備、実行をしているかも説明します。
あなたの学校のPTA活動の少しでもお役に立てたら幸いです。またそれが子供達や地域の笑顔を増やすことにつながればこんなに嬉しいことはありません☺️
高校説明会でのPTA会長挨拶事例
あいさつまでの流れ
受付が終わった保護者、生徒はまず体育館に集合します。そこでPTA会長と校長先生の話しがあり、そのあと各教室へ移動します。
高校説明会でのPTA会長のあいさつは、そういう状況でおこなわれるということをイメージして話す内容を考えて下さい。
会長挨拶のポイントは、
- 説明会の大まかな流れ
- 注意事項
を入れることです。
挨拶例文
みなさん、こんにちは。PTA会長の高橋です。
本日はお忙しい中高校説明会にご参加いただきありがとうございます。また、平素より東が丘中PTA活動にご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。
今年で3回目になるこの高校説明会は、東が丘中PTA活動の目玉と言える大イベントです。
今年は14校の高校にお越しいただき、直接、高校の雰囲気や授業の様子を資料を使ってご説明していただきます。
1度にこんなにたくさんの高校の話しを聞ける機会はめったにありません。ぜひ積極的に活用していただければと思います。
ここで簡単に今日の説明会の流れをお話します。
お手もとの案内にありますように各高校ごとに、説明会を行う教室が決まっています。
みなさんはお聞きになりたい高校の教室へ行って説明を聞きます。
第1回目の説明はこのあと午後1時半から始ります。
そして1回の説明会の時間は30分です。
1回目が終了しましたら10分間の休憩があります。
みなさんはその間に次の高校の教室へ移動し、2校目の説明を聞きます。
説明会は全部で3回ありますので、3校の話しを聞くことができます。
どの高校がどの教室かということと、タイムスケジュールはお手もとの高校説明会の案内を見て下さい。
特に熱心に聞きたい高校がない場合は、なるべく人の少ない教室を選んで入って下さい(笑)
それからお願いが3つあります。
説明会を聞いているときは、当然私語は禁止、静かに真剣に聞いて下さい。
それから説明会の間は携帯電話のスイッチを切るか、マナーモードでお願いします。
そして最後のお願いはアンケートの回答です。
この高校説明会は毎年みなさんからのアンケートによってどんどん改善しています。
ですからお気づきの点やご意見、ご感想をぜひどんなことでもけこうですからご記入下さい。
この高校説明会が保護者、生徒のみなさんにとって進路を考える上で何かしら参考になればこんなに嬉しいことはありません。
最後に高校生説明会にご参加いただいた皆様、お手伝いでサポートいただいた保護者の皆様、その他惜しみないご協力をいただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
PTA活動の目玉イベント・高校説明会について
わたしたちの学校では毎年、高校説明会を開催しています。高校説明会とは複数の高校の進学担当者の方をわたしたちの中学校にお招きし、それぞれの高校について紹介していただくというものです。
わたしたちの学校のPTA活動では一番人気の
「目玉企画」
といえるイベントです。
詳しい実施方法は次項で説明しますが、ここではおおまかな概略をお話します。
私たちの学校で行う高校説明会は
- 1学期に行う
- 中学校の教室で行う
- 10〜14校程度に説明してもらう
- 参加者は中学生と保護者
というような内容です。
おおよそ10~14校程度の高校の方にわたしたちの中学校に来ていただきます。1名で来られる高校もありますし、複数で来られる高校もあります。高校のパンフレットやポスターなども持参されるか、あらかじめ学校に送付されます。
そして説明会当日はそれぞれの会場(教室)で、高校の校風や目標、授業内容、部活動などについて紹介していただきます。プロジェクターを使われる高校もありますので、事前に確認し、必要な場合は準備していおきます。
参加者は生徒(全学年)と保護者です。生徒たちにとっては、一度にたくさんの高校の話しをその高校の方から直接聞くことができる点が大きなメリットと言えます。
実際の高校ごとの説明会はその高校の現地でおこなわれます。通常は、夏休み以降に開催されます。また2学期にはその学校の文化祭や体育祭に行ってみて、自分の目で確かめることもできます。ですからわたしたちPTAが中学校でおこなう高校説明会はそのための絞り込みをする場と位置づけていただければいかと思います。
初めておこなった時は、体育館に簡易ブースを作って、それぞれのブースごとに説明していましたが、話し声がもれてにぎやかになる、体育館内に熱気がこもって暑くなるなどの弊害があったため2年目以降は、1つの教室に1つの高校、という会場割当方式に変更しました。
しかしこのやり方でもどの高校がどこの教室でやっているか混乱する、教室の移動が大変など、不満の声があります。でも体育館で一度にやるよりは「ベター」ということでこの教室割当方式で行なっています。
毎年、アンケート調査を実施して、みなさんのご意見を参考にしながら改善を重ねています。
わたしたちの高校説明会は高校の方に来ていただく方式ですが、こちらから複数の高校を訪問するやり方もあります。バスをチャーターし、1日に4、5校の高校を回るというやり方です。
このやり方ですと、実際に高校を訪問できるというメリットがあります。平日におこなえば、現場で高校生の授業風景や部活動の様子、学校によっては学食でランチをいただく機会もあります。
反面、
- 参加人数が限られる
- たくさんの高校を回れない
- バスのチャーター代などの費用がかかる
という問題もあります。
こちらのチャーターバスで巡回する方法での開催はわたしたちの学校では今のところ見送っていますが、今後の検討課題です。
高校説明会の実施手順【事前準備編】
まず高校説明会の実施時期を決めます
高校説明会の実施時期は、わたしたちの中学校では7月初旬にしています。
高校説明会を「志望校を絞る手段」と位置づけているので、ここである程度、志望校を絞り、夏休みや、2学期以降、自分で実際その学校へ行けるようにしているためです。
1学期のもっと早い時期では3年生でも進学先についてあまりピンとこない生徒もいますし、他の学校行事と重なってしまうこともあります。
そういう要因や背景を加味し7月上旬に実施しています。
開催時刻・曜日
高校説明会を開催するのは土曜日です。
土曜日の午後1時くらいからスタートして4時くらいに終了するよう予定を組みます。特に3年生の保護者会や親子面談が午前中にある土曜日だと理想的です。
保護者会に出た親や生徒たちがそのまま参加できるからです。そのような年は、参加率も高くなっています。
参加校決め
7月上旬に高校説明会を開催する場合、6月のPTA総会が終わったら、新しい本部役員ですぐ準備にかからないといけません。
まず具体的に開催日、時間を決めどの高校に来てもらうかを話し合います。これには毎年説明会後におこなっているアンケート調査が役に立ちます。
また各教室(会場)ごとの参加人数を見れば、どの高校が人気があるかがわかります。
高校説明会の実施手順【参加校との交渉編】
参加校との連絡
参加してもらいたい高校が決まったら、主旨と開催日をお知らせして、実際に来ていただけるよう交渉します
もしこちらの希望校の都合が悪かったりして参加出来ない場合は代替校にお話します。一般的に私立高校は参加に大変前向きです。しかし人気の低い私立高校は、せっかくお越しいただいても会場に聴衆が集まりにくいです。
一方、人気の公立校はめったに参加してくれません。毎年アンケートでも生徒や保護者から要望が強いのですが。
参加校との交渉は副校長先生にお願いしています。
参加校への案内
参加に同意していただける高校が決まったら正式にPTA会長名でお手紙を出します。
手紙には開催日時と場所、1回当たりの説明時間など簡単な説明を添えます。またプロジェクター使用の有無や、事前にパンフレットなどを送付する場合の送り先などもご案内します。
こちらは副校長先生に電話やメールでおこなっていただいています。
お手伝いさん確保
高校説明会の当日、サポートしていただくお手伝いさんを保護者の中から募集します。
別の項でもご説明していますが、わたしたちの学校では本部役員や各委員をされていな保護者の方には、学校行事やPTA活動の際のお手伝い係をお願いしています。
お手伝いさん募集は他の行事のお手伝いさんもまとめて、年度初めにある保護者会で決めます。
お手伝いさんの仕事割り振りとお知らせ
高校説明会が近づいてきたら、当日のお手伝いさんの仕事の割り振りを行ないます。そして7~10日くらい前に担任の先生を通じて手紙でお知らせをします。
手紙には、お手伝いを引き受けてくれるお礼と当日の集合時間、集合場所などを記載します。本部役員でもサポートで参加できる人を確保しそれぞれの役割を確認します。
ただし高校説明会への本部役員の参加率は過去すべて100%です。
役員も高校の話しは聞きたいですからねー( ̄ー ̄)
高校説明会の実施手順【当日の仕事編】
当日の流れ
高校の説明者
- 来賓受付
- 来賓控え室
- 各会場へ移動
- 説明会実施
高校の説明は1校に1教室を割り合て、それぞれ個別会場とします。
高校の方は時間になったら、それぞれの会場(教室)で、説明を開始します。1回の説明会の時間は30分です。終了すると10分間の休憩時間があります。
保護者、生徒
- 体育館に集合
- PTA会長、校長の話しを聞く
- 各会場へ移動
- 説明を聞く
保護者、生徒は休憩時間に別の会場(教室)へ移動します。そして休憩時間が終わると2回目の説明が始ります。これを3回くりかえします。
高校の方は同じ会場(教室)で3回説明し、生徒、保護者は会場(教室)を移動し3校の説明を聞くことができるわけです。
当日のPTAの仕事
開始や終了の案内は校内放送を使い、副校長先生が担当します。それ以外でPTA本部役員、お手伝いさんが行う仕事は次です。
- 来賓受付
- 来賓案内(高校の担当者を控え室までご案内します)
- 来賓控え室係(来賓へのお茶だし)
- 来場者受付
- 体育館係
- 自転車場係
- 会場準備
- 会場片付け
当日のPTA会長の仕事
1.高校の方へのあいさつと説明会の手順を説明します
来賓控え室で、各高校の担当教員にあいさつをします。
そのとき、説明会の手順もお話します。
2.体育館で参加者へのあいさつ
体育館に集合している保護者、生徒にあいさつをします。
そのとき説明会の手順や注意事項を話します。注意事項はくれぐれも失礼のないように、携帯電話のマナーモード、説明会を聴いている時の態度などです。
また、会場を回ってみて、もし可能なら人数の少ない会場にまわってもらうようお願します。
3.終了したら高校の方をお見送りします
後日、お礼状を送付します。
*高校の方におみやげを用意しても受け取りません。2年目以降はやめました。そのかわりペットボトルのお茶を用意しています。
会場準備
・会場(教室)ごとに、高校名が書かれた案内表示を張ります。
・各高校から事前に送られてくるパンフレットやポスターなどの資料を、その高校の会場(教室)へ運びます。
・プロジェクターが必要な高校は、準備、設置します。
・各会場(教室)ごとに黒板、チョークなどをチェックします。
会場片付け
・各教室に張られた案内表示をはがします
・各会場(教室)ごとにゴミや忘れものをチェックして回ります。また机やイスの乱れも治します。
・各会場(教室)ごとにパンフレットや資料が残っていれば撤収します。
会長以外の役員の仕事
・当日の保護者お手伝いさんへの仕事の振り分けと説明(*仕事の振り分けは事前におこなっています)
・各お手伝いさんのサポート
・会場の巡回
・参加者が少ない会場への誘導
基本的に役員さんの仕事はあまり忙しくありません。様子を見ながら興味のある高校の説明を聞くことができますv( ̄∇ ̄)
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