【ノーランジーロックで2万年前の壁画と対面】熱帯雨林の海に浮かぶ神秘の岩山に子連れプチトレッキング
💕ども、グダイ、イルカパパです。
幼稚園児から小学生までの子供6人連れ(ほぼ男の子)でオーストラリア大陸をキャンピングカー縦断旅行しました。今日はカカドゥ国立公園にある古代遺跡ノーランジーロックを子連れで見学した時の体験記を紹介します。
それでは早速どぞ!そりゃー。
ノーランジーロック
カカドゥ国立公園の広大な森の海に浮かぶ神秘の岩山「ノーランジーロック」では、先住民族によって数千年にわたり受け継がれてきた貴重な文化の形跡を観察できる。
特に「シェルター」や「ギャラリー」に残された壁画群は、2万年前から6000年前にかけて描かれたもので、貴重な文化遺産だ。
ノーランジーロックの楽しみは次の3つ。
1つ目は、岩山登山で探検気分が味わえる事。
2つ目は、展望台からの眺望が素晴らしい事
そして3つ目は、先住民族アボリジニが太古の昔に描いた壁画を観れる事だ。
我々が宿泊しているキャンプ場のあるクーインダからノーランジロックまでは約30km。カカドゥハイウェイからノーランジーロックへ向かう支線の道路は、朝8時から日没まで通行可能。
無料駐車場の隣にはトイレもある。準備が出来たらさっそく登ってみよーかぁ。
ノーランジーロックの地図
カカドゥ国立公園の公式サイト:https://parksaustralia.gov.au/kakadu/discover/regions/burrungkuy/
シェルター
駐車場から歩き始めてしばらくゆるやかな登り坂が続くが、途中から急な階段になる。
そそり立つ巨大な岩と岩の間をすり抜けるように登って行くのはけっこうスリリングで、インディージョーンズの世界を体験してるようだ。
子供達もエキサイトしながらどんどん登って行く。階段を登り切ると、傾いた巨岩の根元に出来た半洞窟の広い空間に出た。ここはアボリジニが約2万年前から、雨や雷、真夏の暑さを避けるために利用していた神聖な場所で「Anbangbang Shelter」と呼ばれている。
壁には動物等の壁画が描かれ、子供達も何の動物だろうと、食い入るように見つめていた。ノーランジーロックにはこのようなシェルターが他にも数カ所ある。
ギャラリー
さらに登って行くと別のシェルターがあったり、急な登り階段や下り階段が連続する場所があったりで、たとえ壁画や展望台がなくても、この探検気分だけで子供達には十分楽しい。
いくつかのシェルターを通り過ぎた後、壁画がたくさん観られる「ギャラリー」と呼ばれる所に着いた。
ここには動物だけでなく、先住民族アボリジニの伝説や空想上の人物(神?)や生き物が描かれており、手前にその背景や物語を説明した案内板が設置されている。
子供達は興味津々で、「え、何、何て書いてあるの?」と必死に聞いてくる。「自分で読めるようにしっかり英語勉強しようね♪」
メッセージ
さらにさらに登っていくと、一番上の展望台に到着。「うわーすっげぇー」あまりの見晴しの良さにみんな空いた口がふさがらないよーって感じで感動しちゃってます。
どこまでも続く熱帯雨林の緑。ゆらめく陽炎、耳を澄ませば聞こえてきそうな大地のリズム。
数万年前からこの地で自然と共存してきた彼等のメッセージを受け取ったら、それを日本への、そして君達の未来への、大切なおみやげにしよう。
ノーランジロックへの行き方
レンタカーまたはキャンピングカーで、クーインダにあるカカドゥキャンプ場やクーインダロッジ、クーインダ空港からおよそ41km、車での所要時間は約30分です。
また同じくカカドゥ公園内のジャビルー空港やカカドゥリゾートホテルエリアからは、レンタカーで40km、所要時間30分です。
ダーウィン国際空港からはおよそ280km、レンタカーでの所要時間はおよそ3時間です。
ダーウィンやジャビルーからツアーも催行されていますのでレンタカーがない人でも行くことが出来ます。
まとめ
ノーランジーロックは先住民族の古代遺跡です。豊かな大自然が広がるカカドゥ国立公園が世界複合遺産なのは、世界遺産認定エリア内にこのノーランジーロックを含めていくつかの古代遺跡があるからです。
大自然と古代遺跡の両方を体感できるノーランジーロックは旅育にも最適の行き先だと思います。
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この記事があなたの子連れオーストラリア旅行の参考になったならとても嬉しいです。
それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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