【子連れで楽しむパリ観光】コンコルド広場の見どころ8選

2020年9月24日

コンコルド広場の噴水とオテルドゥクリオン
コンコルド広場の川の噴水とオテルドゥクリオン

💕ボンジュール、イルカパパです。

小6の次男とドロミテ、ベネチア、パリを旅行しました。今日のブログは、子連れで楽しむパリ観光で外せないスポット「コンコルド広場」について8つの見どころを紹介します。この記事があなたの子連れパリ旅行の参考になったら嬉しいです。

それでは夢と冒険の旅へヒアウィーゴー!

子連れで外せないコンコルド広場の8つの見どころ

コンコルド広場の噴水とオベリスクとブルボン宮殿
コンコルド広場の噴水とオベリスクとブルボン宮殿

コンコルド広場はパリの主要な通りが交差するまさにパリの中心と言える広場です。

交通の便が良いだけでなく、整然と整備された広場は観光スポットしても大人気。また学校の教科書で習う激動の歴史の舞台でもあった場所です。子連れパリ観光でぜひ訪れたいオススメの場所です。

コンコルド広場の見どころ

  1. シャンゼリゼ通りの起点
  2. チュイルリー公園とルーブル美術館
  3. オベリスクと噴水
  4. マドレーヌ寺院
  5. 国宝のホテル
  6. ブルボン宮殿とセーヌ川
  7. 地下鉄3路線が交差
  8. 歴史

では一つずつ説明します。

1.シャンゼリゼ通りの起点

コンコルド広場から見たシャンゼリゼ通りと凱旋門
コンコルド広場から見たシャンゼリゼ通りと凱旋門

パリで一番有名な「シャンゼリゼ大通り」は、コンコルド広場と凱旋門を結ぶ通りです。シャンゼリゼ大通りはコンコルド広場から始まっています(あるいは終わっています)。

凱旋門とコンコルド広場の距離は2.3km。歩いてだいたい30分くらいの距離です。子供でもウィンドーショッピングや通りの雰囲気を楽しみながらパリ気分を満喫できるオススメの散歩コースです。

我が家もパリに滞在中は何度もこのルートを子供と歩きました。

凱旋門からコンコルド広場への徒歩ルート

2.チュイルリー公園とルーブル美術館

チュイルリー公園とルーブル美術館
チュイルリー公園とルーブル美術館。移動遊園地の観覧車が見えます

コンコルド広場から北西に向かってシャンゼリゼ通りが伸びています。一方その反対側、南東方面はチュルリー公園になっていて、その突き当たりにルーブル美術館があります。

チュルリー公園には噴水の広場や子供が遊べる遊具施設があります。時期によっては観覧車やメリーゴーランドなどの移動遊園地が設置されることもあります。

カフェやレストランもあるので、シャンゼリゼ通りを歩いてコンコルド広場までやってきたらここで休憩するのも良いと思います。我が家もいつもチュイルリー公園のカフェでクレープを食べて休憩します。子供はその間公園内の広場を走り回って遊んでいます。

ここで休憩してそれから公園の突き当たりにあるルーブル美術館に行くのが、我が家の定番子連れパリ観光のコースです。

チュイルリー公園から見えるエッフェル塔とオルセー美術館、ルーブル美術館
チュイルリー公園からはエッフェル塔やオルセー美術館も見えます

参考記事🎨

それからチュイルリー公園のコンコルド広場に面した場所には、オランジュリー美術館とジュ・ド・ポーム国立美術館があります。美術館だらけですね、わおー!

3.オベリスクと噴水

コンコルド広場に立つオベリスク
コンコルド広場に立つオベリスク

コンコルド広場はそれ自体が見ごたえのある広場です。

広場の中心に立っているのは

エジプトからわざわざ運んできたオベリスク

です。石柱にはヒエログリフが描かれています。このオベリスクは古代エジプトで紀元前13世紀に作られたルクソール宮殿の入り口に立ってた石柱です。つまり

今から3000年以上前に作られた

貴重な文化遺産です。*現在のルクソール神殿の入り口にには片割れのもう1本が立っています。

コンコルド広場の噴水とオベリスク
コンコルド広場の海の噴水とオベリスク

そんな歴史的、考古学価値のある貴重な遺跡をパリの真ん中の広場に立てているというところがすごいです。日本なら博物館に行かなければ見れないような文化遺産を、誰でも無料でひょいと見学できるのですから。

コンコルド広場の海の噴水とオベリスク

そしてオベリスクを挟むように2つの噴水が配置されています。

この噴水の彫刻もとても見事で、これまた美術館に行かないとお目にかかれないような芸術作品が街中の広場にポーンと置いてあって誰もで写真を撮ったり、縁に座って休憩したりできます。

この2つの噴水はフランスの建築家ジャック・イニャス・イトルフによって作られたもので、オベリスクの北側にあるのが「川の噴水」、南側にあるのが「海の噴水」です。

これらの噴水はパリの標語「たゆたえども沈まず」を表現しています。

冬季は噴水の水が止まってしまうので夏に行くのがおすすめです。

4.マドレーヌ寺院

コンコルド広場の川の噴水と奥に見えるマドレーヌ寺院
コンコルド広場の川の噴水と奥に見えるマドレーヌ寺院

コンコルド広場から北に向かって伸びるロワイヤル通りの突き当たりにマドレーヌ寺院があります。

コリント式の高さ30mある柱が52本並ぶ荘厳な建物です。ギリシャ神殿を模した寺院ですが、現在はカトリック教会として利用されています、あひゃ〜。

ロワイヤル通りとマドレーヌ寺院
コンコルド広場から見たロワイヤル通りとマドレーヌ寺院

このロワイヤル通り周辺には、高級食器の「クリストフ」や、「キャビア・カスピア」「マイユ」「フォション」のような高級食材店、「エルメス」「シャネル」「サンローラン」などの高級ブランド店などが軒を連ねています。

基本データ

マドレーヌ寺院の地図

5.国宝のホテル

コンコルド広場に面したオテル・ドゥ・クリヨンのエントランス
コンコルド広場に面したオテル・ドゥ・クリヨンのエントランス

コンコルド広場に面した北西の一角には、世界最高峰クラスのホテル「オテル・ドゥ・クリヨン」があります。

この1758年に完成した18世紀フランス建築の最高傑作の建物は、フランスの国宝に指定されていて観るだけでも価値があります。このホテルに宿泊するには1泊でも東京ーパリの往復航空券代くらいの金額がしますが、レストランやティールーム、バーは宿泊客以外でも利用可能です。

しかもレストランは星付きながら、ドレスコードはネクタイ不要のスマートカジュアルでOKです。我が家も宿泊するのは無理だけど食事だけ、で利用したことがあります。豪華な内装と洗練されたサービスでため息が漏れるほど贅沢な時間を過ごせました。

ホテルの創業は1906年、2013〜2017年の間は改装工事でクローズしていました。

基本データ

地図

6.ブルボン宮殿

コンコルド広場のオベリスクと海の噴水とブルボン宮殿
コンコルド広場のオベリスクと海の噴水とブルボン宮殿

コンコルド広場の南側にはセーヌ河が流れています。

広場からセーヌ河にかかる「コンコルド橋」の対岸には、フランスの国会議事堂として使用されているブルボン宮殿があります。1728年に完成したギリシャ神殿風の建物です。

毎年9月の第3土曜・日曜のみ内部が公開され見学することができます。

またブルボン宮殿の南東にはオルセー美術館があります。

ブルボン宮殿基本データ

地図

7.地下鉄3路線が交差する

メトロ12号線のコンコルド駅のホーム
メトロ12号線のコンコルド駅

コンコルド広場にある地下鉄「コンコルド駅」はメトロ1号線、8号線、12号線が交差する便利な駅です。

この駅からはこの記事で紹介しているルーブル美術館やチュイルリー公園、マドレーヌ寺院、ブルボン宮殿、シャンゼリゼ通り、オテル・ドゥ・クリヨンなどへ簡単にアクセスできます。

8.歴史

コンコルド広場から見たオベリスクとシャンゼリゼ通りと凱旋門
コンコルド広場から見たオベリスクとシャンゼリゼ通りと凱旋門

現在は華やかで交通アクセスもいいコンコルド広場ですが、世界史の教科書で習う激動の歴史の舞台となった場所でもあります。

子連れで訪れる場合は、旅育の観点からも事前に親子で広場の歴史的な背景を調べて行かれることをお勧めします。

参考記事🐬

終わりに

コンコルド広場から見えるエッフェル塔
コンコルド広場から見えるエッフェル塔

コンコルド広場は古代エジプトのオベリスクや、国宝のホテル、芸術作品の噴水など観光スポットとして見どころ満載です。

また広場の周辺にはルーブル美術館やオルセー美術館、ブルボン宮殿、マドレーヌ寺院、シャンゼリゼ通り、チュイルリー公園など、子連れパリ観光で訪れたいスポットが目白押し!しかも地下鉄でのアクセスも便利です。

コンコルド広場へ子連れで訪れる時は、事前に歴史的背景も調べて行くことを旅育の観点から強くおすすめします。

🤗「【子連れで楽しむパリ観光】コンコルド広場の見どころ8選」はこれでおしまいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたの子連れパリ旅行の参考になったらとっても嬉しいです。

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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!

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