ボルネオ島4泊5日家族旅行の計画と予算

2020年7月15日

ボルネオの熱帯雨林に茂るシダ
ボルネオ島の熱帯雨林

💕トゥリマカシッ、イルカパパです。

独身時代に行って楽しかったボルネオ島コタキナバルへ、2人の子連れ(小2、小5)で家族旅行に行ってきました。旅行は全て個人で計画し手配しました。

今日のブログではそのボルネオ子連れ旅行の計画の立て方、手配、予算と実際にかかった費用などを紹介します。このブログがあなたの子連れボルネオ旅行の参考になればとっても嬉しです。

変わっている点

今回、私が計画した子連れボルネオ島旅行はこんなとこが変わっています。

  • プーケット旅行にボルネオを足し算した
  • ジャングルでリバークルーズをした
  • 絶滅の危機に瀕している動物たちをたくさん見た
  • 子供達と熱帯雨林の苗木を植樹をした
  • コタキナバルから直行便で日本に帰った

マレーシア・ボルネオ旅行の概要

スカウのリバークルーズ
スカウのリバークルーズは冒険心満載

我が家では、これまですべての子連れ海外旅行を個人で計画、手配し実行してきました。今回のボルネオ子連れ旅行も何年も前からプランだけは頭の中に練ってあります。練って練って熟成してあります、笑。

ボルネオ旅行には色々な魅力がありますが、私は「ボルネオならではの魅力」を大きく2つのパートに分けて考えることにしました。

ボルネオならではの魅力

  • 熱帯雨林のジャングルと野生動物を楽しむパート
  • 珊瑚礁の海で泳ぐパート

世界有数規模の熱帯雨林と、そこに生息する希少な動植物(ボルネオ固有種)を観察することは、世界でボルネオだけでしか体験できないことです。またボルネオ島沖のサンゴ礁の海域は世界有数の美しさで知られ世界中のダイバーの憧れです。

このように「ボルネオならではの魅力」をピックアップし分類すると全体がすっきりします。今回は2つのパートに絞りましたが、後はこの2つをつなげて1つの旅行にするだけです。

「足し算」という考え

ダナンバレーの滝で泳ぐ子ども達
ダナンバレー自然保護区の滝壺で泳ぐ長男

ところが、長年練ってきた旅行をいざ実現させる段階になって、もう(もうと言えば牛だね)我が家には子連れ海外旅行をする時間があまり残っていない事態に直面しました、ありゃ〜〜!

そこで今回は

プーケット旅行の後半にボルネオ旅行を足し算

するという奇策を考えついたのです。

日本からプーケットへ行くのに、マレーシア航空を利用すれば、プーケットからの帰路にクアラルンプール経由でボルネオへ行けます。

同じ航空会社を利用するので、日本からプーケットへ単純往復した場合と比べて料金面では大きな追加はありません。しかもボルネオから帰国するときは、コタキナバルから東京へダイレクトで帰れるフライトを利用できます。

✈️参考記事

マレーシア航空搭乗体験

珊瑚礁パートを諦める

オラウータン
保護区のオラウータン

こうすることで念願のボルネオ旅行を組み込めたのですが、当初計画していたほどにはボルネオで長い日程を取れません。

そこで苦肉の索として、ボルネオ旅行のうち「珊瑚礁の海で泳ぐ編」をまるまるカットすることにしました。

珊瑚礁の海では、我が家はこれまでタヒチモルジブセイシェルイランジャ、など世界各地へ行きました。

もちろんボルネの誇る世界的ダイビングスポットであるシパダンへも是非行ってみたかったのですが、限られた日数で内容の濃い旅行にするためには、思い切って珊瑚礁編をすべてカットし、熱帯雨林と野生動物ウォッチングにたっぷり時間を割いた方が良いと判断したからです。

こうして短いボルネオ滞在でしたが、スカウダナンバレーというボルネオ島のエッセンスのような場所に滞在し、大自然を満喫することができました。

今回の旅行のスケジュールではそのあたりに痛みを伴う大きな工夫がありました。でもこうして苦労の末に生み出したボルネオ旅行は、結果的に内容面では「海に興味のない家族」「時間の制約がある中でボルネオの大自然を満喫したい家族」にも、参考になるものになったのではないか自負しています。

では次に具体的な計画の進め方を紹介します。

あわせて読もう🐬

計画の立て方

熱帯雨林のジャングルをトレッキングする子供達
熱帯雨林のジャングルをトレッキング

子連れアジアはあとで行こーね~」の法則

子連れ旅行の行き先としてボルネオほどワクワクさせられるところは多くありません。

白砂、珊瑚礁のビーチがあるかと思えば、オラウータンやテナガザルの住む森があり、世界最大級のカブトムシや世界最大の花が咲くジャングルがあり、そのジャングルをボートで探検したり、急流をゴムボートで下ったり、さらに東南アジアで一番高い山にもその気になれば思ったより簡単に登れちゃうんです。

おまけに自然保護や環境破壊に対する問題意識を親子で持てるポイントがそこかしこにあり、豪華なリゾートホテルや、巨大なショッピングモールがあり、日本人の口にあった美味しい料理があり、さらにその上、日本から直行便もあると言うから、こたえられません。

その一方、

「子連れアジアはあとで行こーね~の法則」

に従い、我が家ではボルネオ行きはこどもが大きくなるまで温存していたのでした。

🐬子連れアジアはあとで行こーね~の法則:子供が大きくなってからでは行きにくいアフリカやヨーロッパ、南米方面へ子供が小さいうちに出かけるべき、という法則。行きやすいアジア方面の旅行は、子供が大きくなるまでとっておきます。アジア方面の旅行は大人料金と子供料金の差が欧州やアフリカほど大きくなく、またホテルやフライトがたくさんあるので、直前でも手配が可能です。こどもが大きくなると先々の予定を立てる事が難しくなります。

そうは言っても、はっと気付けば長男のカイは、春には6年になり、そーこーしてるうちに中学生になってしまいます。

せっかくいいプランを温存しておいても、このままじゃ使わないで無駄にしそうです。というかこの機会を逃すと、我が家ではもう子連れ旅行ができなくなるかもしれません。それじゃあここで使ってしまおう!というわけで今回のボルネオ旅行計画がスタートしたのです。

プーケット旅行にボルネオ旅行を足す?

遺跡の櫓を登る子供達
ダナンバレーにある先住民族の遺跡

今回はカイの少年サッカーの地域トレセンチームの練習がない日程で旅行を組んでいます。

年が開けると1月4日から代表チームの練習が始まり、1月10日からの3連休で静岡に泊まりがけで行って大会に出場します。年内最後の練習が終わってすぐ旅行に出発し、1月1日か2日に帰国するスケジュールだと、旅行全体で12~13日くらいの日程が確保できそうです。その間ずーっとプーケットでもいんですが、なんとかボルネオを組み込めないかいろいろ考えてみました。

日本からボルネオの玄関口コタキナバルへ行く一般的な方法は、マレーシア航空を利用し、クアラルンプール経由でコタキナバルに向かう方法です。東京と大阪からはコタキナバルへ週2便直行便が飛んでいます。せめて、行きか帰りのどちらかだけでも直行便を利用できれば、効率的な日程が組めます。

それから旅行の前半をプーケットですごしますが、残りの日程でボルネオのどこをわまるか決めなくてはいけません。

長年温めてきたボルネオ島家族旅行のプラン

ボルネオのジャングルに咲く白い花

実は、もう何年も前からボルネオへ行こうと思っていたので、漠然としたモデルプランは、頭の中にできています。

子連れボルネオ旅行よくばり周遊10日間プラン(こどもが小学生以上)

  • 1日目 東京~コタキナバル
  • 2日目 コタキナバル
  • 3日目 コタキナバル
  • 4日目 コタキナバル~サンダカン~セピロック~スカウ
  • 4日目 スカウ~ダナンバレー
  • 5日目 ダンナンバレー
  • 6日目 ダナンバレー~セントポルナ~カパライ(シパダン)島
  • 7日目 カパライ(シパダン)島
  • 8日目 カパライ(シパダン)島
  • 9日目 カパライ(シパダン)島
  • 10日目 カパライ(シパダン)島~タワウ~コタキナバル~東京

カパライ島を1日削りその分コタキナバルを増やし、キナバル山登山に充当することもできます。

ふむふむ、このよくばり10日間プランは、我ながら、熱帯雨林のジャングルと、珊瑚礁の海でのシュノーケリングが楽しめる、素晴らしいプランだと思っています。しかし今回前半プーケットで過ごし、残りの4~5日をボルネオに充てる日程では、このモデルプランから、どこかを大幅に削らなくてはなりません

それとも、いつかこのプラン通り行ける日が来るのを待つか?

いやいやそれは無理でしょう。来年カイが中学生になったら親子で子連れ旅行へ行く機会はほとんどないものと考えると、これがボルネオへ行けるラストチャンスだと思います。じゃあ、今回大幅に削った日程でボルネオへ行っておいて、将来また旅行へ行けるチャンスがあれば、再度ボルネオの行けなかった所をまわるか?

いや、それも無理です。将来、もしまた家族で旅行に行ける長い休みが取れたら、他にも行きたい候補地はたくさんあります。

例えば、ネパールでトレッキング旅行、アラスカでカヌー川下りキャンピング旅行、ルルツ島でクジラと泳ぐ、カンガルー島をキャンピングカーで回る、カリブの島をクルーズ船で回る、フランスからスペインを通ってモロッコまで自転車で旅する、スイスからイタリア半島を縦断しシチリア島まで自転車で旅する、グランドサークルをキャンピングカーで回る、北欧のフィヨルドクルーズ、ペルーでインカ道トレッキング、アマゾン、カムチャッカ半島、、、、ああ~全部行ってみたい、うぐぐ。

つまり、短く削られた日程でも、もう家族でボルネオへ行ける機会はこれが最初で最後という覚悟を決めなければならないということです。

何を削り何を残すか?

ボルネオレインフォレストロッジのコテージ
ボルネオレインフォレストロッジ

では、どこを削るのか?う~~ん、これは難しい。あそこも行きたいし、そこも行きたい。

では発想を変えて。この中から1箇所だけ行くとしたらどこか?1カ所だけとなるとそれは

最もボルネオらしい体験ができる場所

ということになります。ボルネオでしか体験できないこと、いかにもボルネオという場所はどこか?

答えはもう見えています。ダナンバレーです。

ボルネオゾウの群れ
ボルネオのエッセンス、ダナンバレーではたくさんの野生動物で出会えます

ダナンバレーの熱帯雨林のジャングルに覆われた広大な保護区には、世界でボルネオにしか生息していない、動物や昆虫、花、鳥などを観察することができます。

まさにボルネオでしか体験できないことを体験できる、ボルネオのエッセンスのような場所。

コタキナバルには行ったことがあるし、カパライ島の海は素晴らしいでしょうが、モルジブやパラオで、同じような体験ができなくはないでしょう。それで、今回のボルネオ旅行はダナンバレーにしぼって計画しようということになったのです。

コタキナバルからダナンバレーへ行くには、ラハダトゥへ飛行機で向かい、そこからジャングルを6時間あまり走って到着できます。

しかしいろいろ調べてみると、コタキナバルからサンダカンへ飛んで、そこからオラウータン保護センターのあるセピロックや、野生動物の宝庫として人気のあるスカウを経由しながらラハダトゥへ行く方法もあることがわかりました。

野生動物はダナンバレーでいやっちゅーほど見れるはずですから、スカウへ寄る必要はどうかな?と思いましたが、テングザルやカニクイザルは、ダナンバレーよりスカウのほうが見れる確立が高いらしいのです。

それにダナンバレーは自分の足で歩くウォーキングサファリ(トレッキング)が中心ですが、スカウでは朝と夕方、リバークルーズをおこないます。そして1泊すれば、到着日の夕方と出発日の朝、2度リバークルーズを体験できるのです。それにセピロックのオラウータン保護センターによれるのも魅力です。

「う~~ん、これはもう決まりだね」

こうしてコタキナバルからサンダカンへ飛んで、スカウで1泊してからダナンバレーへ向かうおう!というプランが出来上がったのです。

ここまでは順調にきたが

ボルネオ最大の都市コタキナバル

さらにうれしい知らせ。帰りは1月2日にコタキナバルから東京への直行便があり、座席も4名分確保できるとのこと。うははは~これはついてるぜ☆

ところが一転、問題が発生します。東京への直行便に乗り継ぐためには、ラハダトゥから朝一番のフライトに乗らなければならないらしいのです。そうすると前日はラハダトゥで1泊しなくてはなりません。じゃあ、クアラルンプール経由で帰ればどうなるか?その場合はダナンバレーにもう1泊できますが、午後の便でラハダトゥからコタキナバルを経由してクアラルンプールヘ飛んでも、東京へのフライトには乗り継げません。

あちゃ~~。その場合、コタキナバルかクアラルンプールでもう1泊し、東京に帰るのは1月3日の夜ということになります。カイの練習が4日から始まることを考えると、その前日3日の夜に帰国するというのはいい選択肢ではありません。コタキナバル~東京の直行便なら2日の夕方に帰国できますし、フライト時間が短くてカラダも楽ちん、余分な宿泊料金も必要ありません。

ということでここは涙をぐっぐーと飲んで、ラハダトゥ1泊コースを選択したのでした。

プーケットはタイだけど

セピロックのオラウータン
ロープを伝って移動するオラウータン

ところでボルネオ島内のフライト、コタキナバル~サンダカン ラハダトゥ~コタキナバルはマレーシア航空を利用します。

もちろんクアラルンプール~コタキナバルとコタキナバル~東京もマレーシア航空。

となると、東京~プーケットもマレーシア航空を利用できないか?もし利用できたら全行程をマレーシア航空利用になるのでこりゃまたずいぶん安くなるぞ、ということでいろいろ検索をしてみました。

すると、あるじゃありませんか!プーケットはタイなので、てっきりタイ航空を利用してバンコク経由でしか行けないものと思い込んでいたのに、マレーシア航空を利用してクアラルンプール経由でも行けちゃうんです。おかげで、プーケットからボルネオへも安く最短コースで行けるし、ボルネオ島内もすべてマレーシア航空利用なので、全体の航空料金が安くなりました。

おまけに帰りは直行便が利用できるし、さらに赤シャツ党による不法占拠で閉鎖されていたバンコクスワンナプーム国際空港を通過せずにすんだのですから、これはもう奇跡的な大発見(いや、お前が発見したわけじゃないだろ~)と言えるルートでしょう。

旅行に限らず、仕事でも子育てでも人間関係でも、頭から思い込みの壁を取り払って自由に発想すれば、もっともっと人生、いろんな物が見えてきていろんな出会いがあるはずです。運を良くするコツのひとつは、思い込みを取払いすぐ初める、ことにあると思います。

日本からボルネオ島への行き方

キナバタンガン川と熱帯雨林
ボルネオ最大のキナバタンガン川

ちなみにボルネオへの行き方は、日本からクアラルンプール経由でコタキナバルへ向かう以外にも主に次の様な方法があります。

  • 香港経由
  • 仁川経由
  • 台北経由
  • 上海経由
  • フィリピン・マニラ経由

日程に余裕があれば、ボルネオとこれらの経由地を周り、1度の旅行で2度美味しいプランを実行できますよ。

ちなみにわたしが初めてボルネオへ行った時は香港経由でした。シンガポール経由でも行けますが、上記の行き方より遠回りになります。上海経由でも行けます。それからクアラルンプール経由で行く場合、クアラルンプール~モルジブ間にもフライトがありますので、ボルネオとモルジブをセットで楽しむこともできます。

こんな計画が出来上がりました

ボルネオの熱帯雨林にかかるキャノピーウォーク
熱帯雨林に架けられたキャノピーウォーク

さて、このように出発直前にばたばたと決まった今回の旅行。ここでもう一度行程を整理してみましょう。

  1. プーケット~クアラルンプール~コタキナバル(空路)
  2. コタキナバル~サンダカン(空路)
  3. サンダカン~セピロック~スカウ(陸路)
  4. スカウ~ラハダトゥ~ダナンバレー(陸路)
  5. ダナンバレー~ラハダトゥ(陸路)
  6. ラハダトゥ~コタキナバル~東京(空路)

*空路はすべてマレーシア航空利用

*陸路はジスコ・ボルネオ旅行社に手配を依頼

*スカウ、ダナンバレーでのアクティビティは宿泊代に含まれています。

直前でしかも日程の余裕がない中ではありますが、なかなか楽しげなプランが出来上がったと思います。

ホテルの選択

ボルネオ・レインフォレスト・ロッジのロビーのソファーに座る長男
研究者用の宿泊施設だったボルネオ・レインフォレスト・ロッジ

さあ、あとはホテルをどうするかです。

ダナンバレーで一般の旅行者が泊まれるホテルは「ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ」しかありません。ラハダトゥでまともなホテルは「エグゼクティブホテル」しかなさそうです。この2カ所では選択の余地がないので、ここに決まりです。

スカウは、キナバタンガン川沿いにいくつかのリゾートホテルがあります。

入手できるわずかな情報で調べてみる限り、どこもあまり違いがないように見えます。おそらくそれぞれの立地により、川の眺めが異なるくらいの差ではないかと思います。そんな中で、現地旅行社からの強い推薦で「スカウリゾートホテル」に決めました。12月に完成する予定の新しいホテル(実際には部分開業)で、スタッフもはりきっているとのこと。

サイトも写真もないので判断のしようがなかったのですが、まあ現地の旅行会社が推奨するなら大丈夫でしょう、ということでそこに決めました。

あとはホテルのチョイスが一番たくさんあるコタキナバルをどうするか?

一番の候補は、ゴルフコースやテニスコート、専用ビーチがある本格的なリゾートホテル、「シャングリラタンジュンアル」です。専用桟橋からは対岸のトゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園へ気軽に渡ることができます。

同じくゴルフコースや専用桟橋のある大規模施設「ステラハーバーリゾート」も悩ましい存在です。しかし今回は、コタキナバルでは1泊しかしないので、プールやテニス、シュノーケリングなどのアクティビティを楽しむ時間がありません。強いて言えば、町中をぶらぶらしてちょと買い物や食事をする程度。それなら市街地にある「メリデイアン」か「ハイアットリージェンシー」のほうが適しているでしょう。

メリディアンは巨大なショッピングモールやハーバーフロントの屋台街に隣接した、街を楽しむには絶好のロケーションにあります。しかし、この時期すでに予約で一杯でした。もう一方のハイアットは港や官庁街に近く、どちらかというと地元の人向けの東地区にあります。以前旅行した時に泊まったホテルで、まわりの様子もなつかしかったので、結局、コタキナバルのホテルはハイアットリージェンシーキナバルにしました。

どうにかこうにか、これでホテルも決まり、計画と手配が完了しました。

こうして我が家のボルネオ旅行が実現したのです。

予算と費用

ボルネオ・レインフォレスト・ロッジの客室のバルコニーから熱帯雨林を眺める長男
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジの客室のバルコニー

予算

今回のボルネオ島旅行はプーケット旅行と組みわせているので、ボルネオ部分だけで予算がいくらと考えるのは少し面倒です。考え方としては4泊5日のボルネオ島旅行で、ダナンバレーやスカウまで行って食事代、アクティビティ代全て込みで大人1人21万3000円が高いのか、安いのか、ということです。

これに関してはこの旅行が年末年始の一番高い時期だった(12/29〜1/2)ことを考えるとかなり安く済んだのではないかと思います。元々の予算では、年末年始割増料金として1人30万円くらいを予定していました。

実際はこの金額にプーケットへの往復航空券代が含まれているので、予算に対してかなり安くあげることができたと思います。

実際にかかった費用

ツアー代金(航空券/プーケット部分含む、ボルネオの宿泊、送迎、アクティビティ、食事込み)     

大人1人 213,000円 子供(長男)144,000円 子供(次男) 131,000円

成田空港使用料   

大人1人2040円 子供1人1020円

サーチャージ    

1人41,700円

ボルネオ子連れ旅行のスケジュール

コタキナバルの屋台街
コタキナバルのウォーターフロントの屋台街

マレーシア・ボルネオ旅行の旅程

<1日目>

  • 10:30  プーケット国際空港発 マレーシア航空787便
  • 12:55  クアラルンプール国際空港着
  • 14:00  クアラルンプール国際空港発 マレーシア航空2616便
  • 16:35  コタキナバル国際空港着 着後送迎車でホテルへ移動
  • 夕方   センターポイントショッピングセンター 
  • 夕食   コタキナバル・ウォーターフロントの屋台

ハイアットキナバル泊

<2日目>

  • 7:30  コタキナバル空港発 マレーシア航空2042便
  • 8:10  サンダカン空港着 着後送迎車でセピロックオラウータンリハビリテーションセンターへ
  • 午前  セピロックオラウータンリハビリテーションセンター見学
  • 午後  送迎車へスカウへ移動 着後ホテルにチェックイン
  • 午後  ボルネオで記念植樹体験
  • 夕方  熱帯雨林のジャングルでサンセットリバークルーズ
  • 夕食  スカウリゾート

スカウリゾート泊

<3日目>

  • 早朝  夜明け前の熱帯雨林でサンライズリバークルーズ
  • 午前  送迎車へラハダトゥに移動
  • ランチ ラハダトゥエグゼクティブホテルのレストラン
  • 午後  送迎車でダナンバレーへ移動 ホテルにチェックイン
  • 夕食  ボルネオレインフォレストロッジホテルのレストラン
  • 夜   ダナンバレーの熱帯雨林でナイトサファリ
  • ボルネオレインフォレストロッジ泊

<4日目>

  • 早朝  ボルネオの熱帯雨林トレッキング
  • 朝食  ボルネオレインフォレストロッジのレストラン
  • 午前  見晴台へのトレッキング、ジャングルの滝壺で泳ぐ
  • 昼食  ボルネオレインフォレストロッジのレストラン
  • 午後  野生のオラウータン現る
  • 夕方  ラハダトゥへ移動 移動中ボルネオピブミーエレファントの大群と遭遇
  • ラハダトゥエグゼクティブホテル泊

<5日目>

  • 8:15  ラハダトゥ空港発 マレーシア航空3011便
  • 9:10  コタキナバル国際空港着 
  • 12:50   コタキナバル国際空港発 マレーシア航空80便
  • 19:00   成田・新東京国際空港着 

もう少し詳しいスケジュール表

ボルネオ子連れ旅行のスケジュール表

旅行期間:2008年12月29日~2009年1月2日

*この旅行記は2008年12月〜2009年1月に家族4人でボルネオ島を旅行した時の記録を、2020年7月に再編集したものです。

この記事があなたの子連れボルネオ旅行の参考になったならとても嬉しいです。

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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!

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恋する森のプリンセス〜ボルネオ子連れ旅行記〜君に降るキセキの目次

  1. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記
  2. ボルネオの生き物・動物・昆虫図鑑〜写真に収めた絶滅危惧種たち
  3. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記〜コタキナバル編
  4. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記〜セピロック・オラウータン・リハビリテーションセンター編
  5. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記〜スカウ・ジャングルリバークルーズ編
  6. ラハダトゥエグゼクティブホテルでランチ
  7. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記〜ダナンバレー・レインフォレストロッジ編
  8. 贅沢すぎるボルネオオラウータンとの接近遭遇
  9. 野生のボルネオゾウの群れに踏み殺されるところでした
  10. マレーシア・ボルネオ島子連れ(長男小5、次男小2)旅行記〜さよならボルネオ編
  11. ボルネオ子連れ旅行記の記事一覧