【コタキナバル〜サンダカン空港】子連れ搭乗体験記
スラマッパギ!スダッマカン?マリンスポーツ歴40年、東南アジアへの渡航歴50回以上のイルカパパです。プーケットからボルネオ島コタキナバルに移動し1泊、今朝は早朝に起床してこれからサンダカンへ向かいます。
子連れ早朝出発・早起きテクニック
ボルネオ滞在2日目。今日はいよいよサンダカンへ移動し、セピロック・オラウータン・リハビリテーションセンターを見学する日だ。ホテル出発は午前5時半。まだ真っ暗だぞ~~。ホテルの朝食レストランもこんな時間には空いてないので、小さなBOXに朝食を詰めてもらう。
「お早うございます(マレーシア語でスラマッパギ)」
ロビーに降りて行くと、アクィさんがニコニコしながら待っていた。
「あれ~~、早いねー、夕べも遅かったんでしょう?」
「はい、最終便が遅れたのでお客さんをずっと待ってました」
「そりゃー大変だ。それでもうこんな早くから迎えに来てるんだね」
「今が1年で一番忙しい時ですから」
アクィさんとあいさつを交わし、こどもたちはねむい眼をこすりながら送迎車に乗り込む。我々を乗せた送迎車はホテルのエントランスを出て大通りに出るが、行き交う車はほとんどいない。空港へ続く夜明け前の道路には、まだ街灯がこうこうと灯っていた。
子連れ早朝出発をスムーズにおこなう5つの秘訣
子連れ旅行で早朝にホテルを出発する、なんて無茶なスケジュールはぜひとも避けたいもの。でもどーしてもそうなってしまったご家族に、我が家のとっておきの対処法をお伝えしよう。
◇秘訣その一
こどもは起きたらすぐ出発できる服装で寝ること。早朝におこして眠くてぐずっているこどもに着替えをさせるのは、オラウータンに着替えをさせるくらい難しい(ってやったことあるんかい?!)
起きたらそのまま部屋を出て、ホテルのロビーまで行って車に乗ればまたすぐに眠れる。
◇秘訣その二
そもそも出発の前夜は早く寝る事。
◇秘訣その三
朝食付きのホテルで、出発時間にはまだレストランがオープンしていない場合「ランチボックス」を用意してもらえないか尋ねる。ブレックファストを「ランチボックス」に入れて欲しい、と言いましょう。この場合のランチボックスは「お弁当箱」の意味。それからテイクアウトは「to go」です)
◇秘訣その四
荷造りは前の晩に95%以上すませておく。当日の朝はベルボーイを部屋に呼んで、荷物を車まで運んでもらう
◇秘訣その五
チェックアウトの手続きも前日の夜にすませておくと便利
早朝のコタキナバル空港
ハイアットリージェンシーから空港までの所要時間は約7分だった。コタキナバル空港に到着したら、チェックインカウンターにはすでに大勢の人が並んでいる。おりゃぁぁ~~、こんな朝早くからみんなすごいね。アクィさんが車から荷物をちゃっちゃっと降ろし、用意してくれたカートに積んで行く。そのまま搭乗手続きの列に並ぶのでわたしたちも付いて行くと、いやいやそこのベンチで座って待っていればいいと言う。
ああ、なんて親切なんでしょう。そしてボーディングパスを受け取ったら、アクィさんとお別れだ。アクィさんも眠いうえに忙しいだろうに、セキュリティーチェックのすぐ手前まで見送ってくれた。
ありがとう!さようなら、そしてよいお年を!
ちなみに、出発ロビーにあるマクドナルドはこの時間(午前6時前)でもオープンしていた。
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朝食をいただく
出発フロアに着いた頃、ようやく空がしらじらと明け始める。コタキナバル空港のターミナルビルはリニューアルしたばかりでとてもきれい。大きなガラス窓の外に朝日を浴びた滑走路が見える。出発フロアにはスターバックスもあって、やはり早朝にもかかわらずすでに営業していた。
さて落ち着いたら搭乗ゲート付近のソファーに腰をおろし、ホテルで作ってもらった朝食をいただこう。白いBOXを開けると、クロワッサンとチーズとスクランブルエッグ、それにヨーグルトとオレンジジューズが入っている。う~んなかなか豪華な朝食セットですね。それにスタバのカフェラテを買ってきたらパーフェクト☆朝の光に輝くガラス窓の外の景色を眺めながらいただくピクニック風朝食はまた格別に美味しかった。
サンダカン空港に到着
出発時刻になり、ボーディングブリッジを渡ってマレーシア航空の飛行機に乗り込む。サンダカン行きフライトのシート配列は3-3で、ほぼ満席。離陸すると珊瑚礁の海と、キナバル山が見える。そしておよそ30分のフライトでサンダカン空港に到着した。割と近いんだね、うんうん。
そのわずかな飛行時間に朝食が配られたからびっくり。そして食べたら(食べたのかぁー!)美味しくてまたまたびっくり!うひゃぁ〜。
サンダカン空港は、街の中心部から南西へ約14km離れた場所に位置する軍民共有の空港。
国内線はマレーシア航空とエアアジアが、クアラルンプール、コタキナバルにフライトを運行している。またMASwings航空が、コタキナバル、クダ、タワウ間に就航している。
国際線はエアフィルエクスプレス(フィリピンの航空会社)がフィリピン・ミンダナオ島サンボアンガ国際空港にフライトを運行している。
ターミナルは1つだけど意外に新しくて綺麗な建物でちょっとびっくり。
到着したら1階に降りて荷物を受け取る。そして到着ロビーの外に出ると、ツアー会社のスタッフがわたしたちのネームプレートを持って待っていた。さあ、これから送迎車に乗り、セピロックオラウータンリハビリテーションセンターへ向かうぞ。