プーケット子連れ旅行の費用とモデルコース【計画・準備編】

2019年5月1日

💕サワディークラッ!マリンスポーツ歴40年、東南アジアへの渡航歴50回以上のイルカパパです。

小2と小5の子連れ家族でちょっと変わった個人手配プーケット旅行をしました。今回はプーケット旅行の計画、手配、準備編を紹介します。

モデルコースと旅行代金

アジア風デザインで統一されたカオラックメルリンリゾート
カオラックメルリンリゾートのアジアチックなエントランス

モデルコース

今回の旅行のルートは、前半カオラック、後半プーケット島、さらにそのあとマレーシア・ボルネオ島へ行く、という内容。

カオラックは、日本ではまだあまり知られていませんが、美しいビーチ沿いにラグジュアリーなリゾートホテルが並ぶ、居心地の良いリゾートエリア。プーケット国際空港からもアクセスが良いので、子連れで夜到着するフライトを利用するときはメリットが大きいと言えるでしょう。またシミラン諸島へのクルーズや、ラフティング、エレファントサファリなどのアクティビティをおこなう場合も、カオラックは大変便利なロケーションです。なので、カオラック滞在中にこれらのアクティビティをぐいぐい盛り込みました。やるぅ〜。

後半はプーケット島に移動し、専用プライベートプール付きのヴィラに宿泊し全く別のスタイルの旅行を満喫。

さらにさらにプーケットを離れたあとは、ボルネオ島に寄って大自然と稀少な野生動物との遭遇を満喫しました。このように一度の旅行で複数の楽しみ方を体験できるよう(しかもなるべく安く)工夫しながらスケジュールを計画しました。

このモデルコースの企画案だけでもお金になるんじゃないかと自負しています(笑)。もちろん読者の皆さんには無料で開放していますよ〜(爆)、やっほぅ〜〜。

費用

ツアー代金

航空券(ボルネオ部分も含む)、ボルネオの宿泊費、送迎込
大人1人 213,000円 子供(長男)144,000円 子供(次男) 131,000円

その他の費用

成田空港使用料 大人1人2040円 子供1人1020円
サーチャージ    1人41,700円
カオラックメルリンリゾート3泊分 35,730バーツ(1バーツ約2.7円)
ヴィラゾリッテュード3泊分 72,960バーツ(1バーツ約2.7円)

プーケット子連れ旅行の計画と手配

予定が立てられない

パンガー湾シーカヌーツアーのガイド、スワンさんと記念撮影
シーカヌーツアーのガイドのスワンさんと子供たち

この年の冬休みは旅行の予定がなかなかたちませんでした。というのも、長男のカイのサッカー大会が年が明けすぐ1月最初の3連休におこなわれるからです。

その大会は、自分が所属しているチームで出場するのではなく、東京西部の広域から代表選手を選抜して参加するというもの。そのためのセレクションが10月中旬から始まります。

カイは地域トレセンの選手なので、第1次セレクションは免除されています。

しかしセレクションはほぼ1週間ごとに2次、3次、4次と続きます。もちろん5年生のカイが選ばれる保障はありません。

むしろ2次、3次のセレクションで早々と落ちれば、それはそれで旅行の計画がたてれるのですが、万が一セレクションに受かると、そのあと大会に向けて強化合宿や合同練習に参加しなければなりません。つまり、セレクションに落ちるまで、あるいは逆に最後まで受かって合宿や合同練習のスケジュールが確定するまで、旅行の予定がたてれない、という困った事態に陥っていたのです。

アジアを温存していた理由

今までは、年末の旅行の手配は遅くとも出発の10ヶ月くらい前には終了していました。ヨーロッパやアフリカの人気観光地では、希望のホテルを予約しようとすれば、それでも遅いくらいです。それが今年は10月中旬になってもいつ出発できるかわからない状態。え〜〜ん。

もう気ばかりがあせっていました。きっとどこのご家庭でも、こどもの学年が上がってくると、理由は様々であれ我が家と同じように直前まで旅行の計画をたてられない状況が生まれると思います。

そんな時、プーケットやバリなど、アジアのリゾートは、

ホテルの数が多い、日本からの行き方が複数ありしかもフライトの本数が多いため、直前であっても手配がしやすいとってもありがたい旅行先です。

我が家が子連れ旅行の行き先として、本格的なアジアリゾートにこれまで行かなかったのは、いつかこんな日が来ると考えて「温存」していたからなんです。やるね。

その後、カイは4次セレクションまで合格し、東京西部地域の代表選手に選ばれました。そして大会に向けた年末年始の合同練習や強化合宿のスケジュールが確定し、やっと旅行の計画を進めることができるようになりました。ほっ。

やっと計画開始

さて、ずいぶん前置きが長くなりましたが、ようやく旅行の計画が組めるにようなったのは11月になってから。前述したようにこんな直前でも手配ができる旅行先は、ホテルやフライトの数が多い東南アジアのリゾートです。

その中でまず最初に候補にあがったのはバリです。しかしバリは年末が雨期にあたるので見送り。同じくサムイ島も雨期なのでダメです。ニューカレドニアやフィジーも雨期ですが、大陸から離れているため、旅行内容がヒドい影響を受けるほどの天候になる可能性は低いと考えて、一応候補に残しておきました。

しかし、ちょっと調べてみると希望のホテルはすでに満杯。フライトも行きは取れるけど帰りはキャンセル待ちとか、離島へ行くフライトが満席とか、やはり手配をすすめるにはちょっと遅過ぎたようです。一応キャンセル待ちだけ入れておいて、別の現実的な手段を考えなければいけません。

東南アジア、インド洋方面のリゾート地で年末が乾期のベストシーズンなのは、マレー半島の西側にあるリゾートか、インド洋のモルジブ。しかしモルジブでも希望のホテルはすでに予約でいっぱいでした。すると残るは、マレー半島西側のプーケットとランカウイ島、ペナン島、パンコール島にしぼられます。

ウ~~ン、どうしようか。

シミラン諸島って?

プーケット旅行で訪れたシミラン諸島

いろいろ調べていたら、マレー半島の西海岸沖にあるシミラン諸島の記事が目にとまりました。

シミラン諸島はアンダマン海に浮ぶ手つかずの自然が残る島々で、珊瑚礁があって、海中の風景も大物からマクロまで魚影の濃さでモルジブにひけをとらないと書いてあります。それもそのはず、アンダマン海のすぐ隣はインド洋。シミラン諸島とモルジブの環礁は距離的にはとても近いのです。しかも調べているうちにわかったのですが、シミラン諸島へは1年のうち12~3月しか行くことができません。タイの国立海洋保護区に指定されているため、入場が厳しく制限されているのです。

参考記事・モルジブ子連れ旅行記(広告ではありません)

皮肉な話しですが、観光客やダイバーの進入を制限しているため、宝石のような美しい自然が残っているというわけです。これはもうシミラン諸島へ行くしかない!ということでシミランを中心に旅行の計画をすすめることにしました。

ところが、プーケットからはシミラン諸島は遠すぎるため、何泊かするダイビングクルーズ船でしか行くことができないようです。ええ~~そんな~。確かにシミラン諸島は、プーケット島のかなり北方の沖にあります。やっぱり無理か~~、ため息をつきながら地図をながめていると「あれ!」とひとつの考えがひらめきました。もしプーケット島の北でマレー半島西海岸のどこかに宿があれば日帰りでもいけるんじゃないか。

さっそくプーケットのガイドブックを調べてみたした。が、残念なことに、プーケット島とその南東に浮ぶ小島(ピピ島やラチャヤイ島等)に関しては詳しく載っていますが、プーケット島の北側の本土のことは何も書かれていません。地名すらわからないため、ネットで検索することも不可能です。これはコマッタ。でももう行きたいという気持ちに火がついています。だからあきらめるわけにはいきません。

答えはダイビング雑誌にあった

シミラン諸島の海中写真

次に思いついたのが、ダイビング雑誌で調べることです。シミラン諸島が世界中のダイバーのあこがれなら、しかも12月に入海が解禁になるのなら、もしかしたら何か情報が得られるかもしれません。

さっそく書店へ行きいくつかのダイビング雑誌を開いてみました(立ち読みかい!)。するとどうでしょう、わたしの読みは見事あたって、どのダイビング雑誌でもシミラン諸島のことを巻頭カラー特集で大きく取りあげているではありませんか!やった~!

ページをめくるうち、わたしの興奮も高まってきます。とくにリチュリーロックというポイントでは、ジンベイやマンタといった大物との遭遇率がとても高いらしい。乾期に入るので海の透明度も高く、これは想像以上に素晴らしい海であることがわかりました。

しかしやはりどの雑誌にもシミラン諸島へは、3泊から7泊程度のダイビングクルーズ船で行け、と書いてあります。中にはミャンマー海域の無人島まで足を伸ばすクルーズ船もあるようです。しかし肝心の西海岸のホテルのことは何も書かれていません。どうしてもダイビングクルーズ船で行くしかないのか、それは子連れにはちょっと厳しいな、そうあきらめかけた時、1冊のダイビング雑誌の小さなコラムが目にとまりました。

「シミラン諸島へのダイビングクルーズ船はカオラックの港から出港します」

これだ!!この「カオラック」というのが、きっとプーケット島の北にある本土側の地名なんだろう。例えそれが小さな漁村であっても、町があるなら宿もあるはず。そこに泊まってカオラックの港からシミラン諸島へ行けるぞーー。うははは、なかなか旅行の計画がすすまず暗雲がたれ込めていたわたしの心に、一筋の光明が差し込んだ気がしました。

カオラックで検索

カオラックメルリンリゾートでのクリスマスディナーショー
カオラックメルリンリゾートでのクリスマスディナーショー。スタッフの笑顔にゲストの心もなごむね〜〜。

さっそくネットで「カオラック ホテル」で検索するとおお~~、出るは出るは、こんなにいっぱいあったのか!というくらいたくさんのホテルがヒットします。

ひなびた漁村を想像していたのに、なにもそこまでと言うくらいゴージャスでブリリアントな高級リゾートのようです。なんだ、あるんじゃんか、ならもっと早く教えてくれよーー。

そもそもプーケット国際空港は島の北にあるため、本土側に行くにも橋1本、空港からカオラックまで車で40分~1時間くらいの距離なのです。

こんなステキなリゾート地が日本ではまったく無名、ガイドブックにも載っていないなんて!

それはさおきシミラン諸島への基点となるカオラックを探しあてたところで、カオラックのホテルを予約する前に、そろそろ旅行全体のスケジュールもかためなくてないけません。そうしないとカオラックに何泊するのか決められません。

欲張りな組み合わせ

まず考えたのが、カオラックだけでなくせっかくだからプーケット島にも泊まろう、その場合クラビやピピ島、ヤオノイ島、ラチャヤイ島などの選択肢もあるが、カオラック&シミランで海の魅力はかなり堪能できるはずなので、プーケットではビーチより、タイの文化に触れたり、買い物したり、森やジャングルの雰囲気を楽しもう、という方針にしました。

同時に乾期のベストシーズンであるランカウイにも行こうと考え、ランカウイのホテルやアクティビティ、プーケットからの移動手段についても調べ始めました。その結果、ランカウイはマレーシアなので、マレーシア航空でしか行けないだろうと推測(実際はシンガポールからシルクエアーでも行けます)。であれば成田~プーケットがもしマレーシア航空で行けるなら、すべての旅程をマレーシア航空で結ぶことができ、料金もプーケットへの単純往復と比べてそんなに高くならないはず。

これなら一度の旅行でプーケットとランカウイへ、たいして料金を上乗せしないで行けるのでとってもお得じゃないか!とフライトも手配しました。それから、それぞれの場所で参加したいエクスカーションを調べそこから必要日数を割り出し、前半カオラック3泊+プーケット3泊、後半ランカウイ4泊、という旅行の骨格が姿を表してきたのです。

さあ、ここまでくれば手配はもうあとちょっと。

カラオラックのホテル探し

カオラック・メルリンリゾートの朝食レストラン
プールサイドのレストランでゆっくりと朝食をいただきます

さあ、だいぶ旅行の概要が具体的になってきました。次のステップとしてカラオラックのホテルをどこにするかを決めます。ネットでいろいろ調べていたらさっそく「これはナイス!」というホテルを見つけました。

全米の旅行雑誌で高い評価を受けている隠れ家的高級リゾートホテル「ザ・サロジン」です。

空き状況を調べてみると、ちょうどわたしたちがプーケット空港に到着するその日から空きがあるではありませんか。これはいただき!とすかさず予約を入れたところ、なんと2008年の11月から、サロジンでは子供の宿泊を受け付けなくなったとのこと。お~~、何と言うことだ!。でもどうしてもあきらめきれず、ホテルに直接メールで問い合わせましたが、やっぱりノー!。

タイに強い旅行代理店を通じてリクエストを出してみても、回答はやはり子供の宿泊はできないというものでした。残念。。。。カオラックを見つけたこと、そこにサロジンを見つけたこと、到着日から3泊ちょうど部屋が開いていること、など都合良すぎるくらい順調にきてるように見えたのですが、最後の最後にどんでん返しが待っていたのです。

でも落ち込んでいるひまはありません。もう出発までいくらも日にちがないのです。それから気をとりなおし、ムクダラ・リゾートやメリディアン・カオラックなど他の候補先も当たってみました。しかしプール付きのヴィラはどこも満杯。そんな時、カオラック・メルリンリゾートで「プールアクセスルーム」にまだ空きがあることがわかりました。プールアクセスルームは、客室から直接ホテルのプールに出入りできるという、こどもたちにとっては夢のようなステキな部屋です。

しかもカオラックメルリンリゾートのプールは、滝あり、橋あり、スライダーあり、ジャングルの中を蛇行するアドベンチャー気分満載の巨大なプールです。そんなプールに自分の部屋からアクセスできる、これはへたなプール付きヴィラよりすごんじゃないか!ということで早速予約しました。ちなみに大人2人の家族ならこども2人まで1つの客室に泊まることが可能のようです。

うははは、こりゃ〜涙が溢れるくらいありがたい話しだぜ!

カオラックメルリンリゾート宿泊体験記はこちらです🐬

プーケットのホテル探し

プーケット島にあるヴィラゾリテュードのメインプール
宙に浮遊しているようなヴィラゾリテュードのメインプール

一方、プーケットのほうはちょっと苦戦しました。トリサラやアマンプリはすでに予約がいっぱいでまったく歯が立たない状態。パトンビーチにある大型リゾート「ダイヤモンドクリフ」やパンドンビーチの「バンヤンツリー」さらにラワイビーチの「エバンソンシックスセンシズスパ」もすでに手遅れでした。

プーケットはホテルの絶対数が多いので、こだわりさえ捨てれば、これくらい直前でもまだまだホテルはあります。でもせっかくですから、タイならではの一戸建てタイプのプール付きヴィラに泊まってみたい、という気持ちは捨てきれません。

「なんとかならないかなー」

ねばり強くネット検索していたら、偶然ものすごくステキなホテルを見つけました。

「お、これいいじゃん!」

すべての客室が1棟独立型のヴィラタイプ。しかもすべての客室にプライヴェートプールが付いています。さらにすべての客室が山の斜面に建っているため眺めがすこぶるい。

それが「ヴィラ・ゾリテュード」です。「でもどうせもう満杯なんだろうな」。グレードの高さや広さの割には料金は破壊的に安い。ネットの表示が間違ってるんじゃないかと思えるほどです。

しかし、だめもとで問い合わせてみると、なんと2ベッドルームグランドヴィラが空いているというではありませんか!このホテルはオープンしたばかりなので、まだあまり知られておらず、それで年末の繁忙期にもかかわらず、こんな直前でも部屋が取れたのです。ラッキー!

こうして旅行の前半、プーケット部分の手配がすべて完了したのでした。

手配のまとめ

ここまでの手配をもう一度まとめてみます。

フライト

成田~クアラルンプール~プーケット~クアラルンプール~コタキナバル~成田

全行程マレーシア航空利用。

フライトの手配はすべて「アクアラグーン」さんにお願いしました。

ホテル

メルリン・リゾートカオラックとヴィラ・ゾリテュードは「Asia Web Direct=Hotel Reservation」というサイトから予約しました。

ホテルの手配手順

ネットでホテルを予約するのはとても便利です。ここでは初めての方向けに、ネットでのホテル予約の手順を説明しましょう。注意点は、同じホテルでも予約サイトによって料金が異なること、サイトを閲覧するタイミングでも表示される料金が異なることです。ですから宿泊料金を安くするために複数のサイトで料金を比較してから手配することがポイントです。

予約の仕方は

1)検索エンジンで、希望のホテルを検索します(ホテル名を直接入力する方法と「プーケット ホテル」のように地名から検索する方法があります)

2)写真やサービス、施設の詳細、料金、ロケーションをなどを確認します

3)気に入れば希望の日にちと、部屋タイプ、こちらの人数(大人、子供別)を入力します

4)希望の日程で空きがあれば料金が提示されます。その内容でよければ実行をクリックします

5)宿泊者の氏名、年齢、性別、連絡先などを画面の指示に従い入力します

6)支払い方法を聞かれます。通常はクレッジトカードを選択します

7)クレジットカードの発行会社と番号、有効期限などの情報を画面に従って入力し最後に実行をクリックします

8)「手配確認書」と「バウチャー」が表示されるので、この画面を印刷し、旅行に持って行きます。チェックインの時このバウチャーを見せます。*予約サイトのアプリをダウンロードすれば予約確認書を印刷する必要はありません

以上です。

このように文章で書くとなんだか複雑なように思われるかもしれませんが、実際は画面の指示に従って入力するだけなので、難しいものではありません。日本語サイトの場合、手続きはすべて日本語で大丈夫です。

ウェブでホテルが予約できるサイトは、「ホテルドットコム」や「e-hotel-Phuket」「ブッキングドットコム」「ペリカントラベル」「トリップアドバイザー」「agoda」などたくさんあります。宿泊料金を安くするためには、とにかいろいろなサイトを見比べてみましょう。わたしもいつも目を皿のようにしていろんなサイトで料金を比較しています。今回はたまたま2つのホテルとも上記のサイトが一番安かったです。

*ホテルのHPから直接予約したほうが安いケースもあります。また代理店を通じたじほうが安いケースもあるので、手配するときは、心を鬼にして、とにかくいろんな角度から料金をチェックしましょう。

参考記事:海外ホテル予約サイト節約活用法🐬

エクスカーションの手配手順

プーケットのエクスカーション
カオソック国立公園でエレファントトレッキングを楽しむ / カオラックメルリンリゾートのプール / パンガー湾シーカヤック探検で鍾乳洞の海中洞窟に進入する

今回の旅行で予約したエクスカーションは下記です。

  • シミラン諸島シュノーケリングツアー
  • カオソック国立公園でエレファントサファリ、滝つぼトレッキング、ラフティングの3点セットツアー
  • ラチャヤイ島シュノーケリングツアー
  • パンガー湾シーカヌー探検ツアー
パンガー湾のシーカヤックツアー
奇岩が海中からそびえ立つパンガー湾

プーケットでエクスカーションを手配している会社はたくさんあり、日本からウェブ上でツアーの内容や料金、参加者の感想などを調べることができます。わたしたちは今回の旅行の目玉が「シミラン諸島」だったので、まずカオラックから出発する日帰りのシミランへのツアーを調べました。すると「ブルーマリン」さんという現地の旅行会社が一番料金が安く、対応もよかったので、そこで手配をお願いすることにしました。

他のツアーも、ツアーごとに複数の旅行会社をあたって料金を調べたらもっと安くなったのかもしれませんが、さすがに時間も迫ってきたしちょっとめんどくさくなってきたので、ブルーマリンさんにシミラン以外のすべてのエクスカーションをお願いすることにしました。それにエクスカーションごとに旅行会社が異なると、バウチャーの数も増えて管理がたいへんです。そのうえまとめてお願いするとディスカウントします、と言うブルーマリンさんの申し出も決め手となりました。

ネットでおこなうエクスカーションの手配も簡単です。これも手順を簡単に記しておきます。

1)「プーケット 象乗りツアー」などで検索するとたくさんのツアー会社がヒットします

2)ツアーの内容やスケジュール、料金、参加者の口コミなどをチェックし、気に入ったツアー会社に空き状況や希望などをメールで問い合わせます

3)それからメールでやりとりをおこない、よければ確約します

4)コンファメーションが送られてくるのでそれをプリントアウトし、旅行に持参します

メールでのやりとりでは、スケジュールやどんな場所でどんなことをするのか、具体的に質問しましょう。どんなことを聞いたらいいのかわからない場合は、自分たちがやりたいことをなるべく具体的に伝えるのが有効です。わたしが手配をお願いしたブルーマリンさんでは、支払いはすべて現地でツアー参加時にタイバーツの現金でおこないます。キャンセル料は前日の夕方6時までは無料、6時以降はツアー代金の100%です。それからブルーマリンさにはプーケット空港到着時、カオラックまでの車での送迎もお願いしました。

移動・送迎を無料にする裏技

ラフティングの様子
ホテル送迎無料のラフティングツアーに参加することで移動費を節約しました

一方、カオラックからプーケットへの移動に関しては次のような裏技を使い無料にしました。

ゾウ乗りサファリ&ラフティングのツアーはカオラックの山中でおこなわれる、というところがみそです。ホテル送迎はカオラックからでもプーケットからでも無料。わたしたちはカオラックのホテルでツアー出発時にチェックアウトも済ませ、送迎車にキャリーケースなど旅行の荷物をすべて積みます。そしてアクティビティ終了後には、プーケットのホテルへゲストを送る車に乗り、荷物も積み替え、ホテルまで送ってもらいました。

つまり移動日に送迎無料のツアーに参加し、次のホテルまで荷物ごと運んでもらったということです。これでツアー代金もさらに安くなった計算です。(もちろん事前にブルーマリンさんに確認をとりました)

この記事を参考にしてね🐬

ランカウイはどうなったか

さてこの項の最後に、旅行の後半/ラウンカイがどうなったかを付け足しておきます。結局わたしたちはランカウイへ行かず、ボルネオ島に行くことにしました。

ボルネオはもっと時間がある時にゆっくり行きたかったのですが、来年はカイが6年生になるため、この機会に行っておかないと、もう行けるチャンスがないかもしれないと考えたからです。(実際この考えは的中し、長男のカイが中学生になった以降は、我が家は1度しか子連れ家族海外旅行には行けませんでした)

料金的には、マレーシア航空を利用すれば、日本~プーケットの単純往復とさほど変わりませんでした。シパダンやキナバル山登山をあきらめ、スカウ、ダナンバレー中心のスケジュールで組めば、3~4泊の日程でもなんとか楽しめそうです。帰りはコタキナバルから成田への直行便に乗れることも大きな決定要因となりました。

そもそもマレー半島の東側はこの時期雨期だと思っていたのですが、ボルネオはアジア大陸から離れているため、それほど明確に雨期だからといって台風が直撃したり毎日大雨が降り続くことはないとのことです。フライトはすでにマレーシア航空で手配してるので、旅行の後半部分をランカウイからボルネオ島に変更するだけ。楽勝でした。

こうして出発まで時間がさほどないなか、なんとか希望取りのプランを手配できて、さあ、あとは出発の日を待つだけとなったのです。

あわせて読もう🐬

プーケット基本情報

カオラックメルリンリゾートの朝食ビュッフェ

バンコクから南に900km、細長く伸びるマレー半島の西海岸に、東南アジアを代表するリゾート・プーケットがあります。プーケット島は旧石器時代に作られたの矢じりのような形、ってわからん、じゃあウルトラホーク1号を上から見たような形、ってもっとわからん!まあ簡潔に言うと(最初から言えよ!)細長い逆三角形の島。一番太いところで東西21km、南北は50km、タイ最大の島です。

シンガポールや日本の淡路島とだいたい同じくらいの大きさ。意外と大きな島なんですね。これくらい大きいと、プーケット島のどこに滞在するかで、旅行の内容が大きく違ってきます。

リゾートエリアはプーケット島の西海岸に集中していますが、それぞれ雰囲気が異なります。また、周囲の海にもたくさんの島があり(32島!)、中にはピピ島やラチャヤイ島のように、宿泊施設が充実している島もあります。さらにプーケットの対岸のクラビや、北側のカオラックも一大リゾートエリアとなっており、実際、私も旅行の計画を練る時、どこに宿泊しようか、大変迷いました。

では次に、プーケットのリゾートエリアごとに、その特徴を見て行きましょう。

プーケットのリゾートエリア

プーケット島は、マレー半島の西側、アンダマン海に浮かぶ美しく異国情緒にあふれる南国の島です。

プーケット本島の他に周辺の島々もリゾート開発が進んでいます。どのリゾートエリアに滞在するかによって、主要な観光スポットへのアクセス、楽しめるアクティビティが異なるので、ホテル(エリア)選びは、プーケット旅行において非常に重要な要素です。

我が家では今回6泊のプーケット旅行のうち、前半3泊をプーケット島の北側、マレー半島本土にあるカオラックで過ごし、後半の3泊をプーケット島の南端のホテルで過ごしました。では次にリゾートエリアとホテルの特徴を紹介します。しゅわっち!

広域プーケットマップ

バンタオビーチ

5つの高級リゾートホテルがラグーンを取り囲むように一体的に開発された調和のとれたモダンなエリア。5つのホテルとは「バンヤンツリー」「アラマンダ」「シェラトングランデ」「デュシットラグーナ」「ラグーナビーチ」。それぞれのリゾートが広大なプールと一戸建て感覚の高級ヴィラの客室を持っています。エリア内のリゾートの施設を自由に利用できるパスを購入すればプールホッピングを楽しむことができます。

プーケット空港から、タクシーで約20分、500バーツ。

パトンビーチ

カラフルなパラソルが並ぶパトンビーチ

島の南西にあるプーケット最大のリゾートエリア。約2km続くビーチ沿いに、リゾートホテルやレストラン、みやげもの店が、それこそ星の数ほどひしめいています。大型ショッピングモールや旅行会社のオフィスもあります。ディスコやナイトクラブ、キックボクシングスタジアムもあり、夜もパワー全開。

プーケット空港から、リムジンタクシー(40分/650バーツ)、メータータクシー(40分/600バーツ)、プーケットタウンからトゥクトゥクで約25分/300バーツ。

スリンビーチ

西海岸のほぼ中央に位置する静かなビーチ。「アマンプリ」「ザ・チェディ」と言った超高級リゾートホテルがあることで知られています。また南のカマラビーチとの中間地点には、プーケットで必見のディナーショーがおこなわれるプーケット最大のテーマパーク「プーケットファンタシー」があります。

プーケット空港から、タクシーで約30分、600バーツ。

ピピ島

プーケットの沖合に浮かぶピピ島の全景

プーケットから43km、クラビから42kmのアンダマン海上に浮ぶ神秘的な楽園の島。大小6つの島からなり、全体が高さ100メートルを超える切り立った石灰岩の断崖絶壁に囲まれています。これらの岩に囲われるようにできた、絵に描いたように美しい入り江、エメラルドグリーンに輝く海の景色と断崖絶壁のコントラストが大きな魅力となっています。

ピピレ島の「マヤベイ」はレオナルド・デカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」の撮影ロケがおこなわれた場所としても有名。ダイビングやスノーケリング、ロッククライミング等が楽しめます。

プーケットやクラビから日帰りツアーで訪れることが一般的ですが、最大のピピ・ドン島にはたくさんのリゾートホテルがあるので、のんびり滞在することも可能です。

プーケット及びクラビから船でおよそ1時間半~2時間。

ラチャヤイ島

プーケットの南東に浮ぶ珊瑚礁の島。輝くホワイトサンドのビーチと透き通ったターコイズブルーの海のコントラストが鮮やかです。周囲の海は絶好のダイビングスポットとなっていて、生物層も豊かでマクロから、マンタやジンベイの出現もしばしばあります。初心者からベテランまで、 複数日潜っても楽しめるプーケットで一番人気のダイブサイトです。

11月から4月までの乾期は、海が安定しているので特にお勧め。5月~10月の雨期は、道中の波が高く、ボートが激しく揺れます。島には高級リゾートホテル「The Racya」があり優雅な滞在を満喫できるでしょう。

プーケットから約1時間。島の周囲、約12キロ。

クラビ

プーケット島の東側の対岸に位置する自然豊かなリゾート。壁のようにそそり立つ奇岩とジャングルに囲まれ秘境の雰囲気が漂います。クラビ沖には130もの島々が点在し、様々なマリンスポーツが楽しめます。また内陸には、ジャングル、山、滝、温泉、洞窟があり、手つかずの大自然を楽しむことができます。

プーケット空港から送迎車でおよそ2時間/3500バーツ。またバンコク空港からタイ航空とバンコクエアウェイズが、クラビ空港へのフライトを運行しています。

カオラック

カオラックのビーチとヤシの木

プーケット島の北側、タイ本土の西海岸にあるヨーロピアン好みの高級リゾート。巨大なプールを持つリゾートホテルが白砂のビーチ沿いに点在しています。日本人観光客は滅多に訪れない穴場です。

カオソック国立公園ではゾウ乗りサファリやラフティングが体験でき、運がよければ世界最大の花ラフレシアを見ることもできます。またカオラックは、1年のうち12~3月しか行けない世界中のダイバーのあこがれの島、シミラン諸島へのゲートタウンでもあります。シミラン諸島へはカオラックの港からスピードボートでおよそ1時間。カオラックから日帰りツアーもありますし、数日かけて島々を巡るダイビングクルーズもあります。今回、我が家がカオラックでホテルを探したのも、この幻のシミラン諸島へ行くためでした。

さらにカオラックには米旅行雑誌注目のセレブな隠れ家高級リゾート「ザサロジン」始め、ため息が漏れるようなゴージャスなリゾートホテルがひしめいています。ちなみにサロジンは私たちが訪れる直前に子供の宿泊不可になった。こんちくしょーー!!

カオラックへはプーケット空港から車で約1時間。1500〜2500バーツ。

雨期と乾期

プーケットの気温は年間を通じて25~30度です。つまり常夏の島です。いつも夏なら、いつ行っても変らないと思ったら、大間違い。プーケット旅行を計画するときは、雨期と乾期の違いを知っていなければ痛い目に合います。

プーケットでは5月から10月にかけては雨期なので、大量の雨が降ります。この時期のプーケットでは毎月日本の6月の降水量の倍くらいの雨が降ります。また海が荒れて波が高い日が多く、ボートで周辺の島へ行くことやビーチで遊泳するのが難しい日があります。

一方、11月から4月は乾期で、降水量はぐっと少なくなります。海も波がなくなり穏やかになります。海の透明度も上がるので、ダイビングやシュノーケルをするなら断然この時期がおすすめです。世界中のダイバーのあこがれの島、シミラン諸島へはこの乾期の時期にしか行けません。

シミラン諸島のビーチとドナルドダックロック
世界中のダイバーのあこがれシミラン諸島には乾季のときしか行けない

雨季、乾季を考慮に入れると子連れ旅行者にとってプーケット旅行のベストシーズンは、学校の冬休みか春休みということになります。どうしても夏休みやGWにタイへ行きたい場合は、マレー半島の東側にあるサムイ島方面へ行きましょう。雨期と乾期がプーケットとまったく逆になっているので、サムイでは夏休みがベストシーズンです。

通貨と両替

タイの通貨はバーツ。わたしたちが旅行した2008年12月のレートは、1バーツ=2.7円くらいでした。円からバーツへの両替は、タイに着いてからおこなうのが一番有利です。バンコク市内やプーケットの一部のお店などでは円がそのまま使えることも珍しくありません。

くれぐれも日本出発前に国内の銀行や成田空港で両替することのないように!不利なレートや高い手数料を取られて損します。またトラベラーズチェックはタイではほとんど意味がありません。1週間の滞在なら5万円くらいを目安にバーツに両替して、基本的にはクレジットカードを使うようにしましょう。

バーツ紙幣は 10、20、50,100,500,1000バーツ

硬貨は1、2、5、10バーツ

旅の基本情報

  • 時差:日本より2時間遅い
  • 電気:220V、50Hz。プラグタイプはBFかC。
  • 宗教:仏教95%、イスラム教4%、キリスト教など1%。
  • 言語:公用語はタイ語。リゾートホテルやツアーでは英語、時に日本語も通じる
  • 人口:6841万人(2018年)
  • GDP:4550億ドル(2017年)。1人当たりGDP 6591ドル
  • ビザ:観光目的で30日以内の滞在であればビザは不要。ただし、タイ出国用チケットと、滞在日数プラス6ヶ月以上の残存期間があるパスポートが必要。
  • タイ王国大使館:〒141-0021 東京都品川区上大崎3-14-6、TEL 03-3441-1386

日本からプーケットへのアクセス

成田空港の出発ロビー
成田空港の出発ロビー

プーケット島北部にプーケット国際空港があります。日本からプーケット空港への直行便はありません。行き方は、大きく分けて次の2通り。

1)成田・羽田、関空、中部、福岡、那覇からバンコクへ。バンコクで乗り換えてプーケットへ

他の項でもお話ししているように、どこかの空港で乗り継いで最終目的地へ向かう場合、その乗り継ぎ空港がどの航空連合に属しているかを知ることは、子連れ旅行者にとってとても重要なことです。例えばシンガポールチャンギ空港はスターアライアンスメンバーのシンガポール航空の母空港です。ですから、チャンギ空港で乗り継ぎをする時は、スターアライアンスメンバーの航空会社を利用しないとひどい目に遭います。

日本からこの1)の方法でプーケットへ行く時、乗り継ぎで利用するバンコク・スワンナプーム空港はスターアライアンスメンバー/タイ航空のハブ空港です。従って日本~バンコク間は、タイ航空かスターアライアンスグループの航空会社(全日空、ユナイテッド、シンガポール航空)を利用するのが賢明です。*スターアライアンス以外の航空会社の乗り継ぎゲートは何もそこまでというくらい不便な場所設定してあり、多くの荷物をかかえ子どもの手を引っ張りながら、サハラ砂漠のように広大なスワンナプーム空港内を移動するのは一苦労です。

すべての行程をタイ航空利用にする場合と、日本~バンコク間をスターアライアンスの航空会社を利用する場合では、料金面はほとんど差はありません。

2)アジアの主要都市で乗り継ぐ

シンガポール経由

前述したようにシンガポール/チャンギ空港はシンガポール航空の母空港なので、日本~シンガポールはスターアライアンスグループのシンガポール航空か全日空/ユナイテッドを利用しないと、乗り継ぎ時にひどい目に遭います。*チャンギ空港もサハラ砂漠のように広大

シンガポール~プーケットはシルクエアーを利用しますが、シルクエアーはスターアライアンスグループではないので、チャンギ空港での乗換え時に、スターアライアンスの上級メンバーであってもラウンジは使えません。

行きか帰りにシンガポールに立ち寄ると、一度の旅行で二度旅行した気分に浸れてお得です!

ただし日本からいったんプーケットを通り過ぎてシンガポールへ向かうので40分くらい大周りになります。

シンガポール~プーケットは毎日2~3便運行しています。

クアラルンプール経由

日本~クアラルンプール~プーケットをすべてマレーシア航空を利用するルートです。クアラルンプール国際空港はマレーシア航空の母空港なので、マレーシア航空で乗り継ぐ場合はもちろん何の問題もありません。クアラルンプールからは人気のリゾート、ランカウイやボルネオ/コタキナバルへもフライトがあります。プーケットと組み合わせればとても内容の濃い旅行ができるでしょう。

実際、わたしたちはプーケットの後、ボルネオ/コタキナバルに飛び、帰りはコタキナバル~成田の直行便を利用しました。すべての行程でマレーシア航空を利用したので、プーケットへの単純往復と比べても大きな料金の差はありませんでした。

●プーケット単純往復のケース

成田~クアラルンプール~プーケット~クアラルンプール~成田

●復路ボルネオに寄るケース

成田~クアラルンプール~プーケット~クアラルンプール~コタキナバル(ボルネオ島)~成田

クアラルンプール~プーケットは毎日1便運行しています。

台北経由

日本~台北~プーケットをすべてチャイナエアラインを利用するルートです。台北~プーケットは毎日1便。行きか帰りに台北に立ち寄ると、一度の旅行で二度旅行した気分に浸れてお得です。台北~沖縄にもフライトがあるので、沖縄旅行と組み合わせることも可能。

チャイナエアラインは大手の航空グループに属していないため、他の行き方より利便性でやや見劣りします。

次に読むのにおすすめの記事↓

プーケットでおすすめのホテル

プーケット及び周辺の島々やクラビ、カオラックにはたくさんのホテルがあります。その中で狙い目はズバリ、プール付きヴィラ。これは自分たちの客室に、自分たち専用のプールが付いた、たいへんブリリアントなお部屋です。ビーチフロントのプールヴィラも珍しくありません。

想像してみて下さい。

自分たちの部屋のテラスに出ると専用プールがあって、その先にビーチがある。ああ、なんて素敵でゴージャスなバケーションなんでしょう。料金面でも4人家族の場合、ツインルームを2部屋取る料金にちょっと足すだけです。

そもそもこんなハイグレードな客室は、ヨーロッパやアフリカのリゾートでは滅多にお目にかかれません。もしあったとしても、1泊の料金がお父さんの1ヶ月分の給料より高かったりします。それを考えると、こんな素敵な部屋にこんな安い料金で泊まれるのは、プーケットならでは大きな魅力と言えるでしょう。

プーケットのプライヴェートプール付きメゾネットで遊ぶ子供たち
プーケット・ヴィラゾリテュードのプライヴェートプール付きメゾネットタイプの客室

ちなみに我が家は、カオラックでは部屋のテラスから直接ホテルのプールに出れる「プールアクセスルーム」、プーケットでは「専用プール付き2ベッドルームグランドヴィラ」に泊まりました。

カオラックメルリンリゾートホテルのプールアクセスルーム
カオラック・メルリンリゾートのプールアクセスルームと広々としたプールで遊ぶ子供たち

それからトリサラ、アマンプリ、ザ・チェディ、エバソン・シックスセンシズ・スパ等の高級リゾートに泊ろうと計画されている方は、予約はかなり早めにしないといっぱいになってしまいますよ。

アウトドア天国プーケット子連れ旅行・計画、準備編のまとめ

いかがですか?プーケットと言えば、美しいビーチのイメージが強いですが、ビーチはプーケットの魅力の一部に過ぎません。海岸線から少し内陸に入ればうっそうと繁る熱帯雨林のジャングルが広がり、トレッキングや、ゾウ乗りサファリ、急流をボートで下るラフティング等ダイナミックな自然を体感できエキサイティングなアクティビティを楽しむことができるんですよ。

またゴルフやテニスや乗馬など陸上でのアクティビティ、ショーやナイトライフなど異国文化を満喫できるエンターテイメントも充実しています。もちろん珊瑚礁の海でスノーケリングをしたりダイビングをしたり、ウィンドサーフィン、シーカヤック、フィッシング、ジェットスキー、パラセイリングなどのマリンスポーツも楽しめます。

さらにスパで癒されるも、ホテルのプールサイドでのんびり過ごすも、タイ料理に舌鼓を打つも、ショッピングモールで買い物三昧もOK!エキゾティックで、美味しくて、のんびりできて、アクティブにも過ごせるプーケットは、あらゆる世代のあらゆる要求に高度に対応できる、懐の広いリゾートエリアなんじゃ。わおぉー!

子連れ旅行者にとっては海外アウトドア体験の宝庫ともいえる旅行先です。

参考記事:子連れで海外アウトドアの楽しみ方

プーケット子連れ旅行の旅程

<1日目>

  • 10:30 成田・新東京国際空港発 マレーシア航空089便
  • 17:05 クアラルンプール国際空港着
  • 18:10 クアラルンプール国際空港発 マレーシア航空790便
  • 18:25 プーケット国際空港着 着後送迎車でカオラックのホテルへ移動

カオラック・メルリン・リゾートホテル泊

<2日目>

  • 午前 朝食後、部屋で勉強、ホテルのテニスコートでファミリーテニス
  • 昼  ホテルのビーチサイドレストラン「ベランダ」
  • 午後 ホテルのプール
  • 夜  ホテルのクリスマスディナーショー

カオラック・メルリン・リゾートホテル泊

<3日目>

  • 8:30  シミラン諸島へ向けてホテル出発
  • 午前  シミラン諸島でシュノーケル、ドナルドダッグロックに登る
  • 昼   シミラン諸島でビーチバーベキューランチ
  • 午後  シミラン諸島でシュノーケル
  • 夕方  ホテルに帰ったあと、シーフードレストランで夕食

カオラック・メルリン・リゾートホテル泊

<4日目>

  • 午前 朝食後チェックアウトしカオソック国立公園へ移動、エレファントサファリ、滝壺トレッキング
  • 昼  サファリキャンプでバーベキューランチ
  • 午後 ラフティング、送迎車でプーケットへ移動
  • 夕方 ホテルチェックイン後、ディノパークでパターゴルフ
  • 夕食 ディノパークレストラン

ヴィラゾリテュード・プーケット・プール付き2階建てヴィラ泊

<5日目>

  • 午前 ホテルで朝食後、プールやビリヤードで遊ぶ
  • 昼  セントラルフェスティバルプーケットで買い物、昼食
  • 午後 ホテルのプール
  • 夜  ホテルのレストラン

ヴィラゾリテュード・プーケット・プール付き2階建てヴィラ泊

<6日目>

  • 午前 朝食後、パンガー湾アドベンチャーツアーに出発、ジェームズボンド島観光、鍾乳洞見学
  • 昼  クルーズ船でビュッフェランチ
  • 午後 シーカヤックで無人島探検など
  • 夜  ホテルのレンストラン

ヴィラゾリテュード・プーケット・プール付き2階建てヴィラ泊

<7日目>

  • 10:30 プーケット国際空港発 マレーシア航空787便
  • 12:55 クアラルンプール国際空港着
  • 14:00 クアラルンプール国際空港発 マレーシア航空2616便
  • 16:35 コタキナバル(ボルネオ島)国際空港着

着後、ボルネオ子連れ旅行記にバトンタッチ

詳細なスケジュール表

プーケット子連れ旅行のスケジュール表
キャプションを入力…

2008年12月23日~2008年12月29日

*このブログ記事は2020年7月に再編集しています。

このブログの中でひとつでも「いいな」と思ったことがあればSNSなどでシェアして熱い応援ヨロシクお願いします(^^)→それ行け!子連れ海外旅行:https://kidsvacation.net/