カターニア空港でレンタカーを返却しナポリへ向けて出発

2019年3月15日

早朝の出発

夜明け前の早朝、ぴんと張り詰めた空気の中、アグリツーリズモをチェックアウトしカターニア空港へ向かう

カターニア空港

シチリア島の空の玄関口であるカターニア空港は、イタリア第4位の旅客数を誇る空港だ。ヨーロッパ各都市をはじめミラノ、ローマ、ベニス、ナポリなどイタリア主要都市に、アリタリア、アルピ・イーグル、エア・ワンなどの各航空会社が路線を運行している。スターアライアンス系では、ルフトハンザ航空がミュンヘン~カターニア間を運行しており、ミュンヘンで乗り継げば、日本を出発してその日のうちにシチリアに到着することが可能。

また空港から各方面へのアクセスも「空の玄関口」の名にふさわしくよく整備されている。高速道路が空港まで伸びていて、空港からプルマン(長距離バス)で、直接シチリア各方面へ行くことができる。以下プルマンの主要路線と所要時間。

パレルモ/2時間40分、アグリジェント/2時間10分、タオルミーナ/50分、メッシーナ/1時間40分、シラクーサ/1時間、エンナ/1時間20分、ピアッツァ・アルメリーナ/1時間30分

空港はカターニア市街からわずか5kmの距離にあり、空港~市内バスターミナル間にも頻繁にバスの便がある。市内バスターミナルからは、上記の都市の他シチリア島各都市や、ナポリ、アマルフィ、ローマ、シエナ、フィレンツェ、ピサ、など本土の都市への便が運行されている。

 

カターニア空港のターミナルビル

                       カターニア空港に到着

 

レンタカーを返す

レンタカー会社のオフィスも空港内にある。

わたしたちはパレルモ市内(港近く)のオフィスでレンタカーを借りて、カターニア空港で返却。同一州内なので乗り捨て料金はかからなかった。(エイビス、パレルモでレンタカーを借りるを参照)

 

カターニア空港のレンタカーオフィス

                    カターニア空港のレンタカーオフィス

 

早朝出発時の子連れノウハウ

わたしたちのフライトは午前9時半カターニア発ナポリ行き。

アグリツーリズモ滞在中カターニアにへは2回行ってるので、道に迷う心配もない。それでもシラクーサ~カターニア間は高速道路が1部しか開通してないため、予想外の渋滞があるとどれくらい時間がかかるか読みづらい。念のため朝6時にアグリツーリズモを出発することにした。

朝早く出発するのは、どこでどんなハプニングがおこるかわからない子連れ旅行者には、けっこうな試練だ。わたしたちが過去何回かの失敗体験から学んだ、子連れ旅行早朝出発に役に立つノウハウを書いてみよう。

1)前日夜にチェックアウト/清算を済ませておく

2)荷物もできる限り前日夜にパッキングを終え、レンタカーの場合は車に積んでおく

3)子供は起きたら着替えないで、そのまま出発できる服で寝る。

 

混雑する出発フロア

            出発フロアは大混雑/手荷物検査場前/空港内のおみやげショップ

 

さよならアグリツーリズモ

寝ぼけまなこのこどもたちを連れ部屋の外に出る。最後に忘れ物がないかママがもう一度確認してよし、OK!。

ドアを閉める前にみんなで部屋にお礼をし、さよならを言おう。

それから車に乗りカターニア空港を目指す。本当にこれでシチリア島とお別れなんだね。この素敵な景色を、風の香りを、波の音を、心に焼きつけておこう。

東の海のほうからゆっくり昇る朝日が、わたしたちの顔を照らし、大人もこどももまぶしくて目を細めていた。

 

滑走路とシャトルバス

                  カターニア空港の滑走路と空港内バス

 

お役立ち情報

カターニア~ナポリ間のフライトは大人もこどもも、1人11700円。所要時間約1時間。

アリタリア航空のチケットだったが、実際運行しているのはアルピ・イーグル航空。シート配列はヨコ3ー3で、機内サービスはお菓子と飲み物。

カターニア空港は、レンタカー返却場所から出発ターミナルまで100mくらいの距離。

ピークシーズンのため空港内や搭乗手続きカウンターは大混雑。現在ターミナルビルを拡張工事中。手荷物検査を終えた出発待ち合い室に、お土産屋(ワイン、オリーブオイル、リモンレッチェロ、パスタ、ジャム、菓子、化粧品なそ)とトイレがある。カフェはない。

アリタリア航空のホームページ

アルピ・イーグル航空のホームページ

エア・ワン航空のホームページ

マルタ航空のホームページ

 

アルピ・イーグル航空の飛行機

      アルピ・イーグル航空の飛行機/機内の様子。シートは皮張り/翼の下にエトナ山が見えた!