ヨーロッパ最大の活火山・世界遺産エトナ山子連れ登山体験記〜行き方、ロープウェイ、4WDバス、料金

2019年3月14日

エトナ山子連れ登山体験記

エトナ山ロープウェイの終点、標高2920m地点

シチリア島の象徴エトナ山

青いイオニア海から、天をつくように伸びる円錐形の雄大な姿。タオルミーナの古代ギリシャ劇場から望むエトナ山の眺めは、世界中の人々のあこがれ。そんなシチリア島の象徴のような山に、子連れ旅行者でも登れると知りこりゃまたびっくり!そんじゃせっかくだから勢いよく行ってみましょうか~。

ちなみにエトナ山は2013年にユネスコの世界自然遺産に登録されている。

エトナ山の登山口

                標高1932mの駐車場から山頂を望む

カターニャから車でエトナ山へ

エトナ山の標高は3329m。シチリア島の最高峰であり、ヨーロッパ最大の活火山だ。

カターニアからアウトストラーダを北上。1個目か2個目か忘れましたが、「エトナ山」とういう標識があるインターで高速を降りる。ちなみにイタリアではこういう観光標識は茶色です。

高速を降りてもエトナ山は見えているが、ものすごく遠くにある。「本当にここで降りてよかったの?」と不安になる。でも大丈夫。茶色い標識が次々現れるので、それにしたがってぐいぐい進んで行こう。

シルヴェストリの穴の入り口

                    シルヴェストリの穴の入り口

エトナ山の駐車場に到着

やがて道路は登り坂になり、高原リゾートのような小さな村を過ぎると、まわりは一面溶岩だらけになった。そして道路の登り傾斜がきつくなってきた。さらにどこまでも黒い溶岩が続く不思議な風景の中、つづら降りの坂道を登り、標高1923m地点にある駐車場に到着。

足の下に、イオニア海とシチリア島の海岸線が広がる素晴らしい景色が見えるはずなんだけど、ちょっと霞んでてよく見えません(涙)。駐車場のまわりには、売店やカフェ、ロープウェイ乗場、山岳ホテルなどがある。駐車場は無料。インターを降りてここまでの所要時間は約1時間だった。

シルヴェストリの穴

シルヴェストリの穴

この駐車場前の広場の右側にある山が、シルヴェストリの穴。

いや、穴ってあんた、まあ穴と言えば穴なんですが、「穴があったら入りたい!」というタイプの穴ではなく、クレーターです。

ところでシルヴェストリって誰よ?

ここではクレーターのふちを歩いて1周することができる。高低差は50mくらい。1周15分。ものすごく眺めがいい。さらに上のクレーターに登って、シルヴェストリの穴を見下ろすと、これがまたすごい眺め。こっちは高低差120mくらい。

シルヴェストリの穴

シルヴェストリの穴の前では、人間があんなに小さい。

エトナ山のカフェ

シルヴェストリの穴近くのカフェ&売店/ソフトクリームを待つ子ども達/ここの名物アーモンドグラニータ。呼吸困難に陥るほど美味しい!

アーモンドグラニータ

シルヴェストリの穴の入り口にカフェ&売店がある。ここのアーモンドグラニータはちょっとした名物だ。グラニータとはイタリア版かき氷。アーモンドはシチリアの特産品だ。

お土産には溶岩を細工したアクセサリーなどちょっとウケそうなものもを売っている。

ロープウェイ乗場

                後ろの白い建物がロープウェイ乗場

ロープウェイ

広場の左側にロープウェイ乗場がある。ロープウェイに乗って標高2920m地点まで行ける。料金は大人往復24ユーロ、子供往復13ユーロ。このロープウェイのある一帯は冬はスキー場になる。標高差1000mあるので、これはなかなか面白そうなスキー場だね。

冬なら、晴れていれば視界ももっとクリアに違いなから、スキーしながタオルミーナや、メッシーナ海峡の向こう側のイタリア本土なんかも見えるのだろう。それいいかも!

エトナ山のロープウェイ

            チケット売り場/ゴンドラに乗り込むりゅう/エトナ山のロープウェイ

ロープウェイの終点

でもって、ロープウェイに親子で乗って終点の標高2920m地点まで来た。このロープウェイの終点にもカフェ&売店がある。建物の外に出るとこりゃまたものすごい溶岩の世界。夢に出て来る月の世界とかにそっくりだ。いや不気味な夢見てんな~おれ。

ここまで登ってもエトナ山の頂上はまだかなり遠い。はるか彼方で白い煙をもくもくと上げている。

ロープウェイの終点と4WDバス

   ロープウェイの終点。中は売店やカフェ/ツアー用の4WDバス。これで頂上のクレーターへ登る

クレーター探検ツアー

ここから4WDのバスに乗って、頂上付近のクレーターへ行くツアーがある。料金は大人14ユーロ、子供7ユーロ。トレッキングシューズは1.5ユーロで貸してくれる。

このツアーでは、バスの終点からさらに45分程度ガイドといっしょに徒歩で登るようだ。わたしもこどもたちも行く気まんまんだったのだが、ママが体調が悪いと言う。強烈な日差しを浴びて日射病になったか、はたまた高山病か。どっちにしろこりゃいかん、急いで下へ降りよう。

でロープウェイで一気に1000m下ったがママの体調はよくならない。熱もけっこうある。ああ、じゃあ、これは高山病じゃなくて日射病か熱中症だ。毎日日差しがきついからね。水分をたくさんとって、早く宿に帰ってゆっくり休もう。

でも帰りは例の、カターニアシラクーサ間の高速未開通のところがひどい渋滞でした。

エトナ山標高2920m地点の景色

            溶岩が広がる光景はまるで月世界/かすんで下のほうは見えない