子連れにおすすめナポリNHアンバサダーホテルのコネクティングルーム

2019年3月15日

ナポリNHアンバサダーホテル

ナポリ空港からNHアンバサダーホテルへの行き方

10時半にナポリ空港に到着した私たちはエアポーバスでナポリ港まで乗車し、そこから徒歩で今夜宿泊する「NHアンバサダーホテル」へ向かった。ナポリ空港から市内への移動はつい1週間ほど前、スイスからナポリに到着したときにおこなっているので慣れたもの。バスの料金は大人3ユーロ、子ども無料、ちなみにタクシーだと25~30ユーロ。所要時間は空港からナポリ港までおよそ15分くらい。

港でバスを降りてそこからホテルまで歩く。NHアンバサダーホテルはナポリでは珍しい30階建ての高層ビルなので、どこからでも目につき道に迷う心配はない。港からホテルまでの距離は約500m。

ホテルに到着すると、ロビーでベルボーイが荷物を預かってくれた。そのまま観光に出かけようかと思ったが、一応念のためフロントに行って

「まだチェックインは出来ないですよねー」と尋ねてみたら、

「大丈夫です、すぐにお部屋にご案内できますよ」

との嬉しい返事。

やった~~、ラッキー!

客室からのナポリ湾の眺め

                  ホテルの客室から見るナポリ湾の眺め

子連れにおすすめのNHアンバサダーホテル

案内された部屋は21階の海側コネクティングルーム

部屋の窓から世界遺産に登録されているナポリの町並みと、ナポリ湾、ベスヴィオ火山の絶景を眺めることができる。ホテルからは王宮やプレビシート広場、サンカルロス劇場、卵城、歴史景観地区、などナポリの名だたる観光名所が徒歩圏内、カプリ島やシチリア島、ソレント、アマルフィー、ポジターノ方面へのフェリー乗り場、ショッピングの中心ローマ通りもすぐ近くという絶好のロケーションだ。

おまけに夏の観光シーズン真っ盛りだというのに、私たちは1部屋1万円弱で手配できた。このすばらし眺望とロケーションを考えるとかなりお得だと思う。*NHナポリアンバサダーホテルは、私たちが宿泊したときは「ジョリーホテル」とう名称だった。現在はリニューアルによってより高級感が高まり、料金はそのときの倍以上している。

ちなみに「コネクティングルーム」とは、隣合う2つの部屋を室内でつなげて1部屋として使用することができる客室のこと。イタリアなど観光地のホテルは規制で1部屋当りの宿泊人数を厳格に定めている。このNHアンバサダーホテルは、多くの観光地のホテルと同様に1部屋2名までが宿泊できる上限。つまりわたしたちのように4人の子連れ家族旅行者は、2部屋手配しなければならない。別に子どもが小さいから1部屋で十分なのだが、こればっかりは規制なのでどうしようもない。

アグリツーリズモが子連れにおすすめなのは、4人家族でも1部屋に宿泊できるケースが多いからだ。

とにかく規制に従って4人家族で2部屋に宿泊する場合、部屋が離れていると少々面倒だ。誰と誰が同じ部屋で寝るか、という問題の他に、あらかじめ荷物をパッキングする段階で部屋割りを念頭に入れておかなければ、あとで「あれがない」「それはどこだっけ?」とややこしいことになる。

こんなときコネクティングルームなら、ちゃんと規制を守って2部屋確保したうで「2部屋分の大きな1部屋」とし使用できるので、子連れ旅行者にとってそのメリットは計り知れない。ただしどのホテルにもコネクティングルームがあるわけではないし、あったとしても数が限られているので、計画が決まったら早めに予約、手配して欲しい。

ダブルベッドの2つの客室

ダブルベッドの2つの客室。

バスルーム

バスタブ。シャワーヘッドは取り外し可能なので子連れにはありがたい。

パウダールームの鏡

ラッキー!

旅行はどこに行っても楽しい!

どこへ行こうが、何が起きようが、全力でそれを楽しめばいいのだ。

これは人生も同じですね。

ビジネスでも芸術でスポーツでも、成功した人のサクセスストーリーを調べると、そこにたどり着くまでの行程で「必ずこういう選択肢をしている」という定石はありません。生い立ち、家庭環境、学歴、職歴などにも、決まったパターンはありません。

人生の分かれ道でどんな選択するか、は実は重要ではないということ。

どんな道を歩こうが、そこでどれだけ誠実に情熱をかけるか、いかに熱く生きるか、が結果を左右するといことです。

ふっふっふ。

さて話しが思いっきり脇道にそれましたが、ボーイさんに部屋に案内されて、その素晴らしい眺望にびっくりした私たちは

「こりゃ、観光になんか出かけなくてもここから眺めているだけでナポリ十分じゃん」

と思いました。

そうは言ってもお腹も減ってきたので、部屋に荷物を置いたら、ナポリ観光に出かけましょう。

4年ぶりに訪れる子連れナポリの町。

ワクワクどきどきで楽しみが止まりません。