ノルマン王宮パラティーノ礼拝堂を見学したあとヌォーヴァ門でジェラートをほおばる
ノルマン王宮
ノルマン王宮は、11世紀にアラブ人が築いた城壁の上に、12世紀に入ってノルマン人が増改築した、アラブ風とノンマン風が融合した建造物。現在はシチリア州議会堂として使われている。建物の2階には、キリスト教美術の最高傑作と称されているパラティーノ礼拝堂、3階には12世紀の往時を偲ばせるルッジェーロ王の間がある。
都合よくまた駐車場が見つかるかわからなかったので、わたしたちはベッリーニ広場に車を止めたまま、徒歩でノルマン王宮へ向った。距離はクアットロ・カンティから600m程度。
パラティーノ礼拝堂内部
パラティーノ礼拝堂
大理石のアーチにモザイク画がちりばめられたはパラティーノ礼拝堂は、パレルモ観光のハイライト。
入り口は少しわかりづらいが、ノルマン王宮の裏側、インディペンツァ広場に面した場所にある。入場料は6ユーロ。チケット売り場にはかなりの行列ができていて、入場するまで30分近くかかった。
ところが、パラティーノ礼拝堂は修復中で、内部へ入ることはできるのだが、肝心のモザイク画はシートで覆われてまったく見えない。あ~あ、残念。
チケット代返せー!
美術展
気を取りなおし、1階でおこなわれている美術展をのぞいてみよう。
ピカソやゴッホなどがあって、なかなか満足のいく内容だ。またここから建物の地下へ降りて行くと、かってアラブ人が築いた城壁の跡を見る事ができる。
1184年創建のカテドラーレ
ヌオーヴァ門とカテドラーレ
礼拝堂を出で、ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世通り右手に歩くと、ヌオーヴァ門が見えてくる。
この門から内側がパレルモの旧市街だ。この門は16世紀に作られたルネッサンス・アラブ・ノルマン様式混合の建築物で、門の上にはマジョルカ焼きのタイルで描かれたパレルモのシンボル、鷲が見える。
ヌオーヴァ門
ヌオーヴァ門で冷たいジェラートをいただく
今日のパレルモ観光は予定通り終了。
ノルマン王宮の建物の中にいたから気付かなかったが、昼が近づくに連れ、気温が猛烈に上がってきた。
ちょうどヌォーヴァ門の手間にジェラテリアがったので、子ども達と冷たいジェラートでも食べながらひと休みしよう。
ヌォーヴァ門 / ジェラテリアの店先 / どれにしようか迷っちゃう