【ギリシャ子連れ旅行記】アテネ空港到着編〜ソフィテルアテネエアポート・コネクティングルーム宿泊体験記
🤗ども、ヤーサス、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の息子2連れてギリシャ家族旅行。いよいよ乗り継ぎ地ウィーン空港を出発しアテネに到着しました。
今回のブログ記事はアテネへ向かう機内からはじまります。
アテネ・エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港に到着
アテネ空港を離陸してからからどれくらい眠っただろう?
次に目が醒めた時、窓の外に、星屑の宝石箱をひっくり返したみたいに、オレンジ色の街灯が地上にちらばっている光景が目に映った。
あ~~、とうとうギリシャにやって来たんだ!
れわれを乗せたオーストリア航空803便は、エーゲ海のほうからぐーんと大きく旋回し、そのまま真夏の熱気にむせ返る、神話の都へと高度を降ろしていった。
アテネ空港の概要
エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港という、
これまたうかつに口にしたら舌を思いっきり噛んでしまいそうな名前の空港が、ギリシャの空の玄関口。
アテネオリンピック開催に合わせて2001年3月に開港した空港だ。アテネは地理的にヨーロッパの東端にあるため、中東、東南アジア、北アフリカと、ヨーロッパを結ぶ路線が充実している。アテネ中心部から東へ27kmに位置し、ギリシャのフラッグキャリア、オリンピック航空の母空港でもある。
現在日本からギリシャへの直行便は運行されていない。アテネに行くにはヨーロッパのどこかの国を経由するのが一般的。ウィーンかモスクワ経由が最短距離だと思う。
またドバイやイスタンブール、シンガポール、バンコク、北京などを経由して来る方法もある。
預け入れ手荷物の受け取り
飛行機が停止したらタラップで滑走路に降り、バスでターミナルビルへ移動する。ターミナルビルは1階が国内線、国際線の到着、2階が出発となっている。
ターミナルはシェンゲン協定国用のBエリアと、非シェンゲン協定国用のAエリアに分かれている。わたしたちは協定加盟国のオーストリアから到着しているためBエリアに入館。まず手荷物受取所がある。案内板にフライトナンバーが表示されているので、その番号のターンテーブルの前で待っていると荷物が流れてくる。
荷物を受け取ったら破損や損傷がないか確認しよう。もし不備な点が見つかった場合は、すぐ、近くにある航空会社のカウンターに行ってクレームを言う。場合によっては新しいスーツケースに買い替えたくなるほど保険金をもらえるかも。
両替で大損した
それから税関の手前にある両替所では、ゼッタイ両替してはいけません。わたしたちは知らずにうっかり、サントリーニから戻ってきてアテネ国際空港に着いた時、夜遅かったしユーロの持ち合わせが少なくなっていたので、やむなく円をユーロに両替した。
するとなんと12%もの手数料をとられたのだ。両替した途端いきなり12%も損をするということだ。これを年率換算の金利だとすると4380%!あひゃぁー!
もはや冗談みたいな金利。こんな無駄な出費はバカらしいので、クレッジトカードでキャッシングを利用しよう。クレジットカードでお金を借りる形になっても1ヶ月以内に返せば、支払う金利はわずか1%程度ですむ。
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シェンゲン協定
日本からシェンゲン協定加盟国を経由しギリシャに入国する場合、最初の協定国で入国手続きを行うので、ギリシャで再度することはない。出国の場合も同様で、最後に出発する協定国において出国手続きを行います。
今回の我が家の例でいうと、日本からアテネへ向かう途中乗り継ぎで寄ったウィーン空港で入国手続きをします。ウィーンからアテネに到着したときは「国内線扱い」になり入国手続きは不要です。
2020年1月現在、シェンゲン協定加盟国は次の26カ国です
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス
EU 加盟国であるブルガリア,キプロス,アイルランド,クロアチア、ルーマニア,イギリスはシェンゲン協定いは入っていません。その一方、欧州自由貿易連合(EFTA )の4カ国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)が加盟しています。シェンゲン協定加盟国=EU加盟国ではありませんのでご注意くださいね、ふふ。
ソフィテルアテネエアポートホテルを選んだ理由
エアポートホテルへ直行
アテネ空港に到着したのは、日本時間では日にちがかわっていてそろそろ午前2時になる頃、うひゃー、うしみずどき、ぃぃ〜〜。
荷物を受け取ったら税関をすすみ到着ロビー4番出口を出る。わたしたちが今夜泊まる「ソフィテルアテネエアポート」はすぐ目の前だ。眠い足取りでホテルへ向かうこどもたち。
つらそうだけど、チェックインして部屋に行けば、ふかふかのベッドでいくらでも眠れるよ。そして明日からは、いよいよ我が家の夏のヨーロッパ旅行の本番が始まるんだ。
楽しい出会いや、心ときめくできごとが、車窓を流れる景色のようにたくさんたくさん、訪れるだろう。
でも小学校5年生のカイと、小学校2年生のリュウと過ごす夏は、もう二度と訪れない。
すべての出来事を心のフィルムに焼き付けて、我が家にとって最高に明るく楽しくHappyな夏にしよう!
空港から市内へ移動すると時間がかかるから
アテネでの最初の1泊は、アテネ国際空港に隣接するソフィテルエアポートホテルに泊まる。到着ロビーを出るとすぐ正面にある、空港利用者にはとても便利なホテルだ。
実は手配にあたって、空港隣接のホテルにするか、アテネ市内まで無理して行くべきか、ずいぶん悩んだ。アテネ市内のホテルに泊まれば、明日の朝、すぐ市内観光にスタートできるし、私たちはアテネで2泊する予定だったので、同じホテルに連泊するのは楽チンだ。
でも、今回アテネの到着時刻は午後11時過ぎ。荷物が出てくるのを待っていたら、空港を出発できるのが12時近くになってしまう。
しかも深夜だと市内へ向かう地下鉄もバスも運行本数が少なくなるため、へたをしたら駅/バス停で30分近く待たなければならないかもしれない。
空港から市内まではバスでも地下鉄でもおよそ40分程度かかるので、もし30分待ったとしたら市内に着くのは午前1時をまわってしまう。
それからホテルを探して、歩いて、チェックインの手続きをして、部屋に通されて、シャワー浴びてたら、ベッドに入るのはおそらく午前2時近く。いかんいかん、長い旅行の初日からそんな冒険はできまませんわ〜。
というわけで空港から道1本へだてただけの、便利なロケーションにあるソフィテルエアポートホテルを選んだのだった。
子連れおすすめのコネクティングルーム
「おお~~、すげぇーきれい」
「やったーー」
客室係のお兄さんに案内されて、そこかしこにおしゃれなイスが置かれた廊下を通り抜け、案内されたわたしたちの部屋は、リクエスト通りコネクティングルームだった。
コネクティングルームというのは、隣合う2部屋が内側のドアでつながっているタイプの客室。廊下に出なくてもお互いの部屋を行き来できるので、家族連れにはとっても便利だ。コネクティングルームは部屋数が少ないため、リクエストしたからといって必ず宿泊できるものではない。
ところが今回ホテルの手配をお願いしたマリソルツアーでは、コネクティングルーム確約で予約ができたので、とてもありがたかった。
ソフィテルアテネエアポートホテルを選んだ理由まとめ
1.アテネ空港に直結している
2.コネクティングルームが確約できる
快適な室内
ソフィテルアテネエアポートの室内は、内装も家具もベッドも水回りも新しくて快適。
お風呂はバスタブとシャワーブースは別になっていて、シャワーヘッドが取り外せるのも子連れにはありがたい。深夜の到着でも、長旅の疲れを優しく癒してくれる満足度の高いホテルだ。
ふ~~、どうにかこうにかアテネまで無事やって来れたね。ふかふかのベッドに、ささらさらの白いリネンが気持ちいい。今夜はぐっすり寝て、明日はアテネ市内観光へ出発だ。
ではおやすみなさ~~い♪
ソフィテルアテネエアポートホテルの地図
ソフィテルアテネエアポートの公式サイト:https://sofitel-athens-airport.atticahotels.net/ja/
ホテルの設備
- ホテル全域にて無料Wi-Fi
- 屋内プール
- マッサージ室
- サウナ
- コンシェルジュ デスク
- ロビーに新聞 (無料)
- フィットネスマシーン
- ルームサービス (24時間)
- ホテル内レストラン バー / ラウンジ
- バレーパーキング
- セルフパーキング
- リムジンサービス
- 会議室
- バンケットルーム (宴会場)
- ビジネス センター
- 展示場
- イベントケータリング
- 音響映像設備
- 携帯電話レンタル
- 秘書サービス
- ビジネス サービス
- コンピュータ貸し出し
- ベルボーイ
- エクスプレス チェックアウト
- ドアボーイ / ドアガール
- 警備員
- 24 時間対応フロントデスク
- 複数の言語を話すスタッフ ヘアサロン
- ATM / 銀行
- ベビーシッター / チャイルド ケア
- ギフトショップ、ニューススタンド
- 敷地内にショッピング
- 外貨両替
- ツアー案内
- 医療アシスタントあり
- 美容サービス
- ドライクリーニング サービス
- 靴磨き
- エレベーター
- ウェディング サービス
- コーヒーショップ / カフェ
- コンシェルジュ サービス
- エクスプレス チェックイン
- ランドリー設備
- 図書室
ホテルの朝食ビュッフェ
到着の翌朝、目が覚めて窓をいっぱいに開けると、夏のギリシャの、朝のさわやかな風が流れ込んで来る。
頭の上には雲ひとつない青空。
空ってこんなに青かったけーー!
1年のうち300日が晴天というギリシャでも、夏は特に乾燥した日が続く。日中は気温も上がり、強い日差しが容赦なく降り注ぐが、朝は夕はひんやりしてとても快適。目覚めもスッキリで、清々しい気持ちで今日1日をスタートできるぞ、うははは。
ソフェテルアテネエアポートの朝食
朝食を食べに1階に降りると、レストランのほうから、焼きたてのクロワッサンの香ばしい香りや、コーヒーの力強いアロマが漂ってきた。
「ああ~腹減ったーー」
冬眠を終えた熊のこどもが、甘い蜂蜜の匂いに誘われるように、
エレベーターホールからレストランの入り口へむかって小走りするカイとリュウ。
こどもたちの後を追って中に入ると、意外にも食事している人は誰もいなかった。
こんな空港隣接のホテルだから、他のゲストはとっくに朝一番のフライトでどこかへ飛び立ったあとなのか。
恐ろしいスイーツの波状攻撃
朝食はビュッフェで、クロワッサンの他にもいろんな種類の焼きたてのパンが並んでいる。ペストリーも美味しそう。ジャムだってこんなに種類が多かったら、パンを余計に食べちゃうじゃないか!
も~~コンチクショー(笑)
以前同じマンションに住んでいたベルギー人の家族と、親しくおつき合いさせていただいていた。お父さんは都内にある超高級外資系ホテルの総料理長で、よくわたしたちをホームパーティーに招待しては、芸術品とも言える腕をふるってくれたものだ。
2003年の夏は、ブリュッセルにある彼らの自宅におじゃましたのだが、朝食は毎朝、甘いペストリーにドーナッツ、ベルギーワッフル、クレープのオンパレード。
脳内の秩序を破壊しかねないスイーツの猛攻撃で始まる。
「ま、朝食はいくら食べても太らないんだよね」
などと都合のいい言い訳を唱えながら、そのステキすぎる攻撃に身をゆだねいていたのだ。
何が言いたいかというと、ヨーロッパやヨーロッパ人の多いリゾート地へ行くと、ホテルの朝食ビュッフェには決まってそのスイーツの要塞が待ち構えているぞ、注意しなさい、ということ。
朝食の美味しいホテル
甘いもののお話しばかりしてしまったが、ここの朝食、クロワッサンも美味しいい。
それから、マッシュルームのバターソテーも、とんでもなく美味しかった。
今回の旅行中滞在したホテルの中では、一番朝食が美味しいホテルだった。
さあ、いっぱい食べてお腹も膨れたら部屋に戻って、荷物をまとめて、アテネ市内へむけて出発しよう!
アテネ空港到着編のまとめ
アテネ国際空港に夜遅く子連れで到着する場合は、空港に直結しているエアポートホテルガが便利。さららに子連れの場合はコネクティングルームを手配しよう。
ソフィテルアテネエアポートホテルの朝食は今回宿泊したホテルの中で一番美味しかったぜ、わおー。
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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