【子連れニューヨーク旅行】おすすめの観光スポット10選〜前半1位から5位

2019年5月20日

子連れニューヨーク旅行でおすすめの観光スポット

学生時代ニューヨークでホームステイをしていました。社会人になってからも数年おきに出張で出かけたニューヨークのおすすめ観光スポットを子連れ旅行の目線から紹介します。大人も子どもも楽しめて、旅育の効果も高い、そんな魅力的な見どころ10選です。

【第1位】国連本部

子連れニューヨーク観光におすすめの国連本部

ニューヨークにある国際連合(国連)本部は、低いドーム型の国連総会ビル、39階建ての国連事務局タワー、イストリバーに面した5階建ての会議場ビル、ハマーショルド図書館の4つの建物から構成されている。今回の旅行は残念ながらビーチでのんびりリラックスバケーションではない。でも、ないモノを欲しがるのでなく、あるモノの魅力を楽しむべし。

世界でニューヨークにしかなく、子供の社会勉強にもってこい、の国連本部へGO!

テレビなどでよく目にする国連本部の外観

国連本部ツアーとギフトショップ

国連本部の敷地はどこの国にも属さない「InternationalTerritory」で治外法権が確立している。入場は無料だけど、入り口で金属探知機のボディチェックを受けなければならない。大きな荷物は無料のロッカーに預ける。

悲惨な戦争や貧困の現状に国連がどのように関与、援助してるか、ガイドの説明を受けながら展示物や会議場を見学する、有料ツアーが国連のハイライト。ぜひ子連れで参加したいツアーだ。

またギフトショップでは、ここでしか売っていないニューヨークの激レアなお土産を買うことができる。

子連れにおすすめ!国連本部ガイドツアー

ガイドツアーの料金:ツアーのチケット代金は、大人22ドル、13歳以上の学生と60歳以上のシニアは15ドル、5歳から12歳までの子どもは12ドル。ツアーは英語のほか日本語にも対応している。

ガイドツアーの所要時間はおよそ1時間。セキュリティ上の理由から5歳未満の子どもはツアーに参加ない。16歳以上のツアー参加者は有効な身分証明書を持参する必要がある。ツアーは全てバリアフリーなので、車いすでの参加も可能。コートやバッグの手荷物一時預かりはないので注意しよう。ガイドツアー参加希望者は、事前にオンラインで予約、購入する必要がある。

チケットの購入方法国連ビジターセンター公式サイト

学校に行けないお友達

「世界には、勉強したくても学校に行けないお友達がたくさんいるんだよ」

「どうして学校に行けないの?」

「戦争やテロでパパやママを殺されたお友達や、そもそも学校がない町や国だって世界にはたくさんあるんだ」

「ごはん食べれないお友達もいるの?」

「うん。病気になってもお薬がもらえないお友達もたくさんいる。国連はそんなお友達のために、学校を作ったり、食べ物やお薬を届けてるんだ」

国連本部の展示を見学する子ども達

国連の目的

1945年10月24日に発足した国連には、4つの重要な目的がある。

  1. 全世界の平和を守ること。
  2. 各国の間に友好関係を作り上げること。
  3. 貧しい人々の生活条件を向上させ、飢えと病気と読み書きのできない状態を克服し、お互いの権利と自由の尊重を働きかけるように、共同で努力すること。
  4. 各国がこれらの目的を達成するのを助けるための話し合いの場となること。

スタジオで撮影した写真を国連発行の記念切手にしてくれるサービスはおすすめ!

国連の矛盾

国連の通常予算は年間13億ドル。これは東京消防庁の年間予算18億ドルより少ない。また国連の職員は全世界で14800人だけど、これも都庁で働く職員よりほんの少し多い程度。

ユニセフや世界食糧計画など、国連とその専門機関が、世界で最も貧しい国々を援助するための活動に費やしているお金は年間およそ64億ドル。これに対し世界の軍事支出は年間8,000億ドル。

日本の分担金は、常任理事国のイギリス、フランス、ロシア、中国の4ヶ国の合計より多い!もちろん日本は常任理事国ではありません。

国連本部のガイドツアー

場所と行き方

国連本部ビルはアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタンにある。場所はイーストリバー沿いの45丁目と46丁目の間。

地下鉄での行き方は、グランドセントラル駅で下車し、42丁目通りを1番街まで進み、1番街をまっすぐ下れば45丁目にある国連本部に到着する。駅からは徒歩15分程度。

参考記事:ニューヨークの地下鉄の料金、路線図、チケットの購入方法

主要機関と加盟国

国連には、「総会」「安全保障理事会」「経済社会理事会」「信託統治理事会」「国際司法裁判所」「事務局」の6つの主要機関がある。事務総長は総会が5年の任期で任命し、現在のコフィー・アナン事務総長は7代目。ホールには歴代事務総長の肖像画が掲げてある。

国連加盟国は、現在(2019年)193カ国で、2011年に加盟した南スーダンが一番新しい加盟国。

【第2位】自由の女神

自由の女神

自由の女神は英語では「Statue of Liberty National Monument」と言う

ニューヨークと言えば「自由の女神!」っちゅーくらい、自由の女神はニューヨークの街のシンボルになっているね。ほんでもって、マンハッタンの沖合い、フェリーで15分くらいのところにあるリバティ島に自由の女神様は建ってるんだけど、実はこの島、ニューヨークじゃないんだ。ええぇ~!この島の住所はニュージャージー。だからあんた、ニューヨークと聞いて自由の女神を思い浮かべたらあかんのよ。ペシ!ペシ!で、ニュージャージーと聞いて「それならニュージャージー側からも行けるのでは?」と思ったあなた、えらい!

子連れニューヨーク旅行でおすすめの観光スポット、自由の女神

何故えらいかと言うと、ガイドブックに載っていない、もっと安い方法や楽な方法を教えちゃうのがこのHPの主旨ですから。

混雑回避の裏技!ニュージャージー側からリバティーフェリーに乗って自由の女神へ行く方法

通常リバティ島へはロウアーマンハッタンの先端にあるバッテリーパークからフェリーに乗って渡るべし、とある。しかーし、自由の女神は世界中から観光客が押し寄せる超人気スポット、大変な混雑を覚悟しなければならない。

自由の女神とマンハッタンの摩天楼

夏のピークシーズンにはフェリーが4時間待ちなんて話もあるほど。うひゃ~~。何かウルトラいい方法ないか、と探して見つけたのが「ニュージャージー側から渡る方法」です。

ニュージャージー側リバティステイツパークのフェリー乗場からも、自由の女神があるリバティ島や移民博物館のあるエリス島へ行けるぞ。しかも帰りはバッテリーパークへ、なんてのもOK。嬉しいじゃあありませんか。

リバティステイツパークへはライトレールでアクセス

リバティステイツパークのフェリー乗り場で乗船チケットを買う

リバティステイツパークのフェリー乗り場。チケットを買って乗船だ

マンハッタンからリバティステイツパークへ一番速く行くアクセス方法は、マンハッタンのワールドトレードセンター駅からパストレインに乗って1駅、「エクチェンジプレイス」で下車、そこでライトレールに乗り換えて「リバティステイツパーク駅」へ行く方法。エクスチェンジプレイスからリバティステイツパークまでの所要時間は約9分、料金は片道大人1.75ドル、子供0.85ドル。朝5時台から深夜2時台まで、1時間に7~10本程度運行してるよん。

ミッドタウンからは、ホボケンに行きのパストレインに乗って終点のホボケンでライトレールに乗り換える方法と、ジャーナルスクウェアー行きのパストレインでニューポートでライトレールに乗り換える方法があるよ。

*関連記事:ニューヨークの地下鉄とパストレインの路線図・料金・チケット購入方法

リバティステイツパークを出港する自由の女神行きフェリー

リバティステイツパーク

リバティステイツパークは、ニューヨーク湾に面したとっても大きな公園で、エリス島のかって移民局としてつかわれていた建物と、その先に自由の女神が重なって見える景色は感動モン。そして予想通りここのチケット売り場はとってもすいてました。っちゅーか誰も並んでなくてかえってうら哀しい感じ。リバティステイツパークからのフェリーの時刻表はここ

(バッテリーパークからの時刻表はこっちだす

フェリーは2階が屋根のないオープンデッキになってて、潮風に吹かれながらのクルージングはとっても気持ちがいい。出航してしばらくは遠ざかるマンハッタンの摩天楼を眺めていたけど、そのうち右手前方にエリス島が近付いてきて、乗客たちはカメラやビデオをバシバシ撮り始めた。

自由の女神が見えてきたぁー

リバティステイツパークを出た船は最初にエリス島に寄港する。この時「どうしてぇー」っちゅうーくらい降りる人がたくさんいてもービックリ。フェリーのチケットにはエリス島の移民博物館と、自由の女神の台座内にある、自由の女神博物館への入場料が含まれてるんだって。ひぇ~それは知らなんだー。

エリス島を出港すると、フェリーはリバティー島の東側からまわりこんで船着き場を目指すよ。この時フェリー上から順番に、女神の左側、正面、右側と、も~恥かしいくらい拝めるので写真いっぱい撮っちゃおうね。個人的には、マンハッタンの摩天楼をバックに女神が立ってる右側(南側)からの眺めが一番好きです。

リバティフェリーから眺めるマンハッタンの摩天楼

リバティ島に上陸

リバティ島の広さは12エーカー。そんなんでえーかー!わ、さぶっ。島全体が公園になってて、ここから海の向こうに見えるマンハッタンの眺めもなかなかのモンだよ。自由の女神ってこんな小さな島に立ってたんだね。というか私が20数年前に来た時はこんなに小さく感じなかったけどなー。

フェリーを降りると左手にインフォメーションセンター、右手にショップがある。そのまま直進して大きな広場を右に曲がると自由の女神がドカーンと目に飛び込んで来るぞ。お尻の側だけどね。まぁ失礼。そこにテント張りのショップがあってその横に自由の女神への入り口がありました。

台座内部と自由の女神博物館

これが女神の足(実物大)だ! / これは耳 / 顔まで登れるらせん階段

自由の女神像は、1886年にアメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスから贈られたんだけど、独立記念日には間に合わなくて像が完成したのは10月28日なんだって。女神の誕生パーティーが毎年10月28日におこなわれるのはそんなわけ。

像の高さは46m、現在は台座のてっぺんまでしか登れないけど、ここからでもけっこうナイスな眺め。台座内部は自由の女神博物館になってて、女神の「鼻」とか「耳」「足」なんかのパーツが真近でみれて面白い。完成までの歴史やエピソードも、設計図や写真を展示しながら解説してるよ。

自由の女神博物館

一番面白かったのが「本当はこんな姿だった」という原案のデザイン。今よりずんぐりむっくりしてる女神で、まるでウシガエルが両足で立って片手を上げてるようなポーズには、もう腹よじれるくらい笑った。いや、こんなのが本当に立ってたら、別の意味でさぞ面白かっただろうーなー、って残念で仕方ありません。

世界遺産・自由の女神

世界遺産・自由の女神

自由の女神は1984年にユネスコの世界遺産に登録されてる。像の内部は空洞になっててらせん階段があるんだ。1981年に来た時はこの階段をえっちらほっちら登って冠のところまで行けたんだけど、現在(2005年8月)は台座のてっぺんまでしか行けません。台座内部へ入るのに特に予約はしてなかったよ。大きな荷物はロッカーに入れて、飛行機に乗る時よりきびしいチェックを受けてから入場します。

エリス島の移民博物館と自由の女神像

入場料はフェリー代に含まれてる。そして帰りは、マンハッタンのバッテリーパーク行き乗ったんだ。

*2019年5月現在、事前に予約すれば王冠部分まで登ることができます。以下は予約方法とチケットの種類、料金です。

自由の女神の料金とチケットの種類

3種類のチケット共通

フェリーの往復料金(バッテリーパーク、リバティステイツパークの単純往復、一方通行どちらも可)、自由の女神のがあるリバティ島上陸、エリス島移民博物館見学、オーディオツアー代(日本語あり)が含まれている。

自由の女神の王冠 Crown Reserve 

料金:大人21.50ドル  シニア17ドル 子ども(4-12歳)12ドル。自由の女神の台座と王冠に登れるチケット。公式サイトからの予約が必要。ピークシーズンは3-6ヶ月前に売り切れる

自由の女神の台座 Reserve Pedestal Access

料金:大人18.50ドル  シニア14ドル 子ども(4-12歳)9ドル 幼児(0-3歳)無料。自由の女神の台座まで登れるチケット。公式サイトからの予約が必要。

自由の女神の島へ上陸 Reserve Only

料金:大人18.50ドル  シニア14ドル 子ども(4-12歳)9ドル 幼児(0-3歳)無料。フェリーに乗りエリス島&リバティー島まで行けるが、自由の女神の中には入れません。

自由の女神のチケット購入・予約公式サイト

あわせて読もう

【第3位】セントラルパーク動物園

セントラルパーク動物園

セントラルパーク動物園は、セントラルパークの南東の一角にポツリンコンとたたずむ、小規模な動物園。そうは言ってもマンハッタンのど真ん中それも5番街のすぐ隣に、レッドパンダやペンギンがいる動物園があるなんて面白いじゃない。それに規模が大きくないということは、かえって子供連れにはありがたかったりします。

そんなわけで、メルヘンチックな動物の彫刻がとっても可愛い「からくり時計の門」をくぐってセントラルパーク動物園へGO!

WCS とセントラルパーク動物園

19世紀後半、ニューヨークの発展と共に行き場を失った野鳥や動物達のために、自然発生的に生まれたのがセントラルパーク動物園だ。1988年以降は、WCS (Wildlife Conservation Society: 野生動物保護協会)が、ニューヨーク市から動物園の運営・管理を委託され現在に至っている。WCS は教育活動にも力を入れており、子供、ファミリー向けや、一般向けの環境、野生動物保護のスクールが園内で行われているので、親子で参加してみるのもいいと思う。また動物園のリノベーションも継続的に行なっており、建物のデザインやレイアウトが凝っていて「見せ方が上手い動物園」という印象を受ける。

セントラルパーク動物園の熱帯雨林感

熱帯雨林館

そもそも、ガイドブックにはほとんど載ってないセントラルパーク動物園の存在を知ったのは、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画「イレイザー」を観た時だ。夜のセントラルパーク動物園で繰り広げられる格闘シーンは手に汗握るスリル。そしてシュワちゃんがワニに言う「かんばんにするぞ」という決めゼリフもカッコイイ。

そんなワニ達を探しに、まず熱帯雨林館に入ったのだが、ワニはいませんでした。「ああー、やっぱりあれは映画の中だけの事ね」。でも子供達は、ライオンヘッドタマリンやカラフルな鳥やカエルやピラニアが見れて大興奮。熱帯雨林の環境が再現されている、それはそれはむし暑いパビリオンの中を、汗まみれで走り回っていた。

遊具で遊ぶ子ども達

マダガスカル

映画の話をもうひとつ。セントラルパーク動物園に住む都会育ちのライオン・カバ・シマウマ・キリン&ペンギン達を主人公にしたアニメ映画『マダガスカル』が全世界で公開され話題になった。

でも、、、

  • セントラルパークのスターは”ライオンのアレックス”ではなく、シロクマのガス
  • 園にいる”ライオン”は”sea lion(アシカ)”だけ
  • ペンギンは室内施設に住んでいる

どうやらライオン・カバ・シマウマ・キリンも映画の中だけのお話みたい。

アシカやペンギンの写真

そのかわり、レッドパンダ、カワウソ、ホッキョクギツネがいた。カワウソが池の中を気持ちよさそうにすいすい泳いでるのには、なんか感動したな~。

レッドパンダ、カワウソ、ホッキョクギツネ

アシカのショー

正面入り口を入ってすぐ右手にある大きな池では、1日数回アシカのショーをやってるよ。ディズニーのパレードじゃないからそんなに早くから席取りしなくても大丈夫。アシカ達のコミカルなパフォーマンスにもー拍手喝采!

アシカのショー

子ども動物園

本園をいったん出て、からくり時計の門をくぐった先にある子ども動物園は、WCSが600万ドルを投じて新しく作った子どものための動物園。ここもデザインが面白くて、1mもあるウミガメの卵やミドリガメの甲羅に入って遊ぶことができる。クモの巣の遊具も楽しそう

子供動物園では、ヤギやイノシシなど、可愛い動物達に餌をあげたり、触ったりすることができる。餌は自動販売機で売ってるよ。子供達はこーゆーことが一番楽しいんだよね。規模は大きくないけど、それなりに頑張ってて、子供が喜ぶ工夫が随所に見られるセントラルパーク動物園は、子連れにおすすめです。

セントラルパーク動物園

ギフトショップ

ショップの名前は「ZOOTIQUE」。品数がすごい充実、センスもいい。意外なニューヨークみやげが見つかるかも。ショップは動物園の外にあるので、入園しなくても買い物が出来る。

セントラルパーク動物園インフォメーション

  • 公式サイト:https://centralparkzoo.com
  • 住所 Fifth Ave. bet. 64 & 66th St. 
  • 開園時間  11~3月 10am-4:30pm 4~10月 10am-5pm (土日祝日は530pmまで)
  • 入園料 大人$12、子供(3-12才)$7(2歳以下無料) 、シニア(65才以上)$9
  • *各種イベントとのセット券やファミリー割引券もあります。

セントラルパークとは

セントラルパークでランチを食べる

高層ビルが建ち並ぶマンハッタン島の真ん中に、ドカーンと鎮座するセントラルパークは、世界最大級の都市公園。形は巨大な長方形で、南北4km、東西800m、面積は843エーカー、うかつに歩き回ると遭難しそうなくら広い。大都会の中にある公園とは思えないほど木々が生い茂り、太古の昔に氷河に乗って運ばれて来た岩盤がむき出しになっている場所さえある。

公園内にはボート遊びができる湖や、冬期のみオープンするアイススケートリンク、動物園や野外音楽堂、広い芝生や森があり、ジョギング、サイクリング、インラインスケートをしたり、犬の散歩をしたり、恋人や家族でピクニックをしたりと、ニューヨーカーの憩いの場になっている。

水と緑が光輝くセントラルパークは、まさに大都会の摩天楼に囲まれた現代のオアシスだ。

セントラルパークを散歩

ランチに選んだものはなぁに?

ロックフェラーセンターのクチーナで、ランチに選んだもの。

カイは、バゲット風(たぶん全粒粉)パンにてんこ盛りのツナサンド&豆のスープ、リュウはチーズバーガーと骨付きローストチキン、ママはベーグルのターキーサンドにシーザーサラダ&ビール、私はパニーニとラザニア(小盛り)&カフェラテ。ひゃ~美味しそう!でもちょっと買い過ぎか~?

テイクアウト(アメリカでは「To Go」と言います)にしてもらって、さあ、セントラルパークへ急ごう。ロックフェラーセンターから、セントラルパークの入り口「72丁目駅」までは地下鉄で3駅だ。お腹ペコペコ。

セントラルパークのシープメドウ

ダコタアパートとストロベリーフィールズ

72丁目駅で降りて地上に出ると、セントラルパークに面したフランスのお城のような大きな建物が目に入ってくる。かつてジョンレノンが住んでいた、ニューヨーク屈指の高級マンション、ダコタアパートだ。そのダコタアパート前から8番街を横切りセントラルパークに入る。パーク入り口にはホットドッグやプレッツェルを売るワゴンショップが数件。そーそーミネラルウォーター2、3本買って行こう。今日も暑いからな~。

パークに入ると道はゆるやかやにカーブしながら下って行く。木々がうっそうと茂り、時折ジョギングやサイクリングをする人が我々を追い越して行く。頭上で鳥が鳴き、目の前をリスが走る。これはまるで、突然とんでもない山奥に迷い込んだような気分だ。レノンを偲ぶ、ストロベリーフィールズまで来たら、今度は右に伸びる道へ進みシープメドウを目指す。

セントラルパークの噴水

セントラルパークでピクニックランチ

シープメドウは、1934年まで実際放牧地として使われてた場所。とっても広くて開放感抜群。目にしみるほど鮮やかな緑の芝生に座って、お昼にしよう。森の向こうに摩天楼をがそびえている。不思議な景観だ。日差しは強いけど空気が乾燥してるので、木陰はとっても気持ちがいいね。爽やかな風に吹かれながら外で食べるピクニックランチ、それがセントラルパークなら尚更、本当に美味しい。

むしゃむしゃぱくぱく、あんなに買ったのにあっちゅー間になくなってしまったぁー。食べ終わったら、さっきトイザらスで買った、小型UFOみたいなの飛ばして遊ぼーぜ!

自転車を借りよう!

シープメドウで遊んだ後、ボートハウスへ移動。途中にあるペセスダの噴水周辺は、ヨーロッパの公園のような雰囲気だなー。ボートハウスはカフェレストランになっていて、湖に張り出したオープンテラスデッキが何ともオシャレ。ここではボートの他に自転車を借りることが出来る。

セントラルパークは広いので、みんなで自転車で走ったら気持ちいいだろうなー作戦なのだが、ダメでした。セントラルパーク動物園には自転車では入れないらしい。それに鍵がないから自転車から離れられないぞ。う~ん、残念無念じゃ。今度来る時はチェーンキー持って来ようね。

セントラルパークの自転車タクシー

自転車タクシー (ペディキャブ/pedeicabe)のお兄さん

ボートハウスの前に自転車タクシー /ペディキャブが何台かとまっていた。「レンタサイクルが無理だったので、あれで動物園まで乗せてってもらおうか」お兄さんに聞いたら1台に4人OKだと言う。(記事の中では順序が逆になったが、実際は、セントラルパークでピクニックランチ→自転車タクシー→セントラルパーク動物園という行程)

「やったー!!」。リュウをひざにのせて並んで座ると、お兄さんはゆっくりとペダルを漕ぎ始めた。ペディキャブは滑るようになめらかに走り出し、おおーこりゃーいい!森の中、風をきってすすむ。しかしそこからしばらく進むと登り坂になった。ありゃりゃ、お兄さん苦しそう、というか我々がいじめてるみたいに見えるぞー。道行く人も「おお、4人!」と驚きながら笑ってる。

坂を登り切ると、今度は車がばんばん走ってる5番街に出た。危ないじゃないか!お兄さんは、その車の間をひょいひょいすり抜けながら進む。うひゃ~メチャクチャ恐い!というか聞いてないぞ、こんなの!笑って驚いてスリルも味わって、とっても楽しいペディキャブトリップでした。最後にお兄さんと写真撮って、ありがとう、サンキュー!

*2007年以降、ニューヨークではペディキャブの運転や事業に免許が必要となり安全性、信頼性が確保されました。料金は乗る前に必ず確認、交渉しましょう。客車のカラーは、赤やオレンジ、水色等数種類あってとってもカラフルです。

自動車と違ってエンジンの振動がなく、風を切って走るニュ-ヨークの自転車タクシー/ペディキャブに一度トライしてみるのもおすすめです。

【第4位】夜景&摩天楼ニューヨークシティ3大展望台

ロックフェラーセンターの展望台トップオブザロックからの夜景

トップ・オブ・ザ・ロック / ロックフェラー・センター

3大展望台の中で一番北寄り。ロックフェラーセンターの中心GEビルの69階と70階が展望台になっており、70階の展望テラスの高さは259m。

  • 住所:30 Rockfeller Plaza, New York
  • 営業時間:8:00~翌24:00(最終入場は翌23:10)休み:なし
  • 料金:大人38ドル 子ども(6-12歳)32ドル シニア(62歳以上)36ドル *6歳未満の子どもは無料
  • 公式サイト(日本語あり):https://www.topoftherocknyc.com/
  • チケット購入:ウェブサイトまたはロックフェラー・プラザ
  • 地下鉄最寄駅:オレンジラインB、D、F、M線の47th-50th Streets-Rockefeller Center駅

エンパイア・ステート・ビルディング

3大展望台の真ん中。完成は1931年。地上320mの86階と、102階に展望台がある。86階は屋外テラス。

  • 住所:350 5th Avenue (between 33rd&34th Street), New York
  • 営業時間:8:00~翌2:00(最終入場は翌1:15)休み:なし
  • 料金:大人36ドル 子ども(6-12歳)31ドル シニア(62歳以上)35ドル *6歳未満の子どもは無料
  • 公式サイト(日本語あり):http://www.esbnyc.com/
  • チケット購入:ウェブサイトかチケットカウンター
  • 地下鉄最寄駅:イエローラインN、Q、R、W線28丁目駅、グリーンライン4、6線33丁目駅、パストレイン33丁目駅

ワン・ワールド・オブザーバトリー / ワン・ワールド・トレード・センタ

3大展望台の一番南、そしてマンハッタン島の南西端に建つ、アメリカで一番高いビル。ビルの高さ541m、展望台の高さは400m。

  • 住所:One World Trade Center, 285 Fulton Street, New York
  • 営業時間:9:00~21:00(12月21-1月3日は20:00まで)*米国独立記念日は要チェック 休み:なし
  • 料金:大人35ドル 子ども(6-12歳)29ドル シニア(62歳以上)33ドル *6歳未満の子どもは無料
  • 公式サイト(日本語あり):https://oneworldobservatory.com/
  • チケット購入:ウェブサイトかチケットカウンター
  • 地下鉄最寄駅:パストレインWTC駅、ブルーラインE線WTC駅、グリーンライン4、5線Fulton Street 駅、イエローラインR、W線Cortland Street 駅

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください

【第5位】大都会のパワースポット美術館&博物館へ行こう

世界最高峰の美術品が集まるニューヨークの美術館はまさに大都会のパワースポット。子ども時代の知的体験は、子どもの好奇心や豊かな感受性を育む効果が高いと推奨されているが、親子で感動を共有できる大都会のパワースポット美術館・博物館巡りはニューヨーク子連れ旅行で絶対おすすめのアクティビティだ。

メトロポリタン美術館のゴッホの自画像

メトロポリタン美術館

300万点以上の所蔵品を誇る世界最大級の美術館。古代エジプトコレクションから、ヨーロッパ彫刻、印象派絵画まで、多様な美術品を展示している。またレストランやショップも充実。

  • 公式ウェブサイト:http://www.metmuseum.org
  • 入館料:大人25ドル、学生12ドル、子ども(12歳以下)無料、シニア(65歳以上)17ドル
  • 開館時間:日~木曜日10時~17時30分、金・土曜日10時~21時
  • チケット購入方法:公式サイトまたはThe Great Hallのチケット窓口
  • 休館日:感謝祭(11月第4木曜日)・12月25日・1月1日・5月第1月曜日
  • 地下鉄最寄駅:グリーンライン4、5、6線の86丁目駅
  • 住所:1000 5th Avenue at 82nd Street, New York

ニューヨーク近代美術館

世界最先端の芸術都市・ニューヨークを象徴する美術館。絵画や彫刻のみならず、建築、商品デザイン、ポスター、写真、映画など、近現代の表現までも収蔵品に加えている。また美術館の建物は日本人建築家・谷口吉生氏の設計による。

  • 公式サイト :  https://www.moma.org
  • 料金 大人25ドル、学生14ドル、子供(16歳未満)無料、(金曜16時以降は大人も無料)、シニア18ドル
  • 営業時間:土~月、水、木10:30-17:30 金10:30-20:00 
  • 休館日:サンクスギビング(11月第4木曜日)、12月25日
  • チケット購入方法:公式サイトまたは窓口
  • 地下鉄最寄駅:E、M線5番街&53丁目駅
  • 住所:住所:11 W 53rd St, New York, NY 10019

グッゲンハイム美術館

シャガール、ダリ、ピカソなど4000点に及ぶ現代美術の傑作を所蔵する美の殿堂。

  • 公式サイト:https://www.guggenheim.org
  • 入館料:大人25ドル、学生18ドル、子ども(12歳以下)無料、シニア(65歳以上)18ドル
  • 営業時間:日曜~金曜日10:00ー17:45、土曜日10::00-19:45
  • 休館日:木曜日
  • 住所 1071Fifth Avenue(at 89th Street)New York,NY

マンハッタン子ども博物館

「見る」ことより、「遊ぶ」「体験する」ことに重点を置いた参加型博物館。毎日子どもが喜びそうな楽しいイベントを催行している。

  • 公式ウェブサイト:http://www.metmuseum.org
  • 入館料:大人14ドル、子ども14ドル、幼児(1歳以下)無料、シニア(65歳以上)11ドル
  • 開館時間:月曜~金曜、日曜日10時~17時、土曜日10時~19時
  • チケット購入方法:公式サイトまたはThe Great Hallのチケット窓口
  • 休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
  • 地下鉄最寄駅:グリーンライン4、5、6線の86丁目駅
  • 住所 :The Tisch Building, 212 West 83rd Street, New York

アメリカ自然史博物館

地球上に暮らす全ての生き物と、地球、宇宙の進化を包括するスケールの大きな博物館。映画「ナイトミュージアム」の舞台にもなった。

  • 公式ウェブサイト:https://www.amnh.org
  • 入館料:大人23ドル、学生18ドル、子ども(2-12歳以下)13ドル、シニア(65歳以上)18ドル
  • 開館時間:10時~17時45分
  • 休館日:感謝祭(11月第4木曜日)・12月25日
  • チケット購入方法:公式サイトまたはチケット窓口
  • 地下鉄最寄駅:B、C線 81st St-Museum of natural History駅
  • 住所:Central Park West & 79th St, New York

関連記事:大都会のパワースポット!子どもを連れて美術館・博物館へ行こう