旅行の終わりに

2019年2月4日

さよならドイツ

Sバーンのマリエンプラッツ駅

子連れミュンヘンプチトリップから空港へ戻る

つかの間の子連れミュンヘン旅行を楽しんだ我々は、

マリエンプラッツ駅からSバーンに乗って、

再びミュンヘン空港に戻って来た。

このとき乗車したSバーンが1号線だったか8号線だったか忘れてしまった。

どちらの路線でもミュンヘン中央駅またはマリエンプラッツ駅から、ミュンヘン空港に戻って来れる。

我々のミュンヘン滞在はほんの短い時間だったが、

それでもミュンヘンのメインストリート、

ノイハウザー通りをぶらぶら歩いて、

ミュンヘンの中心マリエン広場で

ミュンヘン名物ウィンナーシュニッツェルを食べ、

極上のミュンヘン地ビールに舌鼓を鳴らし、

新市庁舎のからくり時計を見て、

さらにフラウエン教会の南塔に登って

すばらしい眺めを満喫する事ができた。

「ああミュンヘン観光をして楽しかった」

という程度には充実したプチトリップになったと思う。

ミュンヘンの思い出を胸に

ミュンヘン空港の地下駅に到着し、地上に出たところが「ガラス屋根の広場」。

ミュンヘン空港のターミナル1と2の間にあるエアポートセンターで、

今日の午前中、ここからミュンヘン中央駅に向かって出発した。

実際はほんの5時間ほど前のことなのだが、

ずいぶん昔の出来事だったような気がする。

ミュンヘン中央駅に向けて出発したときの我々と、

空港に戻ってきた今の我々とでは、

あきらかに違うところがある。

それは短い時間ではあったが、

ミュンヘン観光をして楽しかった思い出

今の我々は胸の中に持っているということだ。

ミュンヘン空港のチェックインカウンター

ミュンヘン空港ターミナル2

ミュンヘン空港では

我々が搭乗するルフトハンザ航空を含むスターアライアンスメンバーの航空会社は

ターミナル2を利用する。

1階は到着ロビーなのだが、

大きな食品スーパーがあり、

チョコやお酒など手軽な土産ものを安く買うにはもってこいだ。

食器店やおしゃれな雑貨店もある。

ミュンヘン空港出発

ミュンヘン空港出発

2階は出発ロビー。スターアライアンスゴールドメンバーは、

専用の手荷物検査場を利用できる。

そして手荷物検査場の先にはこれまた巨大なショッピングモールがある。

ダルマイヤーのミュンヘン空港店

ダルマイヤー

写真はダルマイヤーのミュンヘン空港店。

ダルマイヤーは300年の歴史を誇

ヨーロッパ屈指の一流デリカッセン

1700年頃ミュンヘンで創業され、

バイエルン王室とドイツ帝国皇帝の「王室御用達」として重用された。

マリエン広場から5分ほどのところにある

宮殿のような外観の本店「ダルマイヤーハウス」は

、毎年150万人の観光客が訪れるミュンヘンの観光名所だ。

お店の様子

本店と同じクオリティーの高級食材が陳列されている。

ダルマイヤーのティーポットやコーヒーカップ。

登場ロビーへ移動する

フランクフルト国際空港で乗り換え

ほんでもってミュンヘンからフランクフルト空港に到着。

都市としてはミュンヘンはフランクフルトの倍近い人口を擁するが、

空港の旅客数ではフランクフルトの方が圧倒的に多い。

今回の帰路のフライトもミュンヘンからフランクフルト経由で東京/成田へ向かう。

フランクフルト空港ではターミナルAに到着。

ターミナルAを一旦出て、日本へのフライトが発着するターミナルBに入るとき、

手荷物検査>出国審査がおこなわれる。

ターミナルBの出発フロア2階は、

化粧品、お酒などを販売するデューティーフリーショップや

エルメス、ブルガリなどのブランドショップ、

それにドイツの特産品を売る店が並んでいる。

そして3階には、

ソーセージやインドカレーのお店などが集まるフードコートがあり、

腹ぺこ旅行者のお腹を満たしてくれる。

フランクフルト空港のレストランの料理

フランクフルト空港のフードコートでなごりめし

飛行機に乗ったら食事を頂けるのだが、

なごりを惜しむようにお腹が減ってきた。

「これで最後だから悔いのないように何か食べよう!」

ということでインドチキンカレーをオーダーした。

ってそれ

日本でも食べれますからー

いやちゃうちゃう、

フードコートのメニューで子どもが食べれそうだったのが唯一インドカレーだったという話し。

次男は鳥もも肉のロースト、

私とママはフランクフルトソーセージを頂いた。

フランクフルトが本場だからね。

日本のソーセージより肉がぎっしり詰まって密度が濃い。

だからの写真のような1本でも

完食するのにあごが疲れるほど

噛まなければならない。

肉のうまみがぎゅーっと凝縮された

大変美味しいフランクフルトソーセージだ。

さすが本場!

旅行の終わりに

今回の旅行でもたくさの出会いがあった。

そのひとつひとつを胸に、

東京に帰ってからまた元気に明るく感謝しながら生きていこう。

さてスイス、シチリア島、ナポリ、ミュンヘン

子連れで回って来た今回の旅行だが、

日本から最初に到着したのがフランクフルトなら、

今また日本へ帰るために飛び立つ場所もフランクフルトだ。

フードコートでゆっくりしてたら、

時間になったので東京/成田行きの搭乗ゲートへ向かう。

エスカレーターで2階に降りたところ日本語で

私の名前(それも下の名前)を呼ぶ声が聞こえた。

振り返ると、小学校時代の友達T君の笑顔がそこに。

「おおーー」思わず何年ぶりかの再会に抱き合ってハグする。

彼は島根県の山奥の小さな村の小学校時代の級友。

私は東京から5年生の終わりに転校していったので

一緒に過ごした時間はそんなに長くはないのだが、

当時から妙に気が合う友達だった。

今は某大手航空会社フランクフルト支社に勤務しており、

搭乗名簿に私の名前を見つけて会いに来てくれたのだ。

学校の帰りに野生のイノシシ出るような

とてつもない田舎の村の小学校に通っていた2人が、

フランクフルトで会ってる。

あの頃私たちは「ロイヤルモノポリー」というボードゲームに夢中になっていたのだが、

そのゲームで重要な役割を担う都市が

フランクフルト、というのも奇妙な巡り合わせだ。

人生で起きるできごとに偶然はない

楽しいこともつらいこともすべて必然、

必ず何かの意味がある。

そもそも人生に

つらいことや悲しいことなんてないのだ

「辛い」とか「悲しい」と

勝手に思い込んでいる自分がいるだけ

ジェットコースターで急降下するのが怖いからと暗く落ち込むだろうか?

負荷やスリルを楽しむために乗っているのは

人生も旅行も同じということ。

今の人生をあなたが生きているのも偶然ではないから

いつか子どもたちが「大人」になったとき、この旅行のビデオを家族全員で見て笑い転げよう。

我々を乗せた全日空210便東京/成田行きは静かにブリッジを離れ、雨に濡れる滑走路を助走する。

ジェットコースターようなGが体にかかり、スピードをあげる飛行機の窓を雨が横に流れて行く。

ふわっと機体が浮いたかと思ったらどんどん地上が遠ざかり、

フランクフルトのガラスの高層ビル群が霧雨の下に霞んでいた。

スイス子連れ旅行記/シチリア島子連れ旅行記 おしまい

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