ミュンヘン旧市街のフラウエン教会に子連れで登りました
カールス門とミュンヘン旧市街
では、話しを少戻して、ミュンヘン中央駅から地下街を通ってカールス門前広場に出たところから。
カールス門の内側がミュンヘン旧市街。
そして上の写真で正面に伸びているのがノイハウザー通り。
両側にデパートやブティック、レストラン、カフェが立ち並ぶ歩行者専用のショッピングプロムナードだ。
この通りをまっすぐ歩い行くと、マリエン広場に到着する。
途中でアディダスのスポーツショップに寄った。
実はノイハウザー通りには地元大人気のサッカークラブ
「バイエルンミュンヘン」のオフィシャルショプもあるのだが、
このときはまだあまりよく知らなかった。
店内に飾ってある写真を見て
子どもたちは知っている選手を探し盛り上がっていた。
新市庁舎のからくり時計
ミュンヘン旧市街の中心、マリエン広場の写真。
写真の建物は新市庁舎。
ネオゴシック建築の建物の美しさもさることながら、
最大の見どころはドイツ最大のからくり時計「グロッケンシュピール」。
ほぼ毎日11時、12時、それに5月から10月の夏場は17時に、
からくり人形たちがダンス&演奏ショーを演じる。
ショーの長さはおよそ10分、
5階の屋根の高さの場所にあるため広場から見上げると実感はないのだが、
32体ある人形の大きは人間と等身大。
美しく着飾った人形たちが繰り広げる繊細なパフォーマンスは、
子連れミュンヘン観光で必見のショーだ。
内容は、1568年に行われたバイエルン大公ヴィルヘルム5世と
ロートリンゲン公女レナーテとの結婚式を再現したもの。
同じくマリエン広場の写真。左手の古い建物が新市庁舎、奥に写っている白い建物が旧市庁舎。
旧市庁舎の方が新しく見えるぞ!
マリエン広場のカフェ。カフェと言ってもさすがミュンヘン、ビールを飲んでいる人のほうが多い。
フラウエン教会
この写真はフラウエン教会の双塔の大聖堂。
フラウとは女性の意味。
この教会の正式名称は「われわれの愛する女性の大聖堂」。
「われわれ」が「愛して」いる「女性」とはもちろん聖母マリアのことだ。
双塔の高さは98.57メートルと98.45メートルと違うらしい。
ぱっと見ると全く同じ高さに見えるのだが、
ってよ~~く見ても同じ高さにしか見えない!
双塔なのに一体なぜ高さが違うのだ。
高さの違いが12センチと、塔の高さから比べると誤差程度なので、
設計上の重要な意味が込められているとは考えにくい。
だとしたら単なる建築ミス?
あるいはピサの斜塔みたいにゆるやかな地盤沈下で片方沈んで低くなったか~。
フラウエン教会大聖堂の伽藍は長さが109メートル、幅が40メートル、高さが37メートル、
2万人もの人がいっぺんに座ってミサを受けることができる。
ところでこの教会の床のタイルには、
中央の祭壇に向かってひとつの足跡が付いてる。
これは教会の完成直後に訪れた悪魔が残したという伝説があり
「悪魔の足跡」と呼ばれる。コワッ。
子連れ登頂
マリエン広場のレストランで美味しいシュニッツェルンをいただいた私たちは、
フラウエン教会の南塔に登った。
88段の階段を登りその後エレベーターで最上階まで行ける。
上からはミュンヘン旧市街を一望することができ子連れにもおすすめだ。
塔の入場料は3ユーロ。
夕暮れのノイハウザー通り。
日が落ちて暮れなずむ旧市庁舎前。
多くの人出で混雑している。