ユングフラウヨッホのプラトー展望台

2019年2月3日

スイス子連れトレッキング

 

 

ユングフラウヨッホのプラトー展望台

ユングフラウヨッホとは、

ベルナーオーバーラント3山のうち

ユングフラウとメンヒを結ぶ稜線一帯を指す地名

 

ユングフラウ登山鉄道の

ヨーロッパで最も標高が高い鉄道駅「ユングフラウヨッホ駅」(標高3454m)があり、

年間70万人を越える観光客が訪れる

スイス観光のハイライトと言えるスポットだ。

 

駅周辺にはスフィンクス展望台、

プラトー展望台をはじめ、

アイスパレス

スノーファントップオブヨーロッパ(雪上アトラクション)、

アルパインセンセーション(映像ショー)、

レストラン、土産物店、

それにヨーロッパで最も高い場所にある郵便局/ポスト

があり、

子連れでも十分楽しめる。

 

一帯はまた、ベルナー州とヴァーレ州の境界線上にあり、

世界遺産「スイスアルプスユングフラウアレッチ」

の登録エリアでもある。

 

プラトー展望台に出た子供達

 

プラトー展望台

 

プラトー展望台は、

ユングフラウヨッホ駅のホームから

スフィンクス展望台とは反対側にある。

 

展望台と言ってもテラスや柵などがあるわけではなく、

ただの雪原。

プラトー雪原と呼ばれてる。

 

重い扉を力いっぱい押し開けて外に出ると、

カイやリュウが

吹き飛ばされそうな強い風が襲いかかってきた。

 

うわぁー呼吸ができない!

というかもともと空気うすいし

 

雪も顔面にささってくる。

この雪は降ってる雪なのか、

一度積もった雪が強風で舞っているのかー?

 

でも気温が低いので

極上のパウダースノーだ。

 

う~んこんな雪でスキーやったら

さぞ気持ちいいだろうな♪

 

プラトー展望台からアレッチ氷河を見る

 

プラトー展望台から見るアレッチ氷河

ヨーロッパ最大の氷河で全長22km。

年180~200cmのスピードで前進している。

 

吹雪の中を歩く子供達

 

少し前進して正面をみると

ユングフラウ(4158m)の頂きが吹雪のむこうに見える。

 

昔TVで見たウルトラQの冷凍怪獣ペギラが、

あの山かげからぬーっと出てきそうな迫力の景色だ。

 

ここからだと頂上まであと700mあまり。

こんな普通のスニーカーじゃなかったら、

こどもたちと行けそうな気がするのになー。

 

このプラトー雪原はヨーロッパの分水嶺になっていて、

 

ここに降った雪が溶けて北斜面からは北海へ、

南斜面からは地中海まで流れていく。

 

気の遠くなるような水の長旅の出発点でもあるのだ。

振り返ると細い岩の柱の上に

スフィンクス展望台が見えていた。