ハワイアン航空ホノルル便の特徴

2019年1月9日

ハワイアン航空の搭乗する子供達。キャビンアテンダントさんが笑顔で出迎えてくれる。

💕アロハ〜!イルカパパです。

ハワイにタイムシェアーのリゾートコンドを購入し毎年子連れでハワイ旅行をしてます。今日は我が家が利用したハワイアン航空羽田ーホノルル線の特徴と搭乗体験を紹介します。

この記事があなたの子連れハワイ旅行の参考になったら嬉しいです🤗

ハワイアン航空の特徴

特徴

  1. シート配列は2-4-2
  2. パーソナルテレビ/オンデマンドのビデオプログラム
  3. 羽田発着(2010年以降)
  4. ハワイ離島間フライトを運行
  5. 機内がすでにハワイの雰囲気
  6. 創業以来90年、一度も死亡事故を起こしていない
  7. ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)では第1ターミナルを利用

日本路線

ホノルル:羽田、成田、大阪/関西、新千歳、福岡

コナ:羽田

アジア・オセアニア路線

ホノルルソウル、シドニー、ブリスベーン、オークランド、タヒチ、サモア

アメリカ本土路線

ホノルルニューヨーク、ボストン、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼ、ラスベガス、サクラメント、ポートランド、サンジエゴ、フェニックスなど

ハワイアン航空の食事、サービスなど

食事は離陸後(日本時間で午前1時前)飲み物とざるそばの夜食が出ました。また着陸2時間前(日本時間午前5時すぎ)に飲み物とパンケーキとソーセージ、スクランブルエッグ、ヨーグルトの朝食が出ました。(*食事の内容は季節やフライトによって変わりますので事前に確認して下さい)

機内食の味は全日空や日本航空より劣る印象です。ユナイテッドやデルタと比べてもパンケーキやソーセージの味や質はやや劣る印象でした。キッズミール、ベビーミールは事前予約できます。

サービス面では、日本人の客室乗務員が搭乗しており日本語での機内アナウンスもあります。機内誌も日本語表示があります。日本語の雑誌や新聞も置いてありますが、日経新聞はありませんでした。

客室乗務員のサービスは日系航空会社以上の印象でした。アロハシャツの制服で出迎えてくれ搭乗したとたんまるでもうハワイに着いたような気分になります。

マイレージはハワイアン航空独自のプログラムが用意されてます。

マイレージの提携航空会社はアメリカン航空、中国国際航空、チャイナエアライン、大韓航空、ジェットブルー航空、日本航空、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・アメリカ、ヴァージン・オーストラリアです。(2018年)*ハワイアン航空および提携航空会社のマイレージ会員が相互にマイレージの獲得およびマイレージ利用航空券予約可能な航空会社

繰り返しになりますが全シートにパーソナルテレビが備え付けありオンデマンドで映画やドラマ、音楽番組を楽しむことができます。

(*オンデマンドとは自分の好きな時間に好きな番組を観ることができるビデオプログラムです。早送りや巻き戻し、一時停止も可能です。。番組はリストの中から好きなものを選べます。それに対して共同スクリーンのフライトでは、映画やニュースの上映時間、内容が決まっていて、もちろん早送りや一時停止は出来ません)

*2018年6月以降、ハワイアン航空はホノルル空港のターミナル1を使用します。ホノルル到着後そのまま離島へ乗り継ぐ子連れ旅行者にとって、ターミナルを移動する必要がなくなり便利になりました。

関連記事:ハワイアン航空でカウアイ島へ

ハワイアン航空の料金について

ハワイアン航空の機内食。茶そば。赤い容器に入っている。

飛行機の料金が高いか安いかは簡単には比較できません。航空料金は季節による変動が大きいからです。また同じ季節であっても出発日や帰国日の曜日によっても異なります(*金土曜日の出発は高い。また土日に日本に到着する便も高くなります)

さらに燃料サーチャージ、スーツケースなどの加算重量、サーフボードゴルフバッグなど特殊な荷物の追加料金も航空会社やチケットの種類によって異なります。もし航空会社の料金を比較されるならこれらの条件をすべて同一にしたうえでおこなわないと正確な料金比較になりません。

わたしたちが利用したハワイアン航空12便は羽田発着のフライトです。成田より都心に近いため、本来なら成田発着便より料金が高くなるはずです。しかし今回わたしたちが利用した便は同じ条件で成田便より安かったです。

これはどうしてでしょう?

一般的に日本からハワイへ行くフライトは日本を夕方~夜に出発します。すると現地に到着するのは時差の関係で同じ日の朝になります。つまり到着日はハワイでまるまる1日使えるということになります。ところがハワイアン航空12便は羽田出発が午後11時半、ハワイ到着はお昼過ぎでそれから入国手続きをしたり荷物をピックアップして、バスを待って移動するとワイキキのホテルに到着するのは午後3時前後になってしまいます。つまり到着日をフルに使えないわけです。

もうひとつ。帰国便はだいたいハワイを午前中の早い時間に出発します。そして日本に到着するのが午後2時前後です。それから家に帰ればまあ翌日からの通勤や学校にそなえて少しは体を休めることができます。

これが今回のフライトだと現地を出発するのが午後7時、日本到着は翌日の夜11時くらいになります。それから家に帰ると次の日から仕事がある人にはつらいスケジュールになります。

このような理由から便利な羽田発着にもかかわらず安い料金設定になっていると考えられます。

しかし日程に余裕のある人ならこれはむしろ喜ぶべきことかもしれません。スケジュールに余裕があればハワイ到着日から忙しく動き回る必要はありません。その分出発日は夜まで家でゆっくりできます。また帰国した次の日も休み(←わたしはこれを現実の仕事に復帰するための「リハビリ休み」と呼んでいます、笑)を取れば遅い時間の帰国も問題ないと思います。それ以上に帰国日も1日ハワイで遊べるメリットのほうが大きいのではないでしょうか?

もうひとつハワイアン航空のメリットは、ハワイ離島間のフライトを運行しているということです。ホノルルのあるオアフ島から別の島への移動を計画されている方なら料金や乗り継ぎの利便性でメリットがあります。

以上から総合的に判断するとハワイアン航空の羽田深夜便は日程に余裕があり、安くハワイへ行きたい人にはおすすめです。(食事については、、、深夜なので食べないという姿勢でいいでしょう)

日本からハワイへのフライトがある航空会社

  • Hawaiian Airlines
  • デルタ航空
  • 全日本空輸 (ANA)
  • ユナイテッド航空
  • 日本航空 (JAL)
  • 中華航空 (チャイナ エアライン )

以上の6社が日本からハワイへの直行便を運行しています。また直行便ではありませんが、大韓航空が日本の各空港からソウル経由でハワイへのフライトを運行しています。日本からの直行便と比べるとフライト時間が長く不便ですが、料金面では日本からの直行便より安いケースがあります。

またユナイテッド航空やデルタ航空などアメリカの航空会社では、アメリカ西海岸の都市を経由してハワイへ行く方法もあります。ラスベガスやサンフランシスコとハワイを組み合わせた旅行を楽しめます。お盆等超繁忙期では日本からの直行便より料金が安くなります。

さらにハワイとタヒチのパペーテを結ぶフライトもハワイアン航空により運行されています。ハワイとタヒチを同時に楽しむ旅行を計画していみてはいかがでしょうか?料金は高くなりますが、日本からタヒチへ>ハワイから日本へという一筆書き旅行も可能です。

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ハワイアン航空の朝食。パンケーキとフルーツの盛り合わせ。

着陸の2時間前に支給される朝食。パンエーキ、ソーセージ、スクランブルエッグとヨーグルト

ハワイへの航空会社を選ぶポイント

いくつかの選択肢の中からハワイへの航空会社を選ぶポイントは何でしょうか?重要度の高いものから順番にあげてみました。

料金

当然ですが料金の安い航空会社を選ぶことは合理的な判断です。特に子連れでは1人旅と比べて人数分料金が高くなりますので、1円でも安い航空券をGETする必要があります。料金の差は季節によって大きくなります。お盆や年末年始の繁忙期と1月や4月上旬の閑散期と比べると料金は4倍近くも異なります。

同じ時期に行くとしたら料金の違いは、出発の曜日、帰国日の曜日によって航空会社ごとに異なります。また例えば明日から夏休みという1学期の終業式の翌日から突然料金は跳ね上がります。ですから各社の料金を比べる時は同じ条件で調べる必要があります。

料金の他に燃料サーチャージも航空会社によって異なります。各社の料金を比較するときはサーチャージ込みの料金で比較して下さい。

また料金は何も人だけにかかものではありません。荷物にもかかるケースがあります。特にハワイへ行く場合サーフボードやゴルフセットを持ち込む方がいらっしゃると思います。これらは0円~1万円くらい違いますのでちょっとした航空券の価格差なんてすっ飛んでしまいます。こういう大きな荷物を持ち込む場合は荷物込みの料金で比較するようにして下さい。また大きな荷物を持ち込まない場合でも預けるスーツケースの重量で料金が加算されるケースもあります。

安いと思って購入したのに、荷物の加算分でかえって高くつくといったケースもあるのです。荷物の重量加算が安かったり加算の目安となる重量に余裕がある航空会社や航空券(同じ航空会社でも航空券の種類によって加算される条件が異なります)がありますので、くれぐれも同じ条件のもとでトータルな料金を算出、比較して下さい。

マイレージプログラム

マイレージを貯めやすいか、また他の航空会社でためたマイレージを使えるか、なども考慮のポイントです。わたしは全日空~スターアライアンスのマイレージ会員なので、まずそれをチェックします。またマイレージの上級会員になると、チェックイン時にファーストクラスのカウンターで搭乗手続きが行なえる、荷物にファーストクラスのタグを付けてくれる、到着時に最優先で荷物が出てくる、空港のラウンジが使えるなどの特典があります。

ためたマイレージを利用する場合、1マイルいくら換算で使えるのか?ということも以外と見落とされていますが重要なポイントです。前述したように航空料金は季節によって大きく変動します。安い時期にマイレージを使うのと高い時期に使うのでは1マイル当たりの換算価格が大きく異なります。

もっともお得なマイレージの使い方は夏のピークシーズンにヨーロッパ行きのビジネスクラスの特典航空券と交換することです。これだと1マイル当たり10円近い換算価格になります。

逆にゼッタイしてはいけないマイレージの交換は、沖縄や北海道への国内線の航空券に交換することです。

沖縄や北海道旅行では、飛行機の他にホテルや食事、それに現地ので移動手段としてレンタカーや電車の料金まですべて含まれているパック旅行が多数あります。

マイレージを使って航空券を無料で入手しても、宿泊代やレンタカー代を払うと結局すべて込みのパック料金よりも高くなってしまいます。つまりマイレージを使った上に高い料金を払っていることになり、

1マイルあたりの換算価格はマイナス

ということになってしまうのです。

サービス

エコノミークラスで多少サービスが悪かったり食事が美味しくなかったりしても、わたしはまったく気にしません。それより料金が安いことのほうがはるかに優先順位が高いと考えているからです。最悪座ってハワイへ行ければいい、くらいに考えています。

また子供向けのサービスはどこでも同じような内容ですが、ミルクや紙オムツに日本製を使用しているかどうかや、バシネットの体重制限などは航空会社によって異なります。気になる方は航空券購入前にチェックして下さい。

ハワイアン航空ホノルル線の機内。暗くなった機内にパーソナルテレビが光っている。

EAST

「ESTAの申請はお済みですか?」

ハワイアン航空のカウンターで搭乗手続きをしているとスタッフに聞かれました。

「はっつ???いかーーん!!忘れてた!

「ひゃぁ~~どうなるの?ここまで来てハワイに行けないってこと?」

隣でママが絶叫します。

ESTAとは、電子渡航認証システムのこと。アメリカへの渡航ビザが免状されている国(日本は該当します)の渡航者は出発前にESTAを申請し手数料を支払わなければなりません。有効期限は2年間。わたしたちは前回申請取得したときからちょうど2年過ぎてしまっていたのでした。

「これはもう飛行機に乗れない!」とあきらめたとき

「そこのインターネットで申請できますよ」と教えられました。

ええ、そうなんですか?今からでも大丈夫なんですか?

「はい。渡航前なら大丈夫なので、今手続きしてもらえれば問題ありません」

言われるままにカウンターの横にあるインターネットサービスを見る。使用料は10分100円。リュウは前回パスポートが切れたため再発行を待って少しあとでESTA申請を行ないました。なので今回はまだぎりぎり有効期限内とのことです。ですからわたしとママの分を申請する必要があります。

「2人分だと急いでやっても10分ではちょっと難しいです」

と言われてので大急ぎで手続きをしましたが、やっぱり無理でした(1人分の手続きで6~7分かかります)。申請料金の支払いはクレジットカード番号を入力しておこないます。インターネット料金が200円かかりましたが、やってしまえば何のことはないという感じです。

とにかくすっかり忘れていたESTA申請が空港でできたことに、ピンチのどん底からの大逆転のような心境になりかえってものすごく得した気分になしました。

ESTA申請はこちらのサイトからおこなえます。

在日米国大使館・領事館

ハワイ行きの機内で気を付けること

せっかくの楽しみにていたハワイへの家族旅行。ところがハワイに到着するやこどもが熱を出して寝込んだ、それで旅行どころではなかったという話しを星の数ほどたくさん聞きます。ハワイってそんなに病気になりやすいところなんでしょか?

いえいえ徳川いえやす、

西洋人が来るまでハワイにはかぜすらなかったんです。ではどいうしてこんなにたくさんの人がハワイに行くと病気になるのでしょうか?

それはハワイへのフライトや時差が影響しているからだと思われます。ハワイに到着して病気になる人が多いのは、機内での睡眠不足と機内の環境が原因のひとつです。日本からハワイへ向かうフライトの多くは「夜行便」です。日本を夜出発してハワイに朝到着します。つまり夜寝ている間に移動するのです。

こどもとハワイへ行く旅行者にとってここに大きな問題があります。夜おとなしく寝てくれるこどもなら問題ないのですが、泣いたりさわいだりする子供は大変。だって夜行便ということは、飛行機の中は、灯りを落として暗い状態です。他の乗客も眠っているのでし~~んと静まり返っています。そんな中で自分のこどもだけさわいでいたら、とっても目立っちゃって、親はそりゃーも~~生きた心地がしないと思います。

もうひとつの問題は夜行便とは言え飛行時間が短いということ。

ハワイへの行きのフライトは6~7時間程度。離陸して平行飛行に移るまでとか、食事の準備、食事の時間、食事の片付け、それに着陸前の案内などをのぞくと本当に眠れる時間は3時間くらいしかありません。それも目をつぶった瞬間眠れて頭をけり飛ばされても決して起きないくらい強い睡眠力がある人です。

普通の人ならせいぜい1時間くらいうとうとするのがせきのやまでしょう。つまりほぼ徹夜の状態でハワイに到着します。しかも機内は高度1万メートルにあるサハラ砂漠と例えられるくらい乾燥した厳しい環境です。

ハワイへ向かう機内対策(こどもがさわがずおとなしく寝るとこどもばかりか親も余計な神経を使わなくてすみます)を上手におこない、十分な睡眠時間を確保してハワイに到着できれば、ハワイで病気になるリスクを押さえることができるのです。

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子連れ海外旅行のエキスパートが教える赤ちゃん連れ・子連れで機内を無事過ごす無敵のノウハウ11選

理想は、こどもが飛行機に搭乗した瞬間ころっと寝て、着陸するまでずっと眠りっぱなし、の状態です。そして到着した日は何もしないでゆっくり過ごし体力と免疫力の回復を図りましょう。

参考記事⏰

子連れハワイ時差ぼけ解消法

ハワイアン航空でホノルルへGO!

さて空港内で食事をすませ、漫画や雑誌、それに文庫本を買い込んで飛行機に乗り込みます。

「アロハ~~」

いきなりアロハシャツの乗務員があいさつ。機内には心がなごむハワインミュージックが流れています。なんだかもうハワイに着いたような気分になって嬉しくなります。しばし星間飛行を楽しみながらまどろむとハワイの情景が目に浮んできました。

4年ぶりのハワイはどうなっているのかな?ワクワクしながら窓の外を眺めると名前も知らない星座の間をすーっとひとすじの流れ星がすべるように光って消えました。

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このブログ記事があなたの子連れハワイ旅行の参考になったらとっても嬉しいです。

それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!

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