え?マーライオンに登れるの?そうなんです、で行ってきましたセントーサマーライオンタワーの楽しみ方

2019年2月6日

セントーサ島のマーライオンタワー

マーライオンって?

シンガポールの国名の意味は「ライオンの都」。

サンスクリット語の獅子=シンガと、都=プーラが合わさったものだと言う。

14世紀にスリウィジャヤの王子が

シンガポールに始めて上陸したとき獅子に似た動物を見た、

という故事に由来するらしい。

(アフリカ、マサイ族の言葉でライオンはシンバ。なんか似てるね~)

上半身がライオン、

下半身が魚のマーライオンは、

国名の由来となったその伝説の獅子が姿を変えたものだ。

マーライオンタワーが見えてきた

     インビア駅 / セントーサエクスプレスとマーライオンタワー / 暑いからアイスが美味しいね

世界三大ガッカリ像

ところがシンガポールの象徴的存在であるマーライオン像も

かってブリュッセルの小便小僧

コペンハーゲンの人魚姫と並び

「世界三大がっかり像」

と言われていた。

開いた口から海にむかって勢いよく水を吐く姿が売りだったのに、

ポンプの故障で水を吐かなくなったためだ。

小便小僧がポンプの故障でオシッコしなくなったら、

そりゃーまあ何の像だろうと思いますよね。

さらに1972年に建てられた時以来、

マーライオンはシンガポール川の河口に立っていたのだが、

その鼻先をかすめるようにエスプラネード橋が架かり、

景観を大きく損ねてしまうようになる。

しかしマーライオンは2002年9月15日に、

新しく完成したマーライオンパークに移転し、

不死鳥のように蘇る。

マーライオンを眺めるための桟橋もつけられ、

故障していたポンプも修理され、

再び気前良く水を吐くようになった。

で、かっての人気?を取り戻しつつあるのだ。

マーライオンタワーの入り口

             ここがマーライオンタワーの入り口 / 入り口でチケットを見せる

5体のマーライオン

現在シンガポールには5体のマーライオンが鎮座している。

ひとつはマーライオンパークにある高さ8mの水を吐く本家マーライオン。

その背後に建っている子供マーライオン。

それから、シンガポール政府観光局本局の前と、

マウントフェーバーにあるマーライオン。

そしてここセントーサ島にある

高さ37メートルの巨大マーライオンだ。

シンガポールの歴史アニメの上映

         ここでマーライオン誕生伝説の映画を観る / スクリーンには日本語字幕も出る

マーライオンタワー

セントーサ島のマーライオンは、

単なる像ではなく「タワー」になっている。

中に入って上まで登って景色を展望できるのだ。

2007年1月に開通したセントーサエクスプレスの「インビア駅」で降りると、

すぐ目の前に巨大なマーライオンが現れる。

駅の出口に美味しそうなアイスクリーム屋があったからちょっと休憩していこうか。

これってモルジブの空港にあったのと同じアイスクリーム屋さんだ。

あそこでは食べ損ねたから、

ここでその借りを返してやろうぜ!

駅を出てちょっと登ったところがマーライオンタワーの入り口だ。

チケットを見せてマーライオンの足もと、、

いやヒレもとから中に入り通路を進んでいくと

映画コーナーがある。

ここでマーライオン誕生伝説の解説アニメを観るのだ。

観客はわれわれしかいないので、

まるで専用映画館

それに冷房が効いててとっても快適だぞ。

マーライオンタワーの内部

      このライオンの口にコインを入れるんだ。噛まれないかな~ / エレベーターで顔の部分へ

映画の内容は、ここでは省略します。

観る前にストーリーを話ちゃうとつまらないでしょう。

まあ、マーライオンのおかげで現在のシンガポールがありますみたいなお話。

スクリーンに日本語字幕も出るからストーリーもわかって面白い。

映画が終るとさらに通路を進み、

黄金のライオンのオブジェがある部屋に着く。

入り口でもらったコインをこの

ライオンの口に入れると

プレゼントがもらえる仕組みなっていてこどもたちは大喜び。

マーライオンタワーからの眺め

      望遠鏡で遠くを眺める / シンガポール海峡 / 出口付近にはおみやげコーナーがある

それからエレベーターに乗って一挙にマーライオンの口の部分まで登る。

ここは口の中から外を眺めることができる場所。

口の中といっても10階に相当する高さなのでかなりいい眺めだ。

マーライオンの牙がアクセントになって良い写真も撮れます。

そこから階段を2階分登ったところがマーライオンの頭の上。

ここからはぐるり360度シンガポールのパノラマを楽しむことができる。

マーライオンタワーの前で記念写真

セントーサ島の噴水公園

マーライオンタワーから、ビーチステーションまで続く遊歩道が噴水公園だ。

カラフルなタイルで彩られたオブジェは、

見てるだけでも心がワクワクしてくる。

その上、水が吹き出していたり、

小川のように流れていたりして、

こどもたちはも~おおはしゃぎ。

ここへ行く時は

服の下にあらかじめ水着を着ておくようにしよう。

噴水公園

センターサ島で体験したアトラクション

わたしたちがセントーサ島で体験したアトラクションをもう一度整理しておこう。

1)ハーバーフロントからシンガポールサケーブルセントーサ島へ渡る

2)セントーサ島、ケーブルカープラザを出て右すぐのところにあるバタフライパーク

3)バタフライパークに続く昆虫博物館

4)昆虫博物館を出てななめ左正面にあるセントーサリュージュ

5)スカイライドでセントーサリュージュの入り口まで戻り、その隣のドラゴントレイル

6)ドラゴントレイルの終点シロソビーチからセントーサバスでパラワンビーチへ

7)パラワンビーチ/ユーラシア大陸最南端の地

8)セントーサバスでマーライオンタワー

9)噴水公園

10)ビーチステーションからセントーサバスでケーブルカープラザへ

11)シンガポールケーブルでハバーフロントセンターへ戻る

マーライオンタワーから見下ろした噴水公園