知らなかったではすまされません!シンガポール地下鉄MRTの禁止事項とは?

2019年2月5日

シンガポールの地下鉄

シンガポールの地下鉄/MRT

シンガポールの地下鉄は、タクシーなど他の交通機関と比べ、

料金や移動の早さにおいて必ずしもすぐれているわけではない

自家用車の保有を制限しているシンガポールでは、

特定の時間帯や場所を避ければ

渋滞に巻き込まれる可能性は低いし、

家族4人分の地下鉄料金より

タクシーのほうが安いケースも多い

でもシンガポールを訪れたなら、

一度は地下鉄に乗車してみることをおすすめする。

こんなにきれいで快適で正確に運行される都市型公共交通機関が、

日本以外の国にもあることは

驚嘆に値すると言っても大げさでない。

(いや、ちょっと大げさ)

シンガポールの地下鉄は、

南北線、東西線、北東線の3路線。

運行間隔は、2分半~8分で

午前530分から午前0時まで運行されている。

ちなみにチャンギ空港第2ターミナル駅から、

市の中心シティーホール駅までの所要時間は約27分だ。

「地下鉄」と書いているが、

地下を走るのは市の中心部で、

郊外では高架橋上を走行している。

Mass Rapid Transit/MRT

が正式名称。

路線図/ 表示に従ってタッチパネルに触れていけばチケットが買える / これがシングル・トリップ・チケットだよ

料金

料金は0.90シンガポールドル(80セント)~1.90シンガポールドル。

チケットには

スタンダードチケット/シングル・トリップ・チケット

プリペイド&追加チャージ方式のezリンクカード

乗り放題のツーリスト・パス

の3種類がある。

ezリンクカードとツーリスト・パスは

MRTとバスの両方に使える。

スタンダードチケット

購入時に10セントの保証金が加算される。同じチケットにチャージして繰り返し6回使用できる。3回目の使用時に10セントが返金され、6回目の使用時に10セント割引される。

ez-linkカード

MRTとバスの両方に使えるチャージ式ICカード。初回購入時に12ドルの料金がかかるが、内訳は5ドルがカード代、7ドルが運賃分。カード代金の5ドルは返金されないが、スタンダードチケットより割引運賃でMRTやバスに乗車できる。追加チャージの時の最低金額は10ドル。

シンガポールツーリストパス

MRTとバスが乗り放題になるパス。種類は1日券/20ドル、2日券/26ドル、3日券/30ドル。パス代には10ドルの保証金含まれているが、発行から5日以内にパスを返却すれば返金される。パスはMRT主要駅にあるチケットオフィスで購入できる。

チケットの買い方

ここでは駅構内にある自動券売機での、

スタンダードチケット/シングル・トリップ・チケットの買い方を説明しよう。

券売機の画面はタッチパネルになっているので、

指示に従って画面に触れていけば、

簡単にチケットが買えるようになっている。

子供料金はない。

身長90センチ以上なら子供でも大人同等の料金が必要だ。

また自動券売機は硬貨専用なので、

小銭がない場合は窓口で両替えしてもらおう。

チケット購入の手順は

1)買いたいチケットを指定(ここではシングル・トリップ・チケット)

2)路線頭が表示されるので、行き先の駅をタッチ

3)何人分買うか選ぶ

4)料金が表示されるので、お金を入金(紙幣は使えない。硬貨のみ)

5)チケットが出てくる

        ホームの入り口 / 改札口のタッチセンサー / 次の電車の到着時間が表示される

改札~ホーム

チケットを買ったら改札を1人づつ通過する。

改札のセンサーにチケットをかざすと、

ゲートがビュンと開いて通過可能になる。

ホームにも安全上の理由と、

冷房効果を高めるために自動扉があり、

子連れでも安心だ。

また駅構内の案内表示は見やすいので、

乗り間違える心配はまずない。

親切なことに次の電車があと何分何秒で到着する、

みたいな表示まである。

ディポジットの取り戻し方

目的の駅に到着したら、

改札のセンサーにチケットをかざし、

ゲートが開いたら外に出る。

それからチケットを返却しディポジットを返金してもらおう。

手順は

1)降車駅に着いて改札の外に出たら自動券売機の前に立つ

2)カード返却口にカードを差し込む

3)お金が返ってくる

*ディポジットの取り戻し方は現在(2017年)は不要です

地下鉄車内

知らなかったではすまされない地下鉄での注意点/禁止事項

シンガポールはとても規則が厳しい国

つばを吐いたり歩行喫煙には高い罰金が課せられる。

地下鉄乗車時も、

日本ではちょっ考えられないような規則があるので、

充十分注意して行動しよう。

・電車内や駅構内で缶ジュースやビールを飲んだら罰金

・たばこを吸ったら罰金

・危険物を持ち込んだら罰金

・動物を連れ込んだら罰金

・チケットを折り曲げたり、はじいたりして音をたてたら罰金

・座席の上に足を投げ出したら罰金

・車内や駅構内をブラブラしても罰金(らしい)

ひぇ~、これはきびしいですね。

では、音をたてずにブラブラせずに、

チャイナタウから地家鉄/MRTに乗って

ハーバーフロントへ行きましょうか。