パリ・フランス旅行の必需品:ユーロの現金いくら用意すべき?
ボンジュール、イルカパパです!2022年7〜8月と2023年7〜8月、フランス、モナコ、イタリア、スペイン旅行に行ってきました。
今回のブログは、元大手外資系金融マンだった私が、フランス旅行の必需品「ユーロの現金」はいくら用意したらいいのか?について解説します。このブログ記事があなたのパリ旅行の参考になればとっても嬉しいです。
それでは夢と冒険の旅へヒアーウィーゴー!
ユーロについて
ユーロは、米ドルに次ぐ世界第2位の国際通貨で、イギリス、スイス、スウェーデンなどを除く、ヨーロッパの主要な20か国で公式に導入されています。
フランス、スペイン、イタリア以外でも、ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、ギリシャ、ポルトガル、モナコ、バチカン市国、クロアチア、マルタ、スロベニア。スロバキア、アイルランドなどで使われています。
ユーロ(記号: €; コード: EUR)
- 硬貨:1, 2, 5, 10, 20, 50セント、1ユーロ、2ユーロ(100セント=1ユーロ)
- 紙幣:5, 10, 20, 50, 100,200,500ユーロ(200、500ユーロ紙幣はあまり流通していない)
ユーロ導入以前は、ドイツはマルク、フランスはフラン、イタリアはリラ、と言うように国ごとに独自の通貨を使用していました。そのため国境を越えるたびに通貨が変わり、両替などの手間や費用が必要でしたが、「統一通貨」ユーロの導入で、ヨーロッパ旅行はずいぶん楽になりました。
コロナ以降のヨーロッパの買い物代金決済事情
私はコロナ以降、2022年と2023年の夏にそれぞれ1ヶ月半程度、計3ヶ月ほどヨーロッパ旅行をしました。
そこで感じたのは、
現金決済の必要がなくなった
と言うことです。
コロナが猛威を振るったヨーロッパ諸国では、コロナ対策として、キャッシュレス決済が急速に広まったためです。
例えば、パリでは、地下鉄の乗車券1.9ユーロを購入するのでも、クレジットカードが使えます。むしろ現金の方が使いにくい。
レストランやブティック、ホテル、タクシーは言わずもがな、フレンチバスクやプロヴァンスのめっちゃくちゃ田舎の小さなパン屋さんでも、クレジットカードが使えます。
フランスパン0.8ユーロ
のような少額決済でも、です。
しかも、私の経験では地下鉄以外は、ほとんどのところで
タッチ(非接触)決済です
決済端末にクレジットカードを近づけるだけで支払いが完了。PINコードや暗証番号を打ち込む必要がありません。サインをする必要もなし。めちゃくちゃ早くて便利です。
そしてこれはパリだけでなく、フランスの田舎やスペインやイタリア、モナコでも同様です。
パリの地下鉄はクレジットカードを機械に差し込んで、PINコードを打ち込むタイプです
パリ旅行でユーロの現金はいくら用意したらいい?
と言う疑問に対して結論を言うと
ユーロの現金を用意する必要はない
と言うことです。
それでもどうしても不安な人は、3000円〜1万円分くらい両替をしておけば全く問題ないと思います。
2022年、23年のヨーロッパ旅行で現金ではなくクレジットカードを使ったところ
エアポートバス、タクシー、地下鉄、ホテル、レストラン、ファーストフード、ドラッグストア、パン屋、カフェ、スーパー、ブティック、お土産ショップ、美術館、水族館、駐車場、高速道路の料金所、レンタカー、ガソリンスタンド、有料トイレetc…
ほぼ全てです。
ユーロの現金は、両替して少額持っていたので、仕方なく使った、という感じです。
美術館や水族館の入館料も、現金ではなくクレイットカードで支払えます。
ユーロの現金を用意しない人が旅行前にしておくこと
- クレジットカード会社に連絡
- 複数のクレジットカードを用意
- 不安な人は少額両替
- ホテルや鉄道などはなるべく事前に予約、決済しておく
それでは順番に説明します。
①クレジットカード会社に連絡
クレジットカードのセキュリティ対策で、最近はちょっとしたことですぐカード決済ができなくなります。
旅行中のほとんど(あるいは全て)の決済をクレジットカードで行うのに、クレジットカードが使えなくなっちゃったら大変です。
日本出国前にクレジットカード会社に連絡して、
- 海外旅行に行くこと
- 旅行中は全ての決済をカードで行うこと
- 旅行期間と国
- エラーにならないようにして欲しい
と言うことを伝えましょう。
②複数のクレジットカードを用意
それでも不安な人は、複数のクレジットカードを用意しましょう。その時同じクレジットカード会社にならないように注意してください。
VISA、マスター、アメックス、など違う会社のカードを用意します。
新規にカードを作るときは、
なるべく新規入会特典の大きなカード
を選んでください。
例えば「ANAアメックスカード」や「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」など、条件を満たせば、入会特典で
数万マイル相当のポイント
がもらえることがあります。
③日本国内での両替
どうしても不安な人は少額ユーロに両替しておきましょう。
少額なら、為替レートのタイミングや手数料を、あまり気にする必要はないと思います。
現地に到着してからでも、ATMでクレジットカードのキャッシングができます。大抵のところは24時間利用可能です。キャッシングの金利がかかりますが、すぐ返済すれば、コスパは空港などの両替所で両替するよりいいです。
10万円をユーロに両替するときのコスト比較表
両替の方法 | 総コスト |
銀行、両替ショップ | 2500〜5000円 |
クレジットカードでキャシング | 700円 |
クレジットカードで10万円分の買い物 | 1500〜2000円 |
- 銀行や両替ショプの手数料率:2.5%〜5%で計算
- クレジットカードのキャッシング利息:年18%、キャッシング手数料200円、10日後に返済、で計算
- カードでの買い物は海外利用手数料1.5〜2%で計算
🐬海外ATMキャッシングについてはこの記事を参照してください↓
④ホテルや鉄道などは事前に予約、決済しておく
予約、手配の段階で決済まで終了させておくと、現地で決済する金額を減らすことができます。早く手配したほうがディスカウントが大きいケースが多いです。
旅行中にすること
フランスパンや地下鉄の乗車券など少額の買い物もクレジットカードで決済すると、
請求書が大変な量になります
帰国後にまとめて整理、確認するのは大変なので、旅行中に、レシートを整理しておくことをおすすめします。
ユーロの現金はいくら用意すべき?のまとめ
🤗「パリ・フランス旅行の必需品:ユーロの現金いくら用意すべき?」はこれで終わりです。
今回の記事をまとめると
- コロナ禍以降ヨーロッパではキャッシュレス化が急速に進んだ
- ほぼ全てのお店で少額決済でもクレジットカードが使える
- 非接触決済端末もかなり普及している
- ユーロの現金を用意する必要はほぼない
- 旅行前にクレジットカード会社に連絡
ということです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたのコロナ後初の海外旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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