パレルモをドライブしてベッリーニ広場に面したサン・カタルド教会とマルトラーナ教会を見学する
ボンジョールノ!イルカパパです。小3と年長の子供2人連れてイチリア島で家族旅行を楽しみました。今回のブログではシチリア島最大の都市パレルモでレンタカー借りて市内の観光スポットをドライブしながら巡った時の「スリリングな」体験を紹介します。
あたなのシチリア旅行の参考にしていただければ幸いです。
顔面蒼白パレルモドライブ
見知らぬ街での車の運転は、たとえそれが穏やかな都市であっても、それなりに緊張するものだ。
今わたしがハンドルを握っているパレルモについて言えば、先ほどからいたって冷静に観察しているのだが「穏やかさ」の断片も見つけることができない。
猛スピードで、ひっきりなしに車線を変更する車やバイクに、前も後ろも両隣も囲まれてちゃって、あ~どうしよう!うかつにレンタカーを借りたが、ライオンが群れいるサバンナに飛び込んだヌーのようなものだ。
こんな話を聞いたことがある。ミラノに住むイタリア人が「あれは別の国」と定義するナポリ。
運転が荒く交通秩序が乱れていることで「悪名」高いが、そのナポリ人にさえ
「あんなところでは絶対運転したくない」
とあきれられているのがパレルモだと。
その交通無法都市を、左ハンドル車、右側走行という重いハンディを背負いながら運転する。
このむせかえるほどのスリルを、わたしの稚拙な文章力ではお伝えできないのが残念だ。
レンタカードライブはこの記事を参照してね↓
ベッリーニ広場を目指して
朝食を食べた「カフェ・ブリストル」のところまでなんとかたどり着いた。
このままアマリ大通りを直進して、たったの1回だけ左折すれば、当面の目的地「ベッリーニ広場」に着けるはず。
考えられる一番イージーな行き方を選んだつもりだ。
アマリ大通りは片道4車線もある広い通り。
「ほっー、なんとか大丈夫そうだ」と気がゆるんだ矢先、
道路が突然こっち向きに一方通行になっちゃった!
ええ~!どーなってんの、これー!?
あわててハンドルを切る。とっさに右折した先は細くて薄暗い路地。違法駐車だらけのでこぼこ道。
うぁーちょっ、あーだめ~!
突然車の影から人やらバイクやら
犬やら猫やらまでが飛び出してきます。
なんじゃこりゃぁ~、インディージョーンズアドベンチャーみたいな、アドレナリン噴出のハプニング続出。オーノォー!もう泣きたい気分。
「だからこんなとこで車借りるの反対だったんだよー」とママまで向こう側の人になって怒り出す始末。いや、今は怒りをぶつけるのやめてねプリーズ、とりあえずこのピンチから抜け出せたら、あとでいくらでも聞きますから。
そのあと、頭の中がまっ白になって、何がどうなったのかよく覚えていない。どこかの角を逃げるように曲がったら、正面にいきなりサン・カタルド教会とマルトラーナ教会があらわれた。どうやら目的地のベッリーニ広場ようだ。
サン・カタルド教会
ベッリーニ広場に面した南の高台に建つサン・カタルド教会は、1160年頃に建設されたイスラム様式の教会。
3つの赤い丸屋根が、イタリア本土の都市では見られないエキゾチックな雰囲気を漂わせている。内部見学料は1ユーロ。
サン・カタルド教会の地図
マルトラーナ教会
一方、サン・カタルド教会の隣に寄り添うように建つのが、マルトラーナ教会。
1143年に建設されたこちらの教会は、シチリア最古のビザンチン様式で装飾された内装が有名。
金色に輝く内部のガラスモザイクは、息をのむ素晴らしさ。
こちらは内部見学無料。これら2つの教会は、ともにパレルモを象徴する建築物だ。
クアットロ・カンティ
ベッリーニ広場のすぐ北側にある四つ角の交差点。
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りとマクエダ通りが交わる場所で、旧市街の中心地でもある。スペイン・バロック様式の彫刻で飾られた、周囲の4つの建物の壁面と噴水が見どころ。
車を止めたベッリーニ広場から子連れで歩いて見学に来た。ベッリーニ広場の駐車は無料だった。
次に読むのにおすすめの記事↓
このブログ記事があなたの子連れシチリア島旅行の参考になったらとっても嬉しです。
それでは世界のどこかでまたお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
このブログの中でひとつでも「いいな」と思ったことがあればSNSなどでシェアして熱い応援ヨロシクお願いします(^^)→それ行け!子連れ海外旅行:https://kidsvacation.net/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/それ行け子連れ海外旅行-158331534257834/