オリンピック航空のマイレージサービスと子連れ搭乗体験
カリメラ!ども、イルカパパです。小2、小5の子連れ家族4人でギリシャ・サントリーニ島を旅行中ですわ、うはは。
楽しかったサントリーニ島滞在もいよいよ終わり、サントリーニ空港からオリンピック航空に乗ってアテネに戻りますだよ、ひえ〜〜ん。
今日はオリンピック航空の子連れ搭乗体験、オリンピック航空のマイレージサービス、アテネ空港での為替の両替、などについて紹介します。
参考にしてください。
オリンピック航空の歴史
わたしたちをこれからアテネまで運んでくれるオリンピック航空は、アテネに本社を置くギリシャの航空会社だ。
設立は1957年。1990年6月から1994年までバンコク経由で成田にも就航していたが現在は廃止されている。
わたしたちが搭乗した2008年8月はギリシャの国営航空会社だった。
その後2009年3月7日にギリシャ政府から、国内の投資会社に全株式が売却され民間航空会社になった。
さらに2013年10月にエーゲ航空の子会社となり、国際線から撤退。2020年1月現在は、アテネ国際空港、ロードス、テッサロニキを拠点とし、1日当たり約190便運航し、ギリシャ国内30都市に就航している。
ちなみに「オリンピック」の名前がついているけど、国際オリンピック委員会とは関係ありません。オリンピック公式エアーラインという訳でもないよ、ひひ。
かっては、ギリシャ国内37都市の他、パリ、ロンドン、フランクフルト、モスクワ、ニューヨーク、モントリオールなど欧米主要都市、カイロ、ヨハネスブルグ、テルアビブ、イスタンブール、ドバイ等アフリカ中近東などと、アテネの間に路線を運航していました。
マイレージサービス
2018年10月からスターアライアンスの加盟航空会社となりました、いぇ〜い!
これによって全日空やユナイテッド航空とマイレージを提携会社になった。スターアライアンスゴールドメンバーなら、預け入れ荷物にプライオリティータグをつけてくれたり、優先搭乗サービスや空港内のラウンジ利用も可能だぜ、へへへ。
搭乗体験記
搭乗ゲートの待合室でイスに座って本を読んでいたら、とうとう出発の時刻になった。
建物の外側のドアが開き、乗客たちが列になって滑走路へ出ていく。飛行機まで歩いてタラップを登ると、暗くなりかけけた夏のエーゲ海の残照が、こどもたちの横顔を照らす。
「さあ、これで本当にお別れだ」
心地よい海風に髪をなびかせ、最後にもう一度振り返って、楽しい時間をたくさんくれたこの島にお別れを告げた。
アテネ行き559便の機材はボーイング737。
シート配列は3-3で前方はビジネスシート。途中、食事の機内サービスがあるかなと期待したが、飲み物とお菓子だけだった(涙)。
機内の座席はほぼ満席。出発予定時刻は午後7時50分だったが、実際離陸したの8時半。そしておよそ30分のフライトで、午後9時にアテネに到着した。
アテネ空港での両替に注意しよう
アテネ到着後、空港から市内までバスに乗って向かう予定なのだが、困ったことにユーロの現金が残りわずかになった。これじゃあ、バスのチケットはおろか、水さえ買えないよ。
それで空港の到着ロビーにある両替所で円からユーロに交換しようとたら、
手数料を30%も取ると言う。
ええ~~なんですとー!!
これは1万円両替しても自動的に3000円は手数料で取られて、7000円分しか両替できないということ。
低金利の日本では1年間銀行にお金を預けたってほとんど利息なんてつかないのに、1回両替するだけで30%も手数料を取るなんて、そんな詐欺みたいな商売が許されていいのでしょうか!しかもここは空港の中の両替所だから、ギリシャ政府が認めてるってことでしょ。
しかし、どれだけ探しても空港内の両替所はここしかない。そして悲しいことにユーロの現金がないわたしたちはこの両替所の言いなりになるしかないのだった。
うおぉオ~~!欧州は独占禁止法に厳しかったんじゃなかたっけーー。
まあユーロの現金を持ってこなかったわたしたちが悪るーござんすが。
注)円からユーロの両替は、アテネ空港到着ロビーでは絶対してはいけません。出発前に成田/関空でしもいけません。日本国内の銀行で両替してもいけません。
シティバンクに口座がある人は無手数料でユーロのトラベラーズチェックを発行できる(しかもいいレートで)が、TCを現金に替えるのに5~15%程度の手数料がかかる。
もっとも有利にユーロの現金をゲットする方法は、クレジットカードでキャッシングをすること。
キャッシングマシンは、空港内でも街中でも至ところにあり、しかも大抵は24時間使用可能。キャッシングの金利がかかるが、年12%としても1ヶ月で返済すれば借りた金額の1%ですむ。*期日前返済も可能だ、うはは
金利はユーロの両替手数料よりはるかに安い!
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為替の両替について
ここで参考までに、海外旅行では避けて通ることのできない為替の両替について、その仕組みを簡単に説明しておこう。
仮にA子さんが旅行に行こうしてる時のレートが1ユーロ150円とする。しかし、どんなにがんばってもA子さんは150円でユーロを買うことはできない。
実際、銀行の窓口で両替をおこなうと、170円くらいのレートになる。一方、旅行から帰国して余ったユーロを円に戻す時も、150円という現在のレートでは両替できません。実際は130円くらいでしか円に交換できない。
今のレートが150円なのに、買う時は170円、売る時は130円って、どーゆーこと?
実はこの現在レートとの差が銀行や両替ショップの利益になっているのだ。
そしてこの差額は、銀行や両替ショップによってまちまち。また為替の値動きが荒い時期は、差も大きくなる。だから両替する際は、複数の銀行でレートをチェックしたり、為替のタイミングにも気を配るようにしよう。そうすれば有利なレートで両替ができ、リッチな旅行が楽しめますよ。
一般的には、小額の両替をする個人より、クレジットカード会社のように大量に両替する法人のほうが銀行にとっては優良顧客であり、為替の交換レートも良い。(150円の例で言うと、個人は170円だが、法人は151円というように)
だから現地ではなるべくクレジットカードで買い物するのが、為替レートで言えばお得なのだ。
またユーロより米ドルのほうが、現在レートとの差は小さい。米ドルはトラベラーズチェックを現地で現金に交換するときに手数料がかからないことが多い。
それから東南アジアの通貨は現地で円から両替するのが最もお得です。
空港から市内へバスで移動
為替の両替で痛い目にあって、さらに荷物が40分近く出てこないハプニングを乗り越え、
なんとか市内へ向かうバス乗り場に到着したわたしたち。
ほっと一息ついたらお腹がペコペコなことに気づく。
じゃあ、バスに乗る前になんか食べようということで、チキンカツサンドとパニーニをゲット(それぞれ3.8ユーロ)。
それから9時55分発の空港バスに乗り込んだ。
空港から市内へのバスの運賃は大人子供共通で3.4ユーロ(2020年1月現在は6ユーロに値上がりしています)。
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わたしたちを乗せた満員のバスは、夜の高速道路を飛ばし、およそ50分で終点のシンタグマ広場に到着した。
さあ、今日から2泊するホテルはどんなとこだろう?
前回泊まったアテネプラザはシンタグマ広場に面してして、バスや地下鉄からのアクセスが便利だった。今夜泊まるエレクトラパレスホテルは、シンタグマ広場から400メートルくらい南西方向にある。たった400メートルだけど、サントリーニ島から飛行機でやって来て、夜11時に重い荷物を持って移動するのはかなりきつい。しかもシンタグマ広場から入ったヴリス通りやニキス通りは歩道が狭い上に上り坂だ。
ひえぇ~~。
「あったよ~」
重い荷物も上り坂も、ものともしないカイが先を歩いてホテルを見つけた。昼間は大勢の観光客で賑わうプラカ地区も、ホテルのまわりにはお店やカフェがないため、夜はひっそりとしている。
そんなところに東洋人のこどもが荷物を引きずりながら現れたもんだからホテルのドアマンがびっくり!あわてて道路に飛び出し、後続のわたしたちを発見し荷物ごと無事救助してくれた。
助かりました。
オリンピック航空データ
サントリーニ~アテネの航空料金は大人79ユーロ、子供53ユーロ(円換算大人13400円、子供9000円。税その他別途5440円、大人子供共通)
チケットの購入はオリンピック航空東京事務所へ直接出向いておこなった(クレッジトカード可)
東京事務所の住所、電話番号は下記でした(2008年以前)
- 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル
- TEL 03-3201-0611 FAX 03-3201-0892
オリンピック航空公式サイト:https://www.olympicair.com/en
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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