【我が家がアテネプラザホテルを選んだ4つの理由】子連れ宿泊体験記

2019年2月15日

ども!カリメーラ!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れでちょっと変わったギリシャ家族旅行を楽しみました。

ギリシャ到着の翌朝、エアポートホテルからバスでシンタグマ広場へ移動し、今夜泊まる予定のアテネプラザホテルに向かいました、えっさほいさ。

客室内の写真
コネクティングルームは2部屋が内側のドアでつながっている(写真左と右下) / フロントデスク(右上)

アテネプラザホテルを選んだ理由

アテネプラザホテルに決めた理由
シンタグマ広場にある アテネ中心の広場で国会議事堂見学、遺跡観光、ショッピングに便利。ホテルや旅行会社のオフィス、銀行、両替所、カフェ、レストラン、ショップが軒を連ねる
ファミリールームがある 子連れにおすすめの客室
周囲のホテルより安い 5つ星ホテルが3つ並んでいる中で一番安い
空港アクセスがいい アテネ空港から直通のエアポートバス、地下鉄がある

1.シンタグマ広場にあること

理由その1は、プラザホテルがアテネの中心シンタグマ広場に面しているからです。

シンタグマ広場からはアクロポリスや古代アゴラ、ゼウス神殿、プカラ地区などが徒歩範囲。アテネ遺跡観光にとっても便利なロケーションです。その上買い物に便利なエルム通りやブクレスティウ通りに隣接しいるのでショッピング&グルメにも便利な場所です。

またシンタグマ広場は地下鉄、バス、トラムの路線が集まる交通の要所です。シンタグマ駅からは国立博物館や、エーゲ海クルーズツアーの出発地ピレウス港へも地下鉄でらくらく行くことができます。

さらに1日乗り降り自由の2階建て観光バス乗り場もシンタグマ広場にあります、わおー!。

う〜ん、これも教えちゃおうかな、広場に面した、そしてホテルのすぐ近くにある、ギリシャ国会議事堂前では1時間ごとに衛兵交代の儀式を見ることが出来ます、ふふふ。特に日曜日の午前11時には大掛かりな交代式が行われますよ、カメラを持ってGO!。

しかもアテネ空港からのアクセスが便利!うぉぉぉ。エアポートバスで直通、地下鉄も乗り換えなしで空港からシンタグマ広場へアクセスできます。

2.ファミリールームがある

アテネプラザホテル

ヨーロッパのホテルは1部屋に宿泊できる人数にとてもうるさい、あひゃぁ〜〜。ダブルルーム、ツインルームなら2名まで。子どもであろうと赤ちゃんであろうと容赦ありません。

家族3人ならトリプルルーム、4人家族ならツインを2部屋手配しなければいけないケースが多く、子連れ旅行者泣かせです。

アテネプラザホテルも「子どもも1人」とカウントするので、4人家族の我が家は2部屋予約、手配しました。それでなくてもホテル代の高いヨーロッパでは痛い出費です、ひ〜〜ん。

痛いのは出費だけじゃありません。家族で海外旅行するのにホテルの部屋が別々じゃあ、家族旅行の楽しみ、魅力が半減しちゃいますぜ、くく。

でもただやられっぱなしではありませんよ。我が家ではいつも2部屋取らなくてはいけないケースでは

コネクティングルームを確約するようにしています。

コネクティングルームとは隣り合った2つの客室を室内でつなげて大きな1部屋として利用できるようにした部屋です。別々の客室ですが室内のドアで行き来できるので廊下に出る必要がありません。

コネクティングルームと言っても通常は普通のダブル・ツインルームですから特別料金が高くなることはありません。ただしどのホテルにもあるわけではないし、あったとしても数が限られているので、旅行の予定が決まったらなるべく早く抑えておくことが必要です。

前振りが長くなりましたが、実はこのアテネプラザホテルでは2室をドッキングさせたコネクティングルームを「ファミリールーム」として提供しています。広さは70平米、料金は通常のダブル・ツインルーム2部屋分より安くなっているのでお得です。

ファミリールームの定員は大人2名+子ども2名です。

3.料金が安い

観光にショピングに空港からのアクセスに便利なシンタグマ広場には、3つの5つ星ホテルがで〜んと並んでおりやすぜ、へっへっへ。その中でアテネプラザホテルは他の2つ(グランブルターニュとキングジョージホテル)に比べて宿泊料金が安い!のです、うひょぉ〜〜!

4.空港からのアクセス

先にちらっと述べましたが、空港ーシンタグマ広場にはエアポートバスが直通運行しています。地下鉄も空港ーシンタグマ広場駅乗り換えなしです、おひょぉー。

エアポートバス

アテネ空港到着ロビー5番出口前にシンタグマ広場行きバス乗り場とチケット売り場があります。チケットは乗車前に購入。運賃は大人子ども共通で6ユーロ。

シンタグマ広場行きは「X95」のバスで、途中17のバス停があります。シンタグマ広場までの乗車時間はおよそ40〜60分、24時間運行していて、運行間隔は5-15分です(深夜はもっと長くなります)。

もし子連れで深夜到着になった際も、国会議事堂に近いため警官が常にいて安心です。

地下鉄

地下鉄のチケットは10ユーロ、空港駅から「ライン3」でシンタグマ広場駅まで乗り換えなしで行けます。乗車時間はおよそ30分、運行間隔も30分。エアポートバスと違ってスーツケースなどの荷物置き場はありません。運行間隔を考えたらエアポートバスのほうが早く到着することが多いかな、うんうん。

タクシー

空港から市内への運賃は固定性で38ユーロ、深夜0時から5時までは割増料金になります。乗車時間の目安は30〜40分、交通事情、時間帯によります。

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ホテルの概要

大理石張りのバスルームにフランス製のアメニティ
大理石張りのバスルーム / フランス製のアメニティ

アテネプラザホテルはエレガントで洗練された雰囲気の5つ星ホテルです。ファミリールームを含む総客室数は182室。喫煙室と禁煙室があります。

無料WiFiあり、24時間対応フロント、上階にはアクロポリスビューの客室あり、それから地中海料理のレストランがあります。

客室内にはTV、ドライヤー、バスローブ、シャンプー/リンス、ハブラシ、スリッパ、セーフティボックス、冷蔵庫、コーヒーメーカー、ミニバーがあります。

また宿泊客はブレスティウ通りを挟んで真向いにあるショッピングモール内のフィットネスクラブ「Homes Place Athens Club」の温水プールやサウナ、ジャグジー、ジムなどの施設を割引料金で利用できます。

アテネプラザホテルの地図

アテネプラザホテルの公式サイト:https://www.njvathensplaza.gr

手配方法

個人手配ならホテルズドットコムかブッキングドットコムがいいでしょう。ホテル予約サイトはたくさんありますが、ヨーロッパのホテル予約はとにかくこの2サイトが安い。でもホテルの公式サイトから予約したほうが安いケースもあるよん。

我が家が旅行したときはギリシャ旅行に強い代理店を通じて個人手配しました。家族4人ならパッケージツアーより安くできるうえ、さらに細かい融通がききます。

代理店はホテルに対して立場が強いので安く手配できるケースも少なくありません。

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【アテネ子連れ旅行記】シンタグマ広場編

国会議事堂
シンタグマ広場を歩くカイとリュウ / ホテルのメインエントランスにはタクシーが待機している / 国会議事堂

エアポートバスで

わたしたちを乗せたバスは、高速を抜け、順調にアテネ市内を目指して走る。

驚いたことに、エアポートバスの車内には冷房設備がなかった!

それでも不快に感じないのは、開け放たれた窓から流れ込む風が、エアコン代わりになるからだ。さすがに信号待ちでバスが止まると、焼け付く日差しが車体を焦がし、車内の温度もじりじり上昇するが、走り出せばまたすぐ爽快な風に包まれる。

湿気の多い日本の夏では考えられない。砂漠のように乾燥したギリシャならではの「ミラクル」な現象に感心しながら、バスの振動に身をまかせていた。

市の中心に近づくと、道を行く車の交通量が増えてきて、信号停車と発進の頻度も多くなる。やがて大きなビルに囲まれた、見覚えのある広場が見えてきたと思ったら、それがバスの終点シンタグマ広場だった。

時計を見ると時刻は午前9時40分。

ホテルに荷物を預けて、それから観光に出発するにはちょうどい時間だ。

ギリシャ国会議事堂

ギリシャ国会議事堂の正面にあるシンタグマ広場は、アテネの中心に位置する広場。

地下鉄の駅やバス停が集まる交通の要所でもある。

またプラカ地区やアクロポリスなど、人気の観光スポットが徒歩圏内にあり、そのうえホテルや旅行会社のオフィス、銀行、両替所、カフェ、レストラン、ショップなどが軒を連ねている。

ちなみに「シンタグマ」はギリシャ語で憲法の意味。

1834年、ここで最初の憲法が発布されたため、このような名前で呼ばれるようになった。

シンタグマ広場に面して建つギリシャ国会議事堂は初代ギリシア国王オットーの王宮として建てられたもの。ドイツの宮廷建築家カールトナーが設計し1842年に完成した。

その後1931年に改造され、国会議事堂として現在まで使われている。衛兵交代式は見学できますが、中に入ることはできません。

過去の記憶 

わたしは1981年にこのシンタグマ広場に来た事がある。

あの時も空港からバスに乗ったら終点がこのシンタグマ広場だった。ずいぶん時間がたっているので、当時の記憶も曖昧だが、広場の地面が大理石のことや、月桂樹の木立、噴水、群がるハト、などなんとなく覚えている。

でも、こんなに広かったけ?

ビルに囲まれたもっとこじんまりした広場だったような気もするが、、、

ホテルを探す

シンタグマ広場とホテルのエントランス
シンタグマ広場に面したアテネプラザホテルのメインエントランス。写真はホテルの公式FBより引用

今日泊まるアテネプラザホテルは、シンタグマ広場に面している。バスを降りたわたしたちは、ホテルはどこだろうときょろきょろ探す。でも記憶の中にある広場より、ぜんぜん広いため、なかなか見つからないぞ。しかもお日様が高く昇って日差しがどんどん強くなってきている。

暑ちぃ~~!

「たぶんあれじゃない?」その時ママが広場の反対側の方角を指差して言った。

糸杉とやしの木に隠れてはっきりとはわからないが、バスを降りた場所からちょうど広場の真反対側に、ホテルらしき建物が見えている。

ひぇ~~、あんなに遠いのかよ。シンタグマ広場でけぇー。でもこの強烈な日差しの中で突っ立っててもしょうがない。覚悟を決めたわたしたちは、重い荷物を引っ張りながら、ホテルの方角へ歩き始めた。         

アテネプラザホテルに到着

「ようこそアテネへ!」

やっとの思いでホテルに到着し、フロントで名前を告げると、ホテルのスタッフは上品な笑顔で歓迎してくれた。しかももう部屋の準備が整っていると言う。

え、それって部屋に入れるってこと?

まだ10時前なので、さすがに部屋は無理かな、荷物だけ預かってもらい、さっさと観光に出発しようと思っていたのだが、これはうれしいオファーだ。

と言うかメチャクチャラッキーじゃん。

こんなにサービスしてくれるのも、ギリシャに強いマリソルツアーを通じて予約したからだろうか。

案内された客室は広くて清潔。昨日のソフィテルエアポートほど新しくないが、建物全体にエレガントな気品が漂っている感じがする。

広場に面した窓の外はバルコニーになっていて、バルコニーに出るとシンタグマ広場やギリシャの国会議事堂が恥ずかしいくらいよく見えるよ、わおぁ〜〜。

それからバスルームにはバスタブもあり、シャワーヘッドも取り外しできるのは、子連れ家族にはありがたい。そしてこのアテネプラザでもリクエスト通りコネクティングルームが用意されていた。

では汗をかいてしまったシャツを着替えてちょっと休憩したら、さっそくパルテノン神殿のあるアクロポリスへ行ってみよう、

とりゃぁ~~!

【アテネ子連れ旅行記】アテネプラザホテルの朝食編

アテネプラザホテルの朝食

アテネプラザホテに到着し部屋に荷物を置いたあとの様子は別の記事で紹介しています。以下は旅行3日目の朝、家族で朝食を食べるシーンです。

目が覚めると、おお、今日も快晴だ~~!

昨日はくたくたくになるまで歩き回ったのでぐっすり眠れた。

目覚めも快適だし、いきなりお腹が減っているぞ、

もうか? もうと言えば牛だね。

それじゃあ、朝食をいただきにレストランへ行こうーー!。

アテネプラザホテルの朝食会場は1階奥にあるレストラン。重厚なイスやテーブル、床にはふかふかの絨毯まで敷いてあり、ちょっと朝ごはん食べにきました~~じゃ許されない雰囲気だ。

実際、ヨーロッパの人々のリゾートでの服装は、男性は長ズボンに襟付きのシャツ、というスタイルが一般的。リゾートなんだからカジュアルにということで、ビーチサンダルに短パン、Tシャツなんかで登場したら浮いてしまう。

でも、わたしは長ズボン大嫌いなので、短パンで来ましたが。

アテネプラザホテルの朝食レストラン
ひゃぁ~~、朝食なのにこんなゴージャスな雰囲気

朝食はビュッフェスタイル。

好きなものを好きなだけ取って食べていいんです。どの料理もステキで美味しいが、ああ、どうして海外で食べるマッシュルームってこんなに美味しいんだろう~~。

それに朝からシャンパンが冷やしてあるのには驚いた。豪勢ですね。

シャンパンをオレンジジュースで割って、では、この朝に乾杯!

料理の写真
マッシュルームのバターソテーが美味しい / 果物も甘くて美味しい

ビュッフェレストランでのこどものマナー

今回はビュッフェにおける子供のマナーについて書いておきましょう。

わたしなんかがマナーについて語るのはおこがましいが、子連れ旅行者だから甘い考えが許されるというわけではないので、一応参考にして下さい。

それに食育は旅育につながります。

まずビュッフェにおける一番の基本は、一度皿に盛った料理は絶対に残さない事。

口に合うかわからない料理は、少量を取って試しに食べてから盛る量を決めるようにしよう。

残さないで最後まで美味しく食べることは、ものを大切にし食事に感謝する気持ちをこどもの心に育む、食育の基本と言える。

またこどもが自分で料理を皿に盛る場合、

こどもが料理を手でさわったり、料理に向かってつばを飛ばしながら大声を出す、泣く、叫ぶ、などの行動はとらせないように注意しましょう。

料理の前でのくしゃみやせきも厳禁ですよ、ほっほっほ。

朝からシャンパンがある♪
朝からシャンパンがあるぜ♪

マナーに対する他人の基準は千差万別。ものすごく厳しい基準を持っている人もいれば、思いっきりユルユルの人もいる。状況やその場の雰囲気によっても基準は上がったり下がったりする。

しかし、一般的に言えるのは、悲しいかな子連れ旅行者に対する世間の視線は厳しいということ。大げさに言えば1組の子連れ旅行者のマナー違反が、子連れ旅行者全体の評価を下げてしまうことだってあるということです。

その一方で、だからこそ美しいマナーの子連れ旅行者には、周囲から賞賛の目が集まりやすい。食事中にまわりの人が声をかけてくれるようなら、それはあなたのマナーが合格点だという証。

食事中のマナーに関して、必要以上に神経質になる必要はありませんが、家族の会話や時間を楽しみながら、さりげなくこどもの様子や周囲の状況にも気を配れる、スマートな旅行者でありたいですね。

では、美味しい朝食をごちそうさまでした。

朝食を食べるこどもたち

アテネプラザホテルに子連れで宿泊体験記のまとめ

アテネプラザホテルは空港からのアクセスや遺跡観光、ショッピングに便利なシンタグマ広場にあります。エレガントな雰囲気でサービスもよく朝食もとっても美味しいのに宿泊料はリーズナブル。

子連れにはありがたいファミリールームがあるのも嬉しいですね。

アテネ子連れ旅行を計画されているならおすすめのホテルです。

この記事があなたの参考になったならとっても嬉しいです。それではまたお会いしましょう。良いご旅行を!