【そこらじゅうが絶景】ギリシャ・サントリーニ島子連れ(小2、小5)旅行記
💓ども!カリメラ!ヤサス!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れでちょっと変わったギリシャ家族旅行を楽しみました。
2泊3日のアテネ観光の後、東地中海クルーズで立ち寄ったエーゲ海に浮かぶサントリーニ島で残りのクルーズツアーを放棄して島に上陸した我が家。
今回のブログ記事はクルーズツアーのあと2泊3日を過ごしたサントリーニ島の子連れ旅行体験記です。
サントリーニ島子連れ旅行のスケジュール
サントリーニ島子連れ旅行のスケジュール | |
1日目 |
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2日目 |
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3日目 |
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*旅行期間中の8月は夕日が沈んで暗くなるのは午後9時半頃です。
ファナリヴィラズを探して迷宮を彷徨う
アティニオス港に上陸しタクシーに乗ってイアまで来ました。ところが「これ以上先へは車では行けない、ホテルこの路地の先にあるから自分たちで探して」と放り出された私たち。この旅行記はそんな場面からスタートします
高い建物に囲まれた路地は、まるで迷路のようだ。
その上階段を登ったり下ったり曲がったりするので、方向感覚を失いやすい。
然るべくしてとうとう途中で迷ってしまった。視界がきかないのでどっちに進めばいいのかさっぱり分りません。
やみくもに荷物を持って歩き回っても疲れるので、ママとリュウに荷物の番をしてもらい、わたしとカイがホテルを探すことになった。
ママたちのところに戻れなくなったら大変なので、目印を確認しながら迷路のような路地を慎重に進む。
しばらくして先を歩くカイが「あ、これじゃない?」と声をあげた。
どれどれ、
わたしも近づいて見ると確かに「Fanari Villas」と書かれた木の看板が、真っ白な壁に掲げてある。
おお~でかしたぞカイ、これだよ~~。やっとわたしたちのホテルが見つかりましたー。
👦我が家が宿泊したファナリヴィラズはイアでは貴重な「子連れ宿泊可能な絶景デザイナーズホテル」です。イアにある絶景ホテルのほとんどは子連れでの宿泊は出来ません。
ファナリヴィラズについての参考記事です🐬
サントリーニ島イアで子連れで泊まれるプール付き洞窟ホテル【ファナリヴィラズ宿泊体験記】
朝食はサービス
チェックインの手続きは部屋でゆっくりして後からでいいすと、まずレセプションからさらに1フロアー下にある朝食レストランを案内される。
「よかったら召し上がって下さい」
そんな~まだチェックインもしてないのになんという大盤振る舞い!
そもそもチェックインしたとしても今日の午後のはずで、こんな早朝から部屋を使わしてもらえるだけでもありがたい。それに朝食が付くのは明日の朝からのはず。
「はい、じゃあせかっくだからお願いします」とわたしが言うのを制してママが「朝食は何時までですか?」と尋ねた。
「11時30半くらいまで大丈夫よ」
「それなら一度部屋に行って、荷物をほどいてから出直します」
われわれは今朝の朝食はブルーモナークですでにいただいている。
だからなるべく遅い時間に食べればそれは昼食代わりになるから1食分お金が浮く、というのがママの計算らしい。
オ~~、相手のご好意を、そこまで有効活用するなんて、どこまでも無駄がなく財布とユーロに優しいエコなんでしょう。
あらためてママの恐ろしさを再確認するのだった。
プールで遊ぶ
おもてなしの無料朝食をいただいたあとはホテルのプールで遊びました。
ファナリヴィラズのプールはイアの断崖絶壁に作られているからこりゃまた眺めが最高にいい!うひょ〜。
そのうえ洞窟の中もプールになっているから子供たちは冒険心をくすぐられて大喜びジャ、あっはっは。
夕食はイアの「スカラ」で
子供たちがプールで遊んで大満足したあとは、イアの街の散策とショッピングに出かけました。
それから夕食は(まだ全然暗くなってないけど)サントリーニ島の絶景レストラン「スカラ」でいただきました。
眺めもいいし料理も美味しいしそれでいて値段はリーズナブルでサントリーニ島に行ったらおすすめのレストランです。
スカラの地図
スカラの営業時間や料金は?もっと詳しく知りたい方は
こちらの体験記を参考にしてください↓
【サントリーニ島イアの絶景レストラン・スカラ】子連れでシーフードディナーを頂きました
イアの夕日
スカラで美味しい夕食を食べて大満足したあとはいよいよお待ちかね、サントリーニ島イアの世界一美しい夕日を鑑賞します。
こんなに大勢のギャラリーが狭い路地に集まって夕日を見ようと待機しています。もーこれだけでイアの夕日がいかに美しいかわかりますよね。
夏は空気が乾燥しているのでサントリーニ島の白い建物に夕映えが反射して光と色が共鳴する天然の創作ダンスを見せてくれます。
次に読むのにおすすめの記事↓
火山島探検ツアー
サントリーニ島滞在2日目は朝からエクスカーションに出かけました。
イアのがけ下にあるアモウディ港から海賊船のような船に乗ってカルデラ海に浮かぶ火山島に上陸します。そこから噴火口までトレッキング。
日差しが強く火山島には木が1本も生えてなくて影がないのでけっこう大変でしたが、噴煙の上がる噴火口とカルデラ海越しに見えるサントリーニ島の雄大な景色に圧倒されました。
海中温泉
火山島トレッキングから戻ると海賊船で少し移動して海中温泉へ行きます。海の底から源泉がばこばこ湧き出している野趣溢れる天然温泉です。
海中温泉の入浴体験記✌️
ティラシア島
温泉のあとは船でティラシア島に渡りシーフードレストでランチを食べました。ティラシア島はカルデラ海を取り囲む島の一部ですが、イアやフィラがあるサントリーニ本島(ティラ)とは繋がっていません。
観光化されていない素朴さが魅力の島で、新鮮なシーフード料理もとっても美味しかったです。
ティラシア島のシーフードレストラン「キャプテンジョン」の地図
アモウディビーチで泳ぐ
ティラシア島からイアのがけ下にあるアモウディ港までは船でほんの数分です。アモウディ港で下船したあと、送迎バスに乗り込んでホテルまで送ってもらう、というのがこのエクスカーションの流れですが、我が家はバスに乗らずここでエクスカーションから離脱しました(途中で離脱してもお金は按分返金されません)
アモウディ港から少し歩いたところに美しいビーチがあると聞いたからです。それに我が家が滞在しているホテルはアモウディ港のがけの上にあるで、ものすごい上り坂ではありますが、直線距離ではほんのわずか、ビーチで泳いでさくっと登って帰れるでしょう。
アモウディビーチの様子はこの記事で紹介しています🐬
【エメラルドのように水が透き通ったサントリーニ島の絶景ビーチ】アモウディビーチで子供と泳ぎました
ホテルでゆっくり
ビーチから上がってがけの坂道をホテルまで戻ります。ビーチからおよそおよそ130mくらいの上り坂です。
ホテルまで戻ったら子供達はまたプールで遊び始めました。
ったく今ビーチから帰ったばかりなのにこの半魚人小僧!
でも子供達に手がかからないのはいいことです。
わたしたちの客室にはエーゲ海を見渡せる眺めのいいテラスがあるので冷えたシャンパンを飲みながら夕方までまったり過ごしました。
夕食はイアの街に出て眺めのいテラス席のあるレストランでいただきました。
フィラ子連れ観光
子連れサントリーニ島旅行3日目。ホテルで朝食をいただいたあと路線バスでフィラへ行きました。
フィラはサントリーニ島で一番大きな町で、ホテルやレストラン、カフェ、おやれなショップが細い路地にびっしり並んでいます。
フィラの絶景インスタ映えスポットとフィラの見どころ、行き方を解説✌️
オールドポート
少しブラブラしたあとケーブルカーでがけの下にあるオールドポートへ降りて、買い物をしたり観光をしたりシーフード料理のランチを食べたりしました。
Lombranosの地図
ロバの背中に揺られて
それからサントリーニ島名物「ロバタクシー」、ロバの背中に乗ってフィラまで帰りました。
青い屋根の教会(藍頂教会)
フィラに戻ったら青い屋根の教会を探します。誰でも一度は目にしたことがあるサントリーニ島を代表する景色ですね。
確かな手がかりはなかったのですが、カルデラ海に浮かぶ火山島が見える角度をヒントになんとか、というか結構あっさり見つけることができました。
青い屋根の教会への行き方を解説🐬
【エーゲ海を見下ろす青い屋根の教会】あの地球を代表する景観を撮影できるポイントへの行き方を探しあてた!
フィラでショッピング
それからママの買い物に付き合ってフィラの町を散策。
ママはアクセサリーや陶器を売っている下のお店がえらく気に入ったようで、ここでおみやげを大量に買っていました。お店のお母さんもうちの子供たちがとても気に入ったようで2人にペンダントをプレゼントしてくれました。
サントリーニ空港
路線バスでイアに戻り、チェックアウトしてエアポートバスで空港へ向かました。
夕方便なので最終日もたっぷり楽しめて時間を有効に使えてよかったです。
サントリーニ空港の地図
こうして我が家の子連れサントリーニ島旅行が終わりました。このあとはアテネからメテオラへ向かいました。
【サントリーニ島子連れ旅行記】のまとめ
いくら「絶景の島」サントリーニ島と言っても朝から晩までョッピングや観光ばかりでは子供が飽きてしまいます。我が家のスケジュールのようにプールやビーチ遊び、火山島トレッキング、海中温泉などのアウトドアアクティビティーを組み入れることで大人も子供も満足な時間を過ごすことができます。
あわせて読もう🐬
夏のサントリーニ島は、ビーチで泳いでよし、プールで泳いでよしで、本当に子連れにおすすめです。
ただし断崖絶壁にある絶景ホテルは子連れの宿泊が不可の所が多く、その意味でさらに選択肢が少なくなるので早めに手配しましょう。
サントリーニ島は高級リゾート地なので治安の不安も無用、子連れで安心して楽しめる旅行先です。
このブログ記事があなたの子連れサントリーニ島旅行の参考になったならとっても嬉しいです。それではまたお会いしましょう、ボンヴォヤージュ!
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