巨大な氷河を間近に見るアイガーグレッチャー駅

2019年2月3日

アイガーグレッチャー駅

ユングフラウヨッホ駅から約40分、

やっと長い長いトンネルを出たと思ったら

電車はゆっくり停車した。

 

アイガーグレッチャー駅だ。

電車がとまると、窓の外を見てこどもたちが騒ぎ出した。

 

「うわぁー、すごい!怪獣の手みたい!

 

アイガーグレッチャー駅あkら見える氷河

 

アイガーグレッチャー駅では、

ホームや停車中の電車の車窓から、

すぐそこにせまるアイガー氷河の迫力ある眺めを楽しむことができる。

 

すぐそこ、と言っても実際は駅と氷河の間には深い谷があるのだが、

氷河があまりにも巨大なせいで、

本当にすぐそこにあるように見えるのだ。

 

アイガー氷河

 

ここから見えるのは氷河の末端部分。

一番先端からはポタポタと雫がこぼれ落ちているのがわかる。

 

このまま地球温暖化がすすめば、

この末端部分ももっと山の上のほうに後退してしまうだろう。

そしていつかなくなってしまうかもしれない。

 

今目の前にある、こんな巨大な氷の塊がなくなってしまう気温上昇。

こどもにもイメージしやすい現実を見ながら、

温暖化の原因やそれをくい止めるにはどうしたらいいか

こどもたちと話しあった。

 

アイガーグレッチャー駅からトレッキングスタート

 

データ

 

駅の標高は2320m。

上りと下りの電車がここで通過待ちするので、

しばらくの間停車している。

 

駅から出て氷河の近くまで歩くことも可能。

駅にはレストラン、売店もある。

 

また犬ぞりを引っ張る

わんちゃんたちの訓練所が駅の下にある。

 

わたしたちはユングフラウヨッホの帰り、

この駅で電車を降りて

氷河が落ち込む谷沿いの尾根道を

クライネシャイデックまでハイキングした。

 

またここからアイガー北壁の真下を

アルピングレンまで歩く

「アイガートレイル」も人気のコースだ。

 

 

氷河をすぐ近くに見ながらトレッキングに出発だ!