チューリッヒ空港からミュンヘンへ向けて出発
チューリッヒ空港/出発
ベルン~チューリッヒ空港はおよそ30分に1本特急電車がある。
わたしたちは午前11時10分に空港駅に到着。
飛行機の出発時刻のおよそ2時間前だ。
電車のホームから1フロア上がったところにチェックイン3がある
(カウンターが3つあるという意味ではなく、搭乗手続きをするエリアの名称。
チューリッヒ空港では航空会社ごとに3つのエリアに分かれている)。
チェックイン3があるエリアは
鉄道駅に直結した
Airport Shopping(エアーポートショッピング)という
巨大なショッピングゾーンで、
エアポートアウトレットやスーパー、ブティック、書店、銀行、郵便局、
スイス最大級のフードコート
など40近い店舗が集まっている。
チェックイン3でカウンターの人に聞いたら、
どうやらルフトハンザはチェックイン1らしい。
両側にたくさんのお店が並ぶショッピングゾーンを歩いて、
ドックAにつながるターミナルビルへ向った。
チェックイン1
空港駅から歩くこと約5分、
メインターミナルビルにあるチェックイン1に着いた。
ここにはスイス航空のカウンターが、
あっちのほうは
もう見えません
っちゅーくらいずら~と並んでいる。
そして右手にはスイス航空のファーストクラスカウンターと、
スターアライアンスゴールドメンバー専用のカウンター。
わたしたちは、列に並ぶことなく
気持ちよく搭乗手続きをおこなうことができた。
さすがチューリッヒ空港はスイス航空の母空港。
スターアライアンスメンバーは、
も~鼻の穴が広がっちゃうくらい優遇されている(どんな鼻だぁー)。
これがシャルルドゴールだと、
そこまでやるかーというくらいひどい扱い。
アメリカでもアメリカン航空のハブ空港、
ダラスフォートワースや、
ユナイテッド航空のハブ空港、
シカゴオヘアのように、
空港によって優遇される
エアライングループと
ひどい扱いを受ける
エアライングループがはっきりしてる。
世界の航空会社のグループ化がすすむ今日、
どのエアラインを使ったらどの空港を使うべきかは、
快適な旅行をする上で
重要なポイントと言える。
フードコート
さて搭乗手続きが終わり荷物も預けて身軽になったわたしたちは、
今来た道を引き返してエアーポートショッピングに向った。
ここにあるフードコートでお昼にしよう。
チューリッヒ空港のフードコートはス
イスとは思えない食の充実ぶり。
パエリアからタイカレー、エスニックチャーハン、シーフード、
ピザ、パスタ、サンドイッチ、ハンバーガーと
本当に迷っちゃうくらい
国際色豊でたくさんのチョイスがある。
そのうえ安くて美味しい。
「着いた日にここを知ってればよかったね」
そうだ、本当にあの時は
お腹をすかして夜遅くチューリッヒ空港に到着して、
どうしようかと思った。
まあ、それもスイスを旅立つ今となっては
いい思い出だが。
ああ、どうして楽しい時間は速く過ぎるのだろう!
う~んどれも美味しそうで迷っちゃう / タイ風カレーサン / ドイッチの数々
さよならスイス
お腹いっぱいになったら出発ゲートのほうへ向おうか。
手荷物検査を終え、搭乗口から飛行機に乗り込む。
離陸するとすぐ、
右手後方に、
雪を抱き銀色に輝く
アイガーが見えた。
ああ、これでいよいよスイスとお別れだ。
さよならグリンデルワルド。
さよならベルナーオーバーラントの山々。
たくさんの思い出をありがとう!
わたしたちを乗せたルフトハンザ3743便ミュンヘン行きは、
それから青い空にアルプスの雪のような白い線を引き、
あっと言う間に国境を越えた。
このあとミュンヘン経由でナポリに到着しシチリア旅行が始まります。
是非この続きは「シチリア島子連れ旅行記」でお楽しみ下さい。
またシチリアから日本への帰路、
トランジットでミュンヘンに立寄り
「スイス子連れ旅行記」の番外編として
「ドイツ/ミュンヘン」編をご紹介します。
こちらもあわせてお楽しみ下さい。