チューリッヒ・クローテン国際空港に到着〜市内へのアクセス

2019年2月2日

チューリッヒ・クローテン国際空港

アートな空港~チューリッヒ・クローテン国際空港 

ヨーロッパ5大空港のひとつに数えられるクローテン国際空港は、

スイス最大の都市チューリッヒの中心から約12km北に位置しているべんりな空港だ。

2000年にリノベートされた新ターミナルは、

ガラスをふんだんに使用した透明感溢れる斬新なデザインで、

光を取り込む吹き抜けと白を基調とした明るいフロアからなる空間は、

まるでモダンアートな美術館のよう。

ショッピングエリアも充実しており2004年には、

WORLD travel AWARDSを受賞している。

入国審査の様子

                    到着から入国審査まで

到着

チューリッヒ空港では、

飛行機の発着ゲートがある建物は

ドックA、ドックB、ドックE。

フランクフルトから我々を乗せたルフトハンザ3734便が到着したのは

ドックAのゲートだった。

ガラス張りの建物の外は雨。

飛行機の足もとを走る業務用自動車のライトが、濡れた路面に反射している。

飛行機を降りてドックAの長い廊下をターミナルビルへ向った。

廊下の終点で階段を下り、

一度地下通路を通って、そこから再度ターミナルビル1階へ上がる。

乗り継ぎの場合は廊下の終点で階段を上がり出発階へ向かう)。

最初に入国審査。

が、

「審査したのかよー!」

というくらいあっけなく終る。

次にバッゲージエリアで荷物を引き取る。

そして税関を抜けてドアの外に出た場所が、アライバル1と呼ばれるドックAの到着エリアだ。

ツアーなどの場合ここで現地係員と会うことになる。

乗り継ぎで何も食べなかった我々は

も~お腹ペコペコで餓死寸前だ。

とりあえずカフェが1軒あったので夕食にしよう。

ほかの場所探してる余裕なんてありませんから。

(帰国時にわかったのだが、アライバル1から道を隔てたエアポートショッピングモールの地下1階には、

スイス最大級のフードコートがある。ここは安くて美味しくておすすめ)。

ちなみにドックBの到着エリアはアライバル2。

またドックEには到着エリアはなく、スカイメトロで一旦ドックAまで移動しなければならない。

チューリッヒ空港は、スターアライアンスメンバーであるスイス航空のメイン空港なので、

スターアライアンスグループの航空会社は優遇されている。

そのかたわらメンバーではない日本航空などは、

不便なドックEの使用を余儀なくされている

のだ。

空港からの移動〜市内へのアクセス

【スイス国鉄(SBB)】

チューリッヒ空港駅(Zurich Flughafen)は駐車場ビル2と3の地下にあり、アライバル1、2から地下通路でつながっている。ここから電車でチューリッヒ中央駅(Zurich HB)のほか、ベルン、インターラーケン、ジュネーブ、ルツェルンなど主要都市へ行けるので大変便利。中央駅 方面には1時間に9本程度運行していて、所要時間は約10分。中央駅方面とは反対のヴィンタートゥーア(Winterthur)方面行きもあるので確かめてから乗ること。

SBBのホームページはコチラ

【エアポート・シティバス(ZVV)】

チューリッヒ市内の主要ホテルに行く。チケットは税関を出たところのウェルカムデスク等で買える。乗り場はアライバル1、2の中間。運行は30分間隔(20時以降は1時間間隔)で料金はゾーンによって異なる。

ZVVのホームページはコチラ

【タクシー】

スイスのタクシーは安全で快適。 アライバル1、2の出口にそれぞれ乗り場がある。メータータクシーで料金は中心地まで約CHF50~60(スイスフラン)。所要時間は約20分。

【ホテルバス】

空港周辺のホテルへはアライバル1と2の中間からホテルバス乗る。運行頻度はホテルによって異なり、エアポートヒルトンは15分毎 。乗場のヨコにホテルごとの時刻表が貼ってある。料金は無料。

チューリッヒ空港のバゲージエリア

出発

ついでだからここで出発についても記述しておこう。

搭乗手続きをするカウンターは、

ドックAの「チェックイン1」とドックBの「チェックイン2」、

そして空港駅ホームから1フロア上がった階にある「チェックイン3」の3箇所。

スターアライアンスゴールドメンバー専用のカウンターがあるのは、

チェックイン1のエリアで、

スイス航空のファーストクラスカウンターと同じ場所だ。

搭乗手続きを澄ませ、

チェックイン1の先の手荷物検査を抜けると、

2004年9月に新しくオープンした

免税のショッピングエリアAirside Center(エアサイドセンター)に出る。

スイスは免税品ショッピングが無制限に楽しめる国

エアサイドセンターには、世界の有名ブランドや、

スウォッチをはじめとする時計、

CA御用達のスイスチョコレート、

デューティーフリーショップなど

合計で60以上の店舗

インターネットラウンジ、カフェ、レストランなどが集まっている。

早めに空港に行かないと後悔することになるだろう。

エアサイドセンターには、チェックイン2、3からも行くことができる。

一方、空港駅やチェックイン3があるエリアは

Airport Shopping(エアーポートショッピング)というこれまた巨大なショッピングゾーン

こちらには、エアポートアウトレットや

スーパー、ブティック、書店、銀行、郵便局、

スイス最大級のフードコートなど40近い店舗が集まっている。

到着ロビー