パルパの地上絵とインヘニオ川
💓ブエノスディアス、イルカパパです!
小4、中1の子供2人連れて家族4人でペルー旅行に行ってきました。
今日のブログ記事ではナスカの地上絵よりさらに1000年近く古い時代に描かれた、パルパの地上絵について説明します。
パルパの地上絵
概要
ナスカの地上絵が描かれているナスカ平原から、インヘニオ川をはさんだ北側の対岸に描かれた巨大な地上絵です。
ナスカ文明(紀元前500年〜西暦200年)より1000年近く古いパラカス文明やトパラ文明(パラカス文明からナスカ文明への移行期に当たる文明)の時代に描かれたものと考えられています。
- 山の斜面に描かれているため地上からも見学できる
- 人を描いた絵が多い(航海士、王族、豊穣の証、戦士、シャーマンなど)
の特徴があります。
行き方
1.ナスカ空港から地上絵遊覧フライトを利用する
2.パルパの街から徒歩または車で行く
3.ナスカの街からツアーで行く
世界遺産に登録
ナスカの地上絵は1994年に「ナスカとフマナ平原の地上絵」という名称で世界遺産に登録されました。
その後2016年にイスタンブールで開かれた第40回世界遺産委員会で「ナスカとパルパの地上絵」という名称に変更されています。
新発見
2018年4月、米誌ナショナルジオグラフィックはパルパで、地元考古学者ハイメ・カスティージョ氏らのチームが、新たな地上絵を発見したと報じました。
新発見された地上絵は、サルや踊る女性など15個前後でナスカ文明より前のパラカス文明に属します。ナスカのように平地でなく、山の斜面に描かれているため、徒歩で近づいて鑑賞することが可能とのこと。近く観光客向けに公開できるよう準備をすすめています。
パルパ・ペリカンの地上絵の場所
インヘニオ川とパルパ台地
ミラドールに登り間近から地上絵を観察したあとは、地上絵の研究と保護活動に偉大な貢献を果たしたドイツ人数学者、考古学者マリア・ライヘ女史の功績をたたえる「マリア・ライヘ博物館」へ向かいます。
そもそも「ミラドール」もマリア・ライヘ女史が私財などを投じて建てたもの。ナスカの町からミラドールまでの距離のおよそ倍ほど走った先に博物館があります。つまりナスカの町と博物館のほぼ中間にミラドールが建っているのです。
ミラドールを後に車でパンアメリカンハイウェイをさらに先へ進みます。
ナスカ平原はゆるやかに南西へ傾斜する高原状の台地の上にありますが、北端を流れるインヘニオ川の浸食によって、この台地が削られています。マリア・ライヘ博物館は、ちょうどのこの台地が削られて出来た崖の途中にあり、インヘニオ川が流れる渓谷の緑を見下ろす素晴らしい眺めを見る事ができます。
インヘニオ川の渓谷内では、それまでのナスカ平原の砂漠の景色とはがわりと変わりたくさんの緑を目にできます。そして渓谷を吹き抜けるさわやかな風がとっても気持いいです。
渓谷の先には、近年新しい地上絵が発見され注目を集めるパルパ台地があります。パルパの「ハチドリ」はパルパ台地の南端に描かれており、ナスカ平原北端にあるハチドリとの距離はごくわずかしか離れていません。
マリアライヘ博物館からは渓谷の向こう側にパルパ台地を眺めることができます。
このブログ記事があなたの子連れペルー・ナスカ旅行の参考になったらとっても嬉しです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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