アフ・ナウナウの7体のモアイを見ながら美しいアナケナ・ビーチで泳ぎました

2019年2月1日

アナケナ・ビーチとアフナウナウ

アナケナ・ビーチ

真っ白な砂浜、エメラルド色の海、風にそよぐやしの葉かげ、

謎と神秘の島イースター島に、こんな美しいビーチがあったなんて、知らなかったよー。

アナケナビーチは、

イースター島のミステリアスなイメージをくつがえす、

南国ムード満点のビーチだ。

約1500年前、伝説の王、ホトゥマトゥアが、

遠い故郷のヒバ国を出発し長く辛い航海の後に、

上陸した場所と言われている。

そう言えばイースター島って、

沖縄やハワイと同じ、亜熱帯気候の島だったっけ。

ビーチに到着して、

アフ・ナウナウなどの遺跡の説明を聞いたあとは、

もう出発まで自由行動。

ここが今日のツアーの最後のスポットだから、

思いっきり遊べるのがいい。

こどもたちは、さっそく服を脱いで海に走り込む

タヒチとくらべるとちょっと水がつめたく感じるけど、

今日はずっと観光で体力が有り余ってたから、大暴れできて大喜びだ。

砂は粉のようにきめ細かく、触れるだけで気持ちがいい。

まるでシルクのような官能的な肌ざわり

こんな気持ちのいい砂、まえにどっかで触ったことがあるなーと考えていたら、

あっ、思い出した!

ハワイのカイルアビーチの砂が

こんなシルクのような感触だったじゃないか。

そうそう、こういうきめ細かい砂は、お団子づくりにいいらしい。

海から上がるとこどもたちは

「おお~こんな素晴らしいお団子ができたぁー!」

と大興奮。

今度はせっせとお団子づくりに励むのだった。

アナケナビーチには、やしの林と、

その木陰にピクニックテーブルや更衣室、トイレ、売店などがある。

そしてビーチの奥には、

アフ・ナウナウの7体のモアイたちが、

海に背を向けて立っている。

アナケナビーチ ビーチに砂でお団子作り ビーチで泳ぐ子供達

ペンシルバニアの親子

「あれ~、今日の飛行機で帰ったんじゃないの?」

こどもたちが砂浜で遊んでいるのを見ていたら、見覚えのある親子に声をかけられた。

昨日までいっしょにツアーで回っていた、ペンシルバニアから来た親子だ。

娘さんは12才、自分のホームページを持っていて、旅行の写真などを公開している。

「いや、そっちこそ今日帰ったと思ってたよ」

この親子とは、

初日に

うっかり私が

お母さんの足を踏んづけちゃって以来

(すみませ~ん)

何かと縁がある。

昨日も私がダイビングに行く時、同じボートに乗って、

同じ場所でスノーケリングをしていた。

そして今日の午前中は乗馬にトライしていたらしい。

いやーなかなかアクティブですねー。

アマゾンやインドなど親子で世界中を旅していて、

そのお話を聞くだけでとってもハッピーな気分になれる。

「どこが一番よかった?」

と尋ねたら、

何の躊躇もなく

アフリカ!タンザニア!

との答えがかえってきた。

アナケナビーチ ビーチの背後にはモアイ 

アフ・ナウナウ

アフ・ナナウナウのモアイ像は、1978年に、当時島の知事であり考古学者だった、

セルジオ・ラブ氏によって復元されたもの。

長い時間砂の中に埋もれていて、

雨や風、直射日光にさらされていなかったため

すこぶる状態がいい。

耳や手がはっきり残っており、背中の模様も鮮明。

模様にはある種のメッセージがこめられているという

また同じ場所から「モアイの眼」が発見されており、

実物はタイハ遺跡に隣接するイースター島博物館に収容されている。

アフナウナウと子供達

ここのアフは、古い時代のものを再利用して作られている。

よく見ると石組の中に、

トカゲや海鳥が彫られた岩や、

初期のモアイの頭部などが組みこまれていて面白い。

まるで間違い探しの絵をながめているようだ。

また、すぐそばの海を見おろす小高い丘の上には、

ホトゥ・マトゥア王の像といわれるモアイが立っている。

アナケナビーチの地図