さよならイースター島
イースター島の時間軸
想像以上にデカイ。
それが、イースター島で実物のモアイを見て思ったことだ。
巨石像について考えると、必然的に時間の概念にいきつく。
こんな大きくて重い石像を、
鉄器なしで削り出すには、
いったいどれほどの歳月を必要としたのだろうかと。
あるいは、数10キロ先の集落へ運ぶのに、
どれくらいの年月を要したのだろうかと。
すぐに結果を求められる現代のスピード社会に暮らすわれわれは、
どうしても、
「一瞬にしてモアイを運んだ宇宙人がいたんじゃないのぉ~」
という仮説に行き着いてしまいがち。
昨日と今日ではほとんど変化が見えないくらいのわずかな「成果」。
それをコツコツと
何年も積み重ねていった
イースター島の人々は、
われわれとは異なる時間軸を持っていたのかもしれない。
さよならイースター島
全ての日程を終え、ホテルでシャワーをあびて着替えたあと、
まだ夜の飛行機までには時間があるので、
我々は最後の散歩に出掛けた。
わずかに残った現地のお金で、
大好きなエンパナーダを買い、
ハンガロア村の学校の先の、
海が見渡せる芝生の上に腰かける。
ああ~、いい眺め。
イースター島にはじめて来たのに、
とってもなつかしい夕焼けが見られる場所。
「ここ、何回も来たよね」
4人で1つのエンパナーダをまわし食いしながら、
きらきらゆらめいて南太平洋の海に融けてゆく夕陽を見つめる。
短かい滞在だったが、本当に印象深い旅行だった。
こどもたちは大きくなったらまたこの島にくるのかな?
そのときは誰を連れてくるんだろう?
そしてその人に、昔、パパとママときたことをお話するのだろうか?
太陽の西、月の東にある世界の果ての島、イースター島。
ガラスのように澄み切った空に、
微笑みに満ちた夕映えの風がそよぎ、
その風にのってどこからともなく石切歌がこだましていた。
イースター島子連れ旅行記~
世界の果ての島にモアイの微笑みを見た 終わり
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