イースター島タハタイホテル子連れ宿泊の感想

2019年1月31日

イースター島タハタイホテル

「あ、プールだ!プールだ!」

イースター島での宿泊先、タハタイホテルに到着したとたんこどもたちが騒ぎだした。

中庭にプールをみつけちゃったのだ。

こりゃいかん、これから昼食を食べて、そのあとモアイ観光に行く予定。

できればプールなんて発見して大騒ぎして欲しくなかった。

それでつい、いいかげんなことを言ってしまう。

「いや、あれは人が泳ぐプールじゃないから」

「えー、でも泳いでる人がいるよ、ほら」

「(げっ、なんて迷惑な人)ああ、あれはほら、あの人はもうモアイを見たからいいんだよ」

「えーモアイを見ないと泳いじゃいけないの?」

「イースター島ではまずモアイを見てからだ」

タハタイホテルのロビー  ウェルカムドリンク

            メインロビー / 中庭 / おしぼりとウェルカムドリンクのサービス

チェックイン

タハタイホテルへは空港から車で5分もかからない。

海を見おろす高台にあり、決してゴージャスではないがきれいなホテルだ。

レストランやブティック、みやげ物屋が並ぶアタムテケナ通りまでは、

メインロビーから山側に歩いて2~3分、

港へは海側の出口から海岸沿いの道路を下って5分の距離。

とても便利なロケーションにある。

中庭のヤシの木が連なるアプローチからメインエントランスへ入ると、

ウェルカムドリンクのサービス。

キュンと冷えたグァバジュースだ。

体の隅々までしみわたるような気持ちいいおいしさに感激している間に、

われわれの荷物が手際よく運びこまれる。

チェックインの手続きも即座に完了。

そしてまだ11時まえだけどもう部屋が使えるらしい。

ホテル到着から入室まで、こんなに迅速にスムーズに流れるなんて、

ちょっとした高級ホテルでもそうあるもんじゃない。

最果ての秘境イースター島のホテルで、

まさかこれほど見事な歓待を受けるなんて夢にもおもわなかった。

いや~、

イースター島の謎が別の方へ深まっていきます

客室 ベッドルーム バスルーム

イースター島のホテルについて

イースター島のホテルでタハタイとハンガロア、イオラナがトップ3とされている。

この中で一番「格」が高いのはホテルハンガロア。

ただメインロビーやメイン棟の外観は古く(コテージタイプの客室は1997年に新築)、

村へ行くにも少し遠い。

イオラナは海に突き出た丘の上にあり全室オーシャンビュー。

しかし村へは徒歩で30分かかる。

そういうわけで現在はタハタイが一番人気のホテルらしい。

レストランの様子  朝食ビュッフェを食べる子どもたち

設備など

タハタイの客室は全部で40。メイン棟は海側と中庭側に客室がある。

一方メイン棟とレストラン棟の間の庭に1棟2室のコテージがある。

ホテルの主な設備はレストラン、プール、ショップ、バー。

それから日本人スタッフのMさん夫婦が常駐していることもポイントが高い。

室内の主な設備は温水シャワー(シャワーヘッドは取り外し可能)、

バスタブ、テレビ、エアコン、ヘアドライヤー、電話、セーフティボックス。

ちなみにわたしのドコモのケータイは通話可能だった。

電気のプラグは丸ピン2本のCタイプ

クレジットカードも使用できる。

室料にはコンチネンタルの朝食ビュッフェが含まれている。

残念だったのは、

1室の定員が最大3名までだったこと。

客室は広くてゆったりしているのだが、

4人家族のわれわれは泣く泣く2部屋とらざるを得なかった。

きまりなので、ま、しょーがないけど。

  

室内

われわれの部屋は23号室と25号室。

奇数番号の部屋は中庭に面しているので、番号がとんでいるようでもこの2部屋は隣同士。

テラスからは自由に行き来できる。

中庭のプールへも部屋のテラスからそのまま行けるのも嬉しい。

部屋に入ると思ったより広くて明るい。

これなら4人1部屋でも十分なのにな~。

今日の観光は午後3時からなので、ちょっと休んだら村へ食事にでかけよう。

歩いて村へ行けるのもこのホテルのいいところだ。

水も買わなくっちゃ。

でもスーパーとかあるんだろうか?

イースター島ってモアイや遺跡についての情報はたくさんあるけど

村の様子についてはまったく情報がない。

どんなところなんだろう?

どんな人がいるんだろう?

期待と不安でドキドキしながら、出かける準備をするのだった。

 ホテルの外観