民芸品市場でイースター島みやげを買う
民芸品市場
今日のツアーは午前中でおわり。タハイ遺跡を見学したあと、すぐ隣にあるイースター島博物館へ行くことにした。
ここは世界で唯一現存する、モアイの眼が展示してあることで有名だ。
ところが、が~ん、
昼の時間はお休みだった!
なんということ。
あ~残念。でもしかたない、気をとりなおし、民芸品市場に行ってみることに。
「ホテルにもどる途中だから」と、市場の前までツアーバスで送ってくれたので楽チンでした。
民芸品市場は、1958年、ノルウェーの冒険家ヘイエルダールの寄付によって建てられた、
白亜のハンガロア教会のとなりにある。
中庭を囲む建物の中に、
30軒以上の小さな店がところ狭しと様々な商品を並べていて、
見てまわるだけでも楽しいところだ。
大半は島で作られた手工芸品で、
木彫り、石彫りのモアイの置きものをはじめ、
食器やアクセサリー、衣類、写真集、CDなど本当にいろいろなものが売られている。
また中庭の広場では、
木彫りの実演や
民族音楽の演奏がおこなわれていることもある。
アクセサリーを作る人 / 食器を磨かせてもらう / 木彫りのモアイ
買い物
イースター島に来ることなんておそらくもうないだろうから、何か記念に買っていこうと決めていた。
こういう心境の時っていかんですよねー。こころが無防備というか。
普段ならありえないようなものが、輝いて見えたりする。
わたしの場合、
石彫りのモアイが駒になっているチェスが、それでした。
しかもかなりデカイ。
おお~、こりゃーいいなー。
値段を聞いて、高いけど記念だし、もう買おうとしてたら、
ママがやって来て
「あんたチェスなんてしないじゃない」
と一蹴。
それでわたしもつき物がとれるみたいにふっと我にかえって、
う~ん、ごもっとも。
それにこんな大きいの日本まで持って帰るの大変だったよ。
いろいろなモアイ / これがそのチェス / 民芸品市場の様子
木彫り職人
木彫りの食器を磨いてるおばさんがいたので、その様子を見てたら
「ボクたちもやってみる?」
という仕草でこどもたちにサンドペーパーを渡してくれた。
カイもリュウもちょっとビックリ、
でも、えぇっ、いいの~そんなことしてー、
とよろこんで熱心にお皿を磨きはじめる。
なかなか楽しそうだ。
よくみると、食器には伝説の鳥人や、マケマケ神、モアイなどの彫刻があってデザインもかなりいい。
聞いたらクレジットカードも使えるというので、何点か購入することにした。
驚いたのは全部このおばさんの作品なんだって。
器の裏にはサインが掘ってある。
へ~すごい!!
時間があるなら買った食器に、
私たちの名前と今日の日付けも掘ってくれる
みたいなことを言ってる。
おお~それはいい!。
さらに品物を包むにあたって、
ミニモアイが付いたライターやボールペン、
それから木彫りの皿などを
おまけしてくれました。