タヒチからイースター島へラン航空でGO!

2019年1月31日

イースター島行きのラン航空 機内の様子

ラン航空でGO

ラン航空は、チリを拠点に南米、北米、欧州、オセアニアなど世界17カ国にネットワークを持つ航空会社。

そして世界で唯一、イースター島へ定期便を就航している航空会社だ。

イースター島への便は、タヒチ/パぺーテからと、チリの首都サンティアゴからの2ルート。

われわれが行ったときは、

パぺーテーイースター島が週2便、サンティアゴーイースター島が週7便だった。

パぺーテーイースター島ルートは、

日本から行く場合距離がみじかいというメリットがある反面、

つぎの3点のデメリットがある。

  1. 行き帰りもパぺーテで泊まらなければならないこと。
  2. パぺーテ発が深夜なので子連れにはきびしいこと。
  3. 便数がすくないためイースター島での滞在日数を自由に組めないこと。

しかしこれらを考慮したうえで、

それでもわれわれは日本から圧倒的に距離がみじかい、

パぺーテーイースター島ルートで行くことにした。

ラン航空の機内食 窓の外の景色

ラン航空

で、ラン航空ってどうでしょう。

日本ではぜんぜん聞かないんだけど。ちょっと調べてみました。

ラン航空は、1929年にチリの国営航空として設立された航空会社。

1994年に完全民営化され、

2004年3月にグループ会社のラン・エクアドル、ラン・ペルー、ラン・エクスプレスを統合し、

ラン・チリ航空からラン航空に社名変更、

さらに2005年3月にはラン・アルゼンチーナをグループに加え、南米有数の航空会社になっている。

なんだ、それなら安心できそー。

実際われわれがのったときも、キャビンアテンダントさんたちのサービスはとても気持ちよかったし、食事も大満足。

とくに、ハム&チーズホットサンドは

「お金払うからあと10本くださ

と言いたくなる美味しさだった(そんなに食べれるんかい!)

また、帰りのフライトでは、

われわれの席がばらばらなことを告げるとすぐさま複数のCAさんが奔走、

スクリーン前の広い席とそのとなりの計5席をあっという間に確保してくれたのでした。

グラッシアス!

シート配列は2ー3ー2、

帰りは最新の機材になってて、パーソナルテレビになんとビデオンデマンドだった。

さらにビジネスシートでは大画面の液晶テレビ!

おお、すごい。

チケット購入

パぺーテーイースター島往復のみに使用できる「ランパス」という割引チケットがあるが

チリの旅行会社と交渉(日本語でOK)した結果もっと安いチケットを確保することができた。

しかしさらに調べていくうちに、成田ーパペーテのチケットにイースター島までのフライトを付け足すかたちにすれば、

「ランパス」の3分の1ちかい料金になることがわかったので、もうそれしかないでしょうということでそれに決定。

ちなみにラン航空は「ワンワールド」のグループ。

またJALと2005年7月からマイレージプログラムの提携を開始しているので、

JALのマイレージで、パぺーテーイースター島の無料航空券をゲットすることも可能だ。

深夜の出発

イースター島行きのフライトはパぺーテを深夜1時にたつ。

飛行時間は約5時間(サンティアゴーイースター島も同じく約5時間)。

イースター島到着は午前10時でそのあと半日観光がまっている。

となると飛行機の中だけの睡眠ではこどもたちにはじゅうぶんでないので、

「パぺーテの観光あきらめてホテルで寝ちゃうもんねー」作戦しかない。

作戦の内容はこうだ。

ランギロア島からパぺーテに到着するのがお昼すぎ。

すぐ昼食をたべて、デイユース(深夜12時までにチェックアウトすれば半額)で予約してあるホテルで、

シャワーをあびたらすぐ寝る。

これなら午後3時から、空港へのおむかえが来る11時まで8時間ちかく眠れる。

深夜の空港で登場手続きや出発を待ってるあいだに、

こどもたちがグズることはない、というわけだ。

さらに機内で2~3時間眠れば、イースター島での半日観光も大丈夫でしょう。

目がさめると、彼方にイースター島の島影が浮かんでいる。

それがどんどん近付き、

おお、海岸沿いにモアイがみえるぞー!

朝日をあびてまぶしくきらめく翼。

われわれをのせたラン航空LA834便は、

イースター島マタベリ国際空港に静かに着陸した。

LATAM チリ航空公式サイト:https://www.latam.com/en_us/