旅行者の視点でまとめた【ウィーン地下鉄パーフェクト攻略法】
ども、ヤーサス、グーテンターク、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の息子2連れてギリシャ家族旅行の途中、乗り継ぎで立ち寄ったウィーンで子連れ観光を楽しんじゃってます。
今回はウィーンを効率良く観光するために必須の「ウィーン地下鉄乗り方、乗車券の買い方ガイド」だよん。
終着駅を覚えてね
ウィーンの地下鉄に乗るときは終着駅の確認が大事だよ。駅構内のホーム案内や地下鉄の車両には「終着駅名」が表示されている。ホームに降りるときや地下鉄に乗るとき、間違って反対方向に乗らなようしっかり自分が向かう方向がどっちなのかを確認しよう。
それから下の表では路線別に色分けしてあるけど、実際、自動券売機や駅構内の路線図でもこのように色分けされている。だからU1号線は赤、というように覚えておくと実際の現場で便利だぞ、おひょぉ〜〜。
ウィーン地下鉄の路線別特徴と主要駅の説明表
区間 | 特徴 | 主な停車駅 | |
U1 | レオポルダウ - オーバラー | 街の中心を南北に走る |
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U2 | カールスプラッツ - ゼーシュタット | リンクの西側半分を走る |
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U3 | シンメリング - オッタークリング | 旧市街の中心を東西に横切る |
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U4 | ハイリゲンシュタットーヒュッテルドルフ | ウィーンの観光名所や交通の要所を通る |
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U6 | フロリツドルフ - ジーベンイルテン | 西駅を通って市の南北を結ぶ |
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例えばU1号線なら「レオポルダウ行き」か「オーバラー行き」が走っているわけさ。構内の案内表示や、ホーム、車両の行き表示でそれを確認し、自分が目指す駅に行く方向に進む地下鉄に乗ろう。
それから上の表を見てU6はU5の書き間違えじゃないの??って思ったあなた、悪くない、実はU5号線は 2023年の完成を目指して現在建設中なんじゃ。だから営業運転している地下鉄は上記の5路線ということになります。
地下鉄の路線図
ウィーン観光で重要な駅一覧
次に観光や移動で重要な地下鉄駅と路線、ポイントを記載した表をお見せする、じゃじゃ〜〜ん。
駅名 | 交通機関 | 観光名所・スポット |
カールスプラッツ |
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シュテファンプラッツ |
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LandstraBer |
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ウィーン中央駅 |
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ウィーン西駅 |
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シュヴェーデンプラッツ |
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ウィーン子連れ旅行でおすすめのスポットのうち地下鉄を利用して行くのが便利はのは、テルメウィーン、シェーンブル宮殿&動物園、プラーター遊園地。そしてこの3カ所に地下鉄で乗り換えなしで行ける場所は「カールスプラッツ駅」じゃ、うははは。
しかもカールスプラッツからは国立オペラ座やホーフブルグ宮殿、シュテファン大聖堂など歴史地区の見どころへも歩いていけるぞ。なので子連れ旅行者の滞在場所としておすすめしたいところなんだけど、空港からダイレクトでアクセスできない、ちゅうー難点があるわけさ。
この記事を参考にしてね↓
【子連れウィーン個人手配旅行】4泊6日で巡るモデルコースとおすすめの観光スポット5
カールスプラッツ駅の地図
地下鉄の運行時間と運行間隔
運行時間 | |
平日 | 朝5時前後から損や0時前後まで運行 |
金曜、土曜、祝日前夜 | 24時間運行 |
運行間隔 | |
6時から20時半頃 | 2〜5分間隔 |
日曜、祝日、平日の5時から6時または20時半以降 | 5〜8分間隔 |
24時間運行の日の0時半以降 | 15分間隔 |
ポイントは金曜、土曜、祝日前夜の24時間運行。子連れで深夜の出歩くことはないと思うけど、24時間チケットなんかを買った人はこーゆーときに一晩中乗って元が取れるぞ。でもどこに行くんだって話ですけど。
ウィーン地下鉄の料金
いろんな種類があるけど、1回券が一番お得です。事前に計画を立てていっぱい地下鉄に乗るからと48時間券とか買っても、旅行先で計画通り予定が進むことはめったにありません。それに夜中は地下鉄に乗らないだろうし、紛失するリスクもあるね。
乗車券の種類 | 料金 | 利用条件 |
1回乗車券 大人 | 2.4ユーロ | 打刻後、途中下車なしで一方向のみ有効(時間制限なし) |
1回乗車券 子供 | 1.2ユーロ | 打刻後、途中下車なしで一方向のみ有効(時間制限なし) |
24時間フリーパス | 8ユーロ | 打刻後、24時間有効 |
48時間フリーパス | 14.1ユーロ | 打刻後、48時間有効 |
72時間フリーパス | 17.1ユーロ | 打刻後、72時間有効 |
回数券 | 40.8ユーロ | 1日乗車券の8枚つづりで、打刻から翌日の午前1時まで有効 |
週間定期券 | 17.1ユーロ | 月曜0:00から翌月曜の朝9:00まで有効 |
1ヶ月定期券 | 51ユーロ | 1日0:00から翌月2日の24:00まで有効 |
ウィーンシティ24時間 | 17ユーロ | 打刻後、24時間有効 |
ウィーンシティ48時間 | 25ユーロ | 打刻後、46時間有効 |
ウィーンシティ72時間 | 29ユーロ | 打刻後、72時間有効 |
*6歳までの子供は無料。15歳までの子供は日曜、祝日、ウィーンの学校休校日は無料。
私ならウィーンシティカードは使わないな
ウィーンシティカードは地下鉄、トラム、バスの乗り放題パスに、美術館や劇場、王宮など観光名所への入場料が割引になるセットチケット。これは一見お得なようにみえるけど、、、、
同じ日数のパスを比較した下の表を見て欲しい。
- 24時間券:8ユーロ
- ウィーンカード24時間:17ユーロ
- 48時間券:14.1ユーロ
- ウィーンカード48時間:25ユーロ
- 72時間券:17.1ユーロ
- ウィーンカード72時間:29ユーロ
ウィーンシティカード24時間は24時間チケットより9ユーロ高いことがわかるよね。美術館や観光スポットで享受できる入場割引は1回2ユーロ程度。だから元を取ろうと思えば、5施設以上に入場しなければならないんだけど、24時間フリーだからって言っても夜中は美術館と閉まってるので、不可能な話だ。
そもそも普通の24時間パスと1回券を比べても、1日に4回以上地下鉄に乗らないと元を取れません。ウィーンは確かに都会だけど観光スポットはほとんど旧市街に集中しているので、歩いて回れちゃうんだぜ。多分1日4回も地下鉄に乗りません。
仮にたくさん地下鉄に乗る計画立てたとしても旅先で計画通り進むなんてことめったにないでしょ。
さらにさらにコップに、1回券には子供割引があるけど24時間券とかシティパスにはそれがない。しかもうしもうまも、日曜、祝日、学校の休校日は15歳以下の子供は無料なので、そのへんを考えたら、1回券をその都度買うのが一番お得な方法ということになるね、くっくっく。
まあ、時間パスにメリットがあるとしたら、地下鉄に乗るたびにチケットを買う手間がはぶけるっていうことかな。
乗車券購入方法
でも地下鉄の乗車券を買うのって慣れちゃえば全然大変じゃないよ。
乗車券は駅の窓口や自動券売機、タバコや雑誌の売店(キオスクみたいな)、市内の交通案内所、アプリなどで買える。バスやトラムの中でも購入できるけど、その場合は割高になるので、あらかじめ買って乗車しよう。
タッチパネル式の自動券売機では、まず自分がわかりやすい言語表示にすることが肝心(通常、ドイツ語表示になっている。英語やフランス語表示はあるが日本語表示はない)。
指示に従ってパネルに触れていけば簡単に購入できるようになっている。ただしたまに紙幣は受け付けないルーズなやつとか、お釣りが出ない頑固者、クレジットカードを受け付けないきちきちタイプ、など個性の強い券売機もあるので、注意しよう。
日本の地下鉄との違い
東京や大阪の地下鉄との違いを理解しておけばスムーズに乗りこなせるぞ、ふふふ。それは次の5点だ。
- 地下鉄だけでなくバス、トラムも一つの乗車券で乗り継げるぞ(Sバーンは別チケット)
- 運賃はどこまで乗っても一律(ゾーンを超えると別料金)
- 改札がない
- 打刻しなければならない
- 乗り放題チケットやシティパスがある
地下鉄を利用するときの注意点
改札がない
ウィーンでの地下鉄はほとんどの駅が無人駅。改札が無い。うう。代わりホームに向う入口に青い刻印機が設置されている。チケットを買ったら自分でチケットをこの刻印機に挿入して、使用開始時間を刻印しなければならないぞ、へぇ〜〜。
ここが日本の鉄道と大きく異なるポイントだよん。車内では検札が抜き打ちで行われており、乗車券に刻印がされていなかったり、あるいは乗車券を持っていないと、不正乗車とみなされ多額の罰金を取られるぞ、ひぇ〜〜。
我が家は子供はチケットが不要と思い、買わずに乗車したら車掌さんが車内検札に来て、こどもも必要だと言われてその場で購入した。その時は特に罰金はなかった。ほ〜〜。
ちなみに駅のホームにある自動券売機でチケットを購入するとき、「Validate now(今すぐ有効化する)」ボタンをプチッと押せば最初から刻印されたチケットが出てくるので刻印機を使用する必要はなしじゃ。バスやトラムでは車内に刻印機が設置されている。
ドアが開かない!
地下鉄のドアは日本のように自動式ではなく、自分で開けるぞ。取っ手を引くタイプとボタンを押すタイプがある。でも閉まるときは自動だぜ、ふっふっふ。
駅名が違う
最後にもうひとつ注意点、空港からの電車が到着する「ウィーンミッテ駅」と、地下鉄の駅は、同じ駅にもかかわらず駅名が違うぞ。Sバーンのウィーンミッテ駅は、地下鉄では「LandstraBer」駅という名前になるって何て読むの???
お得に乗車する方法
地下鉄の運賃は距離に関係なく遠くまで行ってもすぐ隣の駅で降りても同じ、ということは近場へ移動するのに地下鉄に乗るのは損で、遠くへ行くとき乗るのがお得ということになるね。
ところで前述したようにウィーンの観光スポットは旧市街の狭い範囲に集中しているぞ。旧市街を取り囲むリンク内の直径はだたい1.5km、ゆっくり写真を撮りながら歩いてもまあ20分程度の距離だ。つまり歴史地区を観光するときは地下鉄に乗らないで歩いて回るのがお得ということになるな。
そもそも歩くことはとっても健康にいい。旅行中の運動不足解消にもなるのでまさに坊主が屁をこいた、じゃなくて一石二鳥だね!うははは。
それから子連れ旅行者は子供割引がある1回券をうまく使う、15歳以下が無料なる日を把握しておく、ことでお得に地下鉄を乗りこなせる。
まとめると、子連れウィーン旅行者におすすめの観光スポットで地下鉄に乗って行くのが便利な「テルメウィーン」「シェーンブル宮殿&動物園」「プラーター遊園地」へ行くときは地下鉄に乗る、それ以外は徒歩、ということをベースに旅行プランを練ったらいいね。
地下鉄の乗車券はバス、トラムと共通。だけどわずか数日の滞在でバスやトラムの路線を把握して乗りこなすのはよっぽどのツワモノ(って誰だ〜〜)でなきゃ無理だと思うな、うんうん。
ウィン地下鉄パーフェクト攻略法のまとめ
ども、ヤーサス、ウィーンの地下鉄について乗車券の種類や料金、購入方法を紹介してきたよ。路線ごとの特徴や観光に便利な駅とかもね。
乗車券の種類がたくさんあるけど、24時間地下鉄に乗りっぱなしとか、1日で美術館に5館以上入場する予定のある人とかじゃなければ、1回券をその都度買うのが一番お得。そもそも子供は割引とか無料に日があるしね。
だから乗車券の買い方や種類の調査に時間をかけるより、路線別の特徴や観光に便利な駅を参考にして、効率良く楽しく観光できるプランを練る方に注力するのが賢いと思いますだ。
この記事があなたの家族のウィーン旅行の参考になったならとっても嬉しいです。
それでは世界のどこかでまたお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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