イタリア・ベネチア空港でのレンタカーの借り方
💕チャオ!ベネチア到着後最初の朝(旅行2日目ということです)になりましたー。
5時半起床!いやー早過ぎでしょう。でも今日は楽しみにしていたドロミテへ移動する日。ドロミテで計画通りトレッキングを完遂するためにも、一刻でも早くレンタカーを借りてドロミテへ行きたい気分です。
それに「5時半起床」と行っても昨夜は9時半から爆睡しているので、たっぷり8時間は寝ています。おおーー。
レンタカーを借りる手続きに必要なもの
ベネチア空港のレンタカー会社のオフィスがオープンする午前8時になったので、1階到着ロビーに降りて、カウンターで手続きをします。
レンタカーを借りる手続きに必要なものは
- 予約時にプリントアウトした「予約確認書」
- 国際運転免許証
- 運転免許証(日本のもの)
- クレジットカード
です。
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カウンターで申込書に必要事項を記入したあと、スタッフから予約内容の確認と返却場所の説明があり、最後にわたしたちが借りる車の駐車場所を教えてくれて、手続きは完了です。
返却場所は、このベネチア空港ではなく、ベネチア本島のローマ広場です。
レンタカーを借りる場所と返す場所が異なるため、丁寧に説明してくれました。グラッチェ!
レンタカー会社の選び方
レンタカー会社を選ぶ要素は、料金、保険の他に、車種、オフィス所在地、評判、などがあると思います。
今回はその中から「オフィス所在地(ベネチア空港とローマ広場の両方にあること)」と「料金」に重点をおき、何社かのサイトを比較して、エイビスレンターに決めました。
このように自分たちの旅行の計画と照らし合わせ、優先順位を決めて比較すればレンタカー会社選びに間違いはないと思います。
ちなみに大手レンタカー会社はどこも、オフィス所在地、営業時間、休日、に違いはなく、決め手は「料金」でした。
参考記事🐬
料金
今回のレンタカー料金は、ガソリンや保険など必要項目がすべて込みになったオールインクルーシブのパッケージで381ユーロ(6日間、乗り捨て料金込み)でした。車種は「コンパクトサイズ」で4人乗りのフィアットです。
小学6年生のりゅうと2人で利用するには全く問題ありませんし、トランクも2人分の荷物を余裕で収納できる大きさでした。
走りも運転も快適、ドロミテの険しい上り坂もぐんぐん走りましたし、燃費もよかったので助かりました。
返却時のキードロップ
上の写真はベネチア空港のレンタカーオフィスにある「キードロップ」です。ヨーロッパの空港にあるレンタカーオフィスは、アメリカと違い、フライトが運行している時間内でも、営業していないことがあります。
借りるときオフィスが開いてなければ私たちのように待っているしか手はないのですが、返却時は写真の「キードロップ」に車の鍵を投げんで「返却手続き終了」とすることができます。
最初は不安でしたが、何度も利用して幸い今のところトラブルは経験していません。
空港のレンタカー駐車場への道順
ベネチア空港では空港内の到着ロビーにレンタカー会社のオフィスがあります。
借りる手続きはそのカウンターで行いますが、レンタカーは空港内の駐車場に止めてあります。カウンターからレンタカー会社の駐車場までそこそこ歩くので、その道順を説明します。
レンタカーオフィスの先にある空港ターミナルA出口を出てまっすぐ進みます。
通路は他多少カーブしていますが、とにかく通路に沿って進みます。
一般車の駐車場の先にレンタカー会社の駐車場が見えて来ました。
通路の終点を右折して、レンタカー会社の駐車場に入り「エイビス」のエリアを探します。
「エイビス」の駐車場エリアに入ったら、カウンターで借りるとき教えてもらった駐車場番号を探します。
あったあった!赤い看板「エイビス」の看板で「37」が私たちが借りたレンタカーの番号です。
「あったぞー!」と、まるで宝物でも発見したように小躍りまでして喜びました。
コンパクトで運転しやすそうで、なかなかいいじゃないですかー。うはははh。
ヨーロッパレンタカーのちょっと変った操作方
運転席はこんな感じです。カッコいいですね。
そーそー大事なことを忘れていました。この車に限ったことなのか、あるいはイタリアの車が一般的にそうなのかわかりませんが、最初にハンドルを左右に動かさないとエンジンがかかりません。
今回の難点はそれだけでしたが、ヨーロッパでのレンタカーは過去にも
- バックギアの入れ方がわからない
- トランクの開け方がわからない
- 窓の開け閉めがわからない
- 給油口の開け方がわからない
などの難問にぶつかりました。
参考記事🚙
これらは日本の車とはまったく違うロジックで操作しますので、多分いくら考えてもわからないと思います。レンタカーを借りるときに必要なことを確認しておきましょう。
また以前はイタリアでは、オートマ車やエアコン完備車、を予約するのは非常に難しかったのですが、現在はその難点はほぼ解消されています。
それではアクセルを踏み込んで、ドロミテ目指して出発だぁ〜〜!
ベネチア空港のカフェで朝食を食べてみた
さて時間は前後しますが、ここでホテル出発からベネチア空港でレンタカーを借りるまでの「ちょっとしたエピソード」を紹介しちゃおーかなー。
賢明な読者なら(って何推理小説みたいにえらそーに)この記事のトップに「起床は午前5時半」「レンタカー会社のカウンターがオープンする午前8時になったので」という2つのキーワー度が頭の片隅にひっかかっていることと思う。
午前5時半から8時までいったい何があったのか?どんなトラブルが起きたのか?
それをこれから説明しよう、うっふっふ。
それはウソだった!
ベネチア空港行きホテルシャトルバスの朝1便は6時半に出発するらしい。荷物を片付けて、チェックアウトの手続きをして、シャトルバスに乗車。そうそうチェックアウトのさい、「City Tax」ということで2ユーロ徴収されました。
それからフロントのお兄さんに
「ロンドンオリンピックで日本対メキシコの試合をテレビで放映してなかったけど、結果知ってる?」と聞いたら
「もちろん、日本勝ったぜ、いぇ~~い!」
とハイタッチ。いやーこれは気分がいい、次は決勝戦だ!
意気揚々とシャトルバスに乗り込むも、
それが完璧なウソだ、ということをこの時の私たちはまだ知らなかった。
おいおいレンタカーオフィス開いてないぞ
一番のシャトルバスで空港に到着した私たち。日本は負けたのに「勝った」とウソをつかれているだけでも気の毒なのに、さらなる試練が待っていた。
さあ、レンタカーを借りてドロミテ目指してぶっ飛ばすぞ、と盛り上がったのもつかの間
レンタカー会社のオフィスが開いていないではありませんか!
なに~~~、時計を見ると午前6時40分。じゃあ7時から開くんだろうと、勝手に期待して、それまで朝食を食べて待っていようと2階のレストランフロアへ移動。
ぷしゅー
さっきから気になっていましたが、そもそも空港内に人影はまばら。そりゃーあこがれのベネチアに来て、わざわざ朝の6時に去る人もいませんわな。そんななか1軒だけオープンしているカフェを発見。ショーケースの中を見ると、生ハムのパニーノやらチョコクロッワッサンやらが、
「わたしを襲ってぇーー」
と声を大にして並んでいるではありませんか。これはいかん。というかこれこそイタリア!おお~パニーノを暖めたときの麦とハムとチーズの香りの三重奏が、私の鼻孔をくすぐる。
そしてカプチーノの「ぷしゅー」というスチームされるミルクの音。
あーーいけませんいけません。あらてめてしみじみと今わたしたちはイタリアにいるんだ、という感慨が胸にこみ上げ、どくんどくんと血流を早めていました。
レンタカーオフィスのオープンはまさかの8時
いれたてのカプチーノと、極上パニーノをいただきながらも、時計を見ると午前7時をまわっていました。
りゅうをカフェに残し、わたしだけさっと1階に降りてレンタカー会社のオフィスが開いたか偵察に行きましたが、まだひとっこひとりいやしません。並んでいる人も皆無なので、これはまだまだ開かないなーとあきらめたのでした。オーマイガー!
シャッターが降りているレンタカー会社の案内板をよく見ると「開店は午前8時」という表示があります。こんなことなら昨日ベネチア空港に到着したときにレンタカーを借りておけばよかったなー、と後悔。
そうすればいつまでも来なかったホテルシャトルバスを待つ必要も、タクシー代を払う必要も、今朝こうして何時間も空港でオフィスが開くのを待つ必要も、なかったのでおまつさん って誰~~!?。
旅の計画段階にまだまだ甘さがあったとこと反省するのでした。
ついに時間になりました
ベネチア空港の滑走路が見渡せるカフェで、りゅうとのんびり朝食をいただく。
窓の外にはベネチアを目指して着陸する飛行機が増えて来ました。今日も大勢の乗客が期待に胸を踊らせながら、あこがれの水の都に次々降り立つんですね。
1204年、第4回十字軍遠征の時代から、いったいどれだけの人がこの町を訪れたのでしょう。
東野圭吾の文庫本を読みながら、たまに窓の外を眺めてそんなことを考えていたら、レンタカーオフィスがオープンする時間になりました。
さあ、これでやっとレンタカーが借りれるぞ!レッツゴー!
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🤗「イタリア・ベネチア空港でのレンタカーの借り方」はこれでおしまいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたの子連れベネチア旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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