セイシェル子連れ旅行記エピローグ〜子ども達がセイシェルで楽しかった事ランキング
セイシェル航空の機内食/シンガポールが見えてきた
シンガポール・チャンギ国際空港に到着
着陸を告げる機内アナウンスに目を開けると、窓の下に高層ビル街と港の大型クレーン群が見えていた。
どうやらシンガポールに到着するようだ。
アナウンスはシンガポールの現地時間や気温をつらつらと伝え、最後にシートのリクライニングをもとにもどせとせかしている。
はいはい、戻しますよ。
それにしてもよく寝たな。夕べ8時半にセイシェルを飛び発ち一晩中飛行してシンガポールに朝7時半に到着する。
といっても時差があるので実際の飛行時間は6時間くらいですが。
隣を見るとママもこどもたちもまだ爆睡中。
そーっと手を伸ばし、シートポジションをもとにもどして、それからもう一度窓の外に目をやる。
ああ、とうとうここまで帰ってきたんだ。
チャンギ空港では日本語の表示もある/スカイトレイン車内。T1とT2を結ぶ/T2の乗り継ぎカウンター
セイシェル航空のフライトはターミナル1に到着した。
そこからコンコースを歩いてスカイトレイン乗り場へ向かう。
シンガポールから成田へはシンガポール航空を利用するので、スカイトレインでターミナル2に移動しなければならない。
さらにターミナル2の乗り継ぎカウンターで、成田までの搭乗手続きをする。
さて乗り継ぎの手続きが完了して時計を見ると、搭乗まであと1時間くらいある。どうしようか?お腹も減ったし、とりあえずお店をぶらぶら見ながらラウンジへ行って休憩しよう。
チャンギ空港のラウンジ
スターアライアンスゴールドメンバー用のラウンジは、ビジネスクラス客用のラウンジと兼用でターミナルビルの3階にある。
広々とした空間にゆったりソファーが配置され、食事コーナーには海鮮蒸しビーフン、中華粥、スープ、クラッカー、ペストリー各種の他、フルーツ、サラダ、ドリンク、アルコール類が豊富に並んでいる(ぜんぶ無料!)
利用しているのは大半が日本のビジネスマンだ。
そこだけ見るともう日本に帰ってきたような雰囲気。
滑走路に面した大きなガラス窓からは朝の光がきらきらと差し込んでいた。
中華粥/明るくて快適なラウンジ/海鮮蒸しビーフン。たまらん!
エピローグ
「旅行、終わっちゃうね」
「ま、今回もみんな無事でよかったんじゃない」
日本に帰ったら春からリュウは小学1年生、カイはもう4年生になる。
今回の旅行はこどもたちの記憶にどう残るのかな?
きれいな海でたくさん泳いだこと、
星明かりの道を家族で並んで自転車で走ったこと、
ゾウガメや珍しい野鳥をたくさん見たこと。
あわただしい東京での生活が再開したら、こどもたちはほとんどのことを忘れちゃうのかもしれない。
そしてそのままものすごいスピードで親離れして、
あっと言う間に大人になってゆくのだろう。
でもいつか、
壁にぶつかった時や、
出口の見えないトンネルに迷い込んだ時は、
足を止め後ろを振り返ってみて欲しい。
きっとそこには
昔パパとママと穏やに見た、
セイシェルの夕日が輝いているから。
こどもたちがセイシェルで楽しかったことランキング
第三位 海でシュノーケリングをしたこと
第二位 ゾウガメに触ったりえさをあげたこと
第一位 家族で夜自転車に乗ったこと
エデンの夕陽とフレンチキッス/セイシェル子連れ旅行記 完
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。