バオバブ観光の拠点・モロンダバのホテルレナラ

2019年3月2日

「ここがモロンダバの中心、独立大通りです」

強烈な日差し、舞い上がる砂埃、露店が軒を列ね、道路は数えきれないほどたくさんの人やら牛やらで埋め尽くされている。

まさにアフリカのイメージ通りの光景。すごいエネルギーだ。

 

モロンダバのホテルレナラ

 

空港からホテルへ

空港からホテルへ向かう途中、われわれを乗せた送迎車は、モロンダバの中心を通り抜ける。道路はもう何十年も手入れが施されていないようで、積年の風雨により路面には大きな穴がそこら中に開いている。その道を走る車は右に左に前後にすごい勢いで揺れ、乗ったことはないが月面探索車かなんかの乗り心地に近いのだろう。

やがて道の両側の露店がまばらになり、路上を埋め尽くしていた人も減り、どうやら中心部を通りすぎたようだ。緑の丸いドームが印象的なイスラムのモスクを通りすぎた所で、車は大きく右にカーブし、その先に海が見えてきた。

「もうすぐホテルに着きます」

助手席に座っているマミーが振り返って言う。

おお~~ついに到着ですかーー。

成田からバンコクで乗り継いで、レユニオンでいったん着陸して、また離陸して、やっと到着したアンタナナリブで、またまた乗り継いで、今度の今度こそやっとやっと着いたモロンダバ。いや~~遠かった。自宅を出発してかれこれもう25時間以上もかかってるぞ。早く部屋で休みたい。いや、シャワーが先か、なんて考えていたら、長い直線の砂の道を急に左に入り、やしの木々に囲まれた中庭のようなところで車は停車した。

そこがわたしたちのマダガスカルでの最初の宿、ホテル・レナラだった。

 

モロンダバの独立大通りとホテルのビーチとレセプション

                          モロンダバの独立大通り / ホテル前のビーチ / ホテルのレセプション

 

ホテル・レナラ

ホテル・レナラは、南国の花や木が覆い茂る敷地の中に、藁葺き屋根の可愛らしいバンガローが点在しするリゾート感覚あふれるホテルだ。一番外側のバンガローはビーチに面している。

車から降りてあたりをきょろきょろしていると、支配人らしき人と話していたマミーが戻って来て、すぐ部屋に入れます、と言う。やった~~、マミーナイスプレイ!まだ朝の10時半だから、すぐ部屋を使わしてくれるかどうか、内心ドキドキしてたんだ。マダガスカルがこんなに暑いとは思ってなかったので、真冬の日本から来たわたしたちは、そりゃ~仮想行列かい?それとも何かのガマン大会かい?っていうくらい、ふさわしくない格好をしていた。早くぱっぱと着ているものを脱いで、半袖短パンビーチサンダルの真夏フルバージョンな格好になろう。

「それでは12時にレストランの前で待っています」

なんでもてきぱきとこなすマミーは、本当まじめで頼りになるガイドだ。いい人に恵まれてよかったね、とママが後ろ姿を見送りながら言う。何はともあれ無事マダガスカルに到着した。これからこの国でどんな冒険が待っているのだろう?。期待とちょっぴり不安に胸をときめかせながら、スーツケースを開け、荷物の整理をはじめるのだった。

 

これがボクたちのバンガロー

            これがボクたちのバンガロー

 

客室

われわれのバンガローははB-6号室。目の前にはビーチが広がる。ただしビーチの砂が山のように盛り上がっていて、室内から海を観ることはできない。バンガローの入り口は小さなテラスになっていて、イスが2脚置かれている。室内は、ダブルベッドがひとつとシングルベッドが2つ、トイレ、シャワー、洗面台はそれぞれ独立しているが、バスタブはない。エアコン付き。

住所 B.P.163 Nosy Kely

Tel (020-95)920-89

E-mail : renala.sabledor@mel.wanadoo.mg

 

客室の写真