アンタナナリブ国際空港に到着〜アリアリ(為替)に両替、荷物受け取り、トイレ、国内線ターミナル

2019年3月1日

アンタナナリブは不思議な町だ。アフリカなのに水を満々とたたえた水田が広がる。飛行機に20時間以上揺られたロングフライトのあとで、さぞ異国情緒たっぷりの光景がおがめれるかと思ったら、日本の田園地帯のような風景があらわれて意表をつかれる。

またアフリカと言えば灼熱の気候をイメージするが、飛行機から外に出た瞬間感じるのはひんやりした気持ちのいい空気。アンタアナリブは標高1400mの高原地帯に位置するため、気温は1年中、日本のゴールデンウィークの最中ような過ごしやすさなのだ。

アンタナナリブ・イヴァトゥ国際空港

 ついにマダガスカルに到着した~ / タラップを降りてターミナルビルへむかう

アンタナナリブ・イヴァトゥ国際空港

緑の草原に囲まれた滑走路に着陸した飛行機は、ターミナルビルの近くまで走行して停止した。ドアが開いて前方から人がぞろぞろと降り始める。どうやらタラップで下まで降りて、歩いて空港ターミナルビルへ向かうようだ。わたしたちの順番になり、ドアの外に出た見晴らしのいい所でちょっと立ち止まり、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込む。

あ~~ついに、マダガスカルにやって来たんだーー!雲の切れ間から太陽が顔を出し、わたしたちの到着を歓迎してくれているようだ。滑走路の地面を歩く人の影がくっきり浮かび上がっていた。

アンタナナリブとは「1000人の兵士」「1000の町」「1000の丘」というような意味だと言う。ぱっと聞くと、それぞれあまり関連性がないように思えるが、「1000」が「標高の高い」、という意味だとわかると、なんとなく理解できる。1794年にメリナ王朝の首都と定められて以来、マダガスカルの政治、経済、交通、の中心都市として栄えてきた。人口はおよそ90万人、独立大通りを中心に、階段や坂の多い町並みが広がっている。

イヴァトゥ国際空港はそのアンタナナリブの中心から北西へおよそ14kmの距離に位置する。タクシーなら市内まで2万アリアリ、時間はおよそ45分程度だ。

到着ロビー

    税関の様子 / 出迎えの人でごったがえす到着ロビー

手荷物受け取り

タラップの階段を一段一段踏みしめなが地面まで降りて、三角屋根のターミナルビルへ向かう。

建物の中に入るとまず入国審査があり、そのあと荷物受取所へすすむ。ターンテーブルを流れてくる荷物を待つが、なかなか出てこない。バンコクでの乗り継ぎで、荷物だけ置いてけぼりになってたら、大変なことになるぞ。バンコク~アンタナナリブのフライトは週に2回しかないので、しばらく荷物がない状態で旅を続けなければならない。そんな心配をしながら荷物が来るのを待っていたら、ターンテーブルを見つめる人の群れの中に、見覚えのある顔を見つけた。

松崎さんだ。

「あー、松崎さん、こんにちは!」

「あー、こんにちは、お疲れさまでした」

松崎さんは、今回わたしたちが手配をお願いしたマックスサファリのスタッフで、マダガスカル旅行に関しては日本で第一人者だ。松崎さんがホームステイをしていたフォールドーファンに「里帰り」するため、たまたまわたしたちと同じフライトで、日本からマダガスカルにやって来ていたのだ。情報の少ない未知の国を旅する、子連れのわたしたちにとって、同じ時期にそんな頼りになる人が滞在していると思うと、ものすごく心強い。

「すいません、乗り継ぎ時間がおしているのでお先に失礼します。何かあったら携帯に連絡下さいね」

わたしたちより先に荷物が流れてきた松崎さんは、そう言って税関のほうへ急ぎ足でかけていった。この時、ああ、そういえば松崎さんの携帯番号、日本に置いてきちゃったなー、と気づいたが、急いでいるようだし、追いかけてわざわざ呼び止めるのも申し訳ないと思い、そのまま後ろ姿を見送った。まあ、問題なんてそうそう起こるもんじゃないし、別にたいしたことじゃないでしょ~~。

しかしこのあと、あの時背中をつかんででも呼び止めて携帯番号を聞いておけばよかったと、陸に打ち上げられた魚のように身をよじって後悔することになるのだが、この時はまだそんなピンチがやってこようなんては知るよしもなかったのだ。

マダガスカル人ガイドのマミー

    マダガスカル人ガイドのマミー。よろしくお願いします!

はじめまして!マミーさん

さて心配していた荷物もひとつふたつと流れてきて、無事すべてゲット(我が家ではリスク分散のため、複数の鞄に荷物を分けています)。

税関を通って到着ロビーに出る。そこにはいきなりすごい数の人が出迎えていて、びっくり。その中にわたしたちの名前が書かれた紙を持って、少し不安そうなおもむきで出口から出てくる乗客の列を見つめているお兄さんがいた。

それがこれから1週間、マダガスカルでわたしたちと行動をともにしてくれる、マダガスカル人ガイドのマミーだった。マミーはわたしたちを見つけると、ちょっとたどたどしい日本語で、でもせいいっぱい明るく、そして少し緊張しながら、頭を下げてあいさつをした。

「こんにちは、わたしはマミーと申します。どうぞよろしくお願いします!」

空港のトイレ

マミーと挨拶をかわしたあと、モロンダバ行き飛行機の搭乗手続きをするため、国内線乗り場のほうへ行こうとしたら、おっと、リュウがトイレに行きたいと言いだした。マミーに聞くとトイレは、国際線到着ロビーの出口に向かって右側地下にあるという。

ほらさっさと行ってこい。(このトイレはチップが必要です)

リュウが戻ってきたら、今度はカイがやっぱりオレも行くと言う。ママの顔を見るとおでこの両側に、ピキッと十字の血管が浮かび上がっている。ああ、お怒りだ。でも顔はニコニコしてて「早く行って来い」と言うだけ。怒りを押さえているんですね。ほっーー。

ところがカイが戻って来てさあ行こう、という時になって、今度はわたしがトイレに行きたくなってしまった。ママの許可を得ようとしたら、そこで怒りの防波堤が決壊

「お前ら親子でふざけてんじゃねーぞ!!」と叫ぶ、

その雄叫びはアンタナナリブの澄んだ空に遠くこだました。

国内線ターミナルへ移動

さて、トイレから帰ってきたら、あらためて移動開始。いったん建物の外へ出て、国内線のターミナルへ歩いてむかう。移動と言っても国際線と国内線のターミナルビルは、隣同士仲良く並んで建っているので、ほんの100メートル足らずの距離だ。マミーの後について国内線のビルへ向かう途中、マミーがカイとリュウに質問する。

マダガスカルは初めてですか?」

「うん!」

「飛行機ではいい子にしてましたか?」

「いい子にしてた!」

   マミーといっしょに国内線ターミナルへむかう / 国内線ターミナルビルの入り口 / 為替両替所

アリアリに両替

国内線のビルに到着して、そういえばまだマダガスカルのお金を持っていないことに気づいた。マダガスカルのお金は「アリアリ」(Ariary)と言う。1万アリアリがだいたい650円くらい。40万アリアリ以上の外貨への再両替や、国外への持ち出しは禁止されている。紙幣は100、200、500、1000、2000、5000、1万の7種類。

今回の旅行では食事代やホテル代、国内移動の料金はすべて旅行代金に含まれており、日本出発前に支払いは完了している。なのでそもそもアリアリを持つ必要があるのだろうか?また両替は日本円、ドル、どちらからでも可能なのか?クレッジトカードはどれくらい使えるのか?

そのへんの疑問をマミーにぶつけてみた。

すると、これから行く、モロンダバやベレンティーではまずクレジットカードは使えないらしい。町中のお店だけでなくホテルでの清算にも使えないという。今回の旅行はホテルの宿泊代や食事代は含まれているが飲み物代は別途支払い。それとチップやお店でおみやげやなどを買う時にも、アリアリが必要になるとのこと。

さらに、ドルやユーロはこれから行く先々でも両替できるが、円から両替するならここしかないと言う。ドルは今回あまり持ってきてないし、それじゃここで日本円をアリアリに換えておこうか。

で、次の疑問。いったいいくらくらい両替したらいいんでしょう?

水やビールなどがだいたいいくらくらいするのか、チップはどんなケースでいくらくらい必要なのか、マミーに聞いて、それにマダガスカルでの滞在日数を考慮して、ちょっと多めだけど、日本円で5万円分両替することにした。米ドルはこれから地方に行って万が一時のために温存しておく。

ちょうど国内線ターミナルに入ってすぐ右手に両替所があった。5万円とパスポートを渡してしばらく待ってると、すごい量の札駄が出てきた。数えてみると74万アリアリもあるぞ!。ありぃ~~、一気に大金持ちになった気分。フッフッフ。それしてもマダガスカルのお金、アリアリって言うの、おかしいね。そんな名前、いくらでもツッコミたくなります。

           国内線の搭乗カウンター / 手荷物検査場 / 国内線の搭乗待合室

この記事があなたの子連れマダガスカル旅行の参考になったならとても嬉しいです。

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それではまたお会いしましょう、ボンヴォヤージュ!

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